まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2003年8月24日(日)のフジノ
● 海でも署名活動しました

 昨日の疲れがどっと出てしまって
 朝は目が覚めても、動けませんでした...。

 けれども11時くらいからもちなおして
 お昼からは、市内の海をまわって署名をお願いしました。

 真夏の青空のした、海はどこの砂浜もすごい人出でした。

 さて、そんな署名活動のなかで
 観音崎方面の、たたら浜を訪れました。

たくさんの人が楽しそうに過ごしているたたら浜。  横須賀市外の方に説明しますと
 たたら浜というのは
 映画『ゴジラ』の中で
 ゴジラが初めて上陸した場所なのですね。

 観音崎から海沿いに南下していくとある、
 夏にはものすごくにぎわう砂浜です。

 かつてはこのたたら浜に
 ゴジラのすべり台もあったんですよ〜。
 

 そのたたら浜で、
 とても不思議な縁/うれしかったことが2つあったので
 書きたいと思います。

 (その1)
 今日は日ごろから親しくしてもらっているAさんたちが
 大バーベキュー大会をひらいているということでした。

 今年しりあいになった方々なんですけど
 「バーベキューを毎年夏にやってるんだよね〜」と誘われたんです。

 その瞬間、去年の夏の映像がよみがえってきました。

 バイクでたたら浜を走ってた時に
 なんかすっごく楽しそうにバーベキューをやってる人たちがいて
 それを見て、当時の僕は思ったんですよ。

 「ああ、いいなあ。おれもあんなにたくさんの仲間と
  ここでバーベキューやりたいなあ」って。

 その記憶が一気によみがえってきて、
 なんか急につながったんです。

 そう、去年、僕が見たのは
 まさにこのAさんたちのバーベキュー大会だったんです!

 まさかその1年後に、
 Aさんたちと親しくなっていて
 「いいなあ、うらやましいなあ」と思ったその輪の中に入って
 一緒に過ごせることになるなんて!

 そんな不思議な符号がありました。

 次もすぐに用事があって
 そこでAさんたちと過ごせた時間は30分も無かったのですが
 なんか本当にうれしくて楽しい時間でした。


● カッコいいオヤジさん登場。その正体は...

 たたら浜での不思議な縁の、続き。

 (その2)
 なんとですね、県議会議員の竹内英明さんにお会いしました。

 ここから先はあえて失礼を承知で
 感じたままをすなおに書きます。竹内さん、ごめんなさい。

 たたら浜について5分くらいしたら、
 日に焼けたカッコいいオヤジさんがこっちに向かってくるんです。

 「おっ、英明さんだ」
 「ああ、英明さん、お久しぶりです」

 とか、まわりの人たちが
 その人に声をかけてるんですね。

 フジノは下の名前が『英明』なので、

 「英明、英明、って何なんだよ〜」

 と思いながら、
 あらためてそのオヤジさんを
 じっくりと見たのです。

 なんか、見たことあるな...。

 そしたら、選挙のポスターで見たことのある
 県議会議員の竹内英明さん(実物)だったのです!

 いやあ、マジでびびりました。
 ナマの竹内さんですから。

 政治業界にものすごくうとい僕なのですが
 名前が『英明』で同じだから
 竹内さんのことを気になっていたんですよね。

 それに加えて、ハガキ!

 フジノは選挙の時のハガキって、
 『筆まめ』というソフトをつかって自分で作ったんですが

 全く初めてのことなので
 デザインもレイアウトも文章も何もかも
 一体どうしたらいいか本当に何も分からなかったんです。

 だから、友達のオヤジさんのところに届いた
 竹内さんの選挙ハガキを
 パソコンのモニターのところに置いて
 見本じゃないですけど、かなり参考にさせてもらったんですね。

 そんな竹内さんが、ナマで登場ですから
 フジノはけっこう本気で驚いてしまったんです。

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 フジノもぜんぜんスーツ着ないで動いてるタイプですが
 ナマ竹内さんはすごく海っぽい感じの人で
 海に遊びにきた熟練サーファーみたいな感じなの。
 かなりカッコいい感じ。

 まわりの人たちが竹内さんとフジノをひきあわせてくれて、
 初めて実物にお会いして、あいさつをしました。

 10分くらいお話をして、すっごくいい人だったんです。
 その考え方も僕はすごく共感できたし。

 美術館問題についてもとても詳しく知っていて、

 「やっぱりまちの人の声に耳を傾けて
  みなおしをするべきだ」

 とハッキリとおっしゃってました。

 それであんまりうれしかったので
 つい、そっちょくな質問をしてしまいました。

 「竹内さん、僕は自民党がキライなんです。
  イメージの世界でしかないですけど
  世間の人たちの大半も自民党をイヤだと感じてると思うんです。

  でも、竹内さんってそんな自民党のイメージと
  ぜんぜん違うじゃないですか。

  だから竹内さんって、
  自民党にいるということでイメージで見られて
  損しちゃう気がするんです。

  なんで竹内さんは自民党にいるんですか?」

 すげー、失礼な質問(笑)。
 でも、どうしても聞きたかった。

 そうしたら、竹内さんがそれに対して言った返事が
 フジノはすごくうれしかったんです。

 その返事のなかみはここには書きませんが、
 フジノはすごく納得してしまいました。

 初対面だし、竹内さんの政策も何も知らないのですが、
 そっちょくに「いい方だなあ」と思って
 お会いできてうれしかったです。

竹内英明県会議員と藤野英明市議会議員。  この写真を見ると
 2人とも、
 まさか政治家だとは思えないでしょ(笑)

 「フジノくんとおれは
  ひとまわりも年齢が違うのかよ。
  イヤになっちゃうな(笑)」
 なんて竹内さんは言ってましたけど、
 いい意味で年齢差なんて感じない人でした。

 竹内さんは海が大好きだそうで、毎年よく海に来るそうです。

 「フジノくん、また海で会おうよ」って言われました。若い!
 竹内さん、ありがとうございました。


● 署名活動、ラストスパート

 その後、文化会館でモダンバレエの公演を見ました。

 年下の友達が出ていて、
 無料だから来てねと誘われてなにげなく見たのですが
 彼女の踊りはすごくきれいで、すてきでした。

 プログラムの大半はグループでの発表なのですが
 彼女はソロ、たった1人きりでの演技でした。
 友達としてのひいき目ではなく、他の人とは全く違う存在感でした。

 というのも、何も言わないから知らなかったのですが
 彼女は全国大会で受賞してる、そんなダンサーだったのです。

 こんな若手がこのまちからもたくさん出てるのに
 どうして市長は
 「横須賀は文化度が低いと言われている」とか言うのかなあと
 あらためて疑問に感じてしまいました。

 彼女だって、別に市が何かしてくれたから
 今こんなにすごいダンサーなわけじゃないんです。

 「踊れる場所なんて選ばないよ。
  Yデッキのしたでもどこで、スペースがあれば
  踊りたくってたまらないんだよ」

 そう彼女は話していました。

 彼女の言葉を聞いて、
 「やっぱり芸術はハコモノありきじゃないな」と強く感じました。

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 元気をもらったフジノは、Yデッキでの署名活動へ。

 10代や20代のコたちや
 カップルや
 高3のクラスの同窓会でまちあわせてた20才の人たちが
 みんなで話を聞いてくれて、署名をしてくれました。

 ありがとうございます。

 31日のしめきりにむけて、署名のラストスパート。
 がんばります!



2003年8月22日(金)のフジノ
● このまちに、こもっていたら何も見えない

 やっぱり体に無理をしても
 わざわざ千葉県の幕張まで出かけていって
 そしてナミねぇの国際会議(CJF2003)に参加してきたことは
 本当によかったです。

 このまちの政治家に転職してから
 ほとんどこのまちを出ないで
 1日中ずうっと
 このまちのことばかり考える毎日が続いていました。

 そうしたら、いつからか
 このまちの福祉の現状にひどく不満を感じながらも
 いろいろな保守的な土壌にうんざりさせられてばかりいるうちに
 いつしか僕はすっかりあきらめていました。

 「しかたがない」「これがこのまちの現実なのだ」と。

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 でも、やっぱり違う!

 2日間の世界中の人たちとの出会いのなかで
 「やっぱり福祉は絶対にもっとよくなる!」と感じました。

 『勇気』と『覚悟』と『エネルギー』を
 もらってきた気がします。

 この2日間でもらってきたパワーを
 必ずこのまちにぶつけます。


● 実物のナミねぇは、想像を超えたパワーだった

 ついに出会えた実物のナミねぇは、すごい人だった...。

 本や新聞で知っていたナミねぇのイメージを超えて
 すごくすさまじくて、パワフルそのもの。
 そのバイタリティのすごさといったら、もう!

 来年1月に『実物のナミねぇ』をこのまちに必ず呼びますから
 その時にあなた自身に体感してほしいです。
 
竹中ナミさんとフジノ  憧れのナミねぇ(竹中ナミさん)と
 フジノです。

 自分でケイタイを持ちながら撮ったら、
 うつりわるいな...。悔しいな。

 でも、ナミねぇにこのまちに来てもらう前に、
 フジノ自身が必ず神戸を訪れて
 彼女がつくったプロップステーションを見学してきます。

 『障がいのある人を納税者にできる日本!』

 絶対に絶対に
 この理念は夢物語なんかじゃない。

 「親亡き後、障がいのある子どもはどうなるの...」という
 たくさんのお母さんたちの苦しみに満ちた声への
 答えの1つが
 プロップステーションにはあります。

 障がいのある方自身が
 スキルを身につけて働いていくことで
 自立の道を歩いていくことができるはずなのです。

 そのプロップステーションの風を
 必ずこのまちにも吹かせます。

 福祉は必ずもっと良くなる。
 どうかそれを信じて、一緒に歩いていきましょうね。


● あこがれてた人と会いました/アサノ知事こと浅野史郎さん

 フジノの人生的にものすごく感動的な出来事があったので
 書きたいと思います。

 大学1年から大好きだった浅野史郎さん(宮城県知事)と
 わずかな時間ではありましたが立ち話することができました。

 なんか、ものすごく感慨深かったなあ...。

 彼は今は宮城県知事なのですが
 もともとは厚生省の障害福祉課長だった方です。

 アサノさんって、18才だった当時の僕には
 本当に『ヒーロー』だったのですね。

 大学時代の僕はものすごく勉強に明け暮れてたのですが
 臨床心理/精神保健福祉の勉強のために
 とにかく他大学の講義に出かけたり、
 精神保健福祉の現場に通いまくったり、
 大学院生と勉強会をひらいたり、
 図書館の書庫でひたすら勉強をしていました。

 けれども真剣に勉強すればするほど
 気づいてしまいました。

 『学問』だけでは限界があること。

 かといって、『福祉の現場』だけでは
 福祉を変えることができない
こと。

 『学問』でも『福祉の現場』でも福祉を変えることができないことに
 ハッキリと気づいてしまったんです。

 じゃあ、どうすればいいんだ、と
 かなり途方にくれていた時期がありました。

 そんな時にアサノさんの存在を本で読んで知って、
 こういう素晴らしい方が厚生省に居てくれて
 そして障がい福祉を変えようとしていたことを知りました。

 「それならおれも厚生省に入ればいいんだ。
  そこで福祉のしくみを変えればいいんだ」と思いました。

 「障がいのある人の痛みがわかる厚生省の役人に
  なればいいんだ!」と考えたんです。

 だから大学1年の時の僕は本気で厚生省に入ろうと思って

 国家公務員T種を受験するための講座を
 法学部の校舎で必死に受けたりしていたのですよ。

 僕の在籍していた大学は
 司法試験だけでなく官僚もたくさん出してるので、

 大学がそういう授業(国T受験対策講座)を
 有料でひらいてたんです。うーむ。なつかしいなあ。

 いや、なつかしくないな。
 あらためて思い出したら、すごく苦痛だった(苦笑)。

 心理学専攻の学生でこの講座をとってたのは僕しかいないし、
 まわりはみんなして政治経済学部とか法学部生だし

 だいたい1年生からそんなの受講してるのは
 ほんと僕ぐらいなんです。

 心理学とはまったくカンケーのない勉強を
 憲法、民法、とか、もうそれは必死に勉強するわけです。

 政治家になった今でこそ
 あのときに勉強しておいて助かった、と思いますけど
 当時の僕は自分の専攻の勉強がまずあるわけですね。
 実験もあるし。

 ふつうの授業がぜんぶ終わってから
 図書館に行って独学で
 精神医学とか脳みそのこととか勉強するんです。

 それに加えて、夜に法律の講座が始まるんです。
 自分で決めたこととはいえ、本当に苦痛だったなあ...。

 そんな道に僕をひきずりこんだアサノさん。

 かつての新人知事も
 今では改革派知事として知られていて
 もうベテラン。

 確か、3期目に入ったのかなあ。

 当時読んだのは図書館だったのですが
 すぐに取り寄せて買って何度も読みました。

 今でもちゃんと大切に持ってる僕の『きっかけ』である本
 持ってきてサインしてもらえばよかったなあ、
 と思いました(笑)。

 

 (*後日談2004年7月24日にアサノ知事にサインを頂くことができました。
   人生って何があるか分からないですね!)


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 そんな僕が厚生省をめざすのをやめたのは、
 慶応大学の佐藤方哉先生(行動分析学)との出会いと
 UCLAのLiberman教授(SSTの世界的権威)との出会いなのですが
 それはまたいつか気が向いた時に書きますね。

 いや、なつかしいことをすっかり思い出しました。

 僕の人生は、まわり道ばっかりですね。


● 署名、ラストスパート!

 フジノがこのまちにいないあいだも、
 署名活動を本当にがんばってくれた方々がいました。

 ケイタイでメールで連絡をとりながら
 そんな方々の活躍をうかがうにつけても
 一刻も早く幕張からこのまちへ飛んで帰りたくなりました。
 
 署名活動を、議員なしで、まちかどに立っておこなってくれたのです。
 その勇気と覚悟にこころを強くうたれました。

 飛び入りで高校生の女の子たちも
 署名活動を手伝ってくれたそうです。

 このまちの問題を
 自分自身のこととしてひきつけて考えて、行動できる。

 フジノの応援だとかそういう問題ではなく、
 自分の問題だから、自分がそうしたいからそうする、という人々。

 僕はそういう人々が大好きです。

 そんな人々が存在しているという事実に
 強く強く感動しました。

 明日から、必ず毎日、僕も署名活動に出ます。

 お互いにがんばっていきましょうね!



2003年8月20日(水)のフジノ
● 丸2日『福祉漬け』になってきます

 1泊するというのは限りなく不安な体調なのですが
 明日とあさっては、泊りがけで
 千葉の幕張でおこなわれる福祉の国際会議に出てきます。

 『チャレンジド=ジャパン=フォーラム(CJF)2003』です。

 この国際会議を主催される
 竹中ナミさん(通称:ナミねぇ)は昨年来のあこがれの方で
 やっとお会いできると思うと楽しみです。

 (ちなみにナミねぇの特集番組が
  8月28日にフジテレビの『アンビリーバボー』で放送されます。
  見てね!)


 実は、来年の1月にナミねぇをお呼びして
 このまちでイベントをおこなう予定です。

 そんなわけでメールのやりとりはしているのですが
 実物にお会いしたことが無いので
 その意味でもナミねぇとはどうしても会っておきたいのですね。

 「障がいのある人々こそ納税者に!」

 この想いをすさまじい行動力で叶えていくナミねぇの風を
 少しでもうけとめてこのまちに届けたいと思います。

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 往復の電車の中や
 ビジネスホテルでの1人きりの時間を
 ひたすら福祉の勉強にあてることができるので
 このまちの福祉政策の資料を大量に持っていこうと思っています。

 もっともっと署名を集めたくてたまらないのですが
 この2日間だけは、このまちを離れさせてくださいね。


● 書けること書けないこと

 体調不良で立ち止まっていてはいけないと思って
 今日も1日本当にいろいろなことをして
 いろいろな体験をしました。

 けれども、それらを書けない。
 書いてしまうと他の方々に迷惑がかかるかもしれない。

 そんなわけでインターネット上で報告できることが
 今日はほとんどありません。

 ほんと議員にならなければ
 こんな体験は絶対に無えよな、という体験をしています。

 伝えるということは絶対に必要なのですが
 自由は無限大ではないものなので
 そのかねあいをとても難しく感じます。

 いずれ、引退した時にはぜんぶオープンにしたいなあ、
 そう思ってます。


● ささやかな報告

 そうだ、そうだ。

 いつかお知らせしようと思ってたことがあるので
 それをご紹介いたします。
 
 『YAHOO!Internet Guide JAPAN』という雑誌の
 今月号(9月号)に、このHPが紹介されています。



 『世界のブログから』というコーナー(p177)です。

 ブログの情報伝播力で大統領の座を狙おう

 というタイトルで、
 3つのHPが紹介されています。
 ようするに、政治家のHPが今回の特集なのですね。

 その3つのHPというのが、すごいのです。

 (1) アメリカ大統領候補 ハワード=ディーン

 (2) 内閣官房副長官   安倍晋三

 (3) 横須賀市議会議員 藤野英明


 すごくないですか(笑)。

 アメリカ大統領候補、内閣官房副長官、そして、横須賀市議!

 もともとフジノはマスコミ業界出身なので
 雑誌に載ること自体は別に何も感想は無いのですけれども
 小泉内閣のメールマガジンを担当している
 あの安倍晋三さんと
 同列に並んで紹介されていることはすごくうれしいです。

 いや、お2人のHPはちゃんと写真つきで紹介されてますけど、
 僕は写真が無いかわりに
 文章の行数では
 安倍さんを超えています。同列じゃない(笑)。

 ハワードさん 23行
 安倍さん    9行
 フジノ     12行

 ちなみに内容はこんなです。

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 最後に、29歳にして
 横須賀市議選に堂々4位で初当選した
 藤野英明議員のサイト(http://www.hide-fujino.com/)を
 紹介したい。

 茶色く染めた髪に
 あどけなさの残る頻が大きく印刷された選挙ポスターには、
 名前とともに覚えやすいURLが併記されていた。

 いわゆるプログを意識した形式ではないが、
 若者らしい筆致で
 政治に対する日々の思い、
 実現したい政策、
 地域を愛する気持ちや女性観までも
 ストレートに表現した文章は、
 若者のみならず熟年層の支持を得るのに大きく貢献したはずだ。

 プログの持つシンプルで洗練されたスタイルは、
 必然的に運営者自身の考えやスタンスをあらわにする。
 あらかじめ名声を有していなくとも、
 内容さえ充実していれば
 リンクのもつパワーで知名度を高めることも可能だ。

 政治を変えるために、
 まずは自身のプログをインストールしよう
 という時代が来るかもしれない。


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 そうだ、誤解が無いように
 フジノがどういうふうに考えているかも書かないといけない。

 政治家は身近に感じられなければいけないので
 どんどんマスコミに出て行くべきだと僕は考えていますけれど
 それが『1番大切なことではない』と断言したいと思います。

 こないだ、ある政治家の方と話したときに
 こんなことを言われてしまいました。

 「フジノくんは当選してからまだ3ヶ月しか経ってないのに
  何回も新聞に載ったり、雑誌に載ったりして
  すごいなあ」

 うーん...。

 政治家の仕事は、結果を出してこそなので
 フジノは新聞だとか雑誌に名前が出ることについては
 特に何とも思っていません。

 それは政治家としての評価とは
 あまりカンケーが無いですから。

 どうかみなさまも誤解がありませんように。

 マスコミに出る回数が多いことと
 きちんと政治家として結果を残しているかは別ですから。

 地道に結果を残している人こそが
 本当の政治家だと思います。

 特にマスコミ業界にいた人間なので
 『話題性がある』ということに飛びつきやすい業界を
 内側から僕はよく知っています。

 どうかみなさまも、『話題性』よりも『結果を出すこと』を
 見つめることに重きを置いてくださいますように...。

 そうしたらマスコミも変わっていきますから。

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 と言いつつも、安倍さんと一緒に紹介されたのは
 やっぱり少しうれしいな(笑)。

 『Yahoo!Internet guide JAPAN』の方、
 ありがとうございました。


 では、千葉に出かけてきます。



2003年8月19日(火)のフジノ
● まちは市役所や政治家が変えるものじゃない

 今日、市民の方2名と吉田議員と一緒に
 大和市へ『地域通貨』の件で視察にうかがいました。

 僕が感じたことは、こうでした。

 まちは市役所や政治家が変えるのではない。
 まちづくりはそのまちに暮らしている人々の毎日のつみかさねだ。

 市役所や市議会議員は
 まちの制度を変えていくことはできますが、
 まちに暮らしている人々のこころや想いを変えることはできません。

 そのまちに暮らしている人々の想いが
 まちを変えていくのだとあらためて強く感じました。



2003年8月18日(月)のフジノ
●この国の行く末

 今、この国の財政を勉強しています。

 あらためて知れば知るほど
 この国の財政はひどい状況です。

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 すごくかんちがいをしている人々がいて
 フジノたちが美術館建設計画のみなおしを求めているのを
 「あいつらは美術がキライだからだ」とか
 言う人がいます。

 あと「福祉と美術の二者択一じゃない!」
 という人々もいます。

 でも、これらの方々は
 ぜんぜんフジノたちの考えを誤解しています。

 このまちがすさまじい借金を抱えている、
 とフジノはよく言います。

 けれども、借金を抱えているのは
 このまちだけではないのです。

 あらゆるまちが
 このまちと同じように莫大な借金を抱えている。

 そして、この国全体がどうしようもなくひどい
 財政状態なのですね。

 たとえば、国と地方の借金をあわせると
 なんとこんな金額になります。

 約693兆円(2002年度末)

 69,300,000,000円です。

 これがどれくらいひどい借金なのか
 あなたにはリアルに想像できますか?

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 こういう現実を前にしたら、
 「美術がキライだから」でもなく
 「美術より福祉」という二者択一でもない、
 もっと切羽詰った問題に
 フジノたちがとりくんでいることが分かるはずです。

 フジノは市議会議員です。
 だから自分の暮らしているまちを
 少しでもまともにしていくのが仕事です。

 同じように、すべてのまちの政治家たちが
 いっせいにそういう努力をすることで
 この国の経済状況を
 少しでも良くしていかねばならないのです。

 だから、誤解している人たちに
 早く気づいてほしいのです。

 フジノたちは
 美術館問題にとりくんでいます。

 しかしその理由は、
 この国を守りたいからです。

 ただ単に「美術がキライ」だとか
 そんなくだらない理由で署名をしている人は
 いません。

 自分の世代だけが
 その場だけ楽しく過ごして
 子どもたちに借金を残してもかまわない。

 こんな状況を変える。
 何もかも先送りしてツケを将来に背負わせるような
 そんな現実を変えて生きたいのです。

 このまちの美術館建設計画のみなおしは
 この国を変えていくための
 第1歩です。

 山積みしているすさまじい数々の問題の中の
 1つなのです。

 1つずつ変えていかなければ、
 大きな問題の数々は変えていくことができません。

 フジノは美術館問題が終わったとしても
 この4年間ずうっと
 あらゆる税金のつかいみちに口出ししていきます。

 何故なら、ひいてはそれが
 この国をもっとまともに変えていくことだからです。

 どうかみなさん、
 もっとこの国の現実を知ってください。

 フジノも全力を尽くして勉強して
 そして、みなさんに知らせる努力をしていきます。

 美術館問題を、
 ただ美術館を建てる/建てないの話ではない。
 この国の財政全体にかかわってくることなのです。

 どうか、それを知ってください。



2003年8月17日(日)のフジノ
● 時には手書きもいいですね

 今夜は少し体調がよかったので、
 署名をわざわざ郵送してくださった方々に
 お手紙を書きました。

 日頃はEメールばかりなので
 手書きで手紙を書くということは久しぶりでした。

 僕は年賀状や暑中見舞いを
 手書きで出すのがすごく大好きな子どもでした。

 だから久しぶりに手紙を書いたことは
 とても楽しく感じました。

 先日、モアーズの文房具屋さんで
 かなりかわいい便箋と封筒を発見したのです。

 現実的には冷夏なんですけれども
 スイカ、入道雲、青空、と
 すごく夏っぽくていい感じのものだったので
 それを買って、つかってみました。

 4通しか書けなかったのですが、
 できれば郵送してくださったみなさまに
 お手紙したいと思います。

 署名と一緒に入っているお手紙、
 ファイリングしてすべて取ってあります。

 わざわざ送ってくださったみなさま、
 本当にありがとうございました。


 

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