まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記

2003年6月30日(月)のフジノ
● 政治家になってよかった

 ここにはまだ書けないことなのですが
 2つ、フジノが望んできたことが叶います。

 1つ目は、政治家になる前からの夢。
 2つ目は、ああ、これも政治家になる前からの夢だ。
 でも、特に2つ目の方は『選挙の公約』にもしてきたことなのですね。

 デリケートな問題なので
 ここに具体的な内容はまだ書くことができません。

 でも、1つ目については、来週に発表できます。

 2つ目についても、実際の作業にはすでに入っているのですね。
 作業の結果は8月中旬には形になりますし、
 このまちに暮らしている人々にも
 来年からそれが生活にカンケーするようになります。

 『美術館問題のフジノ』とか
 『パフォーマンスのフジノ』とか
 今までまわりの人たちにイメージづけられてきましたけれど

 その影でフジノはいつもフジノにしかできない
 フジノがやるべきことをやってきました。

 フジノはたとえ無所属のたった1人きりであっても
 やれることを確実に小さなことからやっているのです。

 そして、「その成果があらわれた」と言っても良いかな?
 と思えるところまで今日やってきたのです。 

 やった!本当にうれしかった!

 精神保健福祉への想い、
 障がいのある方々の雇用についての想い、
 少しずつ想いを実現に向けて動き出しているのを感じます。

 それが微かな変化でもかまわないんです。
 それにフジノの名前が出なくてもどうでもいいんです。

 大切なのは『何かが確かに変わった』という結果だけなんです。

 そして今日、フジノは選挙が終わってから初めて
 自分が政治家になってよかった、
 そう感じたのでした。

 関係部署のみなさま、本当にありがとうございます。
 無事に形になっていくまで、

 フジノも最後までしっかり見つめていますので
 どうかよろしくお願いします。


● やぱり『若手』には期待しない

 うれしいことの後に、ネガティブな話。

 やっぱりフジノは『若手』には期待しません。

 年齢が若い=若手、というくくりが世間にはありますけれども
 若いからといって誰にでも期待するのはまちがいかもしれません。

 実際に、フジノは
 とても失望していることがあります。

 これは決して政治家だけではありません。

 政治家だけではなくて、一般の人たち。
 さらに言うと、福祉カンケーの人たちでさえも、
 「若手ならば柔軟性があるか」といったらそうではありません

 世間のイメージでは、こういうのあると思うんですよ。

 若手=変化を恐れない、判断のスピードが速い、
     今までの枠組みにとらわれない、現実主義的である、

 でも、これは当たってる人もいれば
 そうでない人々もたくさんいます。

 年齢が高くても柔軟な人はいる、
 70才を超えてても燃えている人はいる。


 フジノはそういう人をこそ信じたい。
 だから、ただ若さだけでは
 フジノはもう絶対に若手を信じることはやめました。

 がんばれよ、若手!


● ゼロからの勉強

 今日は役所のある部門に予算について質問に行きました。
 けれどもフジノの勉強が足りなくて、お話になりませんでした。

 スケジュール表を見てもらえば分かるように
 これまで毎晩毎晩、予算の勉強をしてきました。

 けれども、やっぱりフジノは『行政の会計』を
 全然飲み込めていなかったのですね。

 この3月末まで民間企業の財務部にいたフジノですが
 市の会計というのは、企業の会計とはだいぶ違います。

 また、市での予算作成や決算処理の
 『実践』を全く行っていないままに参考書を読みまくってただけで
 使われている用語も全然理解していませんでした。

 30分以上も市役所の方に
 予算の基本を教えてもらってしまいました。

 業務の時間をとったうえに
 質問でも何でもない『新人議員への勉強会』になってしまい
 すごく恥ずかしかったです。

 けれども、ここからガンガン勉強していきます。

 市役所の財政を担当している方々は
 それこそ財政ばかりを何年も何年も担当している方が
 各部にたくさんいるそうです。

 市議会議員はまちの人たちの代表ですから
 当選したばかりであろうとなんだろうと
 そういう専門的知識を持つ人たち相手に互角にならないと!

 これからさらに勉強します。

 600ページくらいの分厚い予算の勉強の本があるのですが
 こいつを擦り切れるまで読みまくっては質問しまくって
 10年選手の市役所の方に負けないように
 勉強します。

 市役所の方々、あなたたちから見たら

 「全く何だよ、そのシロウト質問は...」

 みたいなことを
 これからもガンガン聞かせてもらいに行きます。

 よろしくお願いします!



2003年6月29日(日)のフジノ
● (財)横須賀市健康福祉協会の理事としてのフジノ

 今日は(財)横須賀市健康福祉協会の理事会に出席しました。

 昨年度の決算や事業報告などについての
 報告や質疑応答が行われました。

 この財団の活動は詳しく理解し切れていないのですが、
 理事会はとても議論しやすい場だと感じました。

 終了してから気づいたのですが、
 フジノの座席の左側にいらした横須賀医師会副会長は
 幼い頃からの僕のかかりつけの内科の先生だったのですね。

 そして右側に座っていらした女性は、
 フジノの小・中学校時代の同級生のお母さんでした。

 フジノにとって個人的知りあいであることと
 仕事での自分の態度に一切の変化はありえないのですけれど

 業務が終わった後にふと話しかけられた瞬間の
 再会の感動は、特別のものでした。

 親しかった方々が、今も現役の第一線で働いている、

 その事実だけにもこころづよく励まされました。

 どうか理事会でお互いに
 せっさたくましていくことができますように。

 ちなみにこの財団法人からのフジノへの報酬は
 もちろん『受けとりを拒否』させていただきました。

 お金はいらない。
 でも、意見はガンガン言う。


 これが理事の仕事じゃないかとフジノは信じています。
 (あくまでも、フジノは、です)


● 大ニュース、横須賀にナミねぇを呼びます!

 ナミねぇをご存知ですか?

 もし知らなければ、朝日新聞をみてください。
 最近は連載もはじめましたね。

 あるいはビル=ゲイツや成毛さんとお友達で、
 国会議員の方々とも多数と一緒に活動をしている方ですね。

 ああ、そうだ。
 ベストセラーになった『ラッキー=ウーマン』の著者ですよ。
 これでそろそろ分かってもらえましたか?

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 去年から、リクルートにつとめてる友達から

 「フジノは絶対にナミねぇに会うべきだよ!」

 と言われつづけてまま、
 あっという間に半年が過ぎてしまいました。

 インタビューを終えたばかりの彼が
 その時に受けた『熱さ』にうたれて僕らは会うべきなのだと
 強くおしてくれたのです。

 とはいえ、ナミねぇは超ハードスケジュール。
 しかも当時の僕はただのサラリーマン。

 けれども半年後の今、
 フジノは市議会議員であり福祉カンケーの理事。

 理事は財団が行なっている講演会の
 企画を提案できるのですね。

 この権力を有効につかわなければまちのためになりません!

 だからフジノはナミねぇさんを呼びます!
 この横須賀にナミねぇさんを呼んでみせます!

 すでにメールで1度やりとりをして、好感触でした!

 あとは明日にでもさっそく
 健康福祉協会に資料一式持っていって
 ナミねぇさんの講演をこのまちで行うことの意義を伝えてきます。

 そしてもしも財団での講演会がダメであっても
 僕は僕個人で呼ぶから大丈夫。

 よし!

 ナミねぇさんに来てもらえたら
 本当にうれしいなあ。

 ちなみに8月の国際会議にも
 泊りがけで僕は勉強してきます。

 障がいのある人こそ納税者に!

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 そしてナミねぇの次は
 『べてるの家』を横須賀に呼びますからね。

 福祉カンケーの方々、
 期待して待っててくださいね。

 (もちろん半年先とかですからね。
  どうかあせらないでくださいね)


● みやまくわがたのいるまち

 僕が暮らしているところには、たくさんの動物がいる。

 玄関の前でへびに出会った。
 すぐ下の建物では、巨大がまがえるに会った。

 階段の途中には酔っ払いが時々寝転んでいる。

 そして、昨日!

 フェンスにみやまくわがたがいた!

 久しぶりの姿なので
 ケータイで写真を撮ろうとしたんだけど
 逆光で写らないんです(涙)。

 でもその勇ましい姿を見れて、僕はかなりうれしかったです。

 フジノが小学生の頃にはこくわがたはごろごろ、
 ひらた・みやまはレア、おおくわがたは激レアだったものです。

 でも今は、3種類とも激レアなんじゃないかなあ。

 買い物の後にフェンスを見たら、
 みやまは姿を消していました。

 つがいを見つけて、こどもを増やしてくれるといいなあ。



2003年6月27日(金)のフジノ
● あまりにもたくさんあった数日間

 更新ができなかった3日間は、
 本当にたくさんのことがありました。

 今日1日を思い返してみても
 分単位で動かねばならないこともあり、
 本当に大変な1日でした。

 報告したいことはたくさんあるのですが、
 少しだけ、ほんの少しだけ、書きたいと思います。


● このHPをぜひ見てください

 先日のこのコーナーでとりあげた
 『サポート=ホリデー』のHPアドレスを教えてもらいました。
 ぜひ見てみてください。個人的にこの活動をすごく応援しています。
 7月も8月も気合の入った活動をしていく予定みたいです。

 『サポート=ホリデー』を
 ぜひあなたもご利用してくださいませ。


● 衝撃のコーヒー

 これを書いたらお店に怒られるかもしれませんが
 すさまじくうまいコーヒーのお店と出会いました。

 いや、やっぱりこれ以上書けない。
 お店に「宣伝はしないでください」ときつく頼まれてしまったから。
 もうけは度外視でうまいコーヒーを追求しているお店なのです。

 だから、宣伝はしてほしくないそうなのです。

 でも、こんなにうまいコーヒーが
 存在するのか!と本気で衝撃を受けました。

 衝撃を受けた理由は、ものすごくシンプルです。

 フジノはコーヒーが嫌いなのです。

 けれどもこの日本に暮らしていて
 コーヒーを飲まないで毎日を送るというのはすごく難しいですよね?

 あらゆる機会にコーヒーは出てきますし、それはしかたがない。
 フジノだってもうすぐ30才だから、
 絵の具の筆洗いバケツみたいな味のするコーヒーだって
 笑顔で飲み干すくらいはできるようになりました。

 けれども、コーヒーを飲むたびに僕は気分が悪くなるので、
 プライベートや親しい友人と過ごしている時には
 コーヒーを絶対に頼みません。

 これは親しい友人の間ではよく知られてることなのですね。

 とにかくコーヒーが嫌いなのです。
 胃が気持ち悪くなるから。

 体調不良は判断力を低くしてしまうし、
 だから可能な限りコーヒーは飲まないようにしてるのです。

 でもどうしても飲まねばならない時には
 砂糖やミルクをたくさん入れてごまかして飲んできました。
 そうすると胃のむかつきが少しましになるからです。

 けれども、今日飲んだコーヒーは
 驚くべきうまさでした。

 何故驚くべき、なのか。

 それは、29年間の人生で初めて「おかわりしたい」と
 本気で思ったほどだからなのです。

 政治活動となんの関係があるのか、と言われるかもしれませんが
 これほどうまいコーヒーを出すお店が
 このまちに存在することを知らせないのは
 明らかな損失だと思いました。

 このまちには、すさまじい努力をして
 すごいスキルを身につけていたり
 カッコいい人たちがたくさん存在しています。

 それは行政が何かしたから、とか
 そんな上からの押しつけとは一切カンケーありません。
 そういうカッコいい人たちの存在を知らせたい。

 お店の場所も名前も言えません。
 けれども、どうかあなたも見つけ出してください。

 マジかよ、っていうくらいうまいコーヒーです。
 できればこれからは通いたいなあ、と思いました。


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