まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2004年9月30日(木)のフジノ
● 一般質問をおこないました

 傍聴に来てくれた方々、本当にありがとうございました。

 フジノは今日、一般質問をしました。
 またも超早口での質問です。

 もともと1つの話題だけで1時間は話せる質問を
 5問(細かく分けると24問)もやってしまおうとしたのですから
 しかたがありません。

 それでも徹底的に文章から装飾を削り落として
 繰り返しを削りに削って
 制限時間20分以内に質問を縮めました。

 こちらが質問の全文です。

 (1)男女平等の手本になるべき市役所

 (2)桜台中学校の統合反対

 (3)市長の署名活動への発言

 (4)広報機能の強化

 (5)美術館問題について

 この5点について質問しました。



 ライブで観ていた方々には
 市長と教育長の答弁は「またこんなかよ」というものだったかも。

 それから、今日はT議員のヤジがひどくて
 本当にうんざりさせられました。
 T議員の座席は
 傍聴席からも見えますから
 かんだかい声でヤジを飛ばす姿が見えたと思います。

 でも、市長のそっけない答弁も、
 そんなヤツらのヤジも僕は全然へっちゃらです。

 傍聴者のみなさんが心配してくれるほど
 フジノは弱くありませんから、大丈夫ですよ。

 それから、
 みんなからしたら今回のフジノ質問は
 ゼロ回答の「結果が無い」質問だったかもしれません。

 でも、まず今回は
 僕の狙いどおりにいったと思っています。

 2ヶ月かけて取材した件を
 質問するのを2つも諦めてあえて今回これらをやったのには
 僕なりの考えがあります。これからを見てて下さいね。


● 他の議員の質問も素晴らしかった

 今日の一般質問は7人でした。

 このうち、ねぎしさん(共産党)と一柳さん(無所属)の質問は
 特にフジノのこころに残りました。

 一柳さんの
 「ペリーが横須賀に来たことをどう捉えるか」という歴史観は
 僕にはものすごく共感できるものでした。

 本当はもっと長い質問だったのですが
 全ては書けないので
 一柳さんの発言通告を引用してみます。


 3 ペリー来航150周年に関連して

 (1) 開国の街ではなく開国の地ではないか

 (2) 「来航を祝う」だけでよいのか

 (3) 来航以来の本市が歩んできた歴史を
    検証する企画が必要ではないか


 この発言通告に書かれたことをふくらませて
 質問をされたのでした。

 僕は選挙の時にも

 「ペリーが来襲したことは日本の開国では無い」

 と言い続けてきました。

 だからこそ、横須賀市が開国祭なんてやることを
 僕はひどく嫌悪してきました。

 ペリーと開国と大八車レースも開国ダンシングなんて
 全く無関係だし、引田天功を呼んだイベントも
 全て税金のムダづかいだと
 僕は考えてきました。

 また、一柳さんは
 ご自身の祖父(漁師さん)の歴史と横須賀の歴史をからめて
 市長に対して歴史認識の質問をしました。

 それに対する市長の
 あまりにもそっけなさすぎる答弁に
 むなしさを感じました。

 これが横須賀生まれの生粋の横須賀人と
 後からやってきて歴史を勉強した人との違いだと感じました。

 ともかく、非常に勉強になりました。


● 決算議会がスタートします

 9月議会は今日いったん議案の賛否を取りましたが
 まだ終わりません。

 昨年まで12月議会でおこなっていた決算を
 今年から9月議会でおこなうことになったのです。
 (これは良いことです)

 そんな訳で、一般質問は終わりましたが
 明日からは気持ちを切りかえて
 決算へと向かっていくことになります。

 休むヒマは無くて
 明日は『議会IT化運営協議会』です。



2004年9月29日(水)のフジノ
● ジャンベ

 モアーズのアジアっぽい雑貨屋さんで
 ついに手に入れました。

 ジャンベに詳しい友達に来てもらって
 4つの中からこのジャンベを選びました。

 もう、あんまり忙しくて
 気晴らしも僕はヘタなので
 なかばジャンベに『救い』を求めて買いました。

 それなのに...。

 帰り道、バイクでこのジャンベを抱えながら走ってたら
 道路に落っことしてしまった(涙)。

 事務所に着いて、包装をといてみたら
 やっぱり端っこのところが割れてた。悲しいよ〜。

 でも、来てくれてうれしい。
 おれのジャンベ。

ジャンベとフジノ、事務所にて

 実は、このHPにジャンベの話を書いてから
 僕の周りにはジャンベ愛好家や所有者がたくさんいることが
 判明しました。

 中には、友達と集まると
 必ずジャンベをみんなで叩いて演奏する、という友達も居て
 カッコいいなあと思いました。早く仲間入りしたい!


● 最後まであきらめない

 もう原稿づくりに本当に疲れきってしまって、
 とりあえずごはんだけでも食べようと事務所を出ました。

 おいしい食べ飲み屋さんに行って
 白いごはんと豚キムチを食べて
 おなかが落ち着きました。

 マスターとおかみさんに

 「ひでくん、すごく疲れてるね〜」

 と言われて、黒酢をガムシロップと混ぜた
 特製の飲み物を頂きました。

 こいつがすごく身体にいいらしくて
 お酢の臭いが苦手な僕にも
 おいしく飲めました。

 「ひでくん、明日の質問はどんなのやるの?」

 と尋ねられたので

 「明日は市長とケンカです」

 と答えたら、
 お店の中のお客さんもみんなで励ましてくれて
 気合が入りなおりました。

 眠りたい。眠りたい。眠ってしまいたい。

 だけど、こんなにたくさんの人が期待してくれてる。

 まだ逃げない。
 気合で原稿作りだ!



2004年9月28日(火)のフジノ
● ついに来た、決算資料!

 一般質問も終えていないフジノですが
 市議会は動き続けています。

 30日からは
 『決算議会』に突入します。

 年間2大重要イベントとして
 (1)決算、(2)予算、を審議する議会があります。

 そして、ついに今日、資料が届きました。

決算資料の厚みは13センチ  全てを重ねて
 サイズを計ってみました。

 13センチです!

 去年は初めてで
 分からないことばかりでしたが
 今年は「かかってこい!」という気持ちです。

 一般質問の原稿づくりに終われていますが
 『港湾特別委員会』(無所属はメンバーにしてもらえなかった)で
 意見書を出すという動きも聞きました。

 やらねばならないことは山積みですが
 このまちに暮らしている方々にとって
 何が最も大切なことかをしっかりと見極めて、活動します。

 がんばります。


● 十五夜

 一般質問の原稿を作るのに精一杯で
 空を見上げることも忘れていました。

 今日お会いした市民の方が

 「今夜は十五夜でとても月がきれいに見えますよ」

 と教えてくれました。

 それでも僕は事務所を一歩も出ずに
 ひたすらパソコンの画面に向かってキーボードを叩いています。

 自然の美しさを愛したい。
 このまちならばそれができる。
 満喫しなくちゃね。

うさぎまんじゅう


● カフェトークは大成功でした

 本当なら16日に一般質問を終えている予定で
 今日は余裕でカフェトークを迎えるはずでした。

 でも、現実はというと
 一般質問を30日に控えて
 逃げ出したくなるくらいのカフェトーク当日でした。

 スタッフにあらかじめお願いをして

 「僕は遅刻してしまうかもしれませんが
  原稿作成の為だから
  参加してくれた市民の方に替わりにお詫びして下さいませんか」

 二日酔いの情けないおっちゃんが
 おかみさんに替わりに会社に電話してもらうみたいな、
 こんな避けないセリフを吐いていました。

 でも、いつも演説で言っている自分のセリフが
 僕自身を縛りつけました。

 「政治家は、先生ではありません。
  政治家は、サービス業です!」

 サービス業であるフジノが
 お客さま(市民のみなさま)にわざわざご意見を頂くために
 カフェトークを作っているのに
 一般質問を言い訳に逃げるのか...。

 結果的に逃げずに 
 カフェトークにバッチリ行きました。

 そのおかげで、今日もまた新しい出会いがありました。

 守秘義務もありますし個人的な事柄も多いので
 どんなカフェトークだったのかの内容は
 ここでは話せないのですが
 僕はうれしかったです。

 努力は必ず報われる。

 今回のケースの場合は
 自分のスケジュール設定に無理があっただけなので
 他人から見たら努力では無いのかもしれないけれどもね。

 でも、逃げ出したくなる気持ちから
 いつも絶対に逃げない、って
 僕にはすごく努力が必要なことなのです。

 がんばっただけの成果や喜びを
 人は必ず得られるのだと僕は信じている。

 だから、今日も努力して良かった。

 たくさんの出会いに感謝です。

 きっと僕だけでなく、
 参加してくれたスタッフにも実りがあったと思います。

 さて、原稿書きに戻ります。



2004年9月27日(月)のフジノ
● 一般質問の苦しみ

 今回は、質問するために1ヶ月以上がんばった
 2つの質問をあきらめました。

 それでもやりたい質問が多すぎて
 1日中、必死になって考えていました。

 仕事を途中で抜けてきてくれた仲間たちのアドバイスをもらいながら
 朝5時から夜中1時まで必死にがんばりました。

 けれども、どの質問もわが子であって
 僕の身体と魂を削って作っている質問だから
 あきらめるのは苦しいです。

 それでも20分の質問時間では
 たぶん間に合いそうもありません。

 ダメでもともとで原稿を作ります。

 ごめん、また超・早口質問かも!



2004年9月26日(日)のフジノ
● ギターヒーローになっていた年下の友人

 僕は自分が通っていた高校が大キライなので
 語るべきことは何も無いのですが
 1つだけあえて書くならば
 軽音楽部(ロック部かな、名前を忘れた)の副部長でした。

 僕たちの代に同好会から部活動になって
 友達が初代部長でした。

 日曜だけ、しかも月1回くらいしか学校で練習させてくれず
 自分たちでバイトしてスタジオをレンタルして練習してばかりの日々で
 「何のための部活だよ」としばしば思ったのですが
 辞めなかった理由があります。

 それは、年に1回、
 OB/OGがはまゆう会館のホールを貸切にしてPAも借りてくれて
 ライブを一緒にやってくれるのです。

 この数年それも無くなってしまって
 本当はおれたちの代が復活してやってあげないと
 下の代がかわいそうだなあと
 部長だった友達に会うたびに思います。

文化祭会場

 昨日は、後輩のライブでした。
 文化祭だったのです。

 後輩、とはいうものの、部活動のカンケーでいうと後輩なだけで
 実際は12才くらい年下の友達です。
 彼らが中学生の頃から
 彼らによく遊んでもらってきました。
 (注:僕が遊んであげたのではなく、彼らに遊んでもらいました。
    彼らは本当に物事をよく知っていて素晴らしい子どもたちです)

 そんな彼らがたまたま僕と同じ高校に通うことになり
 しかも同じ部活動に入ったということだけの話で
 基本的にはフジノは彼らのことを友達だと考えています。

 彼らがライブをやるたびに
 高校生に混ざってライブハウスに通ってきたわけですが
 今回も行ってきました。

中庭でのライブ

 僕たちの代では考えられないことですが
 中庭にステージを組んでライブやってました。すごい!

 彼らのライブは最高でした!

 中庭を2つの校舎が「=」の形ではさんでいるのですが
 ステージの背面の校舎からもお客さんが見ている。

 校舎2つをつなぐ渡り廊下が「II」の形でつながってるのですが
 そこにもお客さんが見ている。

 これは人気あるの当然だよな〜、と思いました。

 特にギターとベース。

 ギターは
 イングヴェイ=マルムスティーンのような速弾きと
 ポール=ギルバートばりのドリル奏法だった!

 今どきドリルを使いこなせるヤツがいるとは!

 手で持てる電動ドリル(たぶんマキタ社製)の先に
 弦を引くためのピックを取り付けて
 ドリルを回転させるのですね。

 人間の手がいくら速く弦をピッキングできるとしても限界がありますが
 ドリルを使うとさらにすごい演奏ができるんですよ〜。

 加えてドリルのノイズをわざと
 ギターのピックアップに拾わせるテクニックもナイス。

 さらに、アンプとギターのピックアップとで
 わざとハウリング(の一種)を起こさせるフィードバック奏法。
 (これをライブで実践するのはかなり難しい)

 しかもこいつは外見もカッコいいし、
 ギターもうまいし、まいったな...。

 ベースは、ビリー=シーンみたいにすごテクだった。
 僕の記憶では1年半くらいしかベース歴が無いのに
 なんてすさまじい練習をしたんだろう、こんなにうまくなるなんて。

 そしてテクはビリー=シーンなんだけど
 ステージアクションはクールなシド=ヴィシャスみたいで
 すごかった!カッコよかった!

 以前からライブを観る時には
 どんなライブでも
 たとえバンドがどれだけ年下だろうとも
 バンドやってるヤツはライバルというか
 演奏はすごく厳しい目で見てきた訳ですね。礼儀として。

 バンドもライブも年齢なんてカンケーなくて
 ダメなヤツは本当にダメだし
 すごいヤツは本当にすごいし。

 だから、この年下の友達にも
 ライブ行くたびにライバルとして観てきて
 これまでは演奏もステージングも
 「うーん」って感じで低い評価をしてきたのですが
 今回は完全に違いました。

 サイコーだった!
 ライブで燃えた。

 一般質問つくるためのスケジュールがあまりに厳しくて
 脳みそがどうにかなっちゃいそうだったけれど
 本当にこいつらを観にきて
 演奏を聴いて良かった。

めちゃくちゃギターがうまくなっていた年下の友人(左)とスーパーベーシストになっていた年下の友人(右)  僕のギターヒーローとスーパーベーシストです。

 まじでこいつらカッコいい。
 ライブ、サイコー。

 3年生で受験だけど
 ライブ続けてほしいなあ。

 おまえら、本当にサイコーだった!

 カッコよかった!


● ジャンベにマジで惚れた

 その後、すぐに高校を離れて
 モスバーガーでひたすら一般質問の原稿を作成しました。

 今回は、全部で7つの話題をやりたいのです。

 これをどうやって縮めるか。
 次回の12月議会がすぐなので回せるものは次にできないか。

 必死になって原稿を作りながら
 構成をねっています。

 27日夜には
 あらかじめこのHPで質問の内容を
 お伝えできると思います。

 さて、とにかく委員会が終わってからは
 24時間アタマの中は一般質問のことばかりなのですが
 今日はもう1ヶ所おじゃまさせていただいて
 気分転換させていただきました。

 友達のお母さんの病気全快をお祝いして
 BBQパーティーだったのです。

 なんと総勢40人くらいも参加(!)で
 友達のお母さんが
 いかに慕われているかを痛感。

 僕もいろんなことを教えてもらってます。
 それにしても体調が良くなられて
 本当に良かったです。
 
 ちなみにフジノは
 駿河湾で取れたばかりの海老を持ってます。

 すごくおいしそうな料理ばっかりだったんですけれど
 僕はもっと気を惹かれてしまったものがありました。


 楽器の名前は、ジャンベです。タイコです。

 僕は走水海岸や観音崎が好きで
 良く行くのですが
 気持ちよさそうにタイコ叩いている人たちが
 必ずいるんですよね。

 で、ずうっと憧れてた。

 今日来た友達の友達は
 「ふだん砂浜でタイコ叩いているよ〜」という人で
 たぶん僕が見かけたことがある人なんですね。

 叩き方を教えてもらって
 あとはずうっと叩いてました。

 この楽器、サイコー。

 もう絶対に買う。

 聞いたら

 「とにかく安いのでいいから、まずは買って練習して、
  慣れてきたら革だけ張り替えればいい」

 とのことなので、
 明日でもあさってでもチャンスがあったら
 モアーズのアジア系のもの扱ってるお店行ってみよっと。

 その人にどんどん教えてもらって
 これから海に行くたびに持っていこう。うれしい出会いだ!


→はじめのページに戻る