最終更新:2015年7月16日
0.はじめに。「用語」の使い方について
ふだんフジノは『性的マイノリティ』『セクマイ』『LGBT』という用語を使っていません。
人の数だけ『セクシャリティ』は存在しています。
あえて『LGBT』と『それ以外』というように人を分けることそのものがおかしいのです。
そこでフジノは、2013年予算議会において市長に対して「そもそも性的マイノリティと呼ぶことはおかしいと思わないか」と質問をし、市長からも「どのような名称が良いのか今後も考えていきたい」との正式な答弁も受けています。
それにもかかわらず、このブログでは何故タイトルや文中で使っているかというと、インターネットの検索ロボットに検索されやすくする為だけですので、どうかご理解ください。
あくまでも便宜的な単語の使用だということをどうかご理解下さい。
では、フジノはなんという言葉を用いているかというと、『性的な多様性の保障』です。
『LGBT』やそこに含まれないあらゆる『性的な多様性』を保障することは、異性愛の人々の立場をも守ることでもあります。
つまり、「人間という存在、全ての人々を『性的な側面』において区別したくない」という考え方に立っています。
また、2011年に『国連人権理事会』で採択された決議に基いて作成された公式パンフレットがあります。
タイトルは『Born Free and Equal〜Sexual Orientation and Gender Identity in International Human Rights law〜』です。
タイトルには『性的マイノリティ』『LGBT』といった単語が使われていません。
そうではなくて、『性的指向と性自認(Sexual Orientation and Gender Identity)』(SOGI)が用いられています。
省略して『SOGI』として使われています。
(ソギ、またはソジと発音します)
もともと全ての人にはみな等しく権利があります。人権です。
誰もが人権を守られる社会。それが在るべき社会の姿です。
フジノは、いかなる『性的指向と性自認(SOGI)』にも等しく同じ権利があることが理解されていくうちに、やがて『性的マイノリティ』や『LGBT』などの単語は消えていくと信じています。
1.横須賀市の性的マイノリティ支援の根拠となる宣言・指針
かなりたくさんの取り組みを実現してきたのですが、これまで体系的に1つのコーナーに掲載する時間がありませんでした。
少しずつコンテンツを増やしていきますので、しばらくお待ちください。
根拠となる宣言・指針
- 横須賀市人権都市宣言(2007年2月策定)
- 横須賀市人権施策推進指針(2019年7月・改訂版)
横須賀市人権施策推進指針(2009年2月策定) - 平成24年度横須賀市人榷施策推進会議報告書(2013年3月策定)
- 性的マイノリティに関する施策(2013年3月策定)
- 性的マイノリティに関する施策体系(2013年3月策定)
2.横須賀市のこれまでの取り組み
横須賀市が行なってきた様々な取り組みを、時系列で紹介していきます。こちらをご覧下さいね。
実際にはもっともっとたくさんの取り組みがあります。
全国初、県内初の取り組みもたくさんあります。
少しずつ掲載していきたいのですが、忙しくてなかなか全てを書けずにいます。ごめんなさい。
3.フジノが議会で行なった質問をご紹介します
フジノが性的な多様性の保障について様々な角度から行なった議会での質疑・提案をご紹介します。
(*こちらもほぼ8年間、毎議会においてあらゆる角度から提案・質問をしてきました。質問の量が多いので全く掲載しきれておりません。少しずつアップしていきます。ごめんなさい)