上地市長、2期目の初登庁日でした
ふつうの市長の場合、再選されたら大がかりな初登庁式を行なうものです。
吉田雄人前市長の場合は、横須賀市の公式ホームページにわざわざ初登庁式の日時と場所まで掲載して、セレモニーを開催しました。
(*それなのに本会議で行なうべき大切な2期目の所信表明は行ないませんでした。ひどいものです)
かたや当選直後から、いいえ、選挙のあいだもずっとコロナ対策をはじめ職務に専念してきた上地市長はというと
「毎日市役所に出勤しているんだから初登庁とか式典はやらない」
と公言してきました。
しかしそれではメディア向けに格好がつかないという事務方の説得もあって、妥協案が決まりました。
- 無用の式典はやらない。
- 秘書課が渡す花束だけは受け取る。
- メディアにだけ告知をする。市民向けには一切の告知をしない。
フジノは、上地さんらしくてとても良いのではないかと思いました。
これぞ上地流、わずか1分で終了
「上地さんはそうは言うけど、応援した立場として初登庁は見たい」
という支援をして下さった方々の為に、インターネット生中継をしました。市長選挙で上地候補の応援団だったフジノの、これが最後の仕事です。
その様子を録画でご紹介しますので、ぜひご覧下さい。
改めて動画を見直したのですが、「これぞ上地さんだ!」と感じました。
花束を受け取ると、一瞬だけメディアの為に撮影に応じて、あとは秘書の方もおいてどんどん歩いてエレベーターに向かっていきます。
市役所を訪れた市民の方と偶然顔をあわせてちょっと立ち話。そしてエレベーターへひとり入っていきます。
この間、1分。
メディアのみなさんもあっけにとられていました。
華美なセレモニーなどとは一切無縁、ひたすら職務を全うする。これが上地流です。フジノは大満足でした。本当に、応援した甲斐があるというものです。