毎夏恒例の「となりのれすとらん」の「縁日」でした
今日は久里浜のコミュニティセンターで地域食堂『となりのれすとらん』の縁日イベントが開かれました。
夏休み企画『となりのれすとらん』の縁日 in 久里浜
当日は、出入り時間・食事タイムも時間内自由(食事は11時半~14時半受付)となっております。
- 手作りアロマ虫除け体験(1家庭1本・限定50本)
- 自分で選べるカレーや、麺類には自分で好きなものをトッピング
- つりゲーム等
夏休みに少しだけ楽しんでいただく企画を今年も考えております。
当日お飲みも物もご用意してますが、各自水筒などお持ちいただく事も大歓迎です。
スイカや当日食べられる食材などご寄付いただけますと助かります。
参加費:大人300円・こども無料
この日は、通常の『となりのれすとらん』プラス縁日のようなイベントを開催します。
お昼ごはんを食べたりお茶したり楽しい夏の1日をみんなで過ごしましょう。
当日、時間にくくりはなく自由参加で食事をしていただく感じになります。
ご予約も不要です。
夏の楽しい時間を共に過ごしましょう。
あと、夏の風物詩でもある『すいかや夏野菜など』のご寄付も大歓迎なのでよろしくお願い致します。
ものすごい暑さだったのでフジノには駅からたった10分の道のりがいつもより遠く感じられてしまいました。
けれども終わってみれば予想を上回って参加者は70名を超えました。
毎月開催している『となりのれすとらん』の常連さんにお声がけしたところ、半数以上の方から「お盆なので」「出かける用事があるので」と欠席のお返事だったそうです。
それでも今日はふだんの数倍の方が参加されたことになります。
初参加の方々が多いのは「それだけ需要が多いことの表れだ」と政治家としては受け止めています。
もちろん『縁日』というイベントに『レジャー』として参加された方もたくさんいらっしゃると思います。
一方で、夏休みではないふだんの時期にはいつもの会場(衣笠・久里浜)には来られないけれども夏休みだから参加できた、という方もいらっしゃると思います。
フジノはこの6月議会で「朝ごはんを食べてこられない児童に小学校の先生がパンを買ってあげている」という事例を取り上げました。
やっぱり地域食堂の重要度は高いのだと感じました。
『となりのれすとらん』は地域の居場所です。学校でも自宅でもない、安心して来られる場所です。
だから、食べに来て下さい。とってもおいしいです。
グチもこぼしに来て下さい。
ごはんを食べるだけでなくて気軽にいろんな相談もできます。
スタッフは自分の肩書とか名乗ったりしません。でもいろいろな分野の専門家だったりします。
『となりのれすとらん』は毎月開催しています。
ご高齢の方もこどもたちもどなたでも参加できますので、ぜひお気軽にいらして下さいね。
「こども食堂」に加えて新たに「地域食堂」が広まりつつあります
ようやく全国的に『こども食堂』が増えています。
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(理事長・湯浅誠さん)が今年行なった調査結果をご覧下さい。
前年比1500ヶ所も増えました。とてもありがたいことです。
一方で「貧しい家庭のこどもが行く場所」というイメージがついてしまい、かえって行きづらくなってしまっているという現実もあります。
そこで、新たな地域コミュニティづくりの観点から
「こどもだけでなく誰でもウェルカム!、大人も高齢の方も障がいのない人もある人も誰でもいらして下さいね」
という『地域食堂』が広がりつつあります。
- 佐賀新聞・2018年5月5日・『地域食堂』についての社説
- 毎日新聞・2019年4月4日・鳥取県の『地域食堂』の紹介記事
横須賀にもその『地域食堂』があります。
それが『となりのれすとらん』です!
『となりのれすとらん』では普段、子どもさんから高齢な方・障害があろうが認知症であろうが、みんな、集まれ『となりのれすとらん』と題しまして様々な年齢層の方が集まり、色々な話をしたり遊んだりしながら食事を作り一緒に食べています。
今は無き『フードバンクよこすか』設立当時からの仲間たちが『となりのれすとらん』など地域ごとに複数の団体となって今も息の長い活動を続けてくれています。
ツイッターなどのSNS上では
「政治家ならばフードバンクを支援していないので貧困そのものを解決しろ」
といった書き込みがしばしば観られます。
けれども現在の国の方針が続く限り、地方議員として貧困をすぐ解決することはまず不可能です。
目の前でお腹を空かせているこどもたちに今この瞬間にアウトリーチするには市民活動が最もスピーディーで優れています。
政治家としても個人としてもフジノにはひたすら感謝の気持ちしかありません。
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『となりのれすとらん』のみなさま、本日はありがとうございました!
そして、参加して下さったみなさま、ぜひこれからもどんどんいらして下さいね!
心からお待ちしております。