予算議会で市長に質問します
昨日スタートした予算議会ですが、フジノは本会議で市長へ質問します。
この質問がフジノの任期中最後の市長への質問となります。
質問をする議員は必ず提出しなければならない『発言通告書』の締切が本日でした。
その『発言通告書』を一足先に掲載して、質問する内容について簡単にご紹介します。
365日対応の相談支援体制の実現をめざして
今回、大きく4つの質問をします。
青の二重線で囲んだ四角の中の文章が『発言通告書』の中身です。
質問の1番目は『市役所の24時間365日体制』を目指し続けてきたフジノの、『2021年からスタートした日曜日の開庁』を次のステップに進める為の質問です。
1.365日対応の相談支援体制の実現を目指して取組を検討する必要性について
(1)休日開庁の取り組みを来年度も継続する必要性について
(2)来年度の休日開庁の実施に際して、曜日や時間帯などを再検討する必要性について
(3)休日開庁における生活困窮への相談支援体制を、新たに行政センターも含む全市で展開し、かつ保健・医療・福祉の総合相談として対応できる体制を検討する必要性について
自殺ゼロをめざしたさらなる取り組み
2番目の質問はフジノのライフワークである『自殺対策』についてです。
2017年に5カ年の『第1期横須賀市自殺対策計画』づくりが行われました。全国の市町村が自殺対策計画をつくることはフジノの悲願でした。
この5年がまもなく終わるので、来年度(2023年度)から新たに『第2期横須賀市自殺対策計画』づくりがスタートします。
当初は「高すぎるハードルを設けた」と言われた数値目標も、無事に達成できる見込みです。コロナ禍でも必死に取り組みを進めてきて、良い成果が出てきています。
次の5カ年計画もフルに活用して、究極の目標である自殺ゼロをめざしてさらに取り組みを充実させることをフジノはめざしています。
そこで下の質問です。
2.第2期横須賀市自殺対策計画の策定に際して、さらにきめ細かな対策と意欲的な目標設定を検討する必要性について
(1)あえて「男性向け相談」と銘打った相談窓口の設置を検討する必要性について
(2)まずは福祉の総合相談窓口で「男性向け相談の日」を試行的に実施する必要性について
(3)コロナ禍でも2年連続で自殺犠牲者を減少させることができた本市として、第2期計画の目標値をさらに意欲的なものとする必要性について
全国でも横須賀市でも、コロナ禍の初年度に自殺の犠牲者が増加してしまいました。
けれどもそこからフジノも保健所も必死で自殺対策に取り組みました。
その結果、コロナ禍の2年目(おととし)、3年目(昨年)は、ほぼ過去最少へと犠牲者が減りました。
もちろんおひとりでも自殺による犠牲者がいらっしゃる限り、対策は不十分です。
それでも明らかに他都市とは異なる、こうした成果を挙げることができたことは、20年ずっと自殺対策ひとすじに取り組んできたからこそだと自負しています。
ここからさらに自殺へと追い込まれる方を減らしたいと強く願って、新たな取り組みを提案します。
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