2013年9月9日・教育福祉常任委員会での質疑

新たに救急救命センターとして指定を受けた市立うわまち病院での、自殺未遂者支援事業の実施を検討すべきではないか


フジノの質問

健康部に伺います。

救急救命センターの指定を受けたうわまち病院における自殺未遂者支援という点について伺います。

自殺対策連絡会で横須賀市消防局の救急の担当課長からもお話がありました。

自損行為(自殺未遂)が起こった場合に、消防としては共済病院でもうわまち病院でもどちらに運んでもいいのだと。救命行為ができる為に、あいている病院にすぐに運べればいい。

横須賀共済病院と共同で横須賀市は自殺未遂者支援事業を実施しています

横須賀共済病院と共同で横須賀市は自殺未遂者支援事業を実施しています


ただ、(消防としては)保健所健康づくり課の取り組み(自殺未遂者支援事業)を知っているので、未遂をした方はその後のサポートを受けられるのは現時点では共済病院だということで、共済病院に搬送するほうが多い、という話があったと思うのです。

現在うわまち病院でもどんどん救急救命の搬送を受けていただいていて、そちらに入院した未遂者の方については、未遂者支援のサポートを健康づくり課から受けられない状況になっています。

うわまち病院の救急救命がすさまじく忙しい状況というのも承知しているので、自殺未遂者支援のうわまち病院での実施を検討項目として、今年度以降も継続して検討していっていただきたいと思うのですが、いかがですか。



保健所健康づくり課長の答弁

うわまち病院につきましても救命救急センターになったということで、この半年間、実際にどの程度自損行為者が搬送されているかということで調べました。8月までの間に20数例と聞いております。

横須賀共済病院の時には年間百数十例ということで、まだまだ数の上では差がございます。

しかしながら、搬送の状況が確認できましたので、来月あたりから、うわまち病院と少しずつ打ち合わせを開始していきたいと考えております。