まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2003年6月16日(月)のフジノ
● 本日の署名(衣笠駅)

 今日は、JR衣笠駅前にて
 小雨がふりつづく中を署名活動を行いました。

 美術館建設反対の署名です。

 17時40分くらいから始めて
 19時までの約1時間20分。

 集まった署名の数は、47人でした!すごい!

 今日は誰もがカサをさしながら歩いている中で
 わざわざ足をとめて署名をしてくれる
 それはすごいことです。

 電車が駅に着くと
 いっせいに仕事帰りの人があふれだしてきます。
 カサとカサがぶつかりそうな、すごい混雑状況になります。

 その人ごみの中から
 はじっこに立っている僕たちに向かって
 わざわざ署名を書くためにやってきてくれるわけです。

 署名の人数だけを見れば
 昔ながらの古い政治しかわからない人は

 「組合を動員すればいい」

 とか訳の分からないことを言うでしょう。

 けれど、そんな『数にまかせたもの』には意味がありません。

 評論家は自分は温かい家の中でぬくぬくしながら
 インターネットの画面を相手にグダグダと文句を書いています。

 けれども、そんなむなしい人たちのことは
 僕たちは笑いとばしてあげましょう。

 降りしきる雨の中、お手伝いにかけつけてくれたみなさん、
 仕事を終えて帰る途中にわざわざ足をとめてくれた方々、
 書き終えた署名を手にして届けに来てくださった方、
 本当にありがとうございました。

 ある福祉カンケーの活動をしていらっしゃる方が
 理事会で今回のことを話題にしてくださったそうです。

 まちのために、暮らしを守るために、
 ふつうに暮らしている人たちの幸せを守るために
 わざわざ大切なお時間をさいてくださった全てのみなさんに
 こころから感謝します。ありがとうございました。


● がんばれ、美術館賛成派の人たち

 「もっと賛成派の人たち、がんばらないとダメだよ」と

 このコーナーで
 エールを送ったのが届いたのでしょうか。

 美術館賛成派の方々が
 だんだんと活動をはじめてきたようです。

 どうぞHPに賛成の理由を書いてください。

 『かつて反対だったのに今は賛成になった人』
 記述もあるそうです。ぜひ見てあげてください。

 いさぎよいじゃないですか。

 『シラをきって態度を明らかにしないでいるヤツら』よりも
 きちんと自分の立場を明らかにしている
 そういう人はえらいと思います。

 がんばってね、美術館賛成派の人たち。

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 さて、僕たちの話です。

 今日、僕は1人きりで衣笠に立つ予定でした。
 17時スタートのつもりだったのが遅れてしまったのですね。

 けれども、そこにはフジノを待っていてくれた人がいました!

 Aさん、ありがとうございます。
 お子さんを預けて、そしてお手伝いに来てくれたそうです。
 安針台からわざわざ衣笠まで雨の中、お手伝いに来てくれたのです。

 その後、Bくんが来てくれました。

 17時に衣笠に来てみるとフジノがいなかったので
 Yデッキにいるかもしれないと思った彼は
 横須賀中央まで行ったそうです。

 けれどもYデッキにもいないので
 もう1度衣笠に戻ってきてみたらフジノがいた、ということでした。
 往復させてしまってごめんなさい。

 さらに、Cさんがお手伝いに来てくれました。
 本日が初対面でした。はじめまして!

 Cさんも中央と衣笠を往復して
 わざわざ佐原からお手伝いに来てくださったのです。
 やはりお子さんを預けてのご協力でした。本当にありがとうございます。

 フジノはこの3人の誰にも
 「手伝ってください」とか
 「来てください」なんて頼んでいません。

 フジノはたった1人きりでやりとげるつもりでした。

 それが、みなさん、自分の意思で
 わざわざ雨の中を衣笠まで
 決して1円のお給料さえ出ないにもかかわらず
 お手伝いに来てくれたのです。

 生まれて初めて挑戦する署名活動は、
 やってみた人にしか分からない大変な苦労があります。

 今日は雨でした。

 だから、いつも以上に立ち止まってくれる人は少ないです。
 そんな中を恥ずかしさに耐えながらも声を出して
 時には訳の分からない文句やヤジを
 見知らぬ人に飛ばされながらも
 3人の方はお手伝いをしてくれたのです。

 本当にありがとうございました。
 あなたのその行動は、このまちを必ず変えていきます。

 ありがとうございました。本当にありがとうございました。


● 署名を届けに来てくれた人もいました

 日頃から母娘でこのHPを見てくれているという方も
 署名を渡しに来てくださいました。

 ホームページからダウンロードした署名用紙を使って
 すでにその用紙は署名でうまっていました。

 ありがとうございます。

 フジノはふだん本当に予定がたてられなくて
 みなさん、本当にごめんなさい。

 このまちに暮らしている方々は
 フジノを見かけるとガンガン声をかけてきますし、
 できることならばフジノはその方のお話を最後まで聞きたいのです。

 そうすると、どうしても予定どおりには動けないのです。

 だから今日も17時には衣笠に到着していたかったのですけれど
 どうしてもまにあうことができませんでした。

 それなのに、ずうっと待っていてくれる。
 フジノが来ると信じて待っていてくれる。

 お待たせして、本当にごめんなさい。
 そして、ありがとうございます。

 これからも予定は可能な限り、お知らせします。
 でも、なかなかその予定どおりには動けないことも
 どうかあらかじめご理解くださいませ。本当にごめんなさい。


● 横須賀にも、オンブズマンをつくります

 今日のお昼、総合福祉会館を出たところで
 ある方に呼びとめられました。

 その方は、行政オンブズマンをしているそうです。

 オンブズマンって何だか知ってますか?

 役所の仕事や、政治家のしていることなどを、
 まちに暮らしているふつうの人たちが
 弁護士や会計士に協力をしてもらいながら
 力を合わせてチェックしていく、そういう活動のことなのです。

 (例えば、有名な仙台のオンブズマンのHPはこちらです)

 フジノは福祉が専門の政治家だったはずなのですが
 気づいてみるとオンブズマンの方にも愛されているようです(笑)。

 5月にも、他のオンブズマンの方とお話をした時に

 「横須賀でのオンブズマンたちあげをぜひお願いします」

 と、言われたこともありました。

 あらゆることで手一杯ですけれども
 オンブズマン活動は絶対に必要だと思いますので
 フジノもできうる限りの努力はします。

 『情報公開』や
 『まちに暮らしている人自身がまちをチェックする』ことは
 絶対に必要なことだと僕は思います。

 これまでも横須賀では
 オンブズマンの立ち上げを試みたそうですけれども
 いろいろなしがらみのせいで8回も話が流れてしまったそうです。

 だから、過去に名前のあがった人たちは
 全てリストからはずして、
 ゼロからオンブズマンたちあげをしたいと考えています。

 立ち上げの道筋がついたら
 すぐにフジノはそのオンブズマンから一切の手を引きます。

 政治家が関与している
 オンブズマンというのはおかしいからです。

 そうやって、道筋だけ作ったら
 あとは完全に独立した組織として活動していくのです。

 フジノ自身のことも厳しくチェックしてほしいのです。
 公約は守っているか、政治家としての義務を果たしているか、を。

 政治家にだけ任せていてはダメです。
 役所のやることをそのままうのみにしたらダメです。

 あなた自身の目で見て
 あなた自身の頭で考えて
 あなた自身のこころで感じる、そして判断する。

 これが全ての基本です。
 だから、フジノの言っていることも『うのみ』にしてはいけません。

 あなたが自分自身で判断するのです。

 だから、そのためにも
 より多くの情報をあなたが得るためにも
 オンブズマンが必ず必要になると僕は信じています。


● 地域福祉計画検討部会の傍聴をしました

 昨日のこのコーナーに書いたとおり
 14時から、『地域福祉計画検討部会』を傍聴しました。

 これはものすごく大切な計画を作っているのです。

 だから傍聴も、定員10人のところ、
 満員でした。フジノを含めて10人の傍聴がありました。

 この検討部会は他の委員会とは違って、
 ほとんど毎月おこなわれています。

 何よりも全国的にも初めての計画なのです。
 だから、本当に手探りです。

 委員として選ばれている人も
 市役所の事務局側も
 そして傍聴しているフジノたちも
 これからどんな計画ができるのか、
 誰もその完成する姿がどうなるのか分からないまま
 ゼロからつくりあげようとしているのです。


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 今日は、中間での『とりまとめ』をしていました。

 これまで行われた部会の内容を確認していました。

 「担当の健康福祉部の方々は本当によくがんばっている」

 と、毎回傍聴しているという方が
 僕に教えてくれました。

 フジノはといえば、日頃の疲れも出て、
 前半はウトウトしてしまいました。ごめんなさい。

 けれども、後半は
 気合が入りなおして傍聴できました。

 部会が終わった後、ある方から
 こう言われてしまいました。

 「今回はとりまとめ作業でしたから、退屈だったでしょう?」

 いいえ、違います。
 日頃の睡眠不足でウトウトしてしまっただけです(汗)。

 退屈ではありませんでした。ごめんなさい!

 「次回からはもっと活発になりますよ」

 その方は言いました。楽しみです。
 次回もその次も、全て傍聴しますからね。


● 『福祉のフジノ』でありつづけます

 ところで、フジノの他に傍聴をされていた9人の方々は
 みなさんがフジノのことを知っていました。

 逆に僕の方はみなさんのことを知らなかったのですが、
 傍聴されていたのは福祉カンケーの方々のようでした。

 だから、福祉担当の委員会である
 『民生常任委員会』に所属しているフジノのことを
 みなさんご存知なのでした。

 その中のある方から、こう言われました。

 「早く『福祉の藤野』さんに戻ってきてくださいね...」

 この言葉、すごくこころにこたえました。

 音にすると、ガーンでしょうか...。
 フジノ自身も、すごくそう思っているからです。

 いつのまにか僕は
 『美術館建設反対』のフジノというイメージになっています。

 フジノには全くそんなつもりはありません。

 けれども世間の人たちのイメージは
 やっぱりどうしても『美術館問題のフジノ』なのですね。

 フジノ自身もこのHPでは
 あえて福祉のことを書いていません。

 理由はカンタンで、このHPの読者の中には、
 書いたことを何でも批判したい人が
 うようよとしているからなのです。

 フジノにとって何よりも大切な福祉のことを
 あえて書かないでいるのは
 そういうくだらない人たちに
 大切な福祉のことをぐだぐだ言われるのが嫌だからです。

 これまでに流されたたくさんの涙を
 本気では理解しようともしない現実を知らないヤツらには
 一言さえも文句を言わせたくないからです。

 福祉は決して一部の弱者のためのものではありません。
 (っていうか、誰だよ、『弱者』って。そんなヤツはいない!)

 福祉は暮らしをまもるライフラインです。
 そのライフラインを壊させないためにも
 フジノの福祉カンケーの活動は、ほとんどここに書いていません。

 書かなくたって毎日、精一杯、フジノは福祉のために働いている。
 それは直接にお会いした人に直接にお話すればいい。
 そう考えているのですね。

 だから、よけいにまちで暮らしているふつうの人には
 毎日どんな想いでフジノが福祉に取り組んでいるのかは
 当然なかなか伝わりません...。

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 福祉カンケーのみなさん、
 僕は忙しく見えるかもしれませんけれども
 あなたのお話をうかがう時間は絶対に作りますから。
 大丈夫ですから。

 「フジノさんが忙しそうなのに
  こんなメールを送ってごめんなさい」

 という書き出しで
 障がいのあるお子さんがいらっしゃる
 お母さんからメールが届きます。

 あるいはまちで呼びとめられても

 「フジノさん、ごめんなさい。
  ほんの少しだけのお時間でけっこうですから
  お話を聞いてください」

 という福祉カンケーの方がいらっしゃる。

 大丈夫です。あなたのために働いているのですから。
 それがフジノの仕事なのですから。

 フジノは睡眠不足でまぶたはケイレンしているし、
 くだらない言いがかりをつけてくるヤツにはすぐ怒鳴りますけど
 フジノの人生をかけた本業は、福祉です。

 だから、そのために時間をつくるのは
 苦痛でも何でもありません。

 福祉のフジノのまま、
 変わらずに僕はいつもいますから。

 だから安心して、メールも送ってください。話しかけてください。
 いつもあなたのために僕は仕事をしているのですから。
 どうか安心してください。大丈夫ですからね。


● 23日の『社会福祉審議会』に注目してね

 話を戻しますが、
 今回までおこなわれた『地域福祉計画』の中間とりまとめの
 報告が23日に社会福祉審議会で行われます。

 そもそも社会福祉審議会という審議会が諮問をして
 地域福祉計画が検討されているのです。

 もう、ほんと分かりづらい言葉ばっかりだなあ。
 議会とか役所ってもっとふつうの言葉をつかえないのかね。

 諮問というのは
 「しもん」と読むのですけれども
 「いろいろ調べたりして意見をくださいね」という意味です。

 社会福祉審議会という
 大きな別の組織がまずあるのですけれど、
 そこに頼まれて『地域福祉計画』をつくっているという感じ。

 だから、社会福祉審議会に報告をされる中間報告が
 審議会の人たちに
 どんなふうに受けとめられるのか
 それがとても大きな意味を持つのですね。

 だから、23日の社会福祉審議会に注目してください!
 もちろん傍聴したいと思っています。



2003年6月15日(日)のフジノ
● 署名、スタート!

 今日は、ついに全体での署名初日を迎えました。
 全体での、というのは
 すでにフジノ自身は金曜日から署名活動を
 はじめていたからなのです。

 雄人や絵美さんらとうちあわせて、
 12時にYデッキに集合。

 雨が降り出しそうな中、
 木村正孝さん原島ひろこさん岩崎絵美さん吉田雄人くんと共に
 いっせいに署名を集めはじめました。

署名を集める吉田議員、マイクをにぎるフジノ。 当日は雨がまさに降り出しそうでした。
ある新聞社の方から
「雨が降ったらどうしますか?」と質問があり
「どしゃぶりでもやります」
と雄人が
言い切りました。

その想いの強さが、今日1日、
最後まで雨を降らせなかったのでした。

 フジノのHPを観てわざわざお手伝いに来てくれたKさんをはじめ、
 2組のカップルがお手伝いしてくれたり、
 旧友も手伝ってくれました。

 こうやって、10人を超える仲間たちと
 たくさんのマスコミのみなさんに囲まれながら
 署名を集めはじめたのです。

まんなかの赤いシャツの方が僕の尊敬する木村正孝さんです。右端は雄人、左端はフジノですね。  木村正孝さんにもマイクをお願いしました。

 木村さんは自民党員でありながら
 「会派の決定にしばられずに
  自由に自分の意思を表明したいから」と
 会派を抜けて、
 1人で活動をされています。

 フジノの尊敬するサイコーな議員です。
 フジノのめざすスタイルは木村さんです。


 雨が降りそうな日はいつもそうなのですが
 Yデッキには人通りが少なくて
 出だしは好調とは確かに言い切れなかったです。

 元マスコミ業界の人間であるフジノとしては
 今日のお天気は本当に残念でした。

 降るか降らないか分からない天気というのは
 外出を控えるか車での移動を手段としてみんなが選ぶので
 Yデッキには本当に人が少なかったですから。

 きっと明日の新聞には記事は載らないだろうなあ(笑)。
 絵づくりにもならないくらい、
 最初は人がいなかったものね。

 でも、それでも
 今回の『画期的な署名活動』
 もしも記事にしようという新聞社がいればすごいなあと思います。

 けれども、だんだんと時間がたつにつれて
 人通りも増えてきました。

 記者のみなさんがいなくなってからは
 たくさんの人が署名に集まってくれました(笑)。


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 フジノたちの署名は、あえてまわりくどいです。

 署名のほかに美術館計画を説明したちらしを作って
 それを配って、説明をあらかじめした上で、
 
 (1)今の美術館計画に納得している→署名はしない

 (2)僕たちと同じで、納得できない→署名を書いてもらう
 というふうにしました。

 強制は一切したくない。
 納得ずくの人だけに署名してほしいのです。


 そうやって、1人ずつ話しかけながら
 署名を集めていきました。

 フジノたちの目標は『数』ではなくて、
 『どれだけ深く理解してもらったうえでの署名なのか』ということです。

 だって、ふつうにしてたって数は集まるよ。
 だけど数だけ集めても意味が無いもん。

 町内会にお願いするとか
 そういう提案もインターネット掲示板には出ていましたけど
 少なくともフジノはそれはしません。

 あくまでも1対1で、理解してもらったうえでの署名です。
 ただ書くだけでは絶対にダメです。


● つづいて汐入へ

 Yデッキの次は、汐入へうつりました。
 ここでは、歩道橋のしたと駅前とで2手に別れておこないました。

 駅前は選挙前からいつも立っていた場所なので
 たくさんの人が近よってきてくれました。

 演説の主旨を説明しようとすると、

 「分かってる。ずっと選挙の時も同じことを言ってたじゃないか。
  分かってるから大丈夫だよ」

 という感じでした。

 本当にたくさんの人が足をとめて説明を聞いてくれました。
 そしてその上で、署名をしてくれました。

 この時に署名をお手伝いしてくれたKさんは、
 メールを2回やりとりしたことがあるだけの方なのです。

 Kさんがひたすら署名を集めてくださっていて
 フジノはメガフォンで説明をしていました。

 Kさんは30代の主婦の方で
 わざわざ荒崎から手伝いに来てくださったのです。

 フジノはこういう方の想いを信じます。

 1円の得にもならない。
 けれどもこのまちのためにお手伝いをしてくれる。


 生まれて初めての署名活動、
 Kさん、本当にありがとうございました。

 といってもフジノだって、
 金曜日が人生で最初の署名活動だったので、
 ノウハウも何も無かったのですけれど(笑)。


● 追浜と久里浜へ

 さらに、雄人と原島さんは久里浜へ移動。
 フジノと絵美さんは追浜へ移動しました。

 18時に横須賀中央での合流を約束して
 フジノたちは京急にのって追浜へと向かいました。

 フジノの生まれ故郷である追浜は
 交差点の四すみすべてに人々が立ち止まって
 信号が変わってもそのまま移動せずに話を聞いてくれて
 さらには歩道橋の上にもたくさんの人がいて耳を傾けていました。

 フジノたちが追浜駅前にいることを聞きつけた方が
 わざわざ署名活動のお手伝いに来て下さいました。

 お名前もうかがえず、本当にごめんなさい。

 何人もの方が名刺を渡してくれて
 「署名用紙を10枚くらい送ってよ!絶対集めるから!」と
 走り去っていくスーツ姿の方までいました。

 中にはもちろん
 「もうどっちだっていいよ。知らねえ」という無気力な人や
 「どうでもいい。税金なんか払いたくない」という
 中年の男性もいました。

 (フジノが『腹が立ってしかたがない相手』というのは
  だいたい中年の男性サラリーマンですね。
  賛成でも反対でもない、どっちでもかまわないっておまえよ!
 
 自分のまちだろ!
  おまえらがそうやってテキトーにやってきたから
  ずるずるとこのまちもこの国もこんななんじゃねえかよ。

  自分の意見を持て。目を覚ませ。あほんだら!)


 5つの地区団体が市長へ「美術館を作ってください」と
 要望書を出した、追浜。

 けれども、僕の大切な生まれ故郷である追浜。
 追浜では本当にたくさんの署名が集まりました。

 追浜は、美術館に反対している人が
 ものすごくたくさんいらっしゃいます。

 要望書のことも「お願いだから追浜を誤解しないでね」と
 話しかけてくる人も2人もいました。
 みなさん、HPをよく読んでくださってる(笑)。

 僕は追浜を誤解なんかしていません。
 大好きな僕の生まれ故郷。
 追浜に行くと、いつも温かく応援してくれる人がたくさんいますし。

 どうしてそんなまちが要望書を出したのか
 やっぱり僕には理解できませんでした。

 まあ、そんな要望書はどうでもいいです。

 横須賀中央よりも汐入よりも
 署名が1番集まったのは追浜だったのですから。


● 6時間にわたる、署名の結果は...

 最後にフジノたちは、Yデッキに集合しました。

 せっかくの休日の夕方に
 マイクでおじゃまするのは気が引けました。
 けれども、僕のNOVAの先生までたくさんやってきて(笑)

 「署名がんばってね」と強く励まされました。

 (「ちゃんとクラスにもおいで」と言われました。 
  忙しくて行けないんですよ...)

 こうやって、本当に1対1での説明をして署名を集めて、
 18時に今日の署名活動を終えました。

 署名の結果は、約700人でした!

 フジノたちはどんな団体にもカンケーないし、
 1人対1人のカンケーで署名用紙をお願いして活動しています。

 それで、700人も集まったのです。

 これにはものすごく大きな意味があります。
 団体にぽーんと署名用紙を渡して書かせるのとは
 完全に意味が違います。

 内容も理解しないままに書けと言われたから書く、
 そんなものは受けとっても市長は何とも思わないでしょう。
 けれども今回の署名は全然違います。

 もしも署名をうけとっても市長の判断が変わらなければ
 署名をしてくれた人たちは
 市役所をぐるっと取り囲むデモをするかもしれません。

 それくらいに説明をして納得してもらった上で
 フジノたちは署名をしてもらっています。

 「お願いしまーす!」なんて笑顔で言ったりしません。

 「あなたのまちの問題で、あなたが判断すべきことですよ」

 という
 そういう署名をしているのです。

 この700人は、団体が動員をかけて集めたような700人とは
 完全に訳が違う700人なのです。

 あくまでも個人の意思で署名をした、
 1人の個人が自分の意思で判断をして署名をした、
 そういう1人が、700人もいたということなのです。

 フジノは明日からも
 毎日署名を集めていきます。

 10万人が最低限度の目標ではありますが
 他の署名とは決定的に質の違う10万人以上をめざします。


● 署名、ダウンロードできます

 署名用紙が欲しい方は、
 このHPからダウンロードできますので
 プリンターで印刷してどうぞご利用くださいませ。

 こちらをクリックしてください。
 またはこのHPの表紙にもコーナーがあります。

 署名の時の注意をいくつか書きますね。

 (1) 署名できる年齢は何才でも大丈夫です

 (2) 有権者チェックもしていますので、
     横須賀市に住民票があって20才以上の方はしるしをつけてね

 (3) 横須賀市外に住んでいる方も署名は可能です。
     その場合は「横須賀市」と書いてあるところを
     二重線で消してくださいね。

 というわけで、どうぞご利用くださいませ。
 署名が完成したらご連絡していただければ僕が取りに行きますよ〜。


● みんなで楽しく夕飯を食べました

 
初日はかるく6時間で終了をして、
 いきつけのカフェを占領して夕飯を食べることにしました。

 最後まで残っていてくれたのは7人なのですが
 お互いに誰なのかを知らなかったりしたので(笑)
 最後の最後になって、自己紹介しあいました。

 署名第1日目を終えてくつろぐみんな。

 夜の最後まで残ってくれていたメンバーは
 左から、Iくん、原島さん(隠れてて見えない!)、Kさん、
 Ittekiくん、フジノ、雄人、絵美さん、です。

Ittekiくんとフジノと吉田議員。

 
雄人&フジノです。かすかにIttekiくんもうつってます。

Iくんと神奈川ネットワーク運動よこすかの原島さんとKさん。

 Iくん、神奈川ネットワーク運動よこすかの原島さん、Kさん、です。
 署名中の写真はすべて
 原島さんがカメラ付ケイタイで撮ってくれました。

 だから、あんなに活躍してた原島さんが写っていないのは
 すごく残念です。

 原島さんは、真ん中にうつっている
 優しい笑顔の女性です。

横須賀の若手3議員。

 最後は、「よく分からない3人組」の写真です(笑)

 右からウィンドサーフィン大好きっコと
 声がかすれてハイになって人格が変わっていた男と、
 親指がくわえられているように見えるちゃぱくんです。

 (いちおう、3人とも職業は政治家です)

 初日のうちあげも、楽しくおいしく終わりました。


● 僕から行きますから、待っててくださいね

 こないだ控え室に来てくださったあるお母さんが
 フジノにこうおっしゃったんです。

 「ああ、わたしにだけ相手をしてくれないんじゃなくて
  本当に忙しくてぜんぜんお会いできないのね...」

 そうなんですよ〜。

 誰のこともないがしろにするつもりはありません。
 特に、障がいのあるお子さんがいらっしゃるお母さん方や
 フジノの人生のメインである精神障がいに関してのことはすべて僕は
 時間が無くてもどうにか時間をつくりたい
 そういう気持ちでいつもいます。

 けれども今、本当に物理的に時間が無くて
 メールにもなかなか返事が出せなくて
 お会いする約束をしている方ともなかなかお会いできなくて
 本当にごめんなさい。

 けれども、これから署名をかねて
 福祉施設をすべてまわるツアーを勝手にやります。

 そのスケジュールもいずれぜんぶ載せますので
 家が近い方にはどんどん連絡します。

 どうか待っていてくださいね。


● 明日、『地域福祉計画検討部会』の傍聴です

 この部会をどうしても傍聴したくて
 でも、ハガキで応募だったので僕もハガキを出しました。
 広報よこすかを見て、ちゃんと市役所に送ったんですよ〜。

 そうしたら、当たった!
 うれしかったなあ。

 というわけで明日は、
 地域福祉計画の検討部会に出席してきます。

 この部会は、実は横須賀だけではなくて
 全国で今とりくみはじめている、すっごく大切な計画なのです。

 横須賀には今、福祉計画の3本柱があります。

 (1)障がいのある方への福祉
 (2)高齢の方への保健福祉
 (3)子どもたちとそのお母さん方への支援

 この3つの計画はそれぞれ独立しているのですが、
 実は3つがクロスしなければいけないことがあるんですね。

 それが『地域』という考え方です。

 横須賀の場合は、
 この3つのベースになるような地域福祉計画を
 今、まさにこの部会で検討しているまっただなかなのです!

 これは今までおこなわれてこなかったことなので
 全国どこも手探りでがんばっているところです。

 横須賀の部会も、試行錯誤というか
 全く初めてのことなので、まさに委員の方々も大変なわけです。

 その傍聴がハガキの応募で当たったので
 明日は一生懸命に傍聴してこようと思います。
 福祉の未来地図づくりの現場を目の当たりにしてきます!


● 神奈川ネットワーク運動のみなさまへ

 あの、フジノがこんなことをお願いするのは
 とてもさしでがましいのですが
 あえてHP上で書いてしまいます。

 フジノの、お願いです。

 ネットワーク運動から立候補した議員は
 2期8年が原則であって
 それ以上はダメというのがルールだと聞いています。

 けれども、ネットワーク運動・横須賀の
 原島さんを今期いっぱいで退任はさせないでほしいのです...。

 よけいな口出しなのは分かっています。
 本当にごめんなさい。

 でも、これまで原島さんには
 本当にたくさんのことを教えていただいて
 さらに今日1日、ずっと一緒に外で身体をはって活動をして
 原島さんが今期でいなくなることは横須賀の損失だと
 はっきりと思いました。

 「また医療の現場に戻りたいの」と原島さんはおっしゃいます。
 それはフジノが政治家を辞めたら福祉に戻りたいということと
 同じ気持ちであって、決心は固いと思います。

 その決意と、ネットワーク運動のルールと、
 両方とも本当に分かっています。

 でも、それでも、今日の僕には納得ができません。
 まちかどに一緒にたって、
 一緒にこの梅雨前の気候の中を汗をかきながら
 学童保育のことを一緒に話しあったりして、
 辞めなければいけない理由が僕にはどうしても見えませんでした。

 こんなに「まちの人としての感覚」をふつうに持ちながら
 同時に「議員としての知識と経験」を同時に持っている方は
 議会の中でもなかなかいないと思うのです。

 原島さんはご自身で「絶対に私は今期かぎり」とおっしゃいます。
 けれども、フジノは納得ができかねます。

 本当に越権というか、アカの他人がごめんなさい。
 でも、でも、なんか悔しいというかもったいないというか...。

 メールで直接にお出しするべき内容ですが
 まわりの方でもこの想いを感じている方がいるはずと思い、
 あえてこのHPに書かせていただきました。

 ごめんなさい!でも本気でそう思ってます。

 一切の他意はありません。
 どうか悪意も何もありませんので誤解しないで下さいね。

 本当にこの文章に書いたままに受け止めてください。
 今のフジノのすなおな気持ちを書きました。



2003年6月12日(水)のフジノ
● このまちの自然を守りたい

 今夜は雄人絵美さんとまちあわせをして、
 市内のある場所(秘密です。ごめんなさい)に蛍を見にいきました。

 まずは雄人と横須賀中央駅でまちあわせて
 2人で京急にのりながら、美術館のことを話しあいました。
 明日、反対している議員たちが集まって
 最終的な署名の文章を決定します。

 その後、電車をおりて絵美さんとまちあわせ。
 そこで絵美さんの車に乗せてもらって、出発しました。

 とても静かな、とても素敵な、
 山の奥へと行きました。

 場所は言うことができません。
 近所の方々は知っている場所なのですけれども
 あくまでも近所の方々だけが知っている、
 だからこそ美しい自然が守られている場所なのです。
 もちろん、横須賀です。

 僕の大好きなテレビ番組に『ダッシュ村』という企画がありますが
 そこはまさに『ダッシュ村』そのものでした。

 田んぼ。竹やぶ(竹やぶが僕はもう本当に大好き!)。
 やぎ。牛。かえるの鳴き声。そして、犬。

 土間のある家。高い天井。昔ながらの日本のにおい。
 あまりにもよく見える月の光。

 わきでている水。雨でぬかるんだ土。さわがに。

 そして、がんこそうな
 昭和ひとけた生まれのおじいさん。

 僕たちは、そこで美しい蛍の光を見ました。
 絵美さんはてのひらに蛍をのせて、ながめていました。

 雄人とおじいさんは
 「残念だなあ、こないだ来た時にはもっといたのに!」と悔しそう。

 でも、ありがとう。2年ぶりに見た蛍は
 十分にきれいだったよ。
 あんなに明るい蛍を見たのは初めてだったしね。

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 最後に、僕たち3人は
 おじいさんに見晴らしの良い高台につれていってもらいました。

 夜景がどこまでもきれいでした。
 「函館の夜景にだって負けないよ」とおじいさんが言いました。

 どんなことがあっても
 この自然を守らなければいけない、と3人で話しました。

 言葉だけではなく、どうしたら現実的に
 ここを守っていくことができるのか。
 買い占めるしかないのか、それとも何か条例を作れないのか。

 かつて武山にも牛がいて
 さわがにがいて、ヘビもいて、かえるも鳴いていて、
 月の光が近くに見えて、田んぼがどこまでもきれいに続いていました。

 それが少しずつ、時にはあまりにも急激に
 どんどん姿を消していきました。

 僕だって、その開発に加担している1人です。
 僕が住んでいた武5丁目だって
 もともとの自然をぶっ壊して作られています。
 自然をぶっ壊したところに住んでいる1人なのです。

 けれども、一体どうしたらこの大切な竹やぶを守れるのか。
 自分の子どもに蛍を見せてあげることができるのか。

 「今度、かぶとむしをとりに来なよ」とおじいさんは言いました。

 僕は自分の孫の世代に
 かぶとむしを見せてあげることができるのだろうか。

 どうしたらいいのだろうか。
 どうしたら僕たちが守ることができるのだろうか。

 政治家が3人も集まっていて
 そしてこの3人は誰もがこの景色に惚れこんで
 だけどまだどうしたらいいのか具体的な方法が分からないでいる。

 僕たちが守らなくちゃいけない。
 絶対に僕たちが守りぬかなくちゃいけない。

 絶対に。
                   

● 社会教育委員会を傍聴しました

 14時から16時まで、
 『平成15年度・第1回社会教育委員会』会議を傍聴しました。

 この委員会の会議のお知らせは
 新聞に折り込まれている
 広報よこすかで見つけたのです。

 別に、義務だから行ったのでもなく、
 呼ばれたから行ったのでもありません。

 これまでも会社員時代に『広報よこすか』を見るたびに
 いくつもの大切な審議会や委員会が
 平日の昼間に行われていて
 参加したくてもできないものばかりでした。

 議員になった今、平日の昼間に動けるので
 だから、あらゆる審議会や委員会を傍聴することにしました。
 日程が許す限りは全てに出ます。

 ...やっぱり、傍聴している人はゼロでした。

 たとえ関心があっても、
 平日の昼間にやってしまうから
 傍聴できる人なんてふつうはいません。

 これはとても良くないことだと思いました。

 こういう委員会や審議会を
 平日の夜や土日にひらくようにできないのかを
 政治家が何らかの形で提案できないかを
 僕は検討することにしました。

----------------------------------------------------

 それはともかく、社会教育委員会の会議です。

 これは15人で構成されていて、
 PTA関係者や
 学校の校長先生や
 公民館でのサークル活動の会の人や
 国際交流協会カンケーの人や
 市議会議員で教育経済常任委員会の人(1人)などが
 参加しています。

 市民から公募された人も1人だけいますが
 基本的には、教育委員会が推薦した人を選んでいる会です。

 このメンバーで2年間にわたって
 社会教育に関することがらを話しあっていくのです。

 年4回、会議があります。

 この会議に出席すると、
 日当がもらえます。1万3000円です。

 「2時間の会議に出席するだけで
  そんなに高いお金がもらえるのかよ!」


 とフジノは考えましたが
 その会議の前後にも
 メンバーは自費でいろいろ調査をしたりするので
 これくらいが妥当ではないのかという意見もあるそうです。

 うーん...。

 傍聴してみた感想は、
 こんな会議をわざわざやっているのか、というものでした。

 順番で強制的に発言しなくちゃいけない時以外は
 1度も発言しない人が何人もいました。

 障がいのある人たちの政策についてとは違って
 緊急性や差し迫った危機感が無いからでしょうか。

 2時間かけてこれだけか、という印象を強く受けました。

 終わってから、すぐに情報公開コーナーに行って
 昨年度の議事録を読んでみました。

 どうか、みなさんも議事録を見てください。

 フジノは昨年度分をすべて
 メモをとりながらも15分かからずに読み終えました。
 まる1年分、4回の会議(計8時間分)をわずか15分ですよ。

 こんなに早く読めるのはどうして可能なのでしょうか?
 僕が速読ができるのでしょうか?
 そんなことはありません(笑)。

 つまり、議論が活発ではないのです。
 少なくともフジノはそう思いました。

 さらに驚いたのは
 さっき聞いてきたばかりの会議の内容が
 去年の第1回の議事録の内容とすごく似ていたのです。

 毎年、同じことを話し合っているのですか。
 メンバーも去年とほぼ同じ。3人しか入れ替わりがありません。

 何だかなあ...。

 これでは一生懸命がんばっている
 市役所の事務担当の方々がかわいそう。
 委員会のメンバーは、もっと議論を活発にすべきです。

 委員会に選ばれているメンバーは
 まちに暮らしている人たちの代表として来ているわけですから。

 書くべきかものすごく迷いましたが
 それがフジノの本音です。

 日頃関心があっても傍聴に来られない、
 そのみなさんのかわりに僕は傍聴に行きました。
 けれども、こんなことでいいのか、という印象を強く受けました。

 第4回まで委員会は行われます。
 だから、第4回が終わる
 最後まで聞いて結論を出すべきだと最初は思いました。

 しかし、去年の議事録を読んで、
 メンバーもほとんど変わっていないことを知って、
 やはり、この印象を感じたままに書くことに決めました。


--------------------------------------------------

 もちろん、ものすごく積極的に意見を言っている方も
 3〜4人くらいはいました。

 特にある1人からの提案は良かったです。

 昨年までの議事録は
 発言者の名前がふせられていたのです。

 つまり、議事録に発言は載っているのに

 委員「〜だと思います」

 みたいに、誰がそれを言ったのかさえ書いていないのです。

 ある1人の委員が
 「今年からはそれをやめましょう」と提案しました。

 そして、その提案がとおりました。
 これはとても良いことだと思います。

 けれども、その提案をしたのは
 今年入った新しい委員の人だったことも事実です。
 活発に意見を言っていたのは、新しい委員が多かったように思います。

 もしかしたら、僕のこの印象というのは
 たった1回きりを見ての早すぎる結論かもしれません。

 けれども、メンバーの過半数が
 昨年と同じという事実。

 ならば、もっと活発であっていいはずです。

 フジノはこういう委員会や審議会が
 どれくらい今このまちにあるのかを調べてもらっています。

 そして、それら全ての委員会や審議会に対して
 日当が支払われているのかどうか
 誰がメンバーなのかを調べます。

 そういう委員会のどれが本当に必要で
 もしかしたら惰性でやっているだけの会議が無いのかどうか
 フジノはチェックしたいと思うのです。

 そして、議事録も全て読むことにします。

 どうか、来られる人は
 どんどんこういう委員会や審議会に傍聴に来てください。
 傍聴に人が来ない限りは緊張感がありません。

 厳しい監視の目が無ければ
 いけないと思います。

 フジノが「議論が活発でない」とかを書くと
 すぐに言われるのが「議員としての立場を考えろ」ということです。

 議員はふつうの人たちの代表です。
 だから、ふつうの人間の感覚で物事を見て
 そのまま素直に僕はここに書いています。

 フジノが会社員時代にはこんな会議では許されなかったです。
 そのふつうの感覚で僕は書いています。

 けれども批判したがりの人たちは
 すぐにフジノの書くことを批判します。

 議員は権力を持っているからここに書くことも圧力だ、と
 人々はすぐに僕に言います。

 だから、ここに書いていることが事実かどうかを
 直接にあなたの目で見てほしいのです。

 フジノが書いていることが本当かどうか、
 どうか実際に見てください。議事録も見てください。

 これらの委員会への日当は
 あなたのお給料から取られた税金で払われています。

 どうか、あなた自身も
 あなたのお給料の使われ道を厳しく見ていて下さい。
 お願いします!


  


2003年6月11日(火)のフジノ
● 昨日の神奈川新聞をみましたか?/追浜の地区団体の動き

 昨日の朝、
 神奈川新聞を見た何人もの議員から電話がかかってきました。

 それはこういう記事が出ていたからです。


神奈川新聞・2003年6月10日付より

      美術館建設 実現を要望

       市に追浜地区5団体

 横顔賀市が県立観音崎公園に計画している美術館建設について、
 追浜自治会連絡協議会、追浜観光協会など
 追浜地区の五団体は
 九日、美術館建設の実現を求める緊急要望書を
 沢田秀男市長に手渡した。

 要望書によれば、
 一部の市議から出ている建設反対の意見について
 「すでに市議会の議決や了諌を得た市の基本方針を覆そうとするもの」
 と批判。

 「『横須賀に美術館を』というささやかな夢をぜひかなえてください」と
 要望している。

 沢田市長は
 「未来を託す子供のためにも、心ある市民のためにも
  既定方針通り美術館建儲を実現させたい」と応じた。


                                (佐藤 浩幸)


 電話をくれた議員に、フジノはこう答えました。

 「賛成も反対もあるのが健全だし、いいんじゃないですか。
  これまで賛成の人たちで
  市長以外に『美術館をつくりたい』ときちんと言った人は
  今まで全くいなかったんだし」

 けれども、朝の時点でこの記事を実際に読んだ議員の中には
 すごく怒っている人もいました。

 フジノは神奈川新聞をとっていないので
 朝の段階ではこの記事を読んでいませんでした。

 しかも、10日は大忙しでしたから。
 まず『議会運営委員会』の傍聴、
 次に『本会議』、
 本会議が終わったらすぐに『IT化運営協議会』にオブザーバー参加。
 それが終わったら次はすぐに『市議会だより編集委員会』です!

 結局、朝10時から夜21時過ぎまで
 フジノはずうっと議会に缶づめでした。

 だから、新聞記事を落ちついて読んだのは今日なのですね。

 フジノは怒るというよりも、
 1つだけとてもとても気になったのは、これです。

 「よりによって何故、追浜の人たちなんだろう?」

 観音崎の美術館建設なのに、
 どうして、追浜の地区団体が要望してるのだろう?
 分からない。


● 情報開示を求めました

 さてさて。
 どんな要望書が出されたのだろうかと思いませんか?

 そこで第2回の定例会が終わった今日、
 市役所に行って、市長に渡された要望書について
 情報公開を請求しました。

 その結果、
 受けとった書類がこれです。



       市美術館の建設について(緊急要望)


  私たちは、市美術館建設に全面的に賛成するものです。

  先日、市美術館の建設をめぐり市議会で新人議員(藤野英明議員)
 が、市長に建設反対の立場で質問し、さらには建設反対の署名運動
 まで始めると新聞紙上で知りました。

  すでに市議会の議決や了承を得た市の基本方針を覆そうとするも
 のであり、言語道断、私たちは連署をもって市長を応援し、激励いた
 します。

  美術館は、単に美術鑑賞の場だけでなく、私たちが未来を託す子
 どもたちの情操を養う教育の場であり、また人々が身近な生活の中
 に潤いと心の豊かさを実感できる所です。

  「横須賀市に美術館を」。私たちは永年ささやかな夢を抱き、建設、
 開館を待ち望んでまいりましたが、その夢をぜひかなえてください。

  どうか市長、私たち心ある追浜市民がついています。ぜひ、市美
 術館建設を実現されますようお願いいたします。


 平成15年6月9日

  横須賀市長 沢 田 秀 男 様

     1行 黒塗り (団体名・肩書き・氏名・印が消されている)
     1行 黒塗り (団体名・肩書き・氏名・印が消されている)
     1行 黒塗り (団体名・肩書き・氏名・印が消されている)
     1行 黒塗り (団体名・肩書き・氏名・印が消されている)
     1行 黒塗り (団体名・肩書き・氏名・印が消されている)

 個人情報の保護という意味で
 この5行が黒く塗りつぶされているのですが
 ここには団体名と肩書きと名前をハンコが押されていました。

 けれども、すでに新聞では
 要望書を出したのが誰なのかは発表されています。

 したがって、僕はここに挙げたいと思います。

 ・追浜自治会連絡協議会

 ・追浜観光協会

 ・追浜社会福祉協議会


 あとは分かりません。
 ウワサでは、商店街組合らしいということです。
 要するに、追浜のこの5つの団体が、要望書を出しているのです。

 がっくり。

 自治会の連絡協議会、ということは
 まちの町内会がみんなして合意したということでしょう?

 追浜の人たちはみんなして
 美術館の建設に大賛成しているということか...。


● 追浜のみなさん、本当に賛成しましたか?

 この要望書を読む限りでは
 心ある追浜市民は「美術館づくりに大賛成」ということです。

 半日のあいだ、時間を置いてじっくりと考えました。
 他の会議に出たり、たくさんの資料を読んだり、
 時間を置いてじっくりと考えました。
 けれども、どうしても僕は納得ができませんでした。

 かつて、フジノは追浜の湘南病院で生まれました。
 追浜本町2丁目に暮らしていました。
 白鳩幼稚園に通いました。
 夏島小学校に入学しました。

 つまり、フジノは追浜市民だったのです。

 フジノは、地元意識を政治家が持つことが大嫌いです。

 ある特定の地域の利益を代表しているような政治家は
 まちがっていると思うからです。

 けれどもフジノにとって「追浜は大切な生まれ故郷である」と
 心の底ではいつも想ってきました。

 大好きな、大好きな、たくさんの思い出が今も消えずに
 僕のこころの中には残っています。

 だから、あのあたりには
 他人に1度も言ったことは無いけれども
 強いシンパシィを抱いてきました。

 雷神社、夏島小学校、白鳩幼稚園、商店街の裏のドブ川...。

 けれども、追浜を愛しているフジノは
 追浜の人々から愛されるどころか逆に
 厳しく批判されてしまいました。

 「新人議員」は「市の基本方針を覆そうと」していて
 それは「言語道断」だと厳しく批判されてしまいました。

 「どうか市長、私たち心ある追浜市民がついています」


---------------------------------------------------

 フジノが福祉を変えていきたくて
 そしてそのためにも美術館に反対しているのは
 横須賀全体のため、ひいては追浜の人々のためにもなるのです。

 それなのに、心ある追浜市民は美術館に大賛成...。
 社会福祉協議会までもが
 美術館をつくれ、とは...。

 追浜は福祉よりも美術館が欲しいなんて...。

 半日悩んでも、気持ちは変わりませんでした。
 他の議員から、この要望書が出された裏話を聞かされたりもしました。

 市長が鷹取に住んでいるから
 だから追浜の人たちは市長を応援している、とか
 そういう話も聞かされました。

 でも、そういう裏話はもうけっこうです。

 表に出ている情報だけと僕は向き合います。
 つまり、追浜に暮らしているみなさんは
 美術館建設が大賛成です、ということが今の現実というわけです。

 あまりにもやりきれない気持ちになったので、
 夕方、フジノはメガフォンを持って
 追浜に向かいました。

 フジノの生まれ故郷である追浜は
 いつからこんなふうになってしまったのだろうか。

 それを直接にまちに暮らしている人に
 確かめるためです。

 17時から19時まで2時間にわたって
 駅前に立って、想いを伝えました。

 そして、まちを歩いている人たちに話しかけて
 この要望書を知っているか、
 美術館が欲しいのか、
 たずねました。


● まちに暮らしている人の声だけを信じます

 2時間のあいだ、たくさんの人から励ましをもらいました。
 フジノが手に持っていたちらしを
 わざわざ受け取りに来てくれる人がたくさんいました。

 直接に話しかけられるたびに要望書を見せて

 「あなたはこれを知っていますか?」
 「あなたはこれに賛成しましたか?」

 と聞いて回りました。

 中には商店街の人もいました。
 あるいは、追浜で福祉カンケーの仕事をしている人もいました。

 誰もが「そんなの知らない」と言いました。

 フジノに話しかけてくる人たちは
 もともとフジノを応援している人なのかもしれません。

 (いや、でも、この人たち
  「あなたの名前は何ていうの?」って尋ねてたし
  たぶん僕のことなんか知らない人たちです)

 でも、20人くらいの人たちは
 誰もこの要望書のことを知りませんでした。

 追浜の人たちがみんなして
 美術館建設に賛成しているわけではない。

 そう、はっきりと分かりました。

 少なくともフジノは、まちに立っているあいだに出会った
 まちの人たちの声を信じていきます。

 賛成派の人たち、もっとどんどん賛成の声をあげてください。

 でないと、まちに暮らしている人たちは
 美術館建設にみんなして反対していますから。

 もっとちゃんと賛成しないと
 「決めたことだからやるんだ」なんて言ってると
 まちの人たちはそんなこと知らないし絶対に反対だといって
 署名も何十万人も集まってしまいますよ。

 このまちはすさまじい借金を抱えている。
 そこには1円のムダづかいをする余裕なんて無い。

 だから、今、このまちに
 観音崎の自然を壊してまで美術館を作る必要はない。

 フジノはそう言っているんです。

 フジノはまちの声の代表者です。

 市長のことを好きだとか嫌いだとかそんなことは考えたことも無い。
 感情で政策を決めるようなくだらない政治家ではない。

 市長が福祉の分野でがんばっていることもよく知っている。
 市長のことを高く評価もしている。

 けれども、この美術館建設については反対だ。

 フジノはそう言っているだけなのです。

 賛成派の人たち、もっと大声をあげて
 僕たちをつぶしてみてください。

 僕たちはまちに暮らしているふつうの人間です。
 僕1人を潰しても、僕たちの声は決して消えない。

 何故なら、僕たちは43万人もいるのだから。


 


2003年6月10日(月)お昼11時半のフジノ
● メディア=リテラシーを持つということ

 新聞をはじめとして、
 すべてのメディアに『中立』という立場は
 基本的にありえません。

 そもそも「事実とは何か?」ということを考えてみれば
 すぐにそれは分かってもらえると思います。

 目の前にエンピツがあるとします。
 あなたは僕の隣に座っているとします。
 そうしたら、2人に見えているエンピツは別の物です。

 僕の位置から見るエンピツの映像と
 あなたの位置から見るエンピツは別の映像になります。

 少なくとも2人が全く同じように物を見るということは
 ありえません。

 事実は、あなたが立つ位置によって変わります。
 それは新聞をはじめとするあらゆるメディアの報道も同じです。

 報道は中立とか公平であることを求められる、とか
 よく言われますけどそれはそもそもムリなのです。

 それぞれの立場によって、
 見え方は違うのです。

 例えば、新聞記事について考えてみましょう。
 いくつもの新聞をならべてみれば分かるはずです。

(1) 同じ出来事をとりあげていても、その『書き方』が違うこと

(2) そもそも「どの出来事をとりあげるか/とりあげないか」も違う

 どうか、あなたはこのことに気づいてください。


 こういうことは、新聞記者をめざしたことのある人や
 マスコミ業界ではものすごく当たり前のこのことですが
 ふつうにまちで暮らしている人々には
 あまり知られていないと思います。

 けれども、そんな例は本当にいくらでもあります。

 例えば、新聞というものは『中立』に見えるかも知れませんが、
 役所の発表をそのまま書いたり、
 市長や県知事など権力者側にべったりの
 記者だっています。

 そして、はっきりとは分からないように
 けれども形容詞をうまくつかったり、
 記事の書き方に工夫をして、
 ある立場を否定するように書くことはいくらでも可能なのです。

----------------------------------------------

 例えば、こんなケースを見てください。

 <僕から見た事実>45人の議員のうち、12人が反対している出来事
     ↓
 <新聞の書いたこと> 一部の議員が反対している

 一部というのは、あなたにとって
 何人くらいをイメージしますか?
 2〜3名でしょうか?

 こういう書き方をすることで
 いくらでも違う印象を与えることができるのです。
 お見事です。

------------------------------------------------

 ここで挙げたのは
 ほんの1つの例だけですけれども
 いくらでもあります。

 今の例は僕が不愉快に感じたケースですけれども
 逆に、僕にとって有利に書かれているケースだってあります。

 いずれにしても、事実を完全に客観的に書く、なんてことは
 そもそもありえないことなんです。

 哲学的に聞こえるかもしれませんが、
 この世の中に『客観的な事実』なんて本当は無いのです。
 あるのはあくまでも『主観的な事実』だけなのです。

 だから、新聞だってテレビだって
 あらゆるマス=メディアについて同じことが言えるんですよ。


 どうか、そういうメディアにふりまわされないように
 誰もが自分の目で物事を見て
 自分の頭で考えて
 自分のこころで感じてください。

 これまでもこういうことはありました。
 これから先も、いくらでもこういう出来事があるはずなのです。

 ここに書かれていることだって、
 あくまでも僕の視点でしかありません。

 新聞もこのHPもあらゆるメディアの報道も
 全てはそれぞれの立場から語られている主観に過ぎません。

 だからこそ大切なのは、
 「信じられるのは、あなた自身だ」ということなのです。

 あなたが自分の目で見て
 あなたが自分の頭で考えて
 あなたが自分のこころで感じてください。

 それが、『メディア=リテラシー』というものですから。



(今回のこのコーナーで書かれている内容について、
 さらに深く考えてみたい方は次の本を読んでみてくださいね。
 『事実とは何か』本多勝一著、朝日文庫、1984年。
 読みやすくて、分かりやすくて、すごく良い本ですから)



2003年6月10日(月)早朝2時のフジノ
● 議員は決して1人じゃないよ

 フジノたちは選挙で選ばれました。

 そう考えている人がものすごく多いのですけれど、
 フジノはただ『就職活動』をして『転職』しただけだと考えています。

 映画会社から、非常勤特別公務員への転職。
 ただそれだけのこと。


 ややもすると政治家は孤独な職業で
 1人1人、誰のことも信じられなくなってしまうこともあります。

 だけど、フジノは転職先に仲間を見つけたと信じています。

 それは派閥が同じだとか政党が同じだとか
 そういうくだらないことなんかじゃない。

 意見が違えば何時間でもやりあえる、
 だけど、このまちへの想いという1点では信じあえる、
 そういう間柄の人たち。

 僕は1人きりじゃないと信じています。

 もちろん、ただフジノにすりよってきてるヤツもいるだろう。
 でも、そんなのでダメージを受けたとしても
 それはフジノがアホだっただけのこと。

 むしろ他人を信じて、そして裏切られたとしたら
 そんな自分を誇りに思いたいと思うんだ。

 僕には今、約10人の仲間がいる。
 政党も派閥もみんなバラバラ。
 でも、想いは1つ。

 そして、美術館の問題にどこまでも向かっていく。

 議員は決して1人なんかじゃないよ。
 少なくとも僕はそう信じている。

 九州の久留米の議員さんが僕に連絡をくれました。
 葉山の中村議員がちらしを配りにきてくれました。
 平塚で27才で当選した江口さんがメールをくれました。

 フジノは横須賀だけじゃなくて
 どんなところの人たちともどんどんつながっていきます。

 こうやって、人と人とがつながっていくことで
 もっともっと僕たちの想いは強くなって
 そして実現に向かうのだと思います。


● 僕たちはまだ働きたりないです

 昨日、雄人の演説を追いかけていって
 汐入でみつけました。

 ちらしを配ってこないだのお礼をしようとしたら
 今日は持っていないというのです。

 そこで、かわりにマイクを渡されてしまい
 美術館建設反対の話をしました。

 その後、某新聞社の方と3人でお茶をしました。

 その時に記者の方に言われたこと。

 「吉田くんも藤野くんもがんばりすぎじゃないの?
  最初から飛ばしすぎると4年間続かないよ!」

 それに対しての雄人の答え。

 「まだまだですよ。足りないですもん!」

 フジノの答え。

 「僕もまだやれるな。もっとがんばらないと
  まちの人たちは誰も納得しないですよ」

 というわけで、僕たち2人はまだまだへっちゃらです。

 おれをこきつかえ!

 このキャッチフレーズを忘れてないよね?
 そのために僕はいるんだから。

 いや、僕だけでなく、サービス業としての政治家はみんな、
 こきつかわれるために存在しているのだし
 それでお給料もらってるんだから。

 気にしないでこきつかってください。

 とにかく、雄人も僕もまだまだ大丈夫です!

 最後に、今日は本会議です。

 雄人をはじめ、僕の尊敬している木村正孝さんも
 一般質問をされますのでぜひ傍聴に来てくださいね。

 ライブでしか分からない、
 市議会議員や市長の生の姿が見られますからね!

 ぜひ来てください!



訂正と、お詫び
● HPの内容に、事実と間違えている記述がありました

 このHPをごらんのみなさまに、訂正とお詫びをいたします。

 5月12日と14日のこのコーナーで、
 事実を誤って把握したまま
 確認をせずに、それを掲載してしまいました。

 訂正を必要とする部分と
 正しくはこのようになりますという点は、以下のとおりです。

 5月12日は、以下のとおりです。
 
 (事実を誤って書いている文章)

 この『IT化運営協議会』への
 無所属議員の出席が制限されてしまった、ということなのです。

 選挙の前までは
 無所属の議員であっても誰もが『IT化運営協議会』へ
 参加することができたのだそうです。

 それが、今日の『議会運営委員会』で(中略)
 「無所属は1人しか出ちゃダメだ」と提案があって決まったそうです。

 (事実は次のとおりでした)

 → 『IT化運営協議会』についての
  構成(会派ごとの人数や無所属の扱いなどについて)をはじめ
  まだこの日には具体的に何も決定しておりませんでした。
   

 したがいまして、上の文章は事実を誤って伝えているため
 文章を全文削除いたします。

 5月14日は、以下のとおりです。

 (事実を誤って書いている文章)

 議会の中には
 (1) 市議会だより編集委員会
 (2) 議会IT化推進運営委員会

 という2つの委員会があります。

 内容は、次のとおりですね。

 (1)は、年に1回発行されている『市議会だより』の編集をおこなう。

 (2)は、すさまじく遅れている
 横須賀市議会のIT化を進めるための協議をおこなう。

 さて、この2つの委員会なんですけど
 またも議会運営委員会で無所属に不利なように
 話がすすめられてしまいました。

 この2つの委員会は
 各会派(=派閥)から1名ずつ参加となっていて、
 無所属の議員の場合は、参加したければ何人でも参加できました。

 それが今回の議会運営委員会で
 「無所属も1名のみとする」と決められてしまったのです。

 (事実は次のとおりでした)

 → 『IT化運営協議会』についての
  会派ごとの人数や無所属の扱いなどについては
  議会運営委員会ではまだ決定しておりませんでした。
   

 したがいまして、上の文章は事実を誤って伝えているため
 『議会IT化推進運営委員会』についての記述を
 全文削除いたします。

 この両日の記述につきまして、
 事実を誤って認識したまま確認をせずに掲載したことを
 お詫びいたします。

 読者のみなさま、大変申し訳ございませんでした。

 今後は正確を期す努力を怠らないように努力して、
 このまちに暮らす人々にどんどん情報をお届けするようにいたします。



2003年6月9日(月)のフジノ
● ペリー記念館、リニューアル基本構想について

 このHPの掲示板でご指摘のあった
 『ペリー記念館リニューアル基本構想』ですが
 他の方から何回か質問を受けましたので、書きますね。

 教育委員会が6月4日付けで
 市議会の『教育経済常任委員会』に説明資料として配ったのが、
 『ペリー記念館リニューアル基本構想』です。

 正直なところ、この資料を読んだ瞬間に
 僕は激怒して「もういいかげんにしろよ!」とひとりごとで叫びました。

 どうしてこうやって次から次へと建物ばっかり...。

 マザーズはまだ移転できてないのに。
 保育園は「予算が無いから」と言って
 耐震ガラスが買えなくてふつうのガラスにガムテープをはりまくって
 地震で割れても飛び散らないようにしてるのに。

 ちょっと調べてみたら、
 これも開国祭というかペリー来航150周年カンケーの事業なのね。
 平成13年くらいから動き出していました。

-----------------------------------------------

 ...と書いていたら、電話が鳴って
 取ってみたら『美術館建設反対』という方からでした。
 昨日の夜にがんばって配ったちらしを
 読んでくれた上町の方でした。がんばって配ってよかった...。

 その方は怒りまくってましたけど、僕に怒られても(笑)。
 その怒りは15日からの署名にぶつけていきましょうね〜。

-----------------------------------------------

 話を戻しますね。

 僕の手元に、76ページもある資料が
 ちゃんと製本されてカラーであるんですけれど、
 これはまだ横須賀市のHPには公開されていないようなので
 僕のHPで公開したいなあ。

 スキャナーでぜんぶ載せると
 データが大きすぎるし。

 なにかやり方を考えます。ちょっと待っててくださいね。


● 吉田議員と連名で、意見書をだしました

 吉田雄人議員(通称・雄人)と岩崎絵美さんとの連名で
 市議会議長の神保さん宛に意見書を提出しました。

 内容はこちらです。

 たとえ少しずつであっても
 変えていきたいことはどんどん提案していきます。
 本会議だけが、僕たちの活動の場ではありませんからね。

 さて、今日は雄人が駅頭演説をはじめてから
 なんとついに200日目になりました!

 すごいです!
 本当に僕も見習わなければ、といつも思います。

 いつも思うのですが
 彼がいてくれるから僕は仕事がすごくしやすくて
 もしも彼が立候補・当選しなかったと思うと、僕はぞっとします。

 雄人、これからもどんどん刺激を与えてください!
 お互いにこのまちのために全力を尽くそう!


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