議会運営委員会が開かれました
今日は、議会運営委員会(ぎうん)が開かれました。
まもなくスタートする2020年9月議会の準備の為の議運です。
8月31日から10月6日まで、議会期間は37日間です。
市長への一般質問は、上の画像の通り16人が行ないます。
一般質問が行われる本会議は8月31日・9月16日・9月17日の3日間です。
本会議での一般質問が再開されることになりました
さきの6月定例議会では一般質問が実質的に取りやめになってしまいました。
新型コロナウイルス感染症対策で多忙を極める行政側に配慮する、というのが決定の主な理由です。
全国の議会でも同様に一般質問を取りやめたところが多く、研究者やメディアから「こうした時期こそ地方議会が役割を果たすべき」との批判が起こりました。
- 「一般質問辞退は次善の策、傍聴中止は住民自治からの逸脱」議員NAVI・2020年3月5日
- 「地方議会、一般質問の中止相次ぐ 『議員の大切な権利』疑問の声も」中日新聞・2020年3月8日
- 「会期短縮、一般質問取りやめ… 感染拡大、地方議会に余波」神奈川新聞・2020年3月21日
- 「傍聴自粛に質問中止…コロナ時代の『開かれた議会』とは」朝日新聞・2020年6月12日
- 「神奈川県内市町村議会、6割が質問縮小 『コロナ対策』名目」神奈川新聞・2020年7月15日
ほか多数
陽性者数が急増して「第2波のまっただなか」と言われている今、本会議を開いて一般質問を再開するのですから対応に一貫性が無いと感じます。
感染対策をした上で6月定例議会でも一般質問を行なうべきだった、というのがフジノの考えです。
審議する議案・報告、市民の方々からの請願・陳情について
今回は市長からの提出議案が11件、法定の報告が9件、請願が1件、陳情が6件です。
議案書はまだ配られていないので具体的な内容は分かりませんが、詳細が分かりしだい、お伝えしますね。
- 91号 市政功労者を定めることについて
- 92号 一般会計補正予算(第6号)
- 93号 水道事業会計補正予算(第2号)
- 94号 病院事業会計補正予算(第2号)
- 95号 新市立病院設計・施工事業者選考委員会条例制定について
- 96号 市税条例中改正について
- 97号 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例中改正について
- 98号 保育園条例中改正について
- 99号 都市公園条例中改正について
- 100号 物品の買入れについて
- 101号 物品の買入れについて
第6次補正予算の内容がとても気になります。
市民生活を支えるような取り組みが新たに実施されるのか否かにフジノは注目しています。
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報告の大半は、市の外郭団体の決算報告です。
2月~3月はコロナ禍で様々な催し等が中止された為に、2019年度決算は減収となっている団体が多いのではないかと思います。
- 第19号 損害賠償専決処分について
- 第20号 損害賠償専決処分について
- 第21号 一般財団法人シティサポートよこすかの経営状況の報告について
- 第22号 横須賀市土地開発公社の経営状況の報告について
- 第23号 公益財団法人横須賀芸術文化財団の経営状況の報告について
- 第24号 公益財団法人横須賀市産業振興財団の経営状況の報告について
- 第25号 横須賀中央まちづくり株式会社の経営状況の報告について
- 第26号 公益財団法人横須賀市健康福祉財団の経営状況の報告について
- 第27号 公益財団法人横須賀市生涯学習財団の経営状況の報告について
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市民の方々からの請願・陳情は下の通りです。
- 請願第6号 横須賀市による自衛官募集のための自衛隊への名簿提出の中止等について
- 陳情第5号 平坂公園への手洗い・水飲み場の設置要望について
- 陳情第6号 別居、離婚後の面会交流についての法整備を求める意見書の提出について
- 陳情第7号 横浜地方裁判所・横浜地方検察庁横須賀支部旧庁舎の解体工事における正常化について
- 陳情第8号 障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援について
- 陳情第9号 配慮ある重度障害者医療費助成施策の実施について
- 陳情第10号 水道事業の民営化反対について
9月議会に臨むフジノの心構え
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起こる前から、弱い立場に追い込まれていたあらゆる方々は、コロナ禍によってさらに厳しい状況に追い込まれてしまいました。
さらに、そうした声にならない声はますます小さく聞こえづらいものとなってしまいました。
コロナ禍によって一部の富裕層を除いたほぼ全ての人がストレスフルな日々の中で収入が減少して心身ともにダメージを受けています。
今までは政治に声を届けることがなくふつうの暮らしを送れていた圧倒的な多数の人々までも、様々な生活困難に追い込まれて、たくさんの声がフジノのもとにも届けられるようになりました。
もちろん、全ての人々の生活を守るのが政治家の仕事ではあります。
ただ、圧倒的多数の人々の声のもとで、さらに弱い立場の方々の声はかき消されてしまいかねません。
その声を絶対に聞き逃さないようにしたいです。
圧倒的多数の人々の声は、他の議員も聴いておられると思います。
フジノは、このコロナ禍でさらに厳しい状況へと追い込まれた人々の声を政治に届けたいと思います。