目立たないけど重要なのが「委員会」での質疑
- 本会議→答弁をするのは、市長・部局長
- 委員会→答弁をするのは、部局長・課長
100もの傍聴席を持つ本会議に対して、わずか10しか傍聴席の無いのが委員会です。マスメディアが委員会の取材に来ることはまずありません。
けれども、実は委員会での質疑こそ、議会のより重要な議論が交わされている場なのです。
それぞれの政治家が持つ「専門分野」があります。政治家になった原点の想い、つまり「実現しなければならないことがあるから政治家に立候補した、その想い」が誰しもある訳です。
福祉、教育、経済、財政、環境保護など、それぞれの想いに応じた委員会に議員たちは所属します。そして、自らの実現したい政策をより深く議論することができるのが委員会の場なのです。
さらに、実務をマネジメントしている課長クラスがメインで答弁を行なうこと、議員同士が議論をする「議員間討議」が行われること、陳情・請願を提出された市民の方が出席して意見を述べる「参考人による意見陳述」なども委員会の特徴です。
フジノの委員会質疑を紹介します
このコーナーでは、フジノが委員会でどんな発言をしてきたかをご紹介します。
ただ、その量は莫大なものになりますので、全てを掲載することは不可能です。
フジノ自身が関心の強い分野の質疑をピックアップして、少しずつ掲載していきます。
予算決算常任委員会全体会・総括質疑(2016年10月12日)
フジノの質問 議案第94号平成27年度横須賀市病院事業会計決算をはじめ、他の全会計の決算について、総括質疑を行ないます。 まず、はじめに、本市が指定管理者に対して巨額の貸し付けを繰り返してきたことに関して、議会の議決を要 […]
教育福祉常任委員会(2012年9月26日)保育課との質疑
保育園・家庭保育福祉員の『保育の質』を高める為の取り組みについて質疑しました
予算決算常任委員会全体会・総括質疑(2013年3月25日)
フジノの質問/市長は国民健康保険制度を守る気があるか それでは、総括質疑を始めたいと思います。 実は質問の前に、若干ノスタルジックな気持ちになっています。 それは先ほどの角井議員の市長とのやりとりを聞いていて、そもそも1 […]
資源化率の向上の為に、不燃ごみの「手選別」を行なうべきではないか/決算特別委員会(2005年10月7日)
藤野英明委員 まず、平成16年度ごみ処理実績の資源化率ですが、計画では38.9%。実績では若干下回って37.8%となっております。 資源化の『実績』が『計画』を下回ってしまった1番の理由として、どのような分析をされて […]
【新ごみ処理施設】スケジュールありきの繰越明許費はおかしいのではないか/民生常任委員会(2010年9月6日)
藤野英明委員 環境部に質問です。 議案第76号一般会計補正予算の内容について質問します。 まず、繰越明許費として提案されている測量調査設計委託料の中身についてなのですが、事業地測量、搬入路地質土質調査、建設計画地基盤 […]
横須賀美術館で「試行事業」を実施した(株)電通が横須賀市に提出した「報告書」に対する質疑
経緯 横須賀美術館では、2012年、(株)電通に企画を実施させるという『試行事業』を実施しました。 これは、所管する教育委員会や現場である美術館の学芸員を一切介在させずに、経済部が暴走するような形で実施にこぎつけたもので […]
横須賀市動物愛護センターで「保護をした動物」の「殺処分」の方法について/炭酸ガスと薬物による処分
2015年予算議会での質疑です。 教育福祉常任委員会(2015年3月4日)の質疑 フジノの質問 動物愛護センター運営管理費の中の『ガス処分機等保守管理委託料』に関連して伺います。 本市の『保護をした動物の処分』という […]
横須賀市動物愛護センター勤務の獣医師が避妊手術ができる体制整備へ/殺処分ゼロに向けて
2014年9月議会での質疑です。 教育福祉常任委員会(2014年9月26日)の質疑 フジノの質問 動物愛護センターの運営管理について、1点伺います。 先ほどはまの委員の御質問に対して、生活衛生課長は「動物愛護センター […]
横須賀市動物愛護センターが殺処分せざるをえないのは生後間もない子猫のみ/NPO等と連携して何とか殺処分を減らせないか
2012年9月議会での質疑です。 教育福祉常任委員会(2012年9月24日)の質疑 フジノの質問 続いて、『動物愛護管理』について伺います。 犬・猫等の安楽死195件ということです。 「横須賀市の安楽死の数はとても少 […]
横須賀市動物愛護センターの「飼い犬・飼い猫の引き取り料金」を今よりも値上げして高く設定することで「安易な捨て犬・捨て猫」を減らせないか
2006年予算議会での質疑です。 フジノの質問 次に、議案第41号の手数料条例中改正についてです。 『犬または猫の引き取り手数料の規定』についてお聞きしたいのですけれども、2,000円と400円という設定があるのですが、 […]
新たにスタートする「猫対策連絡会」の取り組みを積極的に広報していくべきだが、どのような手段で啓発していくのか
2004年予算議会での質疑です。 民生常任委員会(2004年3月5日)の質疑 フジノの質問 環境衛生費の中の動物愛護管理事業費について質問します。 先日、動物管理所を見学させていただきました。 そこで行なわれていたのは、 […]
外来種のアライグマの殺処分の方法はいかにあるべきか/倫理としての「苦痛を伴わない処分」と財政確保の為の「コスト論」の間で
2007年3月議会での質疑をご紹介します 2007年予算議会での質疑をご紹介します。 この頃のフジノは、人間の社会保障・社会福祉の為の財源を確保することばかりに気持ちが囚われていました。 外来種であるアライグマなどは人間 […]
2015年9月29日・教育福祉常任委員会(決算審査)/「図書館の在り方の館内検討チームでの議論の結果」に関する質疑
「図書館の在り方の館内検討チームでの議論の結果」に関する質疑 フジノの質問 図書館についてです。 残念ながら、『事務概要』にも『決算書』にも特に記載がなかったのですが、当初予算案が提出された時に交わした質疑から改めて伺い […]