「クリぼっち」圧力に負けないで
毎年新しい言葉が生まれては消えていきます。
けれどもなかなか消えない単語の1つに『クリぼっち』という単語があります。
『クリぼっち』とはクリスマスを1人で過ごす事を表現した造語です。
異性の恋人か同性の友人を対象にしている場合が多く、実家暮らしなどで家族と過ごした場合などは本来「ひとりぼっち」ではありませんが、それでも「クリぼっち」と言う場合もあります。
この用語が使われ出した詳しい時期は不明ですが、川島海荷さんが2010年のクリスマスシーズンに発言していますので、少なくともこれ以前と思われます。
(サイト『キーワードノート』より引用)
上のサイトではニュートラルな感じで説明されていますが、2018年現在ではネガティブな意味合いで使われているように感じます。
世の中がみんな華やかなイルミネーションに彩られて、まるで誰もが幸せに過ごしているかのような雰囲気が醸し出されています。そんな祝祭の時期にひとりで居るのはネガティブなことのようにメディアが大声で喚いています。
でも実際は、消費を喚起したいからいろいろな外国のイベント(ハロウィーンとかセントパトリックデーとか)を日本に持ち込んでいるだけ。
ただの『虚構』でしかありません。
クリスマスイブもクリスマスも、昨日と変わらないただの1日なのです。
どうかお願いです。みなさま、『クリぼっち』という単語に象徴される、まちがった同調圧力にどうかだまされないで下さい。
フジノは今年も『クリぼっち』で『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をいつもどおりに行ないました。
それでもつらい時はどうか「横須賀こころの電話」にお電話くださいね
けれども世の中の同調圧力はすさまじくて、フジノの言葉くらいではきっと届かない人がほとんどだと思います。
ひとりで居ることがつらかったり、さみしかったり、誰かの声が聞きたい、誰かと話したい、そんな想いを抱くのは当たり前のことだと思います。
そんな時はどうか『横須賀こころの電話』にお電話をかけていただけないでしょうか。
『横須賀こころの電話』は年中無休なので、クリスマスイブの今夜も0時までオープンしています。
どうかフジノの声をあなたの大切な人に届けて下さいませんか
今夜はずっとフジノの言葉に耳を傾けて下さっていた方が
「ずっと連絡を取っていないきょうだいに電話してみようと思います」
と声をかけてくださいました。本当にありがとうございます!
下の動画で語りかけているとおりで、いくらフジノがワイデッキで必死に語りかけても、本当にその想いを伝えたい方には全く届いていないことを知っています。
あなたのまわりの誰かが悩んだり困っていたら、どうか『横須賀こころの電話』の存在を教えていただけないでしょうか。
あなたの何気ないひとことで救われる命があるかもしれません。
それこそ、本当の意味でのクリスマスイブの奇跡のように、あなたの言葉は必ず誰かの心をラクにしてくれるはずです。
どうかあなたとあなたの大切な存在が今日1日を乗り切ることができますように、フジノは心からお祈りしています。