2003年に初当選したフジノにとって、一柳洋議員(2015年4月、引退)は大きな目標のひとりでした。
ご自身ががんサバイバーであることから誰よりも『医療政策』に詳しく、超早期から『緩和ケア』『在宅での看取り』を主張されてきた素晴らしい先見の明を持つ方です。
同時に、自らが海に潜るダイバーで海に関するあらゆることに詳しく、自然・環境政策をはじめ、その経験や知識を超える横須賀市職員・市議会議員はいません。
そうした想いから脱原発についても強い想いをもって活動をリードしてこられた方です。
そして、地域主権論者として、議会人として、常に信念を貫いてこられた方でした。
フジノは、一柳さんと同じ委員会に所属したり美術館建設反対運動を通してその人柄や政策に触れて、「一柳議員を超える政策通になりたい」とずっと勉強を続けてきました。
医療政策だけは、少しだけ一柳さんに追いつけた自信があります。
けれども、環境政策の造詣の深さは、永遠に追いつけそうにありません。
まだまだ大きな余力を残しながらもあえて勇退された一柳さん。
これから一柳さん不在の横須賀市議会が政策論争を大切にしないものにならないように、フジノは必死で一柳さんの姿を自らに重ねて努力と研鑽を積んでいきたいと思います。