まちの政治家は、こんなことしてます


市民のみなさまへ
● 大切なみなさまへ

 明日から、横須賀の未来を決める選挙が始まります。

 公職選挙法のきまりがあって、21日から28日までは
 このホームページの更新ができません。

 そこで、今日からこのホームページはお休みいたします。

 けれども僕たちは1日も休むことなく、
 いつだってあなたのそばにいます。

 朝早くから満員電車で横浜や川崎や東京へ
 仕事や学校に通う為に出発する
 あなたのそばに必ず僕たちはいます。

 梅雨の雨がしとしとと降る日も
 あなたのそばに必ず僕たちはいます。

 夏を感じさせる暑い太陽が照っているその時も、
 あなたのそばに必ず僕たちはいます。

 仕事の残業が長引いたりアルバイトが遅くなってしまって
 終電ぎりぎりでようやく帰ってこれた深夜にも
 あなたのそばに必ず僕たちはいます。

 僕たちはいつも必ずあなたのそばにいます。

 僕たちは政治家であったこの6年間だけでなく、

 このまちで生まれたその瞬間から、
 このまちで暮らすみなさまと一緒に

 同じ空気を吸いながら
 同じ空の下を歩んできました。

 これからもずっとこのまちを守る為に
 あなたと一緒に歩いていきます。

 だから、1週間だけホームページの更新が止まっても
 心配しないで下さいね。僕たちはいつもあなたのそばにいます。

 ホームページを更新できないそのかわりに
 僕たちはこのまちを走りまわって
 もっとあなたのそばへと向かいたいと思います。

 みんなの想いを実現する為に
 新しい横須賀が希望を感じられるまちになるように
 僕たちは全力でこのまちを走りまわっていきます。


● 僕たちの敵は、「孤独」「不安」「絶望」「希望の無い社会」です

 僕たちの敵は、蒲谷市長ではありません。

 僕たちの敵は、呉東弁護士ではありません。

 僕たちの敵は、誰か特定の人物ではありません。

 はじめからずうっと僕たちは、そう訴え続けてきました。

 では、何が僕たちの敵なのでしょうか?


 僕たちの『本当の敵』は、『希望の無い社会』です。


 このまちに暮らす市民のみなさまを覆っている
 『孤独』や『不安』や『絶望』です。

 このまちでは毎年100人もの方々が
 絶望や孤独に追いこまれた末に自殺をしています。

 本当にたくさんのこどもたちが
 不登校になり、社会的ひきこもりの状況に追い込まれています。

 仕事を失なった多くの人々がハローワークに通っていますが、
 いくらパソコンで検索しても求人は今日もありません。

 平成町のハローワークの入口では
 たくさんの方々が肩をすぼめて、
 これからの生活をどうしたらいいのかと不安を感じています。

 家に帰ってもイライラした気持ちはおさまりません。

 大好きな人と愛した末に結婚したはずなのに
 愛する人への激しい暴力がふるわれています。

 このまちにはドメスティックバイオレンス(DV)が
 たくさん起こっています。とても悲しいことです。

 DVから女性を避難させる為のシェルターはいつもいっぱいです。

 経済の不況や雇用の喪失がもたらした社会の不安は
 DVだけではなく、こどもたちへの虐待にもつながっていきます。

 このまちでは、たくさんの児童虐待が起こっています。
 ネグレクトは神奈川県でワースト1位の多さです。

 そうした果てに、離婚せざるをえないご夫婦が
 本当にたくさんいらっしゃいます。

 けれども離婚もなかなかうまくいかず、
 離婚が成立したとしても
 ひとり親のご家庭がこのまちで暮らしていくのは本当に大変です。

 何度も書いてきたように
 ひとり親のご家庭に対するこのまちのサポートは
 ほとんど全く存在していません。

 そんな現実によって
 このまちで暮らすたくさんの人々のこころに、
 怒りや、不安や、あきらめの気持ちがあふれています。

 この絶望や不安や孤独が
 僕たちの本当の敵です。

---------------------------------------------------

 僕たちはこれまでずっと
 『希望』が無くなりかけているこのまちの現実と闘ってきました。

 僕たちは、こどもたちを守りたい。
 僕たちは、愛する人を守りたい。
 僕たちは、長生きをみんなで祝いたい。

 僕たちは誰もがそんなささやかな想いを持っています。

 だから、朝早くからつらくても体を起こして
 バスに乗って、電車に乗って、仕事場へと向かうのです。

 だから、マクドナルドのハンバーガーで昼ごはんを済ませて
 休む間もなく僕たちは働き続けるのです。

 だから、残業代がつかなくても仕事を失わない為に
 深夜遅くまでがんばっているのです。

 汗にまみれて、泥にまみれて、目はかすんでしまっても、
 苦しくても、つらくても、それでもがんばっているのは
 ささやかな幸せを守る為です。

 それなのに、このまちはいつもそんな幸せを守りたいという
 ささやかな僕たちの想いを
 いつも政治・行政は
 打ち砕いてしまおうとしてきました。

 一生懸命に働いたお給料、そのお給料から税金がとられて、
 その使いみちは、赤字を垂れ流すばかりの美術館やソレイユの丘...。

 おかしい!

 そんなことに税金は使わないでくれ!

 何故、税金をそんなことに使うんだ!やめろ!

 そんな当たり前の声をはりあげても
 市役所には届きません。

 それ以前に、実物の市長を見かけたことなんて1回もありません。
 今の市長って、名前は誰か分りますか?
 あなたは市長の顔が分かりますか?

 政治は、いつも僕たちの声を聴いてはくれませんでした。

 僕たちのまちなのに、
 僕たちの声は届いてはきませんでした。

 だから、僕たちの敵は、『希望の無い社会』なのです。

 今、このまちをおおっている
 絶望、不安、孤独が、僕たちの本当の敵なのです。


● 新しい横須賀を希望のあるまちへ、一緒に創りだしていきましょう!

 このまちの財政は激しい危機的な状態です。

 神奈川県全体の人口は増えているのに
 このまちの人口は減り続けています。

 働く場所はありません。
 だから、若い人はみんな仕事を求めてこのまちを離れていきます。

 財政が厳しいこのまちでは、医療・福祉・教育といった
 暮らしに欠かせないサービスさえも削ってきました。

 だから、僕たちはみんなこのまちに
 希望を感じることができずにいます。

 でも、こんな絶望的な状況は
 必ず変えることができるのです。

 僕たちは、必ずこのまちを変えることができるのです。

 やれば、できるのです。
 必ずこのまちを変えることができるのです。

 今までの税金の使いみちは、
 優先順位が明らかに間違っていました。

 「ハコモノづくり」ばかりで
 「人づくり」に税金を使ってきませんでした。

 企業誘致には熱心でも
 今この瞬間に仕事が無くて苦しんでいる人に
 目を向けてきませんでした。

 障がいのある方々、ひとり親のご家庭、高齢の方々、
 追いこまれた末に厳しい状況になった人々への
 優しさのこころが欠けてしまった政治・行政が続けられてきました。

 でも、僕たちはこのまちに希望を取り戻したい。
 僕たちはみんなそう願っています。

 そんな当り前の願いを、
 僕たちは実現していくのです。

 革命のような変化は、起こせません。

 明日になったら全てが急に良くなるなんて
 夢みたいなことはできません。

 僕たちが行なうことは、1つずつ問題を解決していくことです。
 僕たちが行なうことは、1歩ずつ前に進んでいくことです。

 税金の優先順位を、ゼロから見直していきます。

 僕たちは本当に大切なことが何かを知っています。
 毎日の暮らしの中に、答えはいつもあるからです。

 1つずつ、1歩ずつ、僕たちはこのまちを
 在るべき姿に戻していきます。

 新しい横須賀、それは緑があふれて海が美しく輝く
 かつて存在したこのまちの姿です。

 困っている人がいれば、誰かがそっと声をかける。
 そんなかつてのこのまちの姿を取り戻します。

 こどもたちを守ります。こどもたちはまちの宝物です。
 こどもたちの笑顔を守る為に、僕たちは全力を尽くしていきます。

 一生懸命に汗を流して働いている人々が
 休みの日にはこどもたちと過ごせるようなまちへ
 僕たちは変えていきます。

 その為の具体的な手段は、マニフェストに記しました。
 だから、どうかマニフェストを読んでみてほしいのです。

 そして、僕たちは自分のこころに問いかけてみるのです。

 毎日の暮らしの中で、
 おかしいと感じること、苦しいと感じること、うれしいと感じること。

 変えていくべきこと、守っていくべきこと、
 それはいったい何だろうか、と。

 僕たちはその答えをもともと知っているはずです。

 そのこころの声に素直に従えば
 必ずこのまちは生まれ変われるのです。

 僕たちは、やればできるのです。
 必ずこのまちに希望を取り戻します。

 僕たちは、この人生の全てをかけて
 このまちをこどもたちに誇れるまちへと必ず変えてみせます。

 だから、大切なみなさま。

 これから1週間、僕たちのこころの底からの想いに
 どうか耳を傾けて下さい。僕たちは、あなたに伝えたいのです。

 このまちが生まれ変われるということを。

 あなたがもう1度だけ、政治と行政を信じようと思ってくれたなら
 僕たちは全身全霊をかけて一緒にこのまちを変えていきます。

 やがて、このまちに暮らすこどもたちが大人になる頃、
 きっとこれからの1週間が変化の始まりだったのだ、と気づくでしょう。

 一緒に、未来を創りましょう。
 新しい横須賀を、僕たちみんなで!


 2009年6月20日(土)23:57
 横須賀市議会議員・無所属・藤野英明より



2009年6月20日(土)のフジノその3
● 最後のミーティング@吉田雄人事務所にて

 京急久里浜駅前での勝手連活動を終えた後、
 久しぶりに吉田雄人事務所を訪れました。

 明日からの1週間、『チーム雄人』のみなさんと一緒に
 フジノは勝手連としてこのまちを走りぬけます。

 その勝手連としての活動を
 『チーム雄人』のみなさんと一緒に打ち合わせをしました。

 ところで、事務所の場所は、横須賀中央駅から徒歩3分、
 三笠通りの入口の『サンマルクカフェ』のお隣りです。

 大きな『チェンジ!』の看板が目印です。
 ぜひあなたも1度いらして下さいな。

事務所の入り口

 フジノはあくまでも勝手連ですから
 ほとんどこの事務所に来たことは無かったのですが

 オープン作業の間には何度か来たことがあったのですが
 がらんとして何も無かったあの空間
 今ではすっかりとても気持ちの良い場所になっていました!

事務所入り口で配布しているマニフェスト

 入口にはマニフェストが置いてあるのですが

 「ご自由にお持ち下さい/横須賀の希望、あります」

 このキャッチコピーを考えた人、サイコーです!
 さすがだなあ、チーム雄人。

壁一面に貼られた、市民のみなさまからのお葉書

 壁には、市民のみなさまが送り返して下さった
 激励のメッセージがたくさん書かれたハガキが貼ってあります。

 そもそも僕たちが最初に配っていた
 ハガキの大きさの『マニフェスト骨子版』に加えて

 新たにA4で15ページもある『マニフェスト解説版』を作ったのも
 市民のみなさまから

 「もっとマニフェストの内容を詳しく教えてほしい」

 「もっと分かりやすく説明してほしい」

 というご意見をいただいたからなのですね。

 このハガキにはびっしりと市民のみなさまの
 生の声が記されています。

 怒りの声も、厳しいご意見も、全て読ませていただきました。

 僕たちはいつだってこうして市民のみなさまの
 生の声を聴かせていただいてきました。

 これからもずっとその姿勢は変わりません!

事務所で選挙スタート前日の、最後のミーティングで語りかける雄人

 雄人(吉田雄人・前市議)から
 ミーティングの冒頭に、みんなへの熱い想いが語られました。

 (その率直な想いが語られているこちらのブログをぜひご覧ください)

 やがて、すぐに雄人は次の予定である
 ミニ集会へと出発していきました。

 雄人はタフです。気力、体力、ともに抜群です。
 (本当にいつ寝てるんだろう!)

 僕も負けずに1週間、駆け抜けるぞ!

 勝手連のみなさま、チーム雄人のみなさま、
 りらっくす&ふぁいと、そして、スマイルでいきましょうね。



2009年6月20日(土)のフジノその2
● 涙があふれた京急久里浜駅前/チーム雄人プラス勝手連

 今日はカフェトークを終えてから、
 京急久里浜駅前で
 『チーム雄人』のみなさんと一緒に勝手連の活動を行ないました。

 フジノは、明日からの選挙本番を前に
 ノドを酷使しないようにと意識していたのですが

 市民の方からのカンパを直接に受け取ったのをきっかけに
 演説をしながら涙があふれてしまい、
 いつもの絶叫調の演説になってしまいました。



 何故なら、カンパをして下さった3人の方々は
 みなさん、ご高齢の方々だったのです。

 きっと大切な年金から、そのカンパをして下さったのでしょう。

 僕はおじいちゃん子なので、
 ご高齢の方々の暮らしがリアルにイメージできます。

 なけなしの年金から
 僕のおじいちゃんは自分の食費や生活費を一生懸命に削って

 もう35才にもなる孫の僕に
 お小遣いをくれようとするのです。涙が出てきます。

 今日、ご高齢の方がわざわざお財布から
 5000円札を出してフジノに「カンパとして使って下さい」と言われた時、
 だから、僕は最初強くお断りしました。

 「どうか、あなたのお孫さんの為に使って下さい」とお願いしました。

 それでもその方は、このまちの未来の為に
 ぜひ使ってほしいとおっしゃるのです。

 僕は、「本当に申し訳ございません。ありがとうございます」と
 何度も何度もお礼をお伝えして、その5000円を受け取りました。

 重い、重い、5000円でした。

 その方とは別に、さらに合計2人の方が
 カンパをして下さいました。

 僕は、演説の30分間ずっとそのカンパを
 マニフェストの裏側に持ちながら、その重みを感じていました。

 ノドがつぶれても、血が噴きでても、
 僕は声を限りに「このまちに希望を取り戻します」と叫び続けました。


● 僕たちはネガティブキャンペーンを相手にしません!

 今日は、不覚にも涙がボロボロと出てしまいましたが
 僕たちは『笑顔の勝手連』なのです。

 勝手連のメンバーのTさんが、
 マニフェストを受け取ろうとしたフリをした心無い通行人から
 いきなりてのひらにライターの火をぶつけられました。

 それでもTさんはくじけませんでした。
 活動の最後までマニフェストを配りきって、笑顔を絶やしませんでした。

活動終了後、みんなで輪になってわかちあい。

 僕たちが笑顔で無ければ、
 市民のみなさまに希望を感じてもらえないからです。

 この2週間、すさまじいネガティブキャンペーンや嫌がらせに遭いました。
 でも、僕たちはそんなことに反論なんてしません。
 誹謗中傷に対してつきあっているヒマはありません。

 僕たちは、限られた1週間という時間の全てを
 希望ある未来を市民のみなさまに語りたいからです。

 僕たちは、絶対に負けない。
 僕たちは、絶対に笑顔を忘れない。

 何故なら、その先には新しい横須賀が待っているから。
 希望を感じることができるまちへと生まれ変わるのだから。



2009年6月20日(土)のフジノその1
● 財政再建、「ハコモノ」負担重く/神奈川新聞

 毎朝とても楽しみにしていた神奈川新聞の
 横須賀市長選挙の特集記事の連載の第5回目です。

 フジノの初選挙(2003年)の選挙公約が
 この美術館建設ストップでした。
 当選した直後から市長と激しい議論を続けてきました。

 今の横須賀市の政治・行政の問題点は
 この美術館問題に象徴されています。

 このまちは、いのちを守る為の政策に税金を遣わず、
 税金のムダ遣いだと市民の誰もが分かっているのに
 その声に耳を傾けずにハコモノづくりをすすめてきた横須賀市長。

 僕たちは、暮らしに本当に必要な福祉・医療・教育など
 生きていく上で優先順位の高い政策へと税金の使いみちを正す為に
 改革を訴え続けてきました。

 雄人とともに美術館建設みなおしの活動を行なって
 たくさんの市民のみなさまのご協力をいただいて
 すさまじい数の署名をいただきました。

 それでも、市長は市民のみなさまの声を聴きませんでした。

 今度こそ、僕たちはこのまちの政治・行政を
 いのちや暮らしを守る政策へと優先順位を正していきます。

 雄人(吉田雄人・前市議)はマニフェストの中で
 「ハコモノづくり」より「人づくり」を目指した政策を掲げています。

 フジノは雄人の政策と想いに、完全に賛同します。


 (2009年6月20日(土)付・神奈川新聞より)
まちの未来5、2009横須賀市長選

 ハコモノを作るだけ作って、赤字を垂れ流しても
 政治も行政も、誰1人として責任を取ろうとしないのが
 今のこのまちです。

 そして、すさまじい借金のつけは
 こどもたち、孫たちへと、どんどん受け継がれていくのです。

 そんな今の横須賀は変えるべきです。
 僕たちは、絶対に変えてみせます。


→日記過去分の目次へ
→はじめのページに戻る