新型コロナウイルス感染症への対策を議論する為に6年ぶりに「感染症対策委員会」を開催しました/感染症対策委員会(その1)

6年ぶりに「横須賀市感染症対策委員会」が招集されました

今夜は『横須賀市感染症対策委員会』が招集されました。

横須賀市感染症対策委員会へ

横須賀市感染症対策委員会へ


『横須賀市感染症対策委員会』は、市長の諮問に応じて外部の有識者(ほぼ医療関係者です・*1)に横須賀市の予防対策をはじめ感染症に関する事柄について議論していただく組織です。

「年~回開催する」と定められた常設の会議ではなくて、新型インフルエンザやデング熱のように、新たな感染症が日本を襲った場合に招集されて開かれます。

フジノは過去の委員会に立ち会ってきましたが、最後の開催は6年前でした。

こうして6年ぶりに招集されたことに、フジノは「さらに緊張感をもって新型コロナウイルス感染症対策に臨まねば」という気持ちが強くなりました。

(*1)委員9名のリスト
横須賀市医師会4名(会長・副会長・理事)、横須賀泌尿器科医会(会長)、横須賀共済病院呼吸器内科部長、横須賀市立市民病院診療部長、横須賀市立うわまち病院副病院長、横須賀市教育委員会事務局学校教育部長



日本でも新型コロナウイルス感染症への強い警戒が必要です

市民のみなさまにとって、今回の新型コロナウイルス感染症は『おととい横浜港に到着したダイヤモンド・プリンセス号での集団感染のお話』として受け止められているかもしれません。

けれども、残念ながら決して『ダイヤモンド・プリンセス号だけのお話』ではとどまらないだろう、とフジノは予想しています。

ダイヤモンド・プリンセス号とは関係なく、すでに今年1月に日本人で最初の感染が確認されているからです。しかも国内初の陽性が確認された方は神奈川県民でした。

昨年2019年末に中国の湖北省で最初に発生が報告された新型コロナウイルス感染症に対して、WHO(世界保健機関)は、すでに今年1月31日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)である」と宣言しました。

世界のいくつもの国々で感染症の患者さんが増え続けています。感染者数は12万人、死者数は4600人にのぼっています。

現代社会では世界中を誰もが自由に移動することができます。その為、ある国で新しい感染症が発生したら、確実に世界中に数週間のうちに蔓延していきます。

その為、ある国だけが免れられるということはありえないのです。

『パンデミック』(世界的大流行)という言葉がありますが、新型コロナウイルス感染症もいつ『パンデミック』と宣言されても全くおかしくないとフジノは考えています。

日本も、もちろん横須賀市も、『パンデミック』に備えて対策を取っていかねばなりません。




次の記事へ続きます)



横須賀市感染症対策委員会へ

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