議員提出議案第3号への賛成討論
藤野英明です。
『議員提出議案第3号』に賛成の立場から討論を行います。
僕がこの議案に賛成する理由は複数にわたり、すでに井坂議員からも提案理由の説明において『議員提出議案3号』のポイントが示されていますので
僕からはここではあえて1点に絞りたいと思います。
それは、「政治家が率先して痛みを示すことの重要性」です。
日本全体において経済が低成長となり、今後も人口は減少していき、少子化・超高齢社会へとすでに入っています。
このような経済・社会状況下では、これまでのような行政サービスを続けていくことは現実的に不可能となります。
必然的に市民のみなさまにも多くの痛みを引き受けて頂かざるを得ないことも、これから多々あるでしょう。
そうした痛みを市民のみなさまにご理解して頂き、引き受けていただくには
まず何よりも政治家が率先して自らが痛みを引き受ける必要があるのだ
と僕は確信しております。
今回同時に提案されている議員提出議案第2号では
提出の前提として、『平成22年度の期末手当については改めて協議すること』が議会運営委員会で確認されてはおります。
しかし、これでは分かりにくいのです。
「元に戻ってしまうのではないか」との懸念もわいてしまいます。
市民のみなさまに対して分かりやすく、かつ共に汗をかいていただく市職員のみなさまにもよりご理解いただけるのは議案3号だと信じております。
政治家が率先して痛みを示すこと、これが最も大切だと信じています。
どうか先輩同僚議員のみなさまにおかれましては、議案3号にご賛成いただきますようよろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして、僕の賛成討論を終わります。
ありがとうございました。
最終的な議会の結論
フジノの討論もむなしく、議会の多数派はフジノと逆の結論を出しました。