横須賀市議会の政務活動費のしくみ
横須賀市議会では『政務活動費』を年2回に分けて支給しています。
各議員には、半年ごとに83万4000円ずつ支給されています(前期分は4月に、後期分は10月です)。
そして『政務活動費運用マニュアル』に基いて、半年ごとに、全ての領収書を添付した『収支報告書』を議会事務局に提出するルールになっています。
2018年3月31日をもって2018年度が終わりました。
2018年度後期分の締め日となりましたので、すみやかに『収支報告書』を提出しなければなりません。
2018年度・後期分の政務活動費収支報告書を完成させました!
グチになってしまうのですが、『収支報告書』の作成にはとにかくものすごく労力と時間がかかります・・・。
それでも、なんとか昨日と今日の2日間で、一気に完成させてしまいました。
明日、議会事務局へ提出しに行こうと思います。
上の表が完成した『収支報告書』の表紙です。
それぞれの内訳(具体的にいつ何をいくらで購入したか)などの詳しい内容はこちらに掲載しました。
ぜひご覧下さい。
フジノはたったひとりきりで作成しているのでミスもあるかもしれません
提出した『収支報告書』は、これから議会事務局のみなさまにチェックをしていただくことになります。
毎回たったひとりきりでフジノは『収支報告書』を作成しています。
エクセルへの入力、膨大な枚数の領収書を用紙へノリでの貼り付け、交通費の精算の為のルート確認など、何度も自分でチェックをして見直します。
でもひとりだとダブルチェックができないので、何度も見直したのに、提出後に単純な計算ミスや費目の取り違えなどのケアレスミスが発見されて、どうしても何か所かは毎回修正しなければなりません。
ですから今日完成したものは、あくまでも『暫定版』とうけとめてください。
それでもフジノとしては
「一刻も早く市民のみなさまに情報公開をしたい」
という立場ですので、毎回このブログでは『暫定版』の段階で公開をしています。
ぜひご意見をお寄せ下さい
半年ごとに同じことを書いていますが、今回も書きます。しつこくてごめんなさい。
世間では『政務活動費』に対して、市民のみなさまからは厳しい視線しかありません。
当然ながらその原因は、議員自身にあります。
信じられないような使いみちをしたり、私腹を肥やす為にニセの領収書を使ったりする人々があまりにもたくさんニュースで報じられています。
けれども政治家に限らず、会社員も自営業も仕事をするには『経費』が必要なのは変わりません。
『政務活動費』はあくまでも仕事をする上での『経費』です。
会社員時代も、市議である今も、より良い仕事をする為には『経費』が必要です。
良い仕事をしたい。
それだけがフジノの願いです。
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ぜひフジノの『収支報告書』をご覧いただいて、ぜひご質問やご意見をみなさまから頂きたいと思っています。
「この視察はどの一般質問・委員会質問につながっているのですか?」
「この研修を受けて、課題の解決に向けてどのような政策立案につながりましたか?」
「この本を読んで、政策にどんなふうに反映したのですか?」
と。
ひとつひとつの視察や研修や本はどれも思い入れをもって行なっていますので、時間さえ許せば、ぜひお話させていただきたいです。
同時にみなさまにもご理解いただきたいことがあります。
『政務活動費』での視察や研修や購入した本は、短期的にすぐ政策や質疑に反映できることばかりではありません。
長期的な研究を重ねてようやく立案できる政策もたくさんあります。
こうしたことも含めてぜひ語りあうことができたらいいなといつも思っています。
そして
「提案した政策は実現したのか?」
「実現した政策の効果はどうだったのか?」
という本質的な意見交換ができたら嬉しいなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
後日追記:翌4月4日、議会事務局へ正式に提出しました
このブログを記した翌日4月4日に、正式に議会事務局へ提出してきました。
議会事務局のダブルチェックをしてもらい、正式版が完成します。
その後、横須賀市議会ホームページの政務活動費コーナーに掲載されることになります。