市民部の人権・男女共同参画課が生まれ変わります
本日、上地市長から組織を改編する提案がなされました。
現在「市民部」に所属している「人権・男女共同参画課」を、新たに4月から市長直属の「市長室」に移し、名前も「人権・ダイバーシティ推進課」へ改める、というものです。
議案第12号行政組織条例の一部を改正する条例中改正について
【改正する理由】
全施策に人権尊重やジェンダー平等の理念を貫くとともに、コロナ禍で新たに顕在化した人権課題について迅速に対応するため、令和4年度(2022年度)の行政組織改正として、「 市長室」及び「地域支援部」の事務分掌の改正を行います
(総務常任委員会・説明資料より)
この改革をずっと提案してきました
先進的な民間企業では、意識の高い経営トップはコンプライアンス部門を全ての部門から独立させて、全社のあらゆる事業に網をかける権限を与えています。
官公庁(フジノの場合は横須賀市役所)であっても同じように、最上位の取り組みである『人権』を徹底すべく、トップである市長の直属の独立した機関として、全ての部局のあらゆる取り組みを網羅できる権限をもたせる必要性を訴えてきました。
市民部の人権・男女共同参画課は、かつては左遷部署のような扱いを受けてきました。
けれども、同じ意識を持つ先輩議員・矢島まちこ元議員とともに、フジノは
「人権尊重、ジェンダー平等、多文化共生など最上位の理念を市役所の全ての取り組みに網をかけられるようにしなければならない」
と訴え続けてきました。
もちろん、課の名称も変わらなければなりません。
前市長時代から一貫して議会質疑でも提案を繰り返してきました(例えば2015年12月議会の一般質問ほか多数)。
この改革が実現する運びとなり(正式な議決は2月28日の本会議です)、本当に嬉しいです。
ただ、フジノとしてはこの新たな『人権・ダイバーシティ推進課』を本当に意味のあるものにする為に、上地市長へ本会議で質問をしました。
その質問については次の記事でご報告します。