まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年5月16日(月)のフジノ
● ごみの行き先

 今日は、久里浜にある
 『南処理工場』の視察をしました。

視察メンバーとフジノ  ごみ問題と久里浜での健康被害について
 かねてから熱心に取り組んでいる
 原島議員が声をかけて下さって、
 久里浜が地元の吉田議員
 久里浜町内会の方と共に
 4人で行ってきました。

 ヘルメットと粉塵用のマスクを装着です。

 (左からフジノ、吉田議員、
  久里浜町内会のSさん、原島議員)

 以前このコーナーで書いたとおり
 フジノは前回の3月議会から
 環境部に目覚めて(遅い目覚めでごめんなさい)
 南処理工場も『とても視察したい環境部の施設の1つ』でした。

 下の表の通りで
 このまちの燃せるごみはまず南処理工場で燃やされます。
 焼却灰は溶融施設に運ばれていって、
 66〜70%がスラグというものに再資源化されます。

 (平成17年度の処理実施計画より)
 燃せるごみ 12万4037トン
 南処理工場(久里浜) 燃やして灰にする
 溶融施設(業者) 1万5560トン

 この南処理工場はくりはま花の国の隣にあるので
 外からは何度も見たことがあるのですが
 残念ながら、中に入ったことがありませんでした。

 それが今回は、
 単に施設の中に入るだけではなくて、
 焼却炉の中にまで入ることができたのです!

 3基ある焼却炉の内、
 1基が整備をしている
 今の期間に合わせて視察に行ったのです。

 こちらがごみを燃やしている時の
 炉の様子です。

 小さな窓から中をのぞくだけで
 かなりの熱を感じます。

 1基の炉について
 耐用年数が過ぎたものや老朽化した部品などを
 今年の予算で5億3600万円かけて整備をしているのです。

2号焼却炉の中  ふだんは燃えさかっている炉の中に
 入らせてもらいました。

 議員で入っていったのは
 もしかしたらこの3人が
 初めてかもしれません。

 非常に貴重な体験ができ、
 焼却炉の仕組みについて
 とてもよく理解できました。

 ちなみに、不燃ごみの処理は
 次のようになっています。

 不燃ごみ 7,409トン
 プラスチック類
 減容固化施設
(長坂)
 埋立処分場(県外) 埋め立てる

 6月に民生常任委員会で
 長坂のプラスチック類減容固化施設を視察してきます。

 もっとごみ問題についても勉強して
 詳しくなりたいと思います。



2005年5月14日(土)のフジノ
● このまちは変わろうとしている

 たくさんの市民の方々と対話をする日々が続いています。

 美術館見直しの署名活動の時に感じた『熱さ』
 市民のみなさまからひしひしとフジノは再び強く実感しています。

 「このまちは、変わろうとしている」

 僕は、このまちが大好きです。
 このまちに暮らしている人々を信じています。

 必ずこのまちは変わります。


● 新しい議会活動報告ができました

 9ヶ月ぶりに議会活動報告チラシを作りました。

 チラシを配るといつもフジノが対応できる限界を超えて
 たくさんの相談の電話をいただいてしまうので
 お断りするのがこころ苦しくて
 広報活動はインターネットとクチコミに絞ってきました。

 加えて父の病気のこともあって、
 政治家として人前に出ることをかなり絞ってきました。

 でも、そのおかげで
 対応できる相談とそうでない相談があること、
 お断りするしかない相談に対してはきちんとお断りするということが
 きちんとできるようになりました。

 だから再び活動報告のチラシをしていきます。

 もしも配布のお手伝いをして下さる方がいらしたら
 どうかご協力お願いします。

 1人10枚配って下さるボランティアを募集します。
 どうぞよろしくお願いします!



2005年5月13日(金)のフジノ
● 障害者自立支援法案の、国会審議

 今日は、民生常任委員会でした。
 11時に始まってあっけなくお昼前に終わりました。

 昨夜、本当に体調がひどくなってしまって

 「明日の委員会が終わったら
  入院してもいいからとにかく耐えよう...」

 っていうほどの状態だったので、
 出席できて本当に良かったです。

 議員にとって会議への出席は
 最低限の義務ですからね。

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 今日も国会(衆議院)では
 厚生労働委員会で
 障がい者自立支援法案の審議でした。

 フジノは昼休みにメシを食いながら
 衆議院の厚生労働委員会を
 ネット生中継でずうっと観ていました。

 議論を観ていると、もう目が離せないんです。

 おもしろいとかそういう意味ではなく、
 尾辻・厚生労働大臣も部長も
 質問に対して全く答弁になっていないのです。

 共産党の山口富男議員
 社会民主党の阿部知子議員
 民主党の中根やすひろ議員が必死に質問しているのに
 何十回も同じ答弁しかできない大臣と役人。

 この法律で障がいのある人の暮らしが悪化した場合に
 大臣も副大臣も責任を取れるのか、という質問に対しても
 のらりくらり。

 市民の方とお話しする約束が今日は複数ありましたが
 合間の時間を見つけてはネットの生中継を観ていました。

 昨日の日比谷大行動を受けて
 多くの国会議員がこの法律への問題を指摘していました。

 あー!納得がいかない。

 特に、自立支援医療の10月スタートには
 全く納得ができない。

 合理的な理由を何故、大臣さえもが説明できないんだ!

 結局、夕方5時27分の散会まで
 観てしまいました。ビデオライブラリでいつでも観れるのにね。



2005年5月12日(木)のフジノ
● 障害者自立支援法案について

 今日は、伝えたいことはたくさんあるのですが
 時間が無いので箇条書きでごめんなさい。

 (1)障害者自立支援法案について

 今日は日比谷公会堂と日比谷野外音楽堂で
 障がい者自立支援法案についての、一大行動日でした。

 フジノ自身も日比谷へ行く予定でしたが
 体調不良と父の転院カンケーの諸事情で行けませんでした。

 けれども、そこへ参加してくれた
 このまちの作業所に通う方々からお電話を頂きました。

 市議会議員としてできることは少ない、とはフジノは思いません。

 この法律案はフジノにとっても
 切実な問題を抱えているものです。

 あなたが感じているこの法律への不安や怒りや意見を
 ぜひ聞かせて下さい。お願いします!


 (2)国会の審議にもあなたの声は反映されます!

 昨日から本格的に国会での審議が始まりましたが
 その質疑では、明らかに国会議員も
 僕たちの不安や怒りや意見を反映させた質問を行なっています。

 質問をする国会議員の事務所に
 手紙をどんどん書いて
 Eメールをどんどん送って、
 電話をどんどんかけてください。

 その声は国会議員も無視できません。
 与党も野党も関係ありません。

 例えば、フジノが尊敬している山井和則さん(民主党)は
 真夜中2時を過ぎても意見を聞くための電話は止まらず、
 電話の後はメールを読んでいると朝刊が届いてしまうそうです。

 どうか国会を遠く感じることなんか無く、
 ガンガンその想いを伝えて下さい。

 厚生労働委員会もぜひチェックして下さい。

 衆議院の様子はこちらから
 生中継&過去分を観ることができます。


● 記者会見の様子が新聞に載りました

 吉田議員とフジノで10日に行なった記者会見の様子が
 神奈川新聞の2面に載りました。




● 海のゆくえ

 先日、クジラがこのまちのすぐ沖に現れて
 大きなニュースとして報道されました。

 けれどもつい数十年前までは
 クジラの姿は東京湾でもしばしば見られたそうです。

 昨年のことですが、走水海岸に
 大きなウミガメがうちあげられました。

 フジノはとても驚いたのですが
 漁師さんのお話では少し前まではウミガメもよくいたそうです。

 けれども、海は大きく変わってしまいました。

 今も変わり続けています。

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 海のことが大好きでいつも海とつきあっている人たちと
 どんどん友達になっていくにつれて
 失われていく海のゆくえがリアルに気になります。

 海の生き物だけでなく
 海岸も失われていきます。

 今勉強している本の『はじめに』を読んで
 ますます確信を持ちました。

 >重要なことは、海岸浸食の問題を深く追求していくと、
 >うわべの技術的論議とは別に、
 >ここ20〜30年間に、
 >われわれ日本人が沿岸域でなしてきた
 >各種人為的改変こそが海岸浸食の根源であること、
 >したがって、そこから派生してくる
 >うわべの問題への手当を行なっても
 >問題は解決されるどころか
 >ますます深刻化するという状況が見えてきたことである。


 『海岸侵食の実態と解決策』
   (宇多高明著、山海堂、2004年、pi)

 フジノはこのまちの海の埋め立てには
 その理由を問わず反対をしてきました。

 今後もこのまちでは埋め立てが行なわれていきます。

 それらは結果として
 ますます海を破壊することになる、という確信を
 フジノは強めました。

 すでに計画がある埋め立てについては
 その地域の方々にどんどん情報を流しています。

 「それが本当に必要なのか?」
 「あなたはどう思うか?」

 と呼びかけています。

 海を守ることは
 自分を守ることと同じであり
 あなたを守ることと同じだと考えています。

 情報をどんどん流しますので
 どうか一緒に考えていって下さいね。


 


2005年5月11日(水)のフジノ
● 本会議(臨時会)が行なわれました

 今日は、市議会の人事を決めるための
 本会議が行なわれました。

 いろいろモメたらしくて
 10時から議会運営委員会を開いてはすぐに休憩を繰り返して
 本会議は14時がスタート予定だったのに
 実際に始まったのは17時からでした。

 それでも傍聴席には市民の方がいてくださって
 こんな風に遅くにずれこんでの開始を
 本当に申し訳なく感じました。

 市議会の役職が誰になるかには
 フジノは全く関心が持てなくて、
 けれども無所属のフジノは控え室で開始を待つしかなくて
 その時間を使っていろいろな疑問点について
 市役所にヒアリングをしてました。

 ちなみに、今日決まったことは
 以下の8つです。


 (1)神保議長が辞職をして、内藤さんが新しく議長になりました。

 (2)佐藤副議長が辞職をして、杉山さんが新しく副議長になりました。

 (3)神奈川県内広域水道企業団議会議員が後藤さんになりました。

 (4)神奈川県競輪組合議会議員が伊東さんになりました。

 (5)農業委員会が青木さん・芳賀さん・山口さんになりました。

 (6)4つの常任委員会の今年のメンバーが決まりました。

 (7)議会運営委員会の今年のメンバーが決まりました。

 (8)新中央図書館特別委員会を新しく作ることになり、
   メンバーが決まりました。


 フジノは今年も
 民生常任委員会のメンバーになりました。
 本決まりです。良かった。



2005年5月10日(火)のフジノ
● 記者会見をしました

 吉田議員とフジノの2人で、
 記者会見をしました。

 配布したプレスリリースはこちらです。

 明日からの5月臨時会と続いて6月定例会がすぐ開かれますが、
 それが終わってからでは市長選挙までに時間が無いので
 その前にきちんと想いを決めておきたかったのです。


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