9月10日「世界自殺予防デー」から1週間は「自殺予防週間」です
毎年9月10日はWHOが定めた『世界自殺予防デー』です。
わが国では『世界自殺予防デー』から1週間を『自殺予防週間』と定めて、集中的に取り組みを行なう期間としています。
横須賀市の自殺予防週間の取り組み
横須賀市でも毎年『自殺予防週間』に街頭キャンペーンを実施して、市民のみなさまに情報発信と啓発活動を行なっています。
この数年間、横須賀市の自殺対策街頭キャンペーンは昼・夜の2部で開催しています。
かつては、夜だけだったり、朝に開催していました。
2016年に横須賀の自殺による犠牲者の特徴を内閣府に『特別集計』という形で分析してもらったのです。
本市の犠牲者を分析した結果、ご高齢の方々と主婦の方々が多いということが判明しました。
ハイリスクの方々にこそ、アプローチしなければなりません。
そこでフジノは、毎年開催している『街頭キャンペーン』を昼間に開催するよう提案しました。
こうして数年前から、お昼の時間帯に買い物にいらしているご高齢の方々や主婦の方々にアプローチする為にイオンや久里浜商店街で開催させていただいています。
久里浜はろーど通りをお借りして「自殺予防街頭キャンペーン」を実施しました
今年も久里浜商店会協同組合さんの全面的なご協力を頂き、『はろーど通り』での開催することができました。
お買い物で通行する方がたくさんいらっしゃいますし、京急久里浜駅に向かう人・帰ってきた人もたくさん通りますので、とても有効な場所だと思います。
今回もたくさんのボランティアの方々に参加していただきました。
ゲートキーパー研修を終えたみなさんをはじめ、神奈川県立保健福祉大学の学生さんたちがボランティア参加して下さいました。
総勢20名です!
もちろんスカリンも参加してくれました。
森下理事長のおかげでマイクを使わせていただきました
いくら20名もボランティアさんが居て下さっても『はろーど通り』は長いので、なかなかアナウンスをするのは難しいです。
例年のようにフジノが大声をはりあげて、活動の趣旨を通行人のみなさまにお伝えしていました。
すると、今年3月の街頭キャンペーンの時と同じように森下守久理事長(久里浜商店会協同組合理事長)が笑顔でマイクを持って来て下さいました。
森下理事長のおかげで『はろーど通り』全体のスピーカーを通して、自殺予防週間の説明と活動内容や配布物についてお知らせすることができました。
昨年に続いて
「マイクを使ってアナウンスをする前はなかなか配布物を受け取ってもらえなかったのが、アナウンスをするようになってからは通り過ぎた人もわざわざ受け取ってくれるようになったよ」
とボランティアの方におっしゃっていただきました。
今年3月も今回もフジノがマイクを担当したのですが、リーフレット一式を受け取っていただける一助となったならばとても嬉しいです。
森下理事長、ご協力に心から感謝しております。
こうして1時間の活動を無事に終えることができました。
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ゲートキーパー研修を終えたボランティアのみなさん、県立保健福祉大学の学生ボランティアのみなさん、ありがとうございます。
そして、受け取って下さった通行人のみなさま、本当にありがとうございます。
この後、夜の部は17時から横須賀中央駅前ワイデッキで開催する予定です。
もしも見かけた時は、ぜひ改定したばかりの新しいリーフレットをお手に取っていただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します!