新しい任期で2回目の「政策検討会議」が開かれました
前期に続いて、フジノは今期4年間もメンバーに就任しました。
今期も政策重視の横須賀市議会への改革をめざす強い想いを持つメンバーが集まりました。
会派 | 委員 |
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公明党 | 石山満(委員長) |
よこすか未来会議 | 伊関功滋(副委員長) |
よこすか未来会議 | 高橋英昭 |
自民党 | 南まさみ |
公明党 | 二見英一 |
共産党 | 大村洋子 |
無会派 | 藤野英明 |
前期の政策検討会議で、最低でも4年間の任期で4本の条例づくりと政策提案をしていこうと決まりました。
前期メンバーのうち再選された議員は再び今期もメンバーとなりました(フジノも前期からの留任のひとりです)。
それによって、改選後の今期も改革の方向性だけでなく「政策立案重視の横須賀市議会へ変わるんだ」という改革への想いも変わらずに受け継がれています。
まずは2019年度に作る条例を何にするか
第1回は5月29日に開かれて、すでに本格的な議論に入っています。本日、第2回を開きました。
前期の政策検討会議で、最低でも4年間の任期で4本の条例づくりと政策提案をしていこうと決まりました。
第1回の会議では、まず『今年度とりくむべき条例を何にすべきか』を議論しました。
前期(2017年7月)に全議員から募集した提案をもとに9本の条例リストの中から選ぶこととしました。
フジノたち無会派議員5名も議論をして、意思統一をして臨みました(下のツイートの通りです)。
そして本日、全会派+無会派が議論した結論を持ち寄りました。
議論の結果、全員一致で決定しました。
この結果はフジノもとても満足です。
市民のみなさまの健康がさらに守られるようになる良い条例にしたいです。
条例づくりのワーキングチームの立ち上げにとりかかりました
2019年度は選挙があった為、時間的な制約があります。
すでに3ヶ月が過ぎており、残り9ヶ月しか議論に使える時間がありません。
そこで条例案を作るワーキングチーム(『検討協議会』と呼んでいます)をすぐに設置する必要があります。
そこで、設置に必要な要綱案を議論しました。
歯と口腔の健康づくり検討協議会設置要綱
(設置)
第1条
歯と口腔の健康づくりにおける虫歯や歯周病疾患、その他の疾病予防など、市民の健康づくりの重要性を鑑み、市民の健康寿命の延伸及び生活の質の向上を目的とした施策の必要性を検討するため、政策検討会議運営要綱第8条の規定に基づき、歯と口腔の健康づくり検討協議会(以下「協議会」という。)を設置する。
(通称)
第2条
協議会の通称を「みんなのお口歯ピネス協議会」とする。
(組織)
第3条
協議会は、議員を委員として組織する。
2 協議会の委員は、各会派の議員のうちからそれぞれ選出された 1名及び会派に属さない議員のうちから選出された1名をもって組織する。
ただし、次条第1項の規定により委員長及び副委員長 (以下 「委員長等」という。)が選任された後に、委員長等に選任された委員の属する会派の他の議員(会派に属さない議員である委員が委員長等に選任された場合は会派に属さない他の議員)のうちから、さらに1名を委員として選出するものとする。
(委員長等)
第4条
協議会に、委員長及び副委員長を置き、委員が互選する。
2 委員長は、会務を総理し、会議の議長となる。
3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代理する。
(会議)
第5条
協議会の会議は 、委員長が招集する。
2 委員は 、 会議に出席できないときは、その委員の属する会派の他の議員(会派に属さない議員である委員については、会派に属さない他の議員)を代理人として出席させることができる。
3 前項の代理人は、協議会の会議において委員の権限を有し、その出席は、委員の出席とみなす。
4 協議会は、必要に応じて委員以外の者の出席を求め、意見を聴くことができる。
(庶務)
第6条 協議会の庶務は、市議会事務局議事課において行う。
(その他)
第7条 この要綱に定めるもののほか、協議会の運営に関し必要な事項は、委員長が協議会に諮って定める。
附則
(施行期日)
1 この要綱は、令和元年 月 日から施行する。
(この要綱の失効)
2 この要綱は、令和3年3月31日限り、その効力を失う
当初の要綱案をフジノの提案で一部修正してもらいました。
第1条の中に
「また、ふえ続ける医療費を抑制し」
という一文がありました。
しかし、医療費の抑制はこの条例の目的であってはなりません。
あくまでも目的は、市民のみなさまの歯と口腔に対する健康をアップすることです。
こどもの頃にきちんと歯科検診を受けて、治療をしたり衛生状態を改善することで、将来にわたる良い影響をもたらすことができるのです。
中高年の方々に良いアプローチをできれば、生活習慣病の対策とイコールにもなります。
ご高齢の方々の口腔を改善できれば、認知症をはじめとする心身の状況が大きく改善されます。
もちろん、人生の最期まで自分の口から食事をとれることはQOLを大きく改善します。
こうした市民のみなさまの健康度がアップしてQOLが改善されたら、その結果、医療費も下がるかもしれません。
つまり、目的を実現した結果として副産物として医療費の低下がもたらされるかもしれないだけで、医療費抑制を目的にするのは間違いです。
そのように提案したところ、全会派から賛成していただき、この一文を要綱案からカットすることができました。
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この『歯と口腔の健康づくり検討協議会』のメンバーは6月25日までに全会派+無会派から選出します。
そして、可能な限り早く、条例づくりをスタートすることになります。
残された期間はわずか9ヶ月。
けれどもしっかり議論をして、歯と口腔の健康を改善する政策を打ち出していきたいです。
『政策検討会議』はこれからも政策立案重視の横須賀市議会をリードしていくエンジン役としてがんばっていきます!