〜はじめに〜 『救急車が有料化されてしまうかも』問題をみなさんに知ってほしくて |
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<現状1:全国で、救急車の利用が増加しています> 救急車の利用が、5年前の1.3倍に増えている一方で 救急隊員の数は、5年前の1.04倍と横ばい、という現状があります。
つまり、全国で救急車と人員が足りない事態が起きています。 <現状2:重症の人は22%でした> さらに、症状別で利用された方々を分けてみると 重症の方は22%、 中・低度の方は88%でした。 <こんな議論が始まっています> この現状に対して、こういう意見があります。 「重症の人が本当に救急車が必要な時に、 軽症・中等症の人のために救急車が出払ってしまっている!」 「救急車をタクシー代わりに使っている人々がいる!」 「それならば、救急車を有料化して 本当に必要な人々がもっと使いやすくなるようにしよう」 「有料化すれば軽症の人々はタクシーや自家用車で病院へ行くだろう」 確かに救急車がかつてよりも あまりにも手軽に利用されてしまっている現状は 数年前から報道されてきています。 例えば、2003年にABCが放送したニュース番組でも この件について特集されています(こちら)。 けれども、本当に有料化すれば収まる問題なのでしょうか? 救急車が有料化されてしまうことで、 本当は病院に行かねばならない方々までもが 救急を使わなくなることは無いのでしょうか? この問題をぜひともみなさんに知っていただきたくて フジノはこのコーナーを作りました。 どうかみなさん、このまちの今後の動向を見ていて下さい! <総務省の対策:トリアージの導入と有料化へ向けて検討開始> 総務省は、 (1)救急車の出動を有料化に向けて検討を開始 (2)症状別=緊急度によって有料・無料に分ける →「救急車は無料だから」と安易に呼ぶケースを減らせる 総務省は、このような考え方で すでに検討会をスタートさせています。 このような国の動きに同調するように 東京都が民間事業者による救急搬送をスタートさせたり、 横浜市が市民向けに救急の有料化についてアンケートを行っています。 けれども、それで本当に良いのでしょうか? 国の動きに合わせて 横須賀市もやがて救急車が有料化されるのでしょうか? ------------------------------------- このコーナーでは、国の動きや他市町村の動きを注視していくことで また横須賀市議会でこの問題について いち早く質問していくことで 救急車有料化を食い止めたいと考えています。 ぜひ市民のみなさまも この問題に注意していてくださいね。 よろしくお願いします! |