2009年9月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。

はじめに・市長与党には絶対になりません

初めに、この場をおかりしまして、市民の皆様、市議会の皆様、そして市職員の皆様に対して、僕自身の現在及び今後のスタンスを申し上げさせていただきたいと思います。

本会議場でのフジノ


さきの市長選挙において、僕は吉田雄人候補を応援しました。そして、吉田候補は当選し、市長になりましたが、僕は『市長の与党』などにはなりません

何故ならば、我が国の地方政府は『二元代表制』をとっております。選挙で応援したからといって、無条件に市長を支持するような与党や、その反対の野党というものは、そもそも地方政府には存在すべきではありません。

市民から選ばれた市長と市議会という2つの代表が、よりよい政策の実現を目指して、ともに切磋琢磨し合うことこそがあるべき姿です。ですから、当然、吉田市長に対しても、僕はだれよりも厳しく、常に是々非々で向き合ってまいります。

さて、市長就任からもう2カ月がたちました。

全国で3番目に若い市長の誕生という話題で、お祭り騒ぎをしたマスコミも消えていきました。

市民の皆様も、市長交代直後のお祝い気分は既に消えて、誰もが終わりなき日常へと戻っていき、目の前の厳しい現実に向き合って暮らしています。

解決すべき課題は山積みです。

だからこそ、市民から負託されたマニフェストを実現していかねばならない。

そして希望を感じることができる新しい横須賀を、市民の皆様とともに一刻も早く実現することこそが、我々の最大の責務なのだと強く信じています。このスタンスに基づいて、これから市長へ質問を行ってまいります。



1.就任2カ月間の市長に対して、市民から起こった批判への『言いわけ』に関連して

(1)市民が吉田市長に望んでいることと、市長御自身の市民から期待されていることの認識とのずれについて



ア、吉田市長に求められているのは、スピード感を持って行動することではないのか

市長の就任1カ月が経過したころから、僕のもとには複数の市民の方々から

「新市長は何をしているのか」

「市長が変わったのに何も変わらないのではないか」

との批判が寄せられました。新聞報道でも、同趣旨の批判がなされました。

新市長に質疑を行なうフジノ


それらに対して市長は、所信表明の中で、

「マニフェストに向かって早く行動せよといった市民のおしかりの言葉も耳にしているわけですが、私にとっては、今後大きく羽ばたくための必要不可欠な助走期間です」

と述べましたが、僕には言いわけにしか聞こえませんでした。

市政に関する助走期間は、すでに吉田市長には市議会議員として6年間もあったはずです。

大きな期待を込めてあなたに投票した市民の皆様は、このような言いわけは求めていません。

【質問1】
むしろ、「市民の皆様の大きな期待に沿えずに申しわけありません」といった率直な言葉のほうが、「市長の姿勢として常に自然でありたい」と思っておられる吉田市長らしかったのではないでしょうか。

同時に、市長は、みずからがどのように市民に求められているかという認識が、実際の市民の思いとの間にずれがあることにお気づきでしょうか。

「今後、大きく羽ばたく」

という言葉からは、まるで長期政権を築くことを目指している老成した政治家の印象を受けました。

また、市長は、失敗をおそれて、何もかも慎重に行動して、すべてに100点満点の結果を残そうとしているようにも聞こえました。

しかし、若き新市長に対して、市民の皆様はそんなことは望んでおりません。

【質問2】
希望のある未来へのチェンジに向けて、スピード感を持って行動することこそ、市長に求められているのではないでしょうか。

以上、2点について市長の考えをお聞かせください。




イ、式典への来賓出席などに市長は時間を割くべきではなく、マニフェストの実現にこそ全力を傾けるべきではないのか。

この2カ月間の市長動向を見ると、来賓としての式典出席などに市長が忙殺されている様子がうかがえます。

しかし、市民の皆様は、マニフェストの実現を望んで、吉田候補に投票したのであって、式典への出席などで貴重な4年間がどんどん浪費されていくことを、市民は求めていない事実を市長は自覚すべきです。

これまでの歴代の市長が出席していた会合への出席を取りやめれば、確かに失望されるでしょうが、それこそ市長は説明責任を果たすのです。

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「セレモニーに顔を出すのは、自分のなすべき仕事ではなく、選挙で市民に負託されたマニフェストを一秒でも早く実現し、希望ある未来へチェンジするのが私の仕事なのだ」と。

既存の団体や組織とはしがらみのないあなたにしかこの言葉は言えないはずです。

そこで市長に伺います。

【質問3】
吉田市長の任期においては、あらゆる式典や行事への来賓としての出席を初め、各種の会議での冒頭のあいさつだけの形式的な出席など、本当に市長の出席が必要不可欠なのかを改めて徹底的に精査して、副市長や部局長に代理出席を積極的に行わせ、市長御自身は何よりも今はマニフェスト実現にこそ全力を傾けるべきではないでしょうか、市長の考えをお聞かせください。




ウ、市長は徹底して、すべての情報を公開し、積極的にあらゆるメディアを使って、みずからの思いや行動のすべてを市民の皆様へ届くように発信していくべきではないか。

もしも、市長がこの2カ月間、各部局へのヒアリングを含めて、その行動や思いのすべてをきちんと市民の皆様に情報公開、発信していたならば、ここまで大きな批判は起こらなかったでしょう。

何故ならば、市議会議員時代には、選挙の有無にかかわらず、1,200日以上も街頭に立って、常に市民とともにいたはずの吉田雄人が、市長になった途端に全く姿が見えなくなってしまったのです。

市民の皆様が、この2カ月間、あなたの不在に対して、率直に大きな不安を感じていたことを、市長は深く理解すべきです。

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とはいえ、これまでの市議会議員時代のように、街頭に立つのは公務の都合上難しいのは承知しています。

【質問4】
そこで、今、市長は何を考えていて、どのような行動をとっているのかを、あらゆるメディアを駆使して、常に市民の皆様に届くように、市議会議員時代以上に発信し続けていくべきではないでしょうか。

広報課の機能強化なども含めて、今後の具体的な方針があれば、ぜひお答えください。



2.マニフェストの完全なる実現に向けて

(1)マニフェストの進捗管理は、毎年行うべきだが、自己評価だけでなく、外部の第三者評価を受けるべきではないか



選挙で、市民の皆様から信託を受けたマニフェストの実現を担保する方法は、予算案へ反映させて議会の議決を得るという方法や、組織のあり方を変更することともに、市長が言及したように、実施計画などの行政計画にマニフェストを落とし込んでいく方法があります。

これらは、当然のことで必ず実施していくべきことです。加えて、マニフェストの進捗管理も不可欠ですが、所信表明の言及では不十分です。

市長は、このように述べました。

「マニフェストに記載した具体的な事業についても、実施計画に盛り込む形で進捗管理を行ってまいりたい」

けれども、実施計画の進捗管理だけでは不十分です。

あくまでも、行政計画の進捗管理は行政の責任において行う進捗管理に過ぎません。選挙の際に、あなたが候補者として市民と契約したマニフェスト原案自体は、つまり「チェンジ。やればできる、改革マニフェスト2009」は、行政計画とは全く別に、市長本人が4年間ずっと説明責任を負うものなのです。

例えば、松沢県知事は、県の行政組織とは切り離した形で、政治家、松沢しげふみ個人として、外部の第三者評価機関であるマニフェスト進捗評価委員会を委嘱して、点検評価を行っています。

したがって、あなたの改革マニフェスト2009そのものは、マニフェストを落とし込んだ行政計画とは別個に、必ず点検評価しなければなりません。

PDCAによるマニフェストサイクルが実現して、初めて市民の皆様には政策実現の有無が判断可能になります。

そこで、市長に伺います。

【質問5】
市長のマニフェストは、毎年度自己評価を行うとともに、かつ外部の第三者による客観的な評価を受けるべきではないでしょうか。



(2)マニフェストで、ゼロ予算で実現可能とした施策は、市職員に過大な負担がかかり過ぎないよう対応すべきではないか。



マニフェストには、ゼロ予算で実現可能(人件費を除きます)とした施策が多数あります。

人件費を除きますと記されたとおりで、現実的には市の施策が本当にゼロ予算で実行できることはありません。

イコール、職員の業務量が増加することを意味しています。

既に、これまで行政改革によって、職員数が大きく削減されている中で、多くの職員が精神疾患などで休職をしているなど、職員には疲弊感が大きいことも、ぜひ市長には認識していただきたいと思います。

【質問6】
市職員に、過大な負担がかかり過ぎれば、マニフェストの実現も立ち行かなくなってしまいます。

そうした意味からも、必要な人員の確保などは、しっかりと行うべきだと考えますが、市長のお考えはいかがでしょうか、お聞かせください。



(3)マニフェスト実現のためにも、意欲ある若手職員を、年功序列にとらわれずに抜てきするなどの人事政策を積極的に行うべきではないか。



既に、市長は、職員の努力を徒労に終わらせずに、働きがいとしてその努力が実っていくよう、適切な人事制度改革に努力を傾注していくことを言及していますが、マニフェスト実現に意欲を持つ若手職員はたくさんいます。

【質問7】
やる気ある若手職員は、年功序列にとらわれずに役職に抜てきするなど、積極的な人事政策を行うべきだと考えますが、市長の考えをお聞かせください。



(4)マニフェスト推進のために、本物の現場を毎週市長みずから足を運んで必ず見るべきではないか。



ア、市長は、現場主義を言及されているが、少なくともぜひ毎週1回は現場を訪れていただきたいが、いかがか。

市長は、市長の姿勢として、多くの現場を歩きと、現場主義を主張しておられます。

【質問8】
そこで、少なくとも毎週1回は、ぜひ現場を訪れる機会をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

【質問9】
特に、高齢化が急速に進む市営住宅に一人きりで暮らす単身高齢者の方の姿、重度の障がいのある方々が働いている作業所での姿、数十名もの高齢者の介護をたった一人きりの介護職員が、不安を感じながらも夜勤を担当している特別養護老人ホームの現実、ひとり親の御家庭で、深夜まで一人きりで過ごさざるを得ない子どもの姿など、従来の市長であれば絶対に行かなかったような、市内各所の現実の姿をしっかり見ていただきたいと願っていますが、いかがでしょうか、お答えください。




イ、視察は可能な限り本物の現場を見ていただきたいが、いかがか。

市長の視察は、事前に日程も行程もすべて決められていて、訪問先の方々も、市長に失礼のないように、あらかじめ配慮をしてしまい、日常の姿が見られないことがほとんどです。このようなおぜん立てされた短時間の視察では、意味がありません。

【質問10】
随行する職員も最小限に抑えて、抜き打ちで現場を訪れるなど、本物の現場を見ていただきたいと思いますが、市長の考えをお聞かせください。



3.財政危機の原因の一つである、「ハコモノ」の今後のあり方に対する方針を述べるべきではないか

(1)芸術劇場、美術館、ソレイユの丘の今後に対する方針を、明確に述べるべきではないか。



本市の財政状況は、財政危機宣言を出してもおかしくないような状況だと市長は述べました。

こうした財政危機を招いた元凶の一つは、明らかに芸術劇場、美術館、ソレイユの丘の「ハコモノ三兄弟」だと僕は考えています。

実際、市長も僕も、市議会議員として2003年に初当選して以来、この3つの「ハコモノ」との戦いが改革のスタートであったはずです。

マニフェストにこそ記しませんでしたが、市長選挙でも、当選後のメディアでの受け答えなどにおいても、この問題を市長は言及してきたはずです。

それにもかかわらず、所信表明において、「ハコモノ」の今後の方針について、市長が言及しなかったことは、市民感覚から全く理解できません。

市民の皆様は、財政危機の象徴として、これらをいかに解決していくかに、強く注目しています。
そこで、市長に伺います。

【質問11】
現時点での市長のお考えを、明確に述べるべきではないでしょうか、お答えください。



4.基地に対するスタンスに対して

(1)市長は、本市の核兵器廃絶平和都市宣言も堅持して、政府へ本市の市是を強く主張していくべきではないか



基地に対するスタンスについて、市長は可能な限りの米軍基地の返還という方針を堅持していくと述べました。

【質問12】
僕は、ぜひ市長に、この方針とともに、本市が1989年に宣言した核兵器廃絶平和都市宣言も積極的に堅持する姿勢を示していただきたいと考えていますが、いかがでしょうか。

現在、アメリカと日本国政府とが交わした密約が明らかになりつつあり、核兵器を搭載した米軍艦船が過去に日本の領海を通過、寄港していた可能性が強くなっています。

我が国の国是である非核三原則の中で、持ち込ませずは、特に本市の市民の安全に深くかかわっています。

真実が隠されたまま、本市への核兵器持ち込みによって、市民の安全が脅かされてきた可能性が極めて高いと言えるでしょう。

蒲谷市長と異なり、国、米軍、大使館に対しても、あなたははっきりと主張していくと述べました。

先ほど、新政府の方針を見守りたいとの御答弁がありましたが、それではマニフェストに反しています。

【質問13】
市長は、マニフェストにおいて、基地周辺の安全・安心を積極的に、国・県に対して強く要請していくとしています。

だからこそ、本市が核兵器廃絶平和都市宣言を行っている立場からも、政府に対し改めて非核三原則の堅持を強く申し入れるべきではないでしょうか。

それが、地域主権を主張する市長の姿勢ではないでしょうか。

以上2点についてお答えください。



5.自殺に対する認識について

(1)自殺の原因に対する吉田市長の認識について



市長は、本市の自殺問題に対して、年間100人もの方が、どうしようもなく、みずから死を選びと述べました。

しかし、既に自殺対策基本法を初め、自殺総合対策大綱においても、自殺は追い込まれた末の死であると明記されています。自殺とは、社会的な複合的な要因によって追い込まれた末の死であって、本人の意思による選択ではあり得ないのです。

既に、沢田市長時代にも申し上げましたが、哲学的な意味での自殺は、現代にはまず存在し得ません。

経済的、社会的な要因によって、過度のストレスにさらされた末に、うつ病を初めとする精神疾患にかかり、ただ苦しみから逃れたいという病的な視野狭窄の末に、追い込まれたのが自殺なのです。

【質問14】
吉田市長には、この際、自殺の原因に対する認識をぜひ改めていただきたいと願っていますが、いかがでしょうか、お答えください。

以上で、僕の1問目を終わりますが、この2日間にわたって繰り返された、吉田市長の生の言葉とはとても思えない官僚的な答弁ではなく、吉田市長らしい素直な言葉での答弁をぜひお願いします。
以上です。



市長の答弁

御質問ありがとうございました。

官僚答弁にならないように、答弁したいと思います。

まず、市民の期待に対して、市長の認識にずれがあることに気づいているかという御指摘でした。

私が市民に期待されていることは、マニフェストを着実に実現することであると考えています。

そのために、マニフェストに記載したことを、行政計画にきちんと位置づけた上で、予算案として議会に提案し、御審議を経て、御議決いただき、着実に実行するのが私の役目であると認識しています。

重ねて、市長に求められているのは、スピード感を持って行動することではないのかというお尋ねもありました。

スピード感は、もちろん大切なことであると思っています。

ただ、改革にはスピード感が大事なのも真実ですが、一方で、腰を据えて取り組まなければおざなりになるのも事実です。この点につきましては、予算措置を伴わずにできることは、既に実現させていますし、これからもさせていきたいと思っています。

また、今後も、マニフェストを実現するための課題の解決に精力的に取り組み、着々と実現を進めていきたいと思っています。

次に、式典の来賓出席や形式的な会議のあいさつに時間を割くべきではないという御指摘をいただきました。

市長の出席が必要不可欠なのか徹底的に精査し、代理出席を積極的に行わせて、市長自身はマニフェストの実現に全力を傾けるべきではないかという御提案です。

御指摘のとおり、マニフェストの着実な実現こそが、私に課せられた最大な使命であると認識しています。

しかしながら、マニフェストの実現のためにも、式典や行事に出席することや、限られた時間であっても会議に参加することで、関係団体と信頼関係を築くことは重要であると考えています。

次に、市長の考えや行動を、あらゆるメディアを駆使して情報発信するべきではないか、その具体的な方針はあるのかとお尋ねがありました。

市民の皆様に、市長の考えや行動を積極的に情報発信していくことは、大変重要なことと考えています。

就任以来、報道機関からの取材にも積極的に応じ、横須賀市のホームページの中にある市長のページでも、その取材内容を公開しています。

そして新たに、市長のページに市長の日記を設置し、日々の動向を写真やコメント入りで掲載し、市民にわかりやすい情報発信を心がけています。

また、現在、動画の配信も検討をしているところです。今後も、可能なメディアを駆使したり、広報機能を強化して、市民に情報発信していきたいと思っています。

次に、マニフェストは、毎年度自己評価を行うとともに、外部の第三者による客観的な評価を受けるべきではないかという御提案をいただきました。

マニフェストは、政治家としての私が、選挙において市民の負託を受けたものですので、みずから進捗管理を行い、その評価を公表していく必要があると認識しています。

ただ、御指摘のように、行政計画の進捗管理とは別に、客観的かつ有識者を含めた第三者による評価という方法も考えられますが、実のところ、今はボランティアで評価委員をお引き受けいただける当てがありません。なお、実施計画などの行政計画に位置づけたマニフェストの項目は、議会に予算を議決していただくことにより実現します。

その行政計画の進捗管理は、行政として着実に行っていきます。

次に、マニフェストの実現のため、必要な人員の確保などはしっかりと行うべきと考えるがいかがか。

もしも、コストカットだけに力を入れて、市職員に過大な負担がかかり過ぎれば、マニフェストの実現も立ち行かなくなってしまう、そうした意味から、必要な人員の確保などはしっかり行うべきだと考えるが、いかがかという御質問でした。

業務量に見合った適正な人員配置は、至極当然のことと認識しています。今後も、マニフェスト実現に向けた事業の実施に際しては、業務内容を精査した上で、必要な人員配置に努めたいと考えています。

次に、やる気のある若手職員の登用など、積極的な人事政策を行うべきではないかというお尋ねがありました。

人事制度は、人材育成や組織の目標を達成し、最終目標である市民満足度の向上を目指した制度として、平成18年度から本格導入されてきました。本格的な導入から3年を経過しており、見直すべき時期にあると考えています。

今年度中には、見直しに向けて職員アンケートの実施や、評価手法等の検討を始めたいと考えています。その中で、御提案の年功序列にとらわれない役職への抜てきなどについても議論していきたいと思います。

また、プロジェクトへの庁内公募についても積極的に行い、やる気と能力のある人材を活用していきたいと考えています。

次に、少なくとも毎週1回は現場を訪れていただきたいがいかがかという御提案にお答えいたします。

マニフェストに記したとおり、私は現場を大切にしたいと考えています。現場にこそ、問題が存在するものですし、現場にこそ答えがあると考えています。

私は、議員時代から、現場を積極的に訪問しており、今後もその姿勢には変わりはありません。しかし、定期的に行くというわけにはいかないと思います。

常に、市民の皆様が抱える問題を知り、解決していくために、常に現場を訪れる努力を惜しまないつもりです。

次に、単身高齢者などの現実の姿をしっかりと見るべきではないかという御提案です。

私が『現場主義』を唱えるのは、御指摘のような単身高齢者や重度障害のある方、ひとり親家庭など、弱い立場の方々に対して、思いやりのある対応が必要だからでもあります。

御提案いただきましたので、こうした問題の解決に向けて、現場をどんどん訪問していきたいと思います。

次に、抜き打ちで訪れるなど、本物の現場を見るべきではないかというお尋ねです。

視察に当たって、随行の職員を最小限にするのは、まず当然のことと考えています。

けれども、抜き打ちというのはいかがなものでしょうか。現場の職員の方々との信頼関係も大切にしたいと思いますし、その意味では、抜き打ちで視察するというのは、適切ではないと考えています。

視察をさせていただく時間を有効に使って、市民の皆様の生の声や、現場の職員の声を十分聞かせていただくなど、きめ細やかに現場に接することにより、本当の姿を知ることができるのではないかと思っています。

次に、財政危機の象徴である芸術劇場、美術館、ソレイユの丘に対する今後の方針を明確に述べるべきではないかという御指摘です。

財政面から見て、芸術劇場、美術館、ソレイユの丘の建設が、市債償還費や維持管理費を増大させ、その後の本市の財政状況を悪化させた要因の一つとなっているとの認識には変わりはありません。

ただ、こうしたコストを削減するために、これらの施設を直ちに廃止することは、市債を一括で償還しなければならないなど、さまざまな問題があり現実的ではないと考えています。できたものを壊せとは言えないという立場です。

当面は、施設の維持管理費、運営費などを可能な限り抑制するとともに、投入している多額の市税が少しでも市民の皆様に還元されるよう、有効な市民向けサービスを検討し、少しでもコストパフォーマンスの高い施設と感じていただける運営を目指してまいります。

なお、今後は市独自の大型施設整備は、一たんペンディングとし、無計画な建設により将来の財政負担とならないよう、市政を運営してまいります。

次に、核兵器廃絶、平和都市宣言を積極的に堅持していく姿勢を示すべきではないかというお尋ねがありました。

1984年9月10日に、横須賀市議会が核兵器廃絶に関する決議を行っていることを踏まえ、1989年5月23日に、核兵器廃絶平和都市宣言が行われました。

この宣言につきましては、これからも積極的に堅持していく姿勢には変わりはございません。

次に、政府に対して改めて『非核三原則』の堅持を強く申し入れるべきではないかというお尋ねです。

『非核三原則』については、国是であり、国に対しその遵守を求めていきたいという認識はあります。

ただ、『核密約』の問題については、新政権においてしっかりとした調査がなされることを期待していますので、現在は事態の推移を見守っていきたいと思っています。

最後に、自殺に対する認識について改めるべきではないかとの御指摘です。

人がみずから死を選ぶまでには、自殺に至るまでには、さまざまな背景と複雑な心理的過程があり、経済的、社会的要因等により、ストレスが重くのしかかり、追い詰められ、うつ病を初めとする精神疾患から、正常な判断力を失うことにより、自殺に至ってしまうということは、自殺対策を進めていく中で大事な認識です。

所信表明では、どうしようもなくとい言葉で表現いたしましたが、私も自殺は追い込まれた末の死と認識をしています。

さらに、自殺の多くは防ぐことができるというWHOのメッセージを肝に銘じ、自殺対策に取り組んでいきたいと思います。

なお、9月11日に予定している横須賀中央駅前で行う自殺予防の街頭キャンペーンでは、議員時代と同じように、先頭に立って自殺予防の呼びかけやチラシの配布を行いたいと思っています。

以上です。



フジノの再質問

市長、御答弁ありがとうございました。

早速、再質問に移りたいと思います。

まず、答弁の順番どおりに再質問をしてまいりますが、まず市民が市長に期待していることと、市長の自覚とのずれがあるのではないかということを申し上げました。

確実にマニフェストを実行していくということは当然の共通認識であるとしても、スピード感も求められているということを自覚していただきたいというふうに申し上げました。

と申しますのも、例えばマニフェストで既に有名な松沢県知事、4月に当選をして、5月のゴールデンウイーク明けには、もうマニフェストに関するヒアリングは終えておりました。埼玉県、上田県知事に関しても、1カ月間かけてマニフェストを行政計画へ落とし込むというような動きは行っていたわけです。

こうしたスピード感、これが若き新市長に求められているものではないかと。

加えて、式典への出席などに時間を割くべきではないと申し上げたのも、全く同じ意味です。

信頼関係を醸成することが必要だということをおっしゃいましたが、既に選挙においてあなたのマニフェストは、市民の皆様に負託を受けているわけです。

顔と顔を合わせて信頼関係を、あえて結ばなければならないのではなく、まずマニフェストを実現するために、スピード感を持って行動していくこと、これは非常に重要だと思います。

そして、形式的な会議出席、あるいは式典に出る、これこそあなたが避けたいとおっしゃっている玉座に対する虚礼ではないのでしょうか。そういう場に行って、常に市長、市長というふうにもてはやされることが非常に問題だと僕は考えています。

あらゆるしがらみを断ち切る、それがあなたの政治心情とし立候補されたのだと僕は信じておりました。

ですから、改めて伺いたいと思います。スピード感のある行動を、ぜひとっていただきたいということと、式典や形式的な会議出席に無意味に時間を割いているとは申し上げませんが、多くの時間を割くべきではないのではないでしょうか、お答えください。

再質問の2は、広報体制の強化についてです。

幾つかの方法をお示しいただきました。すばらしいと思います。

ぜひ、やっていただきたいと思いますが、既に市長は今申し上げたこと以外にも、あのオバマ大統領が使ったということで有名になったツイッターというソフトがあるのですけれども、これを全国の市長で最初に利用したことなどでも、既に評価されてはいると思います。

これから先は、ぜひ民間のタウン誌ですとか、非常によく読まれているもの、市の広報に限らず利用していただいて、年代別、性別、あるいはライフスタイル別、例えば具体的に言えば子宮頸がんですとか、例えば精神疾患ですとか、何らかの疾患を抱えている、何らかの病気やハイリスクな状態にある人に対しての年代別のハイリスクアプローチ、あるいは全世帯に必ず伝えなければならないポピュレーションアプローチなど、さまざまな手段をとっていっていただきたいと思いますが、改めて御認識を伺わせてください。

続いて、マニフェストの進捗管理についてです。

第三者評価機関の当てがないというのは、非常に勉強不足だと思います。

あなたの母校である早稲田大学には、早稲田大学マニフェスト研究所も存在をしております。

無料では、確かに行ってはいただけないと思いますが、第三者評価を受けることは必ず必要です。

ボランティアで行っていただくということを重視しておられるようですが、マニフェストは市民の皆様に負託を受けたものであり、たとえ有料であっても、必ず第三者評価は受けるべきものです。

この点について、認識を改めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

それから、若手職員の抜てき人事などを積極的に行うべきという点について、再度伺います。

人事制度改革、3年間たったので、見直しをかけていく中で、若手の抜てきなども考えていきたいということをおっしゃいました。

ただ、これは多くの議員の方々がおっしゃった退職金の問題と同じで、外部の決定機関に審議を任せて、その後に市長の政治決断というふうなものをするというような形で、何で他人任せなのだろう、リーダーシップを強く発揮していくのが吉田市長ではなかったのではないかというふうに、非常にがっかりをしております。

『人事権』というのは、特に市長の専権事項だと思います。こうした若手の抜てきなどには、市長のリーダーシップを強く発揮していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

続いて、現場にぜひ訪れていただきたいということについて、どんどん見にいくということでした。定期的ではなくて、まさに毎日でも行けるときは行きたいということでした。それに加えて、抜き打ちについては、適切ではないという御発言がありました。

しかし、市長御自身が現場を訪れていただければわかると思います。

例えば、東国原宮崎県知事が毎日書いておられるブログなどを拝見いたしますと、視察に行くたびに残念ながらおぜん立てされた視察が待っている、だからプライベートでそこを訪れたり、普通のお客さんのふりをして行ってみるというような形をとって、どんどん本当の姿が見たいんだというふうに書いておられます。

今は、市長にとって抜き打ちは相手との関係をまずくするものというような受けとめ方をされておられると思いますが、いずれ市長はやはり特別な存在として扱われてしまうんだということに気づく瞬間が来ると思います。

ぜひ、抜き打ちでの、抜き打ちというのは悪い意味ではございません。直接に本物の現場を訪れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

続いて、「ハコモノ三兄弟」の今後についてです。

るる御説明を伺いましたが、そんな答えで市民の皆様は満足できるのでしょうか。運営費を抑制する、有効な市民サービスと感じていただけるような運営を目指す、蒲谷市長は行っておられました。

何の為に新しい市長にチェンジしたのかが、一番象徴的にあらわされるのがこの政策のはずです。

ぜひ、もっと踏み込んだ、いつまでにどのような形で変えていくのか、ぜひ具体的にお答えしていただきたいと思います。

そして、再質問の最後になりますが、核兵器廃絶平和都市宣言を堅持して、政府へ市是を主張していくべきという質問に対して、まずそもそも市是ですから堅持していく、けれども新政権の動向を見守るというふうなお答えをされました。この問題は、核兵器の問題です。

国、米海軍、米軍、大使館にはっきり言うと述べておられる市長ですから、ぜひ文書で出して回答をもらって、情報公開をしていただきたい。改めて提案をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

以上、再質問7問にわたりますが、お答えをお願いいたします。



市長の答弁

 
再質問ありがとうございました。

すべてで8問の再質問だと認識しています。

まず、1点目のスピード感を大事にするべきではないかというお話なのですが、行政計画に位置づけるためには、やはり関係者の理解を得るための調整とか、財源の手当てをどうするのかというきちんとしためどを立てていく必要があると考えています。

また、実はマニフェスト207項目のヒアリングに並行して、緊急に方向性を確認すべき事項についても、数十項目にわたってヒアリングを行ってきました。つまり、マニフェストの項目にないものについても、かなりの数ヒアリングをしたということです。

ですから、そういった意味で、マニフェストのすべての項目について職員からのヒアリングを行い、かつ緊急に方向性を確認しなければいけない事項についても、ヒアリングを行ったところなのですが、やはり解決しなければいけない課題もそれぞれの項目について数多くありますので、時間を要しているところです。

ただ、スピード感が大事ということだけは、肝に銘じながら、よりよい政策を実現していきたいと考えていますので、御理解いただきたいと思います。

次に、出席する式典についてでございますが、私の趣旨というものもぜひ理解していただきたいとは思うのですが、議員の御提案もありましたので、ぜひ今後は出席するものの精査をしていきたいというふうに思っています。

次に、広報について、ツイッターなどによる情報発信の手段などを例示していただいて、多様な情報の発信方法があるのではないかという御提案でした。

御指摘のように、タウン誌だけではなくて、メールマガジンであるとか、ブログであるとか、そういったものも情報発信の一つの手段であると思っていますので、何が効果的で、かつ効率的であるかというような観点からも検討して、情報を発信していきたいと思っています。

また、当然ですが、市長のメッセージというだけではなくて、行政情報の発信という観点からのお答えであることも、ぜひ御承知おきください。

次に、『マニフェストの評価』についてですけれども、外部評価についてですけれども、当然、私の母校のマニフェスト研究所、知り合いもおります。たしか、知り合いだったと思います。

ただ、評価については、議員が御指摘再三されているように、まずはマニフェストの実現に向けてのスピード感が大事ということで、評価についてのアクセスという、評価してください、どなたか評価してくれる人いませんかというような形で呼びかけや、知り合いに対する投げかけというものもしていない状況です。

評価をするタイミングというのは、毎日、毎日の評価ではないと思うので、ぜひタイミングを見て検討していきたいと思っています。

次に、若手の抜てきについて、人事制度改革に関して、若手の抜てきについて、市長のリーダーシップで決めるべきではないかという御指摘でした。

議員の御質問の中に、若いやる気のある職員をどんどん抜てきするべきだというお話でしたが、やはり若いからいいというものでもなく、かつやる気があればいいというものでもないというのは、自戒を込めて申し上げたいと思います。

やはり、職員に求められるのは、職務に対していかに忠実であるかという点と、やはりそれを実行する上での能力、さらにやはり市民に役に立っている存在であるかという検証する姿勢、みずからを省みる姿勢だと思います。

そういった観点から、人材登用というものを行っていきたいと思っています。

次に、抜き打ちの視察について御質問をいただきました。

特別扱いされるようになったら、多分そういう認識を持つようになるのではないかという御質問でしたが、やはり抜き打ちの視察というのをイメージしたときに、まずは現場の職員との信頼関係が築けてからでないと、行うべきではないのではないかというふうに思っています。

ただ、なかなか現場主義と申し上げながら、この2カ月現場に訪れる機会というのが少なかったのは事実ですので、ぜひ積極的に現場視察は行っていきたいと改めて申し上げたいと思います。

次に、先ほど議員が「ハコモノ三兄弟」という言葉で使った、3つの施設についての方向性を、もう少しはっきり言うべきではないかという御質問でした。

一つ一つ申し上げたいと思いますが、まず芸術劇場については、次回の指定管理者の選考は、やはり公募で行うべきだというふうに思っていますので、その方向で検討したいと考えています。

美術館については、やはり運営形態の見直しということで、指定管理者制度の導入も一つの選択肢として検討していきたいと思っています。

また、ソレイユの丘については、現在長期継続契約を結んでおりますので、その契約期間終了後の契約形態については、見直しを検討していきたいと思っています。

最後に、『非核三原則』についてですけれども、こちらについては、やはり新政府、政権与党の今後の動向というのを注意深く見守って、非核三原則にのっとった行動を私自身とっていきたいというふうに思っています。

以上です。



フジノの質問

市長、御答弁ありがとうございました。

最後の質問は、3点になります。

まず、マニフェストの進捗管理についてです。

進捗管理、非常に多忙な中で、依頼をする呼びかけもしていないということでした。また、タイミングを見て検討するというお話でした。

しかし、市長はマニフェストの重みを理解されておられないのではないか。マニフェストというのは、市民の皆様との契約です。

政策をお示しして、契約を結んだわけです。

企業であれば、契約を破棄したことや、あるいは契約が不履行されれば、訴訟を受ける、あるいは罰金などを支払うといった死活問題にかかわってくるわけです。その大事な契約であるマニフェストを、進捗管理をする、毎年どれだけ達成されたか、それを確認するという作業を、多忙にかこつけてチェックしていただくことも呼びかけをしていないというのは、契約をまさに不履行、それでも構わないとおっしゃっているように、僕には聞こえました。

マニフェストの重要性を考えておられるのであれば、検討ではなく、外部の第三者評価、必ず行うというふうに、検討ではなく行うというふうにおっしゃっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

続いて、よくある若手職員の抜てきなど、人事政策を積極的に行うべきではないかという質問に対して、市長は若いからいい、やる気があればいいという意味ではないというふうにおっしゃいました。

しかし、現在の官僚機構だけではなく、これは民間企業も同じだと思いますが、年齢によって必ず上がっていかれない、経験を経なければ、年次を経なければ上がっていくことができないという壁があるのは事実です。

市長のおっしゃるような、職務に忠実などを初めとする非常にすぐれた観点がある方が、もし若かったら、それならばもう、若手であろうが何だろうが登用する、それは決して矛盾していないと思うのです。

今回、若手という言葉をあえて使ったのは、今まさに若手の職員に大きなしわ寄せがいっているからです。

団塊の世代の職員が大量にやめていき、ノウハウを引き継いでいく、あるいは行政改革が進んで職員の数が非常に減ってしまった、そんな中で、30代、そして30代後半、40代前半の職員に非常に負担のしわ寄せが来ているところです。そこに、抜てき人事といったインセンティブ、あるいはモチベーションをアップさせるような人事政策をとることは、非常に大きな意味があると思いますが、改めて市長のお考えをお聞かせください。

最後になりますが、「ハコモノ三兄弟」についての対応を伺いました。

しかし、これもやはり蒲谷市長がこのまま継続しておられても行ったであろうなというようなお答えに過ぎませんでした。

ぜひ、この今、市長が御答弁されたプランを導入した場合、どのような運営費用の赤字の見直しができるのか、その効果についてお示しいただきたいと思います。

以上、3問にわたって質問をさせていただきました。ありがとうございました。

以上です。



市長の答弁

再々質問ありがとうございました。

まず、マニフェストの進捗管理についてでございますが、私もマニフェストは市民の皆さんと結んだ契約行為であるというふうに思っています。

ただ、何度か申し上げましたとおり、まず毎年の作業と、議員もおっしゃられたように、この2カ月以内でどうしても評価の体制を築かなければいけないものではないという認識を持っており、優先順位は少し低くなっているというのがまず理解していただきたい点の一つです。

また、ぜひとも約束をということで御質問いただいたわけですが、約束したい気持ちはあるのですが、やはり行政とは少し話が離れて恐縮なのですけれども、先立つもの、どうやってその方に対価を支払えばいいのか、そういったこと、課題もありますので、ぜひ行いたいという思いがあることだけは理解していただいて、答弁としたいと思います。


また、2点目の若手の抜てきについてですけれども、今の市役所の人事制度に、年齢についてはっきりとした明文化が昇格に当たってされているわけではありません。

特に、私はそういった意味で、年齢といった意味では、市役所の職員の採用に当たっては、年齢制限を撤廃したいという趣旨のマニフェストも記載していますし、外部からの登用というものも人事制度の中で考えているところです。

御指摘のあった若手の抜てきという意味で申し上げれば、実際、人事ですので抜てきする、どういう人という人物像も含めて、検討していきたいというふうに思っています。


3つ目の、「ハコモノ三兄弟」ということで御質問いただいた芸術劇場、そして美術館、ソレイユの丘につきまして、その効果を示すべきではないかという御質問でした。


2問目の御回答で申し上げた、芸術劇場であれば指定管理者の公募であるとか、美術館であれば運営形態の見直しであるとか、ソレイユの丘については契約形態の見直しであるとかについて、その意向については持っていますが、実際それが幾らぐらい効果を出すのかというものについての検証は、ぜひこれからやっていきたいと思いますので、はっきりした時点でお示しできればと思っています。

よろしくお願いします。



後日談:神奈川新聞が質疑を報じてくれました

『ハコモノ3兄弟』についてのフジノの市長への質疑が神奈川新聞で見出しとして取り上げてもらえました。

2009年9月11日・神奈川新聞より

2009年9月11日・神奈川新聞より

一問一答も載っています。