まちの政治家は、こんなことしてます


2009年7月30日(木)のフジノ
● 等身大のガンダムへ会いに行きました/観光政策の成功事例

 今日は1日の仕事を終えてから
 18時30分に品川で友達と待ち合わせをしました。

 お台場に設置された、等身大のガンダムを見に行くのです!

 フジノはガンダム・ファンではありませんから
 あくまでも9割は仕事として、
 でも親友とまちあわせていくので1割プライベートです。

 かれこれ数ヶ月前からずっと観たかった企画を
 ついに観られることになったフジノはやや興奮気味です。
  ↓


 今日の約束はかれこれ1ヶ月前にしたのですが 
 友達もフジノもあまりにも仕事が忙しいので
 今日を逃せばもう観られそうにスケジュール状況でした。

 さらに今日、仕事が長引いて
 フジノは約束を1時間も遅刻してしまいましたが(涙)
 ついに、なんとか出発することができました。

 品川で友達と合流して、山手線に乗って新橋駅まで移動して
 ゆりかもめに乗り換えて、台場駅で下車。

 やがて5分ほど歩いていくと
 少しずつその姿が見えてきました!

 森の茂みの向こうにうっすらと背の高いガンダムの姿です。



 友達と小走りで近づいていくと、ついに全身が見えてきました。

 ホテル日航東京(左側の建物)と
 ホテルグランパシフィック(右側の建物)のあいだに

 18mもの巨大なモビルスーツが立っています。
 すごい光景です。まさに現代美術!



 すさまじい人だかりです。

 今回の企画は、
 アニメ『起動戦士ガンダム』の30周年記念のプロジェクトですが

 東京都らが主催している
 『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』でもあります。

 30周年の記念プロジェクトに合わせて
 東京都はこれを『緑化推進』や『オリンピック誘致』にも利用しているのですが

 ただひたすら単純に『観光政策』としての扱いで
 十分なのではないかと感じました。

 同行してくれた友達に言われたことなのですが

 「このガンダムの展示が8月31日で終わってしまった後は
  横須賀市が譲り受けて、
  入場者数の減少に苦しむ
  横須賀美術館に置かせてもらえばいいんじゃないか。
  今、展示されているどんな作品よりもお客さんを呼べるんじゃないか」

 確かにフジノも同感です。

 これを「アニメだから芸術ではない」とは
 誰も言えないはずです。

 そんなことを言う人はニセモノの権威主義者です。

 冗談でもギャグでもなく、こうした取り組みをやれるかどうかが
 『本気の集客増加の取り組み』なのではないかとフジノは考えています。

 実際に、東京都は今それを実践している訳ですから。

 今は無料で公開しているこのガンダムですが
 有料でどんどん公開していけば良いのです。



 ガンダムの横を通り抜けて、そしてついに真正面にたどり着きました。



 ガンダムの足元に向かうには、長い長い列があります。
 今日はたまたま空いていて、なんと10分も待たずに足元に行けました。



 近づいていけばいくほど、
 見上げなければ全身を見ることができません。



 僕たちは35才ですが、リアルタイムでの放送ではなくて
 再放送されたガンダムを観て育ちました。

 ガンダムのプラモデルは当時、爆発的な大流行となりました。
 その世代が今、大人になって、消費の中心層になっています。

 会場にはまさに同世代、という世代もたくさんいましたが
 女性だけのペアもたくさんいたり、あらゆる世代が訪れていました。

 ガンダムというコンテンツの持つ
 集客力の高さを改めて感じました。



 フジノもついに足元に到着しました。
 ガンダムと一緒に写真をとっても、すでにガンダムの全身は入りません。



 ガンダムの隣に立つと、175cmの身長のフジノも
 まだ足首部分にも届きません。でかい!



 友達と過ごせた、とても平和な数時間でした。



 昨日7月29日の市長の動向を見ると、
 雄人(吉田雄人・市長)は
 横須賀美術館の館長である島田章三さんと会っています。

 どんな話し合いが成されたのかフジノは知りません。

 けれども、市長選挙の際にもくりかえし吉田雄人候補は
 美術館の今後の運営方法の見直しを訴え続けました。

 今のままの横須賀美術館を継続していくことは
 ありえないはずです。

 果たして吉田市長、
 美術館問題の解決への道筋を無事につけられたのでしょうか...?



2009年7月28日(火)のフジノその2
● 初めての公開討論会は大成功でした/衆院選・神奈川11区

 開催そのものが危ぶまれたくらいですから
 今夜の公開討論会にはいろいろな制約事項がありました。

 公開討論会の間は、マスメディア以外は一切撮影禁止。
 パソコンでのメモも禁止。Twitterでの実況中継までもが
 ダメだと言われてしまいました。

 でも、今日の公開討論会の様子を見れなかった方に
 良いニュースです!

 日刊インターネット新聞社のサイト『ザ・選挙』にて
 なんと早くも明日から録画映像が全て公開されます!

 (先日のフォーラムでご一緒させていただいた
  『ザ・選挙』の神山さんが取材にいらしてました。
  わずか1日でフル公開だなんて激務そう...がんばって下さいね!)

 ですから、今日の様子は詳しくはご紹介しません。

 ちょびっとだけ報告しますと...。

 コーディネーターの池田健三郎さん(経済アナリスト)によって
 6つの質問が出されました。

 Q1.今回の衆院選とは何を問う選挙なのか?

 Q2.景気対策について

 Q3.社会保障について

 Q4.安全保障・外交について

 Q5.地方分権について

 Q6.行政改革について

 4名の立候補予定者は、それぞれ3分間の持ち時間で
 その質問に対する答えを述べていきます。

 質問が2問くらい終わるごとに、
 他の候補者への質疑応答タイムがあって
 ここが1番もりあがりました。

 そして最後に、
 1人3分間ずつ自己アピールをして終わりました。

 とても熱い2時間でした。



 会場で配布された資料はこちらです。

 ・整理券&プログラム&注意事項

 ・伊東正子氏(68才)の資料

 ・小泉進次郎氏(28才)の資料

 ・鶴川晃久氏(34才)の資料

 ・横粂勝仁氏(27才)の資料


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 討論会は21時15分くらいに終わったのですが
 とにかく会場を21時30分までに完全撤収しないといけないので

 立候補予定者4名の方々もお客さまとともに
 すぐに会場の外へ出てきました。

 ふと小泉進次郎さんが階段を下りていく姿が見えたのですが
 すさまじい数のマスメディアが群がって、
 彼にマイクを向けながら付いていきました。

 これを見た時、さすがにフジノも
 「彼はかわいそうだなあ...」と同情を禁じえませんでした。

 だって、マスメディアの方々は
 彼の政策についてなんて全く質問してなんかいないんです。

 聞こえてくるほとんどの質問が
 どうでもいい話題ばかり。

 フジノも最近はたくさんの取材に応じて答えたこともあって
 記事を確認する為に週刊誌やスポーツ新聞を見てみるのですが

 そこでとりあげられている小泉進次郎さんに関する記事は
 なんて言うか、政策についてなんて1つもとりあげられていないんです。
 おもしろおかしく書かれておしまい。

 フジノたちは本気の政策論争をやろうとしているのに
 マスメディアの対応には、地元としてとても不快感を抱きます。

 残念です。
 もっと本気の政策論争をとりあげてほしいです。

 横粂さんも会場を出てきました。
 下の写真は、tvk(テレビ神奈川)の取材を受けているところですね。



 今夜は三浦市での開催だったのですが
 横須賀市からもたくさんの方々が参加して下さいました。

 こうした政策と政策をぶつけあって
 お互いにディベートしあう場は、本当に大切な機会です。

 民主主義をしっかりと機能させる為には
 開かれた議論の場が絶対に不可欠なのです。

 今日は本当に実行委員会のみなさま、ありがとうございました!


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 いやあ、それにしても今日の討論会は
 横須賀市長選挙の公開討論会の時よりもフジノは緊張しました。

 事実上、横粂さんVS小泉さんの一騎打ちだった討論会でした。

 報道陣むけに座席の最前列が1列おさえられていたのですが
 そのすぐ後ろの2列目(事実上の最前列ですね)の、
 横粂さんのすぐそばに座って、観ていました。

 日頃のミニ集会などでの横粂さんの良さが出しきれれば
 討論会も決して負けることは無いとフジノは考えていましたが

 ステージ上の横粂さんは
 少しだけ緊張ぎみのようでした。

 それを観ていたらフジノまで緊張してきました(汗)。



 でも、最後まで通して討論会を観た結果、
 横粂さんも小泉さんもともに政策論争は互角だと感じました。

 確かに、小泉進次郎さんは声も通るし、堂々としていて
 人前で話し慣れているのが目立ちましたが

 (ある意味、オーラが出ています)

 けれども、そのオーラにとらわれないで
 じっくりと耳を澄まして彼の話す政策の細かい部分を聞いていると、
 やはり現役の政治家のフジノにとっては
 まだまだ物足りなさが感じられました。

 (それはもちろん、横粂さんにも言えることです)

 小泉進次郎さんVS横粂勝仁さんの闘いは
 「ゾウとアリの闘い」だとか「横粂が勝てたら奇跡だ」とか言われますが

 じっくりと市民のみなさまが政策で判断してくれたならば
 フジノはハッキリと『互角の闘い』なのだと感じています。

 今日の公開討論会は、得るものがとてもありました。
 8月末に向けて、いろいろなヒントをもらいました。

 よし、明日からもがんばっていこう!



2009年7月28日(火)のフジノその1
● ついに公開討論会!/衆院選・神奈川11区(横須賀市・三浦市)

 今夜19時から、三浦市三崎の三浦市民ホールで
 神奈川11区(横須賀市・三浦市)の立候補予定者4名による
 公開討論会が行われました。



 朝から午後にかけてずっと雨が降っていましたが
 この時間には止んでくれて、フジノはバイクで三崎へ向かいました。

 空がとてもきれいでした。


 今回の討論会を
 主催して下さったのは

 『神奈川県11区
  衆議院選挙
  公開討論会実行委員会』

 ですが、

 青年会議所の有志と
 OBの方々がメンバーです。

 特殊な事情で
 この神奈川11区だけは
 開催できないのではないかと
 ずっと危ぶまれていました。

 いくつもの困難を乗り越えて
 開催を実現して下さった

 有志のみなさまに
 こころから感謝しています。

 実は、実行委員会のみなさまに対して
 フジノがこころから感謝していることがもう1つあります。

 聴覚に障がいのある方々にもぜひ参加していただきたくて
 「ぜひ手話通訳を付けて下さい」と
 フジノは実行委員会の方にお願いしていました。

 けれども、昨夜23時半の段階では

 「先週末から各団体にあたって精一杯の努力をしたのですが
  残念ですが手話通訳さんの手配はムリでした」

 とのことでした。

 しかし、なんと今日の13時50分に再びご連絡をいただきました。
 「手話通訳に2名の方が協力して下さいます!」とのことでした。

 実際、下の画像をご覧いただくと手話通訳さんが写っていますよね?



 実行委員会の方々は当日ギリギリまで
 手話通訳さんの手配に走り回って下さったのでした。

 聴覚に障がいのあるフジノの親しい方も
 こうして今日、安心して参加することができました!

 代表の洞外さんをはじめ、実行委員会メンバーのみなさま、
 本当にありがとうございます。


 (次回へつづきます


2009年7月27日(月)のフジノ
● ついに明日、神奈川11区衆院選・公開討論会!

 ついに明日28日(火)、神奈川11区(横須賀市・三浦市)の
 立候補予定者4名による公開討論会が行われます。

 場所は、三浦市民ホール「うらり」です。
 18時30分開場、19時スタートです。
 定員400名、入場無料です。

 詳しく紹介しているタウンニュース紙の記事を
 引用させていただきます。

 (2009年7月24日・タウンニュース紙・1面より)


 神奈川11区・衆院選公開討論会
 今月28日(火)、三浦市民ホール



 次期衆院選挙で神奈川11区(横須賀市・三浦市)から
 立候補を予定している候補者による公開討論会が
 今月28日(火)、三浦市三崎にある
 「三浦市民ホール(うらり)」で行われる。

 時間は午後6時半開場、77時開会。
 定員は400名で先着順、入場自由。

 三浦市の若手経済人らが企画。
 1間1答形式で進行、コーディネーターには
 経済アナリストの池田健三郎氏を迎える。

 主催者によると21日現在、
 自民党公認の小泉進次郎氏(28歳)、
 民主党公認の横粂勝仁氏(27歳)、
 共産党公認の伊東正子氏(68歳)、
 幸福実現党公認の鶴川晃久氏(34歳)に
 参加を依頼しているという。

 「候補者が自分の言葉で政策を語ることで、
  市民の選択判断の基準として欲しい。
  政治への関心の扉となれば」

 と実行委員会の洞外文敬さんは話している。

 問い合せは
 神奈川県11区衆議院選挙公開討論会実行委員会
 090−6030−8737(月〜金の午前10時から午後3時まで)

 (引用おわり)
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 フジノが今日の夕方に、実行委員会に確認したところ
 4名全員が参加するとのことでした。

 4名そろって初めての公開討論会です!

 ぜひみなさま、足を運んでみて下さい。



2009年7月26日(日)のフジノその2
● 横粂勝仁さんミニ集会@汐入(その2)生活者としての市民の怒りの声

 (その1より続いています)

 さっそく質疑応答の時間がスタートしたのですが

 今日のミニ集会では『質問』というよりも
 市民のみなさまが感じている現状に対しての『怒りの声』が
 ほとんどでした。

 「ご意見・ご質問のある方は、どうぞ手を挙げて下さい」

 と横粂さんが言うと、会場から挙手がつづきました。




 (意見その1)
 地元民は本当に現状に不満を感じている。
 交通費も高い。医療費も高い。人口も減っている現実がある。

 誰かがこれを本当に変えてほしいと願ってきたのに誰も変えてくれない。

 小泉さんには怒りでいっぱいで、言いたいことが山ほどある。
 横粂さんを強く応援していくから全力でがんばってほしい。

 (意見その1への横粂さんの言葉)
 政治に必要なことは華やかさやパフォーマンスではありません。

 何故なら、薬害エイズ・薬害肝炎の問題でもはっきり分かるように
 政治の判断1つでふつうの市民の方々の
 生活を壊すこともいのちを奪うことさえできるのです。

 だから政治家はいのちをかけて真摯に取り組むべき仕事であって
 テレビの人気者になる必要は全く無いのです。

 2年間、私は弁護士として依頼者の代理人として働いてきましたが
 これからは横須賀・三浦の代理人として国会で働いていきます。

 今いただいたご意見も必ず国会に届けます!


 (意見その2)
 政治家は上流階級のおもちゃではない!

 私の友人の息子は、経済的な余裕が無いから
 こどもを塾に行かせることができない。

 別の知りあいのこどもは高校3年生なのだけれど
 やはり親にお金が無いから
 自分でアルバイトをして大学に行く為の学費を稼いでいる。

 こういうこどもたちが大学にいかれるように
 奨学金制度をもっと充実してほしい。

 そもそも格差を無くしてほしい!

 (意見その2への横粂さんの言葉)
 私自身がアルバイトと奨学金で大学に通ったので
 親の経済状況が違うと学びたくても学べないこどもたちが
 たくさんいることを身をもって知っています。

 どんな経済状況の親のもとに生まれても
 がんばっているこどもが教育を受けられる社会に変えていきます。
 格差は必ず正していきます。



 (意見その3)
 今日はあえて10才のこどもをつれてきました。
 自分が10才の時には政治に関心は持てませんでした。
 政治に関心がある若い人ってとても少ない。

 横須賀市長選挙を見て、変わることはできるのだと感じた。
 国会議員もチェンジしてほしい。

 今もし変わらなかったら若者は政治にもっと絶望してしまう。
 4代目が当選したら、横須賀市民は全国の笑いものになってしまう。

 横粂さんは絶対に当選してほしい。

 (意見その3への横粂さんの言葉)
 小学生のなりたい仕事ランキングを見てみると
 毎年いつも野球選手などのやスポーツ選手がトップを占めています。

 けれども政治家がランキングに載ったことはまず1度も無いです。
 とてもではありませんが、今のような政治家を見ても
 こどもたちが憧れるはずはありません。

 こどもたちに憧れられる職業に政治家を変えていきます。

 何故なら、本当の政治家の仕事はとても素晴らしいのです。
 毎日、平和の為に全身全霊をかけて世界を相手に活躍したり、
 人の命を守るこ為に働くことができるのです。
 本当はとても尊い仕事なのです。

 だからこそ、今までの古い政治家像を壊していきます。
 新しい政治家像に変えていきたい。

 そのスタートとして、この保守と言われる神奈川11区で
 横粂のような若者であっても
 熱い情熱があれば政治家になれるのだという姿を
 こどもたちに見てもらいたいです。


 (意見その4)
 横粂先生、ぜひがんばってください!

 (意見その4への横粂さんの言葉)
 申し訳ございませんが、政治家は先生ではありませんので
 どうか先生とは呼ばないで下さい。

 私は2年間、弁護士として働いてきましたが
 弁護士だって先生ではないと考えています。

 まわりの方々からよく呼ばれているのは「かっちゃん」です。
 だから、先生とは呼ばずに
 どうぞ「かっちゃん」と呼んで下さい。

 (場内大爆笑、「かっちゃん!」とみんなが声をかけていました)




 (参加者からの質問その1)
 なぜ民主党を何故選んだのか?
 社会民主党や共産党から立候補を考えなかったのか?

 (横粂さんの回答)
 社会民主党や共産党の両者の考えを私は否定しませんし、
 時に共鳴する部分も多くはあります。
 けれどもより民主党の政策に深く共鳴しました。

 民主党には、雑談をしている時には
 ただの近所のおじさんのようにフランクで親しみやすい方々が
 たくさんいます。

 けれどもそんな方々が、
 実は政治に対してはすさまじい熱意を持っているのです。
 そんな人が民主党にはものすごく多いのです。
 これも民主党に惹かれた理由の1つです。

 ただし、民主党が常に完璧だなんて考え方は
 全く持っていません。私たちにも欠点は当然あります。

 本当により良い国づくりをしていく為には
 常に競いあって政権交代を繰り返していくべきだと私は考えています。


 (参加者からの質問その2)
 中国や北朝鮮をはじめとする諸外国に対して
 民主党は弱腰ではないか?
 日本も独自の防衛力を持つべきではないのか?

 (横粂さんの回答)
 まず、民主党も自民党もそれぞれに意見が異なる人が多くて
 どちらの党もウイングが広いのですが

 民主党がよりウイングが広いように言われてしまうのは、
 「政権を担っていないからなのだ」と分析しています。

 政権を担えば、民主党の国会議員はみんな
 国民との契約であるマニフェストに従っていかねばなりません。

 さて、ご質問についてですが
 もちろん時代の変化の中で、現在の日本の防衛面で
 見直すべきことがらは確かにあります。

 しかし、そもそも戦争を起こさない為にも
 懸命の外交努力こそが必要で、それこそ政治家の義務なのです。

 また、あくまでも日本を防衛するのに必要な防衛力にとどめるべきで、
 他国を攻撃する為の武力は不必要です。

 これから必ず地方分権を進めていきますが
 そうすると国会に残る仕事というのは、安全保障と外交だと考えています。

 医療・保健・福祉などの社会保障は
 各市町村が地域の実情にあった対応ができるようにしていきます。

 さて、安全保障と外交についてですが、
 私が政治家として最も取り組みたいのが外交です。

 ご質問にあった北朝鮮などに対する外交は
 私は対話と圧力でいきたいと考えています。

 また、世界全体との関係は、
 これまでのような二者択一の姿勢はとりません。

 例えば日米同盟かアジア重視かなんて
 あまりにも古い考えを壊していく。
 日米地位協定もしっかりと改定していく。
 アジアとの信頼関係を結んでいく。

 具体的には、ヨーロッパがEUをつくったように
 私はアジアの国々と共にAUを実現したいと考えています。
 日本が果たす役割は非常に大きいです。

 日本は自ら戦争に乗り出すのではなくて
 戦争で困っている被害者の方々の支援を全力で行なっていくべきです。

 日本人には素晴らしい技術力と経済力があります。
 この2つの力で世界の信頼をえていくのです。

 そして、日本という国の、国際的な地位を高めていきたいです。


 (つづきます)


2009年7月26日(日)のフジノその1
● 横粂勝仁さんミニ集会@汐入へ/20年前と変わらない現実

 今日は午後から汐入の本町会館(どぶ板どおり手前、魚藍亭のお隣)へ。
 横粂勝仁(よこくめかつひと)さんのミニ集会に参加しました。

 やはりマスメディアの注目は高くて、
 今回は、全国紙の社会部からと
 テレビ局のニュース番組が取材に来ていました。

 (ここから先の文章は、全てフジノのメモに基づくもので
  書かれている内容はフジノ1人の責任ですのでご理解ください)

 いつものように横粂さんのあいさつでスタートしましたが、
 とても印象に残ったひとことがありました。

 「例えば、10年前、いえ、20年前の新聞を
  日付を隠して見せられたとしたら、
  きっとこれは今日の新聞だろうとあなたは疑わないはずです。

  進まない改革、増え続ける財政赤字、
  全く足りない医療・福祉...。

  20年前の新聞には今日の新聞の見出しと
  全く変わらない問題ばかりがたくさん載っています。

  いつまでも変わることの無い古い腐った政治が原因で、
  この国ではたくさんの問題が
  ずっと解決されないままになっています。

  この現実を変えなければいけません。
  根本から政治を変えていかなければいけないのです。

  今こそ私たちは『新しい政治』をスタートしていくのです」



 全く同感だとフジノは思いました。

 さて、いつものように短めのあいさつを終えると
 すぐに参加者のみなさまと質疑応答に移りました。

 市民のみなさまと徹底的に語り合うことを重視しているので
 来賓のあいさつなどはいつも一切ありません。

 今日も参加者の顔ぶれは様々でした。

 「今日はあえて10才のこどもをつれてきました。
  自分が10歳の時には政治に関心なんて持てませんでした。

  でも、このコたちの将来のいろいろなことが
  今の政治で決まっていくということを考えると
  親として、現実の政治に少しでも触れてほしいと思って
  このコをつれてきました」

 という若いお母さんと娘さんの自己紹介に
 会場からは大きな拍手が起こりました。



 90才近いとおっしゃる高齢の男性が
 こう自己紹介しました。

 「今日の参加者の中では私が最高齢では無いでしょうか。

  私は戦前に生まれて、
  日本が戦争に突入していった時期に少年時代を過ごして
  厳しい戦後を生き延びて、
  経済成長期は必死になって働いてきました。

  私のような高齢者の声にも、どうかぜひ耳を傾けてください」

 再び会場から大きな拍手が起こりました。

 10才から80代後半の方まで、老若男女が参加して下さいました。


 (その2へつづきます

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