データの公表方法を変更、新たにPCR検査の累計件数が発表されました
かねてから市民のみなさまから要望がとても多かった、横須賀市のPCR検査総数がようやく公表されました。
これまでは横須賀市ホームページのトップページに画像で貼り付けられていました。総数も公表されていませんでした。
今後は、感染が判明した方についてお知らせしているコーナーの最下段に、このグラフと総数が更新されていきます。
横須賀市の新型コロナウイルス感染症の「陽性率」は?
市民の多くの方々がPCR検査総数の公表を求めていた理由の1つが『陽性率』を知りたかったからです。
(あとは「検査数を意図的に減らしていないか」といったご意見もありました)
本来、陽性率の算出方法は厳密でなければなりません。
フジノは担当部長・担当課長とも4月末から議論してきましたが、残念ながらそもそも国に統一した見解がありません。
この点は繰り返しツイッターなどではお伝えしてまいりました。
こちらの『アピタル』の記事がとても分かりやすく説明してくれているのでぜひご参照下さい。
陽性率は、全国的に統一された計算法が存在しない。
感染の有無を調べるPCR検査を受けた人に占める陽性者の割合だが、地域によって民間による検査件数を含めなかったり、同じ人が複数回検査した際の扱いが違ったりしている。
政府の専門家会議も問題視。統一を求める声があがっている。
陽性率は感染状況を把握する上での重要な指標と位置付けられているが、計算法に違いがある。主に①民間病院などによる検査を集計に含むかどうか②退院時の陰性確認検査などを含むかどうか――の2点だ。
(以下省略)
それでもあえて概算するならば
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陽性率=感染者数÷PCR検査数×100
となります。
56人÷2110人×100=2.7%
つまり、横須賀市の陽性率は2.7%となります。
ただし、あくまでも「およそ」であることにご注意下さい。
横須賀市の陽性率は全国と比べるとどうなのか?
古いデータでごめんなさい。
それでも全国の中で横須賀市が突出している訳では無いことがお分かりいただけるかと思います。
帰国者・接触者相談センターへの相談件数も公表されました
全国で大きな問題となっていた2つの問題があります。
- 電話をしても電話をしても帰国者・接触者相談センター(保健所)につながらない
- 帰国者・接触者相談センターに電話してもPCR検査をしてもらえない
けれども横須賀市の場合は、どちらの問題とも無縁でした。
たくさんの幸運とたくさんの方々のご尽力のおかげです。
まず横須賀市は保健所を自前で持っていたこと、そして保健師魂を持つ部局を超えた保健師のみなさんが総力を挙げて帰国者・接触者相談センターを担当してくれたことです。
つながりにくい時もあったという報告もいくつかは受けましたが、保健師のみなさんが全力を尽くして電話を取り続けてくれました。
そして、センターが検査のバリアになるようなことはなく、感染が疑われる時は積極的に帰国者・接触者外来へ紹介を行なってきました。
もう1つの幸運は、横須賀市が『健康安全科学センター』(地方衛生研究所)を自前で持っていたことです。
そして、PCR検査を1日最大60件行なうことができる人材と機器があったことです。
PCR検査は難易度が高く、単に機器が揃っていても専門的な人材が居なければ実現できません。
さらに、全国に大きく報じられたように、横須賀市医師会のご協力を得て『横須賀PCRセンター』を設置することで検査数の増加とスピードアップが加速しました。
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『帰国者・接触者外来』を受診した方の総数も分かれば、センターからの『紹介率』も算出できたのですが、残念です。
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早くPCR検査の総数を公表してほしいというお声をずっと頂いていました。
フジノも担当部課長も早い時期からその必要性を強く理解していたのですが、やはり公表方法で迷ったのは国の統一基準が無かったことでした。
そのおかげで市民の方々に「秘密にするのは何故か」「公表できないのは検査を少なくしていることがバレるからじゃないのか」と不要なご心配をおかけしてしまいました。
大変遅くなりましたが、公表に至りました。
本当にお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。