教育委員会定例会の傍聴は必須!だけど・・・
何年間にもわたって繰り返し記してきたことなので、具体的な内容の繰り返しはあえて書きません。
でも、教育委員会が毎月開催している定例会はとても重要です。
そこでフジノは意地になって
『「STOP!傍聴者ゼロ」キャンペーン』
をひとりで行なっています。
この教育委員会定例会は常に市民のみなさまがリアルタイムで内容を知るべきだと考えているからです。
傍聴に来てほしいのです。
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とはいえ、市民のみなさまがお忙しい中で、平日の午前中に開かれる定例会はそもそも傍聴が難しいものです。
そこで、何とかして誰もがアクセスしやすいオープンな教育委員会定例会の在り方にしたいとフジノはいくつもの提案を議会で行なって、様々な形で実現をしてきました。
ただ、唯一、実現していないのが、インターネット生中継です。
「その他」で何が話されるのかは、事前には全く分からないから傍聴に行くけれど・・・
例えば、フジノの提案で実現した事柄のひとつが
- 定例会の議事(プログラム)の事前公開
です。
これによって、次回の教育委員会定例会では何が話し合われるのか、何が報告されるのか、事前に分かるようになりました。
例えば、下の画像が今日開かれた委員会のプログラムです。
議事は1つだけで、あとは報告事項しかありません。
しかもその議事は、今後の予算についてのことなので非公開(=秘密会)で傍聴はできない性質のものです。
今回の場合、フジノたち傍聴者が聞くことができるのは『報告事項』についてだけなのです。
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今回の報告事項は全て終わった行事についての報告ばかりですから、なにか大きな教育方針が動くようなことはありません。
だから、前もって「この議事は要注目だ!絶対に傍聴を!」と呼びかけるような内容ではそもそもありませんでした。
それでもフジノは今日、傍聴に来ました。
何故ならば、定例会の最後には必ず、事務局も委員メンバーも自由に何についても話すことができる『その他』という時間があるからです。
『その他』で何が話されるのかは事前に全く分かりません。
もしもこの『その他』で重要な問題提起がなされたら?
そう考えると、聞き逃すわけにはいかない。
したがって、事前に公表される議事の内容がいかに穏やかで問題も何も無いとしても、やっぱり『その他』で何が話されるのか分からない以上、フジノは傍聴に足を運ばざるを得ないのです。
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今日は『その他』で誰も挙手もなく、あっけなく終わりました。
こういう日もあるとため息をついて退出しました。
でも、改めてインターネット生中継の必要性を感じました。
フジノは政治家ですから、日々の行政や教育委員会の動きを全てチェックし続ける必要があります。
そのフジノでさえ、足を運んだことに徒労感をおぼえる日があります。
何故、スマホで生中継で観られないのか。
議会はとっくにスマホでも観られるのに。
何故、録画で定例会の様子を観られないのか?
こんないち市議のフジノだって、毎回の教育委員会定例会を傍聴する為には必死にスケジュール調整をしています。
市民のみなさまに傍聴をお願いしたいとずっと考えてますが、やはりいちばん良いのはインターネット生中継をし、録画公開をすることの方が有効だと思います。
そんなフジノの問題意識に対して、現在の教育長は「このままで良いとは考えていない」と共感はしてくれています。
しかし、実際にはこの1年間で動きはありませんでした。
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市民のみなさま、やっぱり教育委員会定例会はインターネット生中継が必要です。そして録画公開も必要です。
あなたのおこさんやお孫さんの学校教育、あなたやあなたの親御さんたちの社会教育、あらゆることがここで決められていきます。
何かが決まった後に反対運動をしても、ほとんどの事柄をくつがえすことができないのはみなさまご存知かと思います。だからこそ、常にチェックをしていなければならないのです。
でも、傍聴に毎回来ることの大変さはフジノが身をもって体験しています。
市民のみなさまに「来て下さい」とはとても言えません。
ならば、絶対にいつでもどこでも観られる体制づくりが必要です。
市民のみなさま、教育委員会定例会のインターネット生中継・録画公開の実現の為に、力を貸して下さい。
どうかお願いします。