最終投票結果が出ました
選挙管理委員会から神奈川県知事選挙の最終投票結果の報告がありました。
黒岩知事が3度目の当選を果たしました。
そして、その差は圧倒的でした。
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このブログでは、岸牧子さんについてフジノの想いを記したいと思います。
投票に行ってきました
時間はさかのぼりますが、昨日のお昼にフジノは投票に行ってきました。
フジノが投票したのは下のとおりです。
神奈川県知事選挙 | 神奈川県議会議員選挙 |
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岸牧子 | 井坂しんや |
フジノが投票した岸牧子候補は落選してしまいました。
岸牧子さんへの想いを改めて記したいです
投票する基準は、人の数だけいろいろな考え方があると思います。
フジノは今回のように2つの選挙があったり、比例区と選挙区のように2票を投じられる場合、このように投票する基準を決めています。
- 1票は『政治家としての自分』の考えで投じる
→政治家として、リアルに現実を動かしていく為に必要な存在に投票する - 1票は『個人としての自分』の想いを託す票を投じる
→個人として、想いや信念を託したい存在に投票する
今回の選挙では、
『政治家としてのフジノ』は、県議会議員は井坂しんや候補に投票しました。
この4年間、機会を捉えて意見交換をさせていただいていますし、県と市と連携して取り組む上での大切な存在だからです。
落選するとは全く思いませんでしたし、今後もリアルに現実を動かしていって下さると信じて投票しました。
『個人としてのフジノ』は、県知事は岸牧子候補に投票しました。
立候補した時から黒岩知事が再選されることは誰の目にも明らかでした。
そもそも横須賀市長選挙で当選できなかった岸牧子候補が神奈川県知事選挙に当選できる票を得ることは、現実的にはありえません。
しかし、民主主義の根っこである選挙が成立しない=無投票で決定してしまうことだけは絶対にあってはなりませんでした。
『選択肢を示せない』ということは、本当に現役の政治家としては恥ずかしいことです。
フジノ自身もとてもそう感じます。
そんな時あえて市民団体の推薦を受けて、岸牧子さんが手を挙げて下さった。
岸さんの決断は、民主主義を守る上で、本当に素晴らしい決断だったと思います。
岸さん個人としては、苦しい決断だったと思います。
ツイッターなどSNSをみていると、無責任な発言がたくさんありました。
でも、観客席から無責任なやじを飛ばしているだけで、どの発言も岸さんの行動の尊さに勝るものはありませんでした。
落選するとわかっていても、相手が圧倒的な巨像のような存在であっても、対立軸がなければならないのです。選択肢が必要なのです。
だから、絶対に誰かが立候補しなければならないのです。
今回、既成政党はどこも候補者を出せませんでした。
本来ならば、既成政党が対立軸を打ち出すべきでした。
誰も動かない中で、民主主義を守る為、市民活動を長年にわたってがんばってきて下さった岸牧子さんが立候補したのです。
まさに身をていして民主主義を守った。本当に素晴らしいと思います。
今回、神奈川県内をくまなく回った岸さんは、その願いや訴えを広く多くの県民のみなさまにお伝えすることができたはずです。
岸牧子さんは民主主義を守る為に闘ったのです。選挙には落選しましたが、民主主義は守られました。
タイトル『岸牧子さんという大切な存在』
今回、市内で様々な市民活動をしている方々は『市長選挙に候補者を擁立しない方針』でおられたようです。みんな、うまく吉田市長に取り込まれてしまったようでした。
フジノは広川候補を応援する立場ですが、多くの市民活動を共にしてきたひとりとして『候補者を
立てないという方針』をふがいなく感じましたし、とても悔しかったです。
だから、周囲の反対を押し切ってまでも、岸牧子さんが立候補を決断した時、「とても素晴らしいことだ」とこころから拍手を送りました。
市長選挙では他の候補を支援するフジノですが、岸牧子さんの生き方はとても立派で深く尊敬しています。
(2013年5月23日のブログ記事より)
改めて、今も本当に同じ想いを強く感じています。
フジノの1票は、たとえ岸さんが落選したとしても全くムダにはなっていません。
岸さんの生き方はとても立派で、深く尊敬しています。立候補して下さって、本当にありがとうございました!