ついに実現!ごみの個別収集をご高齢の方を対象にスタートします
これまでフジノだけでなく、多くの議員が願ってきたことがついに実現します。
まずスタートにあたって対象となるのは、下の条件全てを満たす方のみとなります。
- 65才以上であること
- ご自身でごみの集積所にごみ出しをすることが困難であること
- 家族・親族・ご近所さん・地域ボランティアなどのごみ出しのご協力が難しいこと
- ホームヘルパーによるごみ出し支援が受けられないこと
- 一緒に暮らしている方が「要介護度2以上である」または「福祉事務所長が必要と認める世帯(例えば、難病など)」であること
- 住民税非課税世帯であること
今回ここまで条件を厳しくせざるをえないのは、どれくらいの世帯から申し込みがあるか推計できないからです。手探りでのスタートとなります。
とても厳しい条件ですが、担当課としては「50~60世帯位から申請があるのではないか」と見込んでいます。
まずは対象を絞ってのスタートとなります。
まず高齢福祉課にて、民生委員・ケアマネ・支援者の方からご相談を受け付けます
また、条件にあえばどなたでもごみの個別収集を受けられる訳では無いことをあらかじめお詫びいたします。
流れとしては
- 現在、実際にごみ出しの支援をしている方(民生委員・ケアマネージャー・地域の支援者の方など)は、まず福祉部高齢福祉課にご相談ください(*注:直接ご本人が高齢福祉課にご相談するのではない点にご注意ください)。
- ご相談を受けた高齢福祉課が、そのご高齢の方が条件全てに合致するか確認します。
- 条件全てに合致した場合、高齢福祉課と資源循環推進課で打ち合わせを行ないます。
- 支援者の方と、高齢福祉課・資源循環推進課・資源循環久里浜事務所職員とで、現地確認とご本人との調整を行ないます
- 資源循環久里浜事務所の職員が、週1回、「燃せるごみ」「缶・ビン・ペットボトル」「容器包装プラスチック」「不燃ごみ」をまとめて個別収集します。
となります。
すでに関係機関への周知は終えています
今日このブログでは初めて取り組みを発表しましたが、関係機関等への周知は終えています。
- 6月12日、各地域包括支援センターの管理者へ周知
- 6月15日、民生委員児童委員協議会会長へ周知
- 7月3日、民生委員児童委員協議会常任理事会にて周知
- 7月24日、行政センター館長会議で各行政センター館長へ周知
- 8月6日、高齢者地域ケア会議各委員へ周知
- 8月9日、西地区民生委員児童委員協議会にて周知(常任理事会後、個別説明の要望があった為)
- 8月9日、居宅介護支援事業所連絡協議会にて概要説明
- 8月29日、居宅介護支援事業所(130事業所)へ周知
ご自身がごみ出しに困難を抱えておられる方は、どうかまず民生委員・ケアマネージャー・支援者の方などにご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
2つのお願いがあります
本当に、本当に申し訳ないのですが、さらに2つのお願いがあります。
まず第1に、地域の助けあい団体の活動などがある場合は、そちらをご優先下さい。
例えば、武には地域の助けあい団体があってごみ出しもとても低廉な金額で行なって下さっています。
今回の取り組みをご利用いただけるのは、こうした助けあい団体が無い地域の方々が対象となります。
第2に、資力のある方は民間のごみ収集運搬業許可業者(市内に11社あります)のご利用をご優先下さい。
こうしたお願いを繰り返さざるをえないのは、実際の収集を担当する資源循環久里浜事務所の職員の数が決して多くないこと、またごみ出しのニーズがどれくらいあるのか現時点でははっきり分からないことからです。
取り組みを進めていく中で、ニーズが明らかになっていけば、必ずその対象を拡大できるようになるとフジノは考えています。
まずはこの取り組みをスタートさせて下さい。
民生委員のみなさま、ケアマネージャーのみなさま、そして地域でご近所の方のごみ出しをして下さっているみなさま、どうか今回の取り組みにお力をお貸し下さい。
よろしくお願い致します!