「婦人防火クラブ」の名称を変更します/フジノの提案、実現しました

「婦人防火クラブ」の名称を変更します

本日の環境教育常任委員会で、消防局から次のように報告がありました。

フジノの提案、実現しました!

◎婦人防火クラブの名称等変更について

昭和30年代の高度経済成長期に、一般家庭にコンロやストーブなど火災発生の原因となる製品が普及したことから、当該家庭から出火する事例が多く発生しました。

このような状況を受け総務省消防庁から、「主として家庭における火の使用責任者たる主婦を中心とした組織」を結成するよう指針が示され、本市については昭和55年に地域において、婦人防火クラブが結成されました。

現在は16地域、約400名のクラブ員が、各地域の防火、防災に係る活動を実施しております。

1.婦人防火クラブの名称等変更に至る経緯
婦人防火クラブの名称につきましては、令和3年9月及び令和4年3月に開催された、消防局を所管する常任委員会にて、現代社会においてクラブ名称に「婦人」を用いるのはどうかと質疑がありました。

婦人防火クラブが結成された昭和 50 年代の一般的な家庭においては、調理など火を取り扱うのは主に女性であり、その多くは専業主婦でした。また、既婚女性を表す用語として「婦人」が多く用いられていたことから、クラブの名称に婦人を用い、構成員は女性のみの組織としておりました。

しかし、近年の社会情勢の変化により、共働きの家庭や男性が家事を行うなど、クラブが結成された年代と比べると、男性女性共に生活スタイルは大きく変化しております。
また、ジェンダー問題などの観点から、社会的・文化的な性別に基づく偏見などが問題視されております。

このような時代背景等を踏まえ、婦人防火クラブの名称、構成員等の変更を検討してきました。

2.クラブの名称変更
クラブの名称については、性別に係る名称を用いないものとし、近年では防災への取り組みについても実施していることから「婦人防火クラブ」を「防火・防災クラブ」に変更します。

また、クラブの運営事務局の名称についても「横須賀市婦人防火クラブ運営協議会」を「横須賀市防火・防災クラブ運営協議会」に変更します。

3.クラブ員の構成変更
クラブの目的「家庭から生ずる火災の発生の予防及び地域における防火、防災活動の推進」を効率的に実施するため、性別に捉われない構成員としますが構成については、各クラブの実情に応じて段階的に実施するものとします。

4.今後の予定等
前記の変更については、令和5年6月6日に開催した横須賀市婦人防火クラブ運営協議会総会において承認されたことから、令和5年9月頃を目途に、順次、対応を図ります。

これからは『防火・防災クラブ』に名称が変更となります。

しつこく提案を続けてきて良かったです。

この件に関するお問い合わせは、横須賀市消防局まで。

婦人防火クラブの名称を変更します

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