まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2004年7月28日(水)のフジノ
● 市役所の、同じ言語で語れる人々

 今日は、市の長寿社会課の方々と
 2時間以上、お話ししました。

 長寿社会課とは
 このまちに暮らす高齢の方々の福祉について
 取組みをしている部署です。

 まだその内容は発表できないことなのですけれども
 ある日たまたま素晴らしい取組みをしていることを偶然知ってしまい
 (僕にもいろいろ情報網があるのですよ〜)
 そのことについて
 詳しく教えてもらいに行ったのです。

 素晴らしい取組みは2つあって、
 まだオフレコ。

 1つ目は半年後くらいに発表できることで
 2つ目は9月上旬には発表できることなのですけれども
 どちらもサイコーです。

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 今日お話していただいた2人とは、
 『共通の言語』で話をすることができました。

 『共通の言語』とは何かというと、

 ・同じ危機感を持っている
 ・同じ問題意識を持っている
 ・その問題と取り組むために一生懸命取り組んでいる
 ・自分自身が深くその問題を考えたことが伝わってくる

 こんな感じのことです。

 うれしい!

 これまでにも何人かの方々と話していて
 市役所の中の熱いヤツらの存在を知ってうれしかったのですが
 今日はもうドンピシャで
 すごくいい市職員さんとめぐりあえました。

 本当に、市民の方のことを精一杯考えている、
 そしてその想いを実践しているんだな、この方たちは。

 そう、感じました。

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 説明していただくために
 残業させてしまったのですが(ごめんなさい)
 僕にとっては本当にすごくうれしかったヒアリング作業でした。

 ふつうヒアリング作業に行くと
 だいたい1つは批判をしたくなることがあるのですが
 そういうことすら無かったなあ。高い問題意識にすごく感激でした。

 あまりにもうれしかったので

 「この2つの事業は素晴らしい!」

 と、残業をしていた健康福祉副部長をつかまえて
 無理やり褒めまくってしまいました(ごめんなさい、お邪魔して)。

 でも、こういう市職員さんが存在すること、
 そして、こんな事業が行なわれていることをもっと知ってほしい!

 早く発表できるようになればいいのに。

 発表できるようになったあかつきには
 このHPでも書くし、新聞社にもどんどん売り込みに行くぞ!


● 同じ想いならばつながれる

 ここ2週間くらい、多方面から
 「自民党のフジノ!」とあだなを付けられています(笑)。

 さて、今日は夜のYデッキで
 このまちに暮らしているみなさんに向けて
 昨日の県議会での請願についての報告をしてきました。

 新しい議会活動報告チラシも配っていたのですが
 そこに、ふじたちえこさん(県議会議員)が通りがかりました。

 ふじたさんは精神保健福祉について
 積極的に取り組んでいらっしゃる方なので、
 精神保健福祉の向上をめざす『同志』だと
 僕は一方的に思っているんですね。

 あいさつをして、ふじた県議にチラシをお渡しすると
 内容を読んでくださると
 おもむろに

 「チラシ配り、手伝おうか」

 と、言ってくださったのです。

 まさか県会議員に僕のチラシを配らせるわけにも行かず
 恐縮して「大丈夫です、大丈夫です」とお断りしました...(汗)

 政策が共通して福祉に力を入れている点だけでなく
 こういう気さくなところもふじたさんの魅力なんですが
 アセってしまいました。

 だって、マジでやばいですよ。

 840万人のために働く県議をつかまえて
 チラシ配りをさせる市議会議員なんて...。

 恐れ多い、恐れ多すぎる。

 ふじた県議、ありがとうございました!

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 でも、やっぱり改めて
 僕は僕の想いを強くしました。

 やっぱり、政策で人はつながっていくのだ。

 ふじた県議は日本共産党に所属しています。

 だけど、僕は1度も彼女が共産党所属だとか
 気にしたことがありません。

 ふじた県議の福祉への取組み、
 政策が僕の想いに合っているから
 だから「ふじたさん、いいなあ」と思っているのです。

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 ふじた県議をここで褒めたら
 明日あたりから
 「共産党のフジノ!」とあだ名をつけられるのでしょうか(笑)。

 「自民党と共産党のフジノ!」と
 呼ばれるのでしょうか。

 くっだらねえ。

 このまちを想う気持ちに政党なんてカンケーなく、
 僕は政策ごとにつながっていかれると信じています。

 節操が無い、と古い人々は言うでしょう。

 でも、なんとでも言って下さい。

 僕はこのまちの福祉が良くなるなら
 誰とだって手を組むし、
 何だってやりますから。

 「美術館問題のフジノ」とか 
 いろいろみんなはすぐにレッテルを貼るけれど
 僕自身はこう考えています。


 「無所属のフジノ」

 
「精神保健福祉のフジノ」



 僕はずうっと変わりません。



2004年7月27日(火)のフジノ
● 県議会、行ってきました!

 今日は、美術館建設みなおしの請願の決着を見るために
 神奈川県議会を傍聴してきました。

 詳しくはこちらに書きました。

 『民意が市政に活かされることを願う会』の活動報告でも
 速報的に今日の様子が紹介されていますので、
 ぜひご覧下さい。


● またアクセス記録を更新してしまった...

 このHP、たくさんの人に観られすぎだよ。
 今日、スタート以来の最高記録を3日ぶりに更新してしまった。

 1万6846アクセス(わずか1日で)。

 ふつう、政治家のHPなんて観る?
 もっとおもしろいことあるだろうに(笑)

 アクセスログを見ると
 市内だけではなくて、
 全国で観られているよ。

 毎日、1万もの人に読まれる文章を書く緊張感を
 味わったことがある人がどれくらい居るだろうか。

 まあ、別に何人読んでたって
 僕はいつもどおりなんだけどさ。

 それはそうと、今日、神奈川県庁に行ったら
 複数の職員さんからあいさつされて
 「応援してます」と言われてしまいました。
 すごくうれしかったです。ありがとうございます。

 それから、傍聴に来ていた方の中にも
 僕のことを知っている方がいらっしゃいました。

 みなさん、みなさんは僕のことを知っていますが
 僕はみなさんのことを全く知りません。

 だからあんまりいきなりHPの話題をふって
 友達に話しかける時みたいに

 「フジノくんさ、あのことだけどね...」

 と言われても
 かなりドギマギしてしまうので
 できれば名乗ってくださいませ。

 特に僕は人の顔と名前を全く覚えられないので
 どうか毎回名乗っていただけると
 とても助かるのです。よろしくお願いします。


● 『mitten』という挑戦

 僕はこのすさまじいアクセス数を利用して
 僕が応援したい人たちのことを
 ガンガン紹介します。

 どうかみなさんも応援してあげてください!

 その第1弾は、『mitten』という挑戦です。

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 『mitten』は、恵比寿・代官山・自由が丘のあたりで
 カッコいい活動をしている20代前半のコたちの集まりです。

 彼女たちのHPを観てもらえば
 話は早いのですけれど、
 やりたい夢があってそのために活動しているヤツらです。

 子どもたちが大好きで、
 子どもたちのためにいろんなことをしてみたい!

 という想いを持ったヤツらです。


 東京、特に渋谷とか恵比寿だとか
 僕みたく横須賀にずうっと住んでいる人間からすると
 子どもたちの暮らしというか環境なんて
 全然無機質な感じがするでしょう?

 でも、そんなこと無いんです。

 わんぱく相撲大会とかあると
 むしろ横須賀よりも
 集まりが良かったりとかするのですね。

 そんな子どもたちのことが彼女たちは大好きで
 だから
 子どもたちと
 子どもたちを取り巻く環境(人モノ)を
 もっともっと楽しくしていきたいという夢を持っているのです。

 その夢の実現のために
 (具体的なことは聞いたけど秘密。夢は秘密にしておくのが1番)
 いろいろな手段をとりはじめることにしました。

 まずは、フリーペーパーの作成

 それにしてもおれは見くびっていた(汗)。
 完成した実物を観るまで
 こんなにちゃんとした本を作ると予想してなかったよ。

 フリーペーパーっていうと
 ルミネとかでもらえるA4が4ページみたいな
 紙を想像するよね。

 でも、違うの。本なの。

 しかも、写真もプロ。
 それもそのはずで、『mitten』の想いに共感した方々が
 プロの方も無償で協力してくれたりしている。

 
完成したミトンを読ませてもらって感激するフジノ  キッズ関係の企業にも賛同してもらったり
 本当によくがんばっていると思う。

 作る前に聞いていた『想い』が
 こんな風に『実現』するなんて
 こいつらは本当にスゴイ、と思いました。

 そして、本(あえて本と呼ぶ)を作る過程で
 たくさんのおかあさんたちや子どもたちと
 彼女たちは出会ったみたいです。

 実は、編集者であるAさんは
 今年大学を卒業したのですが就職をしていません。

 これがやりたかったからそのままつきすすんでしまった。

 この衝動感が僕は大好きです。
 夢があったら、そこに進んでいけばいいんだよ。

 フリーペーパーは
 あくまでも夢実現の手段の1つ、ではありますが
 次号(10月発行)の企画も面白いんだよね。

 その企画群の中の1つは
 すごくこころを惹かれて

 「絶対におれも取材に同行させて!」

 と、お願いしてしまいました。

 今日たまたま『願う会』の方にも
 この企画の話をしたら
 「おもしろそう!」と目が輝いていました。
 そう、大人も楽しめる企画なんですよ。

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 活動の紹介をすると言っても
 フリーペーパーはすでにほとんど配布済み(のはず)だし
 HPだけではその活動や想いは
 なかなか伝わらないのですが
 みなさん、『先物買い』ですよ。

 きっとおもしろくなる。
 きっとおもしろくする。

 このまちでも、日本中のどこであっても、
 きっと子どもたちのことが大好きで
 いろんな活動をしている人たちが
 たくさんたくさんいるはずです。

 どうか、どんどんつながってください。

 どんどん、つながっていってください。 

 今年の横須賀市が作る計画の最大注目は
 『次世代育成支援行動計画』だ、とフジノは宣言していますが
 行政が動くだけでなく、
 政治が議論するだけでなく、
 こんな風にカッコいい若手の動きを
 もっともっと応援していってあげたいと思うのです。

 この国は、確実に子どもが少なくなります。

 凶悪犯罪の低年齢化、小学生の抑うつ傾向の増加、
 ネグレクト、児童虐待の増加、
 ネガティブなニュースをとりあげたらキリが無い。

 だけど、それを変えようとしている人たちも
 たくさんたくさんいるんです。

 みんな、つながって。

 どうかこの国でがんばっているたくさんの点と点が
 つながってつながって大きな力になって。

 そうしたら、もっと必ず良くなります。
 少なくとも僕はそう信じています。

 ともかく、『mitten』を応援してください。
 とっても素晴らしい活動です。



2004年7月26日(月)のフジノ
● 家族会にオブザーバー参加させていただきました

 今日は、精神障がいを持つ方々のご家族の
 家族会にオブザーバーとして参加させていただきました。

 思わず、泣いてしまった。

 最近あまり涙が出なくなってたのになあ...。


● 大丈夫、必ず

 僕の友達で、激務で退職に追い込まれた人がいる。

 2つの会社の合併の残務処理、
 上司をリストラされて全業務を1人でこなさねばならず、
 同期はどんどん辞めていき、派遣社員を雇用してもすぐ辞めてしまう。

 すでに昨年の正月に
 僕は退職すべきだとすすめた。

 だけど、生来のまじめさが
 会社に友達を残らせた。

 けれども、それはやがて友達の体調をむしばみ、
 ついに今年、退職を余儀なくさせられた。

 僕は友達として見つめ続けてきて
 すごくつらそうで、苦しそうで、やりきれなかった。

 だけどやっと今日、
 初めてホッとすることができた。

 友達には「退職後どうしても取りたい」という資格があった。

 (退職しても「休みたい」「遊びたい」ではなく
  「資格を取りたい」なのが友達の性格を表しているよね)

 その資格試験に、今日、合格したのだ。

 おめでとう。こころから本当におめでとう。

 僕は、あなたのことを誇りに思っています。

 会社だけが人生であるはずが無い。

 実際、あなたは会社を辞めても
 長い間の目標にしてた資格を
 いかにあっさり取ってしまったことか。すごいよ。素晴らしい。

 会社を辞めた後の1つ目の目標を終えた今、
 次にどうするかは僕はまだ聞いていないけれど
 きっとあなたならば大丈夫。

 困ったならば、いくらでも相談にのるから。

 とにかく今日は、本当におめでとう。

 本当に、本当に、あの苦しかった数年間を知っているからこそ
 あなたのことを誇りに僕は思います。


● HPの表紙の写真を変えた理由について

 僕が赤ちゃんの人形を抱っこしていた写真が
 長い間、このHPの表紙でした。

 あの写真をキライだという人から
 「暑苦しいから止めろ」とか
 ひどい内容を書いたメールが送られてきたりもしました。

 けれども、僕がこの写真を
 ずうっと載せていたのにはものすごく大切な理由があります。

一昨日までのHPの表紙に使っていた写真。市立看護専門学校で、赤ちゃんの人形を抱いているフジノ。  その理由を正確に記すことは
 僕の立場では
 守秘義務があるので、できません。

 けれども、かなり事実を変えて
 思い切り省略して書くならば
 こうです。

 僕のHPのあの写真を見て、
 僕が切実に赤ちゃんを
 大切に想っているということを感じ取ってくれた方が
 僕のもとへ赤ちゃんのことで
 相談に来てくれていた。

 こういうことです。

 実際、誰がどんなに反対しようと
 絶対に絶対に信念として僕は
 その人の味方として

 「最後までおれは絶対にその人の側に立つ」

 という立場であり続ける決心をしました。

 けれども周囲が全員反対なので
 くじけそうな瞬間もたくさんありました。
 『横須賀をおもしろくする会』のメンバーでさえ、反対していました。

 でも、僕はあの写真を載せ続けることで
 僕自身の『決意』を毎日確認しました。

 そして、その相談が一段落したので
 今、表紙の写真を変えたのです。

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 「今度の写真はいい」というメールを
 男性の方から(しかもカッコいい男性なんです)いただきました。
 ありがとうございます。率直に、うれしいです。

 実はあれは『日本うつ病学会』に出席した時のもので
 自殺予防についての講演を
 聞いているフジノの横顔を
 気づかないうちにスタッフが撮影したものです。

 表紙の写真を変えた意図とか
 思い入れをいちいち説明するのは
 カッコ悪いのですけれど

 「おれは自殺予防を絶対にやるぞ!
  うつ対策推進に残り2年の任期を全て賭けるぞ!」

 という真剣な想いで講演を聞いていた
 その顔を載せている訳です。

 その想いを自分に確認しつづけるために
 この写真に今回は決めました。

 いつもHPの表紙の写真は
 自分の志や初心を常にふりかえるための写真を選んでいます。

 だから、今回ほめてくださったKさん、
 想いをくんでくださって、本当にありがとうございました。


● 新しい議会活動報告ちらし、ついに完成しました

 もうたくさんの方々から
 「早く次のを作りなさい!」と怒られまくっていた
 議会活動報告のチラシを完成させました。

 このHPから見られます。

 さて、いつものお願いをさせていただきます。

 1人10枚ポスティングボランティアに
 ご協力ください!


 あなたのお宅のご近所に
 10軒だけでOKですので
 このチラシをポスティングをしていただきたいのです。

 たとえ1人10枚でも
 100人集まれば1千枚、1000人集まれば1万枚!

 僕には組織はありませんが
 人々の善意によるネットワークは信じています。

 どうぞ1人10枚ポスティングボランティアに
 ご協力をお願いします!

 お手伝いして下さる方は
 こちらまでメールくださいね。


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