まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年8月6日(土)のフジノ
● 映画『火火』上映会は大成功でした

 映画『火火』上映会は、大成功でした。
 午前の部、午後の部、どちらも本当に印象深かったです。

 文化会館
 大ホール。

 午前の部には
 複数の新聞社が取材に来ていました。
 (例のウソ記事を書いた産経新聞記者も来てました)

 舞台あいさつは
 雄人・フジノ・一柳さん竹内県議木村前市議とで行ないました。

 木村さんからは、政治塾(仮称)の発表が成されました。

 しかし先日書いたとおり
 もちろん『新しい政治グループ』の話はありません。

 この件については、けさ、東京新聞と朝日新聞でも報道されて
 最終的に合計4社が記事にしたわけです。

 でも、全ての記事を読んだ結果、
 内容的に完全に正確だったのは神奈川新聞だけでした。
 東京・朝日はそれぞれに誤りが1ヶ所ずつ。うーん。

 メディアリテラシーについて雄人がHPで書いていましたが
 その気持ちは同じです。とても残念です。

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 さて、それは置いておいて
 本題の映画についてです。

 雄人からは、特に想いのこもった
 ドナー登録への呼びかけがありました。

 彼は横須賀市議会議員の中で
 最も骨髄バンクへの理解が深いと思います。

 日頃からドナー登録を増やす活動を進めていますし、
 もちろん雄人自身もドナー登録をしています。

 ぜひとも映画を通して関心を持ってもらえたら、という
 雄人の言葉にはとても説得力がありました。

 フジノからは、

 「僕の最大の政策である自殺予防と同じで
  防ぐことのできる死から命を守ることは何よりも大切であり、
  ドナーを今この瞬間も待っている人々は
  このまちにもたくさんいらっしゃる」

 という、お話をさせていただきました。

 白血病を始めとするいくつかの病気は
 適合するドナーが骨髄バンクに登録されていたならば
 命が助かる可能性が高いのです。

 一柳さんからは、白血病に限らず
 広く医療全般における
 インフォームドコンセントの重要性についてのお話がありました。

 竹内県議のお話も、重みがありました。

 わずか数年前に
 非常に親しい方をまさに白血病で亡くされている竹内さんは、
 その時からドナー登録する人々を増やそう
 という活動をされており、
 ドナー登録を増やすために改めてみんなで力を合わせて
 考えていかれないだろうか、とのお話がありました。

 この5人のメンバーが集まったということを
 『政治的』に受けとめたいマスコミの気持ちは分かります。

 けれども、この映画を観た木村さんが
 「ぜひ上映会をやりたい」と考えたのは
 市長選挙のずいぶん前ですし
 メンバー全員が素直な想いで今回の上映会を応援しました。

 だからこそ、マスコミのみなさまには、
 『骨髄バンク』のドナー登録を増やしていきたい、
 という想いをこそ、ぜひとも報じてもらえたならば、と願います。

 1人でも多くの人々にこの映画を観てもらえたら、
 今この瞬間も『適合するドナー』を必要としている人々がいることを
 知ってもらえたらと思うのです。

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 来場された窪塚くんのご家族の紹介もありましたが
 会場から大拍手で迎えられました。

 素晴らしい俳優を2人も輩出されていることは
 すごいことだと思います。

 今回の映画で主演した
 窪塚俊介くんの演技には凄いものがありました。
 映画が実話である、ということにさらにリアリティーが増したのは
 彼の演技力によるものです。素晴らしかったです。

 上映終了後には、みなさんがボロボロと涙を流していました。

 フジノも泣きました。

 大切な人を亡くす痛みを持ったことがある人ならば
 誰もがすっと共感できるストーリーです。

 観終わった後には、亡くしてしまった方のことを
 誰かに語りたくなるような、そんな記憶を呼び起こす映画です。

 そして、もしも自分に何かができるなら、
 その力になれたら、という気持ちになる映画です。

 今日、観に来てくださった方が
 現状を少しでも変えていこうという想いを抱いてもらえたら、
 さらにはその想いを行動へ移そうと決心して下さったら、
 本当に素晴らしいことだと思います。


● 映画館という空間

 フジノは政治家に転職する前に
 映画会社に勤めていましたが
 その一時期、映画館でも働いたことがあります。
 とても大好きな仕事でした。

 だから、今日の文化会館でも
 昔とったきねづかで
 入場のチケットのもぎりと退場時のお見送りをやらせていただき、
 在職時を思い出して、本当に楽しかったです。

 僕はサービス業が大好きですし、
 特に映画館という夢のある空間が大好きです。

 上映された映画の質が高いものであった時には
 満足な表情で帰られるお客様の表情を見ながらお礼を伝えるのは
 仕事を超えた喜びがあります。

 そんな意味でも、とても良い時間を過ごすことができました。


● 守るための闘い

 何かを変えようとすることを恐れる人々がいます。
 そういう種類の人々のことを『保守的』と呼ぶことが多くあります。

 その意味でフジノのことを
 『保守的』ではない、と言う人々がいます。

 でも、そうなのでしょうか?

 ずっと僕は僕自身を『保守的』なのだと定義しています。

 自殺予防、精神保健福祉の向上、
 どちらも僕は守るための闘いだと考えています。

 本当はこの世の中が在るべき状態であれば、
 失われるはずが無かった命が失われてしまった。

 本当はこの社会が在るべき状態であれば、
 差別や偏見によって苦しめられることが無かった。

 僕は、本来在るべき状態に戻したいだけなのです。
 変わり果ててしまった現状を
 在るべき姿に戻すのが目的だと思います。

 それはとても『保守的』なことなのでは無いか、と
 僕は思っています。

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 秋田大学が行なっている自殺予防研究プロジェクトについて
 活動がまとめられた文献が
 とても良いものになのでお知らせします。

 自殺予防に取り組んでいる方々に
 ぜひ読んでいただけたらと思います。

 『心といのちの処方箋』(本橋豊編、秋田魁新報社、2005年)

 代金引換で秋田魁新報社のHPから購入できます。

 フジノが講演に呼んでいただいた
 秋田県合川町(現・北秋田市)の取り組みなども
 紹介されています。とても参考になります。


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 守るための闘い、ということを
 改めて考えたのは
 やはり今日が8月6日だからだと思います。

 日本人である僕たちには
 本当に特別な日です。

 この国に生まれた人間として
 何度も何度も思い出さねばならない特別なことがあります。

 ヒロシマ、ナガサキ。

 ヒロシマについての想い
 何年経っても変わることはありません。

 守るための闘い、とは
 その最大のものが平和を守るためのものだと考えています。

 いつもいつもこのことを考えていますが
 節目の日が来るたびに、その想いを新たにしています。

 大切なものを守るために
 全力で闘わねばならない。

 そう、強く思います。



2005年8月5日(金)のフジノ
● このまちの『不登校』の現状

 市長選挙の時に、フジノが取りあげてきた問題の1つに
 このまちの『不登校』の子どもたちの現状があります。

 市民の方々から選挙の時に
 たくさんの質問をいただきました。

 新しいデータが出たらお知らせする予定でしたが、
 横須賀市教育研究所が発行している『研究所月報』8月1日号で
 最新の数値が出ましたので報告します。

横須賀市教育研究所「研究所月報」8月1日号

 合計値では、

 H14年度・599人
 H15年度・621人
 H16年度・610人

 と、なっています。


● 身の引締まる言葉をいただきました

 フジノは政治家になったその時から
 基本的に一切『モノ・お金』を受け取らないことにしています。

 法律的には、お金は政治的な寄附として
 政治資金団体への収入として処理をすれば問題はありません。

 モノについても、時価に換算して
 同じく政治資金団体への収入として処理をすれば問題ありません。

 けれども、これらは政務調査費の処理をはじめとする
 いろいろな事務処理を自分でやっているフジノには
 実はとても時間を取られる、大変な作業なのですね。

 加えて、どんなことから堕落してしまって『甘え』が起こって
 正確な処理を行なわなくなるかもしれません。

 だから「一切もらわない」「一切受け取らない」という方針で
 全てについて行動をしてきました。

 友達が旅行に行ったお土産とか
 ふつうで考えれば何も問題が無さそうなものも全て断ってきました。

 ただ、今回、非常に素晴らしいモノを頂くことになり、
 これは断らずにきちんとした処理をして
 受け取ろうということに初めてなりました。
 それは書道の先生から頂いたフジノへの『言葉』です。

 
求道一筋  携帯電話カメラなので
 画像が悪くて
 悔しいです。

 実物のサイズは
 とても小さいのですが
 大きさと反比例する
 迫力がすごいのです。

 この言葉を選んで
 そして、
 フジノにくださいました。

 書道家にとって『文字を贈る』という意味をご存知ですか?

 詳しくはフジノも分からないのですが、
 その文字をある人に贈ると
 もう同じ言葉を別の誰かに贈るということはできないのです。
 それくらいに重みのある行為なのですね。

 そんな重みのある行為を
 『求道一筋』という言葉をフジノに対して
 行なって下さいました。見た瞬間にかなり衝撃を受けました。
 僕のための言葉だ、と感激をしました。

 決して政治資金規正法の処理が大変だからと
 むげに断ることはしたくないと強く感じました。

 そこで選挙管理委員会に質問しました。
 どうやって時価評価をして金額換算すれば良いのか、
 という点についてです。

 いくつかの質疑応答の結果、
 時価換算をして『横須賀をおもしろくする会』の収入にする、というよりも
 政治家フジノがもらったものである、という処理の方が
 より今回の件については適当ではないかと
 フジノは判断しました。

 そして、今、この素晴らしい言葉は
 フジノの事務所の机の上にいつも掲げられています。

机の上に置かれた「言葉」  こんな感じですね。

 いつも身が引締まる想いで
 この言葉を見つめます。

 求道者として生きたい、
 という想いはいつも胸にあります。

 それは時として
 家庭や個人の幸せとは
 無縁の暮らしなのかもしれません。
 けれども、そう生きたい、と
 強く感じます。

 政治家として、1人の人間として、
 常に『道』を追い求めていく生き方でありたいと思います。

 先生、ありがとうございました。


● 盆踊りシーズンですね

 事務所で作業をしていたら、『マツケンサンバ』が聴こえてきました。
 そうか、盆踊りなのか、と気が付きました。

 フジノの事務所があるすぐそばの
 中央図書館前の緒明山公園で盆踊りが行なわれているのです。

 20時10分頃、仕事がひと段落したので
 ちょっとのぞきにいってきました。

 ここの盆踊りが
 実は大好きで
 毎年1人で
 観にいってます。

 中里通り商店街の歌
 というのがあって、
 覚えやすくて
 好きなんです。

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 明日はなんとか時間をつくって
 武5丁目のお祭りに遊びに行きたいです。

 でも、お祭りというと政治家になってからは
 複雑な気持ちになります。もともとすごくお祭り好きなのに
 お祭りに行くと(甚平とか着ているのに)
 政治家として関係者席に呼ばれたり
 町内会の人々に挨拶されたり
 知らない人々に声をかけられたりするのです。

 日頃、いくらでも政治家として連絡を取れるようにしているのに
 そういう時にはアクセスしてくれないでおいて
 偶然見かけたからって、話しかけられてもかなり困ります。

 生意気だとかどう思われてもかまわないのです。
 僕にもプライバシーはあるし、
 私人としての時間があるはずなのです。

 昨年の8月はまだ父が倒れていなくて
 一緒に足を運んだものでした。

 もともと父親と息子というカンケーは微妙だと思うのですが
 政治家になってからは
 ますます父と過ごせる時間が無くなり、
 そんな日々の中でささやかに共有できた時間でした。

 プライベートの時間は放っておいてほしい
 といつもお願いしているのですが
 結局、昨年のお祭りでも知らない人たちから話しかけられ、
 ほとんど父とは過ごせないままに帰りました。

 武5丁目のお祭りは、僕は20年以上も毎年行っているのに
 政治家になったとたんに
 知らない人々に話しかけられるようになりました。

 僕はスーツを着てない時には放っておいてほしいんです。
 本当に政治家フジノを必要としている人ならば
 メールや電話ですでに
 ふだんから連絡を取っているはずなんですから。

 ただ「見かけたから」という理由では
 芸能人じゃないのだから
 知らない人に話しかけられたくないんです。

 しかも、日頃はそんな方々の為に市議として働いて
 やっと家族と過ごせるわずかな時間なのです。

 大切な(今ではわずかな)リラックスできる時間なのですから。

 だから、昨年話しかけてきた人々のせいで
 父とゆっくり過ごせなかったことを
 本当にかなり怒りをもって思い出しました。

 それでも2人で1本ずつ缶ビールを買って
 武5丁目第3公園に張られたネットに寄りかかりながら
 飲んで過ごしたわずかな時間を忘れません。

 父が植物状態のままに
 まもなく丸8ヶ月間が経ちます。
 母はその後、体調不良が治らず現在は数日おきに点滴をしています。

 そんな状況だからこそ、家族と過ごしている時間は
 完全に放っておいて下さい。

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 盆踊りの話題から、いつものグチに戻ってしまった。

 でも、本当に仕事以外の時には
 放っておいてほしいとつくづく願います。

 この数日間は
 黒髪になったおかげでなかなか気づかれなくて
 助かってはいます。それがもう少し続くといいなあ...。



2005年8月4日(木)のフジノ
● 産経新聞の報道は、フジノは取材を受けていません

 今日は、朝からいろいろな方々から
 電話をいただきました。

 内容は、

 「けさの産経新聞に載っている記事は本当なのか?」

 というものです。正直、驚きました。

 事前に産経新聞から何も連絡はありませんでしたし、
 この件に関するインタビューや取材は一切受けていません。

 だから、市民の方々からの質問に対して
 記事を見ていないフジノは何もお返事することができませんでした。

 お昼過ぎに市議会事務局に行って
 (そこには全ての新聞があります)
 やっと初めてその記事を読むことができました。

 記事の全文は、こうです。

2005年8月3日産経新聞

 うーん、いくつもの点で
 事実と違うことが書かれています。

 読んだ後、さっそくお電話をいただいた方々に
 事実を報告していきました。

 下に、フジノの認識とは異なる点を挙げていきます。

 (事実とは違う点その1)見出し:首相お膝元で『反旗』

 フジノはもともと小泉純一郎さんや自由民主党とは
 一切カンケーが無いし、
 むしろ自民党政治そのものを拒否してきました。

 反旗をひるがえすというのは
 『今まで味方だった人間が反対に回ること』だと思います。

 フジノはもともと仲間では無いので
 『反旗』という言葉を遣う意味が分かりません。

 ただ、小泉首相への『反感』を強く持っているのは事実です。

 障がい者自立支援法案をはじめとする
 彼の政策の多くに対して強く反対していることは
 何度もこのHPで書いているとおりです。


 (事実とは違う点その2)見出し:6日に新グループ

 6日に文化会館で映画の上映会があって、
 そこで舞台挨拶をするのは事実です。

 けれども、それはこの映画の素晴らしさについて語るためであって
 新グループの発表の場なんかではありません。

 僕は映画会社に勤めてきましたから
 人一倍映画を愛しています。
 映画を政治に利用することには嫌悪感や不快感を持っています。

 今回、『火火』という映画の上映会を横須賀で行なう、ということに
 お手伝いをしたいと思った理由は、
 だから少なくともフジノにとっては
 絶対に政治的な理由ではありえないのです。

 第1に、窪塚くんの弟(窪塚俊介くん)が主演しているから
 という理由からです。
 窪塚くん(兄)に対する想いも何度も書いているので
 改めてここに書く必要は無いですよね?

 第2に、映画そのものの質の高さがあって
 テーマである『日本で骨髄バンク設立に尽力した女性の実話』という点に
 強く共感をしている、という理由があります。

 骨髄バンクについては、雄人が深い関心を持っていて
 彼の仲間たちと街頭でドナー登録活動を行なったりしているのを
 フジノも見て来ました。

 僕は死後の腎臓や角膜などの臓器提供には登録しているのですが
 骨髄バンクには踏み込めないでいるフジノにとって
 この活動は惹かれるものがあります。

 招待券とチラシを多くの方々に配りましたが
 それはこの想いからで、
 「映画の内容が素晴らしいから観にきて下さい」
 と伝えてまわりました。骨髄バンクの広報の為、という想いです。

 だからこそ、舞台挨拶という形での協力に参加するのです。

 そもそもこの映画上映会のお話は
 市長選挙が始まるもっとだいぶ前に決まっていたものですし。

 6日になされる『新グループの発表』というものの内容を
 フジノは全く知りませんし、
 そもそも舞台挨拶の
 打ち合わせ自体をまだ行なっていないのですよ。


 (事実とは違う点その3)記事本文:若手市議3人

 市議会控え室で一柳さんとお会いしたのですが

 「わたしも若手に含まれるのかね?」

 と笑い飛ばしていました。

 市長選挙で木村正孝さんを応援した市議3人ということであれば
 一柳洋さん、吉田雄人くん、そしてフジノ、です。

 でも、一柳さんご自身がジョークにしていたように
 「若手市議3人に含まれるのかね?」です。

 フジノにとって一柳さんはベテラン市議です。

 むしろ雄人やフジノと同じくくりでは
 大変失礼にあたるのではないかと思います。


 (事実とは違う点その4)記事本文:新たな政治グループ

 そして、最大の誤解は
 『新たな政治グループ』をたちあげる、という点です。

 なんかこの記事を読んで
 「日本人って新党とか好きなのかなあ」とげんなりしました。

 僕はテレビニュースとかで新党構想とか聞くたびに
 「同じメンバーが看板だけ変えてバカじゃねえの」と思います。

 だから、最初からずうっと言い続けているとおりで
 4年間ずっと無所属で活動していきますし、
 新たな政治グループをつくる、という話も全く知りません。

 木村さんとは今日もお話しましたが

 「市議会を変えたいという想いは共通だけれど
  こういう主旨では無い」

 との点を確認しました。

 新たな政治グループというものではありません。

 賛成すべきことには賛成し、反対すべきことには反対する、
 という『是々非々』の姿勢をいつも持っていたい。

 おかしな問題に対しては、政党や会派や派閥にとらわれずに
 このまちの市議として一致団結して闘っていきたい。

 だから、必要があればプロジェクトチームのように
 一緒に行動をすることはあります。

 でも、基本的な政治姿勢は変わりません。
 フジノはいつも1人です。


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 これらのことを今日、神奈川新聞のインタビューを受けて
 きちんと自分自身の口から、改めて説明しました。

 そちらの記事に期待したいです。

 7月26日のこのコーナーで書いたことが
 さっそく本当のことになってしまってとても残念です。

 そこに書いたことを改めて書きますね。

 >インターネットのHPという自前のメディアを持っているからこそ
 >フジノは安心して活動をすることができています。


 フジノ本人が書いているこのHPが
 公式なフジノの意見です。

 市長選挙が終わってからも連日このHPへのアクセスは
 1日1万件を超えているので助かります。
 市民のみなさま、フジノの真意は上に書いたとおりですからね。

 ●

 でも、まあ、この記事がきっかけで
 多くの人々が映画『火火』に関心を持ってくれたらと願います。

 ぜひ6日に文化会館で行なわれる上映会に
 みなさんでいらしてくださいね。

 午前・午後の2回上映です。



2005年8月3日(水)のフジノ
● 平和な1日

 今日は、市議会でパソコン研修を受けました。

 これは『議会IT化運営協議会』の中で
 市議会議員全体のパソコンスキルをアップしていこうというと決めて
 行なわれたものです。

 いくつかの講座の中から選択して受講します。
 (もちろん全てでもOKです)

 フジノは『パワーポイント講座』と『アクセス講座』の
 2つのソフトについて受講申請をしました。

 パワーポイント講座は市民相談の為に欠席したのですが
 アクセス講座に今日出席して、勉強になりました。

 フジノはパソコンは基本的に得意ではなくて
 今、身についているスキルがあるとすればそれらの大半は
 会社員時代にアルバイトたちから教えてもらいました。

 HPを割に多く更新しているので
 パソコンができるというイメージがあるようなのですが
 全然そんなことありません。最低限の発信手段が分かるレベルです。

 本当はパソコンなんて使わなくて良ければと思います。
 かなりめんどくさいです。

 でも、目的実現の手段の1つ、と考えれば
 新しい仕事ツールが出てきても
 それをのみこまなければならないものと単純に受け止めて
 やっていけるのではないかと考えています。

 いずれにしても、横須賀市議会の全体が
 パソコンを早くつかいこなしてしまえるようになればいいですね。

 そうすれば委員会での審議や本会議での議論が
 市民のみなさんにとってもっと分かりやすく提供できるはずです。

 例えばプロジェクターを使ったりして
 図表や条例文章などを見やすくしたりして、
 大切な議論のサポートにすることができると思います。


● 久しぶりの早帰り

 講習を16時頃に終えて市議会控え室に戻って、
 雄人や原島さんと少し会話をして、17時前に市議会を出ました。

 最近いつも忙しくて疲れ気味なので
 伊勢町海岸(走水)に出かけて
 19時半くらいまで、日が暮れていく海を眺めていました。

 『かねよ食堂』でおいしい塩さばと石ガニとビーフタコスを食べて
 辛いジンジャーエールとコーラを飲んで
 友達がジャマイカでレコーディングしたCDを聴きながら
 幼い子どもたちが楽しそうに遊んでいるのを観て過ごしました。

石ガニ料理
 この石ガニも
 走水の海でとれました。

 そうして20時過ぎには
 家に帰り、
 日頃の疲れが出たのか
 そのまま寝てしまいました。

 夜中の3時頃目を覚まして、
 いくつか新聞と資料を読んで、今が朝の4時頃。

 昨日というか今日というか、
 平和な1日でした。

 対策を取らなければならない問題はたくさんあるし、
 考えなければならない問題はいつも目の前にあります。

 それらがこころを離れる瞬間は無いのですが
 こんなに美しい自然に囲まれて暮らしているのですから
 たまにはそこに身をゆだねるのも大切ですよね。

 地元の海で取れたおいしい魚を食べて
 こんなに旨いものは無いよなと思いながらごはんをほおばれる、
 そんな喜びはなかなか感じられないでしょう?

 こういう穏やかな日はめったにないので
 平和だなあとつくづく感じました。



2005年8月2日(火)のフジノ
● カフェトークでした

 今日はカフェトークでした。

 参加人数15人と、とても大きな集まりになってしまいました。

 横須賀市民に限らず、調布市、三鷹市、平塚市、三浦市、と
 いろいろな地域からの参加をいただき、感謝・感謝です。

 すでに千葉県からも「来てみたい」というメールを頂いていて
 カフェトークがとても大きな交流の輪になっていくのを
 感じています。

8月2日カフェトーク  平塚市から
 江口友子議員
 来て下さいました。

 ありがとう、江口さん。

 ただ、フジノは
 多くの人が参加すれば良いとは全く考えていません。
 むしろ、正反対に考えています。

 21回と長く続いているカフェトークですが、
 その在り方について、あえて改めて確認させて下さい。

 ・カフェトークは、フジノを応援する場所ではありません。

 フジノを好いていただくのはありがたいのですが
 それらの言葉を聞く為にカフェトークをやっているのでは無いので
 応援の言葉はわざわざこの場所では聞きたくありません。

 ・カフェトークは、陳情を受ける場所ではありません。

 政治家フジノはHPで
 電話番号もメールアドレスも公開しています。
 カフェトークは、参加者のみなさんといろいろなお話をする為の場です。
 陳情などは電話やメールで個人的にご相談下さい。

 ・カフェトークは、政治マニアの場所ではありません。

 「こうした方がいい」「ああした方がいい」という
 フジノの政治家としての在り方や方法についてのアドバイスは
 カフェトークの場ではしないでください。そういう場ではありません。
 アドバイスがあれば、メールでお願いします。

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 長く続いていると、カフェトークの存在が知られてきて
 知名度があがって
 浸透してきたのはうれしいのですけれども
 主旨を理解しないままに
 お友達に連れてこられたりする方々が多くなってしまいました。

 誰を連れてこられてもけっこうですが
 主旨をきちんとお伝えした上で、連れてきてください。

 カフェトークに来た方が

 「フジノ先生、○×問題について議会で取り上げて欲しいのですが」

 とか言うのを聞くと、うーん、とうなってしまいます。

 そもそも政治家フジノを
 本当に理解していて切実に必要としている方々は
 僕を先生なんて呼ばないし、
 相談があれば
 電話やメールをしているはずなのです。

 何故ならば、そうするほうが
 きちんとフジノもお話をうかがえるし、確実だからです。

 しきいを高くするつもりはありませんし、千客万来ですが、
 主旨を勘違いされている方にはむしろ参加してほしくありません。

 みなさんがせっかく時間を割いて参加して下さっている訳ですから
 大切な時間を有意義なものにする為にもご理解下さい。

 それらをご理解していただいてから
 どうか参加して下さい。よろしくお願いします。


● ソーシャルワークに行政区分なんて関係ない

 フジノは横須賀市議として
 横須賀市民の税金からお給料をもらっています。

 しかし、相談を受けるのは全国からです。

 必要があれば、できることは全てやります。

 その点に納得がいかない方もいるようですけれども、
 縦割りの弊害もぶっ飛ばして活動できるのは
 僕の立場ぐらいしか無いのかもしれないと僕は考えています。

 市町村とか行政区分は便宜上ありますが
 困っている人に市境はありません。

 だから、相談を受ければ全国の方に返信メールを出すし、
 会える距離で必要があれば会うこともしますし、
 繰り返しますが、できることは全てやります。

 そのことは横須賀市議として
 横須賀市民の税金からお給料をもらっていることと
 何も矛盾していないとフジノは考えています。

 そういうフジノの姿勢や在り方がイヤならば
 ぜひリコールして下さい。リコールは法律で保障された権利ですから。
 どうぞよろしくお願いします。


● 障害者自立支援法案、参議院の戦い

 本日予定されていた
 参議院の厚生労働委員会は中止となりました。
 (昨日決定されていました)

 郵政民営化法案審議で尾辻・厚生労働大臣が
 厚生労働委員会には出席が見込めないため、とのこと。

 障害者自立支援法案の廃案をめざすフジノとしては
 このまま審議ができずに
 とりあえず次回の国会へと継続されることを願います。

 ただし、一方で
 十分な審議ができないままに強行採決の可能性もあります。

 政局(くだらない政治屋のゴタゴタのことです)に
 重大な法案が巻き込まれたままの状態で
 先行きは不透明のままです。やれやれ。


● お別れと悲しみ

 親友のおばあちゃんが亡くなりました。
 95才でした。今夜がお通夜でした。

 それを知って、予定をくりあげて
 横浜から急いで帰ってきました。

 虫の知らせというのはあるもので、
 この方のお話を、ここ数日間毎日のようにしていました。

 実は95才ということもあり、
 あの関東大震災をこの横須賀で体験している、という
 生き証人ともいうべき存在の方でした。

 もちろん戦争も体験しています。

 最近大きな地震があったことや、
 戦後60年に関わるイベントをやろうとしているので、
 ここ数日間というもの、本当にしばしばこの方のお話をしていました。

 それが突然に喪われて、
 (95才ですから大往生なのですが)
 とてもショックを受けています。

 フジノ事務所のすぐそばということもあって
 毎日その方の家の前を
 お元気かな?と思いながら通りました。

 政治家になる前、いろいろとお世話になりました。

 選挙の時にはフジノに投票して下さいました。
 きっと彼女が『フジノに投票した最高齢の方』だと思います。
 (当時93才ですね)

 議員バッジをつけた姿で1度もお邪魔したことが無かったので
 日頃はつけない議員バッジをちゃんとつけて
 ご焼香させていただきました。

 とても悲しいです。


猿島


 人が命を失うということは、生き物として当然のことなのですが
 僕には簡単には受け容れられることではありません。

 毎回、誰かが亡くなるたびに、
 本当につらく、悲しく、痛みを感じます。

 日頃、「死んでしまいたい」という相談を毎日受けていますが、
 相談を受けている方を誰も失っていないということが
 フジノにとって大きな救いになっています。

 95才の大往生とみなさんに言ってもらえる死でさえ、
 僕にはなかなか受け容れがたい出来事です。

 だからこそ、僕に相談をしている方々が
 もしもそこなわれるようなことがあれば
 どれほど苦しい想いをするかは想像を絶するものがあります。

 相談をして下さっている方々が
 これから少しでも元気で幸せな方向に向かうことを
 願ってやみません。

 そのために政治家として全力を尽くしますし、
 そのために今後も活動をしていきます。

 だから、生きるということを
 決してあきらめないで下さいね。



2005年8月1日(月)のフジノ
● 明日はカフェトークです

 明日8月2日は、カフェトークです。
 関心がある方はぜひどうぞ。

 8月は多忙の為、今回のみとなります。


● 日記は後日に記します

 8月は病院実習やスクーリングの為、
 昼間の活動が全くできなくなるので
 ここ数日間はあらゆる相談についてまとめて対応しています。

 その為、通常よりも数倍の忙しさで
 ちょっとこのコーナーの更新が難しい状況です。

 昨日・今日の分は、明日以降に掲載します。


● 髪の色を一時的に黒くしましたがすぐに戻します

 2つの理由から、2週間限定で
 髪の色を黒くしました。理由については説明しません。

 人々の中には、いちいちそんな事柄に反応して
 ぐだぐだと話のタネにする人がいます。
 茶色ければ茶色いで文句を言い、
 黒くすれば黒くするで冷やかす、そういう人々です。

千葉県佐倉市にて  ふだんは13号くらいの
 明るさなのですが
 7.5号にしました。

 昨日染めたのですが
 洗っていくうちに
 元の色に戻るようになってます。

 心境の変化とかでは
 全くありませんので
 放っておいて下さい。

 あくまでも仕事上の理由ですが
 市議会とは
 全く関係ありません。

 物事の本質や、人の内面や、政治家としての政策にカンケーない、
 そういったことをいちいち話題にされるたびに
 フジノはそういう方々をこころの中で軽蔑しています。

 せめてHPをご覧になっている方々は
 そんなくだらない話題をふらないで下さい。

 いちいち怒るのもめんどくさいのでへらへら流すと思いますが
 この話題をとりあげる人を上に書いたとおりで
 内心では軽蔑します。


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