まちの政治家は、こんなことしてます |
2005年6月6日(月)のフジノ | ||||||||||||||||||||||||||||
● けさは逸見でした! 金土日と、雨天&学会参加のために お休みしていたチラシ配りに復活しました。 『民意が市政に生かされることを願う会』&勝手連のみなさんと 朝6時半から8時まで、一緒にチラシをしました。
逸見駅でも怒り心頭に 「まったく美術館なんてふざけんなよ!」 と初老の男性。 「お前ら、がんばれよ!」 と、階段を登っていかれました。 もちろん全力でがんばります。
また明日もみんなでがんばります! ● 今日は、所管視察でした 毎年恒例の、 委員会による『市内の施設』の視察でした。 フジノたちの民生常任委員会は 5つの部局(こども育成部・健康福祉部・環境部・病院管理部・消防局) を担当しているので、それぞれの施設を視察しました。 だから、5ヶ所ですね。
1.大津みんなの家(こども育成部) まず最初は、大津にある『みんなの家』(旧・青少年の家)でした。 ここはフジノにとって ものすごく想いが深い場所でした。 かつて『横須賀パニック障がいの会』が立ち上げられて 最初に活動が行なわれたのが、ここでした。 当事者の会が本当に少なかった約10年前、 フジノもこの会に参加させてもらい、とても勉強になりました。
2.かがみ田苑(健康福祉部) 続いて来たのが、野比の かがみ田苑でした。 ここは市の施設ですが 横須賀市社会福祉事業団(市の外郭団体)が 委託を受けて運営しています。 昨年まで教育委員会で 部長をしていた人が今年、定年退職をしたのですが 今ここで事務局長として働いていました。 もちろん職業選択の自由ではあるのですが 部長クラスが定年してすぐに外郭団体で働いている、 という横須賀市の仕組みは フジノはおかしいと思います。 天下りと言われても仕方ないと思います。 3.プラスチック類減容固化施設(環境部) 今回の視察で 最も訪れたかったのがここでした。 フジノの実家のそば、つまり長年暮らしてきた場所の すぐそばにこの施設があるのに、外見すら見たことがありません。
ここに運び込まれるゴミは ただひたすらに 圧力をかけて潰すだけ。形を小さくするだけ。 そしてそれを山形県に運んでいって 埋め立てています。ゴミは自分のまちで処理が原則だから 山形県に対して本当に心苦しく感じます。 4.市民病院(病院管理部)
5.中央消防署・三春町出張所(消防局)
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2005年6月5日(日)のフジノ | ||||||||
● 学会1日目の夜は、明け方まで続いたのでした 昨日の夜は、ゆっくりできるかと思ったら そうはいきませんでした。 22時までの学会が終わった後、 シネプレックス幕張で映画を観てから (僕は映画館が好きで新しい土地に行くたびに映画館に行きます) ホテルに戻ったら、留守電がたくさん入っていました。 断続的にかかってくる市民の方から相談の電話を受けながら 起きていなければならないので 学会で基調落語をした 露の団六さんの本を読んで過ごしました。 『あほやけど、ノリオ〜ダウン症のアニキをもって〜』 露の団六著、2004年、中央法規 一晩で読み終わりました。
● 日本グループホーム学会2日目 今日は『第2回日本グループホーム学会』の 2日目に参加しました。 朝9時から15時まで 2日目もプログラムは続きます。 まず9時から10時が 『なんぼかかるねん?グループホームの生活費』。 次に10時から11時が 『健康福祉千葉方式とグループホーム』。 かねてからこのコーナーで書いている通り、 千葉県は(堂本知事になってからしか知らないのですが) 福祉にとても力を入れている県です。 宮城、千葉、長野、と とてもうらやましく感じます。 今回のプログラムの内容も すでに情報としては知っていることばかりでしたが (千葉のことにはいつも注目しているので) やっぱり「いいなあ、トップが違うとこんなに違うのか」と感じました。 堂本知事は精神保健福祉にも関心があるし、 本当に福祉業界からすると心強いです。
12時から13時まではお弁当休憩。
最後のプログラムはやはり 障がい者自立支援法についてです。
フジノは日本グループホーム学会の メーリングリストにも入っているのですが 日常的に本当にたくさんのメールがやりとりされているのですね。 ものすごく勉強になる学会です。 今回も、かなり厳しいスケジュールの合間だったけれど 本当に千葉県の幕張まで来た甲斐がありました。 あとは、フジノがここで学んだことを 少しでも分かりやすく 広めていくことが大切だと思いました。 ● メールの返事はお時間くださいませ 2日間このまちを離れていたこと、 宿泊したホテルのモバイル環境が良くなかったこと、などから 頂いたメールに返事が書けていません。 申し訳ございませんが もう少しお時間くださいね。 よろしくお願いします。 ---------------------------------------------- さあ、また明日から ガンガン早朝からチラシを配りまくって 1人でも多くの方々にお会いして、その想いを聞かせていただいて 新しいこのまちのために活動していきます! がんばろう。 親友へ。 今日は結婚おめでとう&誕生日おめでとう。 遠く離れてはいますが変わらぬ友情と心から祝福の気持ちを送ります。 どうかいつまでも健やかで幸せな日々を送ってください。 |
2005年6月4日(土)のフジノ | ||||||||||
● 日本グループホーム学会に参加しました! 今日は幕張で行なわれた 『第2回日本グループホーム学会』に参加しました。
久しぶりにしっかりと勉強できるチャンスだったので 本当にリラックスして、1日まるまる勉強させてもらいました。 勉強がリラックスというのは変な話なのですが、 自分の大切な分野の勉強というのは、 勉強という意識すら無いのですね。 この感覚はみなさん分かりますよね? アパレルが好きな人が1日中洋服雑誌を読んでいても つらくないというのと全く同じ感覚ですね。 僕の仕事は政治家ですけど 政治業界のこととか選挙よりも 本業は障がいのある方々の福祉ですから、 福祉についての分からないことを新しく知ったり 当事者の方々の声を聞かせてもらうことの方が大切なんですね。 特にここ数ヶ月は グループホームについて 感覚的に良いものという理解ではなくて 理論的にも詰めていきたいと感じているので 本当に良いチャンスでした。 国会での障がい者自立支援法案審議が続いている中なので プログラムもどうしてもその話題になりがちな 昨今の福祉業界ですけれども、 今日1日目の学会プログラムはそうではありませんでした。 まず、スウェーデンの福祉に詳しい 藤井威さんのお話がありました。 『なぜスウェーデンは高福祉なのか?』というタイトルです。
次に、落語家である露の団六さんの 基調落語でした。 帰りに彼の本を購入した際に サインを頂いてしまいました。
最後にシンポジウムでした。 タイトルは『古くて新しい長屋文化』です。
米田さんは入所施設に35年10ヶ月間も暮らし、 そして今のグループホームに4年間暮らしています。 米田さんの話は本当に印象的でした。 やっぱりもう大きな入所施設ではダメなんだ、 しっかりと地域の中に当たり前のようにあるグループホーム、 これが福祉の進むべき道なのだ、と感じました。 昔が良かったという単純な懐古主義ではなくて、 かつての日本が持っていた長屋文化の良い側面を大切に 地域の支え合いを再現できているのがグループホームではないか、 そんな気がします。 その後、懇親会だったのですが参加費が 僕には高かったので遠慮して、 会場(OVTAという国際交流・研修センター)内の 食堂へ。
民生常任委員会の経過について HPで報告する時間が無かったので作業をしました。 懇親会が終わった後にもまだプログラムがあって、 ナイトセッションということで 20時から22時まで今度は夜の勉強会でした。 ------------------------------------------------ 明日も朝から15時まで勉強です。 終わりしだい横須賀に戻って 勝手連の市民の方々と お会いしていろんなお話をしなければならないのですが とにかく明日の15時までは横須賀のことを頭から放り出して 全国の福祉仲間のお話にどっぷり浸っていたいと思います。 |
2005年6月2日(木)のフジノ | ||
● JR田浦駅も熱かった! けさはJR田浦駅で 朝6時半から8時まで 『民意が市政に生かされることを願う会』&『勝手連』の みなさんと一緒にチラシ配りをしました。 くもり空のJR田浦駅でしたが チラシを受け取ってくれる人々の想いは熱かったです。 「美術館建設なんて納得がいかない!」 と、初老の男性。 数分後、初老の女性がいらっしゃって 「先ほど夫から話を聞きました。 近所の人にも配りたいので...」 と、10枚ほどチラシを持っていって下さいました。 JR田浦駅はそれほど人がいないかな、と思って 1000枚しかチラシを持ってこなかったのですが 終わってみれば、もう残りが50枚くらい。 やっぱりこの駅でも、 市民のみなさんの関心が高いことが分かりました。 もちろんここでも10代の学生さんが チラシをふつうに受け取ってくれていました。
市民のみなさんと直接に こうやってたくさんお話できるのは本当に素晴らしいですね。 勝手連のみなさん、どうぞお体に気をつけて。 そして、本当にありがとうございます。 これからもがんばります! ● 沢田市長との、最後の一般質問 すでに2日前のことですが 本会議でした。 引退する沢田市長とは、最後の一般質問です。 今回はこんな質問をしました。 引き出せた答弁は、 フジノ自身の自己採点で80点くらい。 100%納得いかないまでも、 想定の範囲を超える回答も得られました。よし。 特に『自殺予防対策』については 2つの質問ともに満足できる回答でした。 まず、経済部への質問について。 経済部は今年も自殺予防に向けて 市内の中小企業に対してメンタルヘルスに関する リーフレットを送付する、との回答でした。 しかも、合計2000部。 前回が約630社への送付だったことを考えると 一気に3倍ものリーフレットを作成してもらえるという訳です。 次に、保健所健康づくり課への質問について。 世界自殺予防デー(9月10日です)の周知に努めて、 さらに啓発の方法を研究する、との回答でした。 横須賀市は、かなり前向きに 対策に取り組んでいると思います。 また『障がい者自立支援法案に対する市の見解』は 問題意識が同じであることが確認できました。 民生常任委員会に 市民の方から 「国に対して意見書を出して欲しい」との陳情も出ており とにかく陳情を『了承』(可決のことですね)に持ち込みたいです。 少しでも横須賀市として意見表明をすることで 再開された国会審議に対して 影響を与えることができれば、と思います。 -------------------------------------------------- ところで先日書いたとおりで、今回の一般質問は 見所がたくさんありました。 特に、吉田議員が行なった一般質問は 見ていてジェラシーを感じるくらいに切れ味が鋭くて 「ああいう質問をできるようになりたい」 と感じてしまいました。 また、原島議員が行なった一般質問は 非常に納得できる内容だったのですが 発言を訂正しなければならないという扱いになってしまいました。 議事録にはその部分は載りませんので ここにその内容を記すことはできませんが、 救急医療センターについての質問だったのですね。 フジノも全く同じ問題意識を持っていたので 原島議員と同じ質問をフジノがしていたかもしれません。 傍聴に来ていた方ともお話したのですが、 どうも納得ができない、とおっしゃってました。 うーむ。 --------------------------------------------------- 今回が沢田市長とは最後の一般質問とのことで、 ほとんどの質問者(たぶんフジノ以外全員)が 沢田市長へのねぎらいの言葉を質問の冒頭に述べていました。 けれど、前回も今回も、フジノは何も無しです。 だって、20分しか質問時間が与えられてないんですよ。 その20分の1秒でも、質問のために使いたい。 もしも時間に余裕があるならば 市長に対してではなく、 傍聴に来てくださった市民の方々へお礼を述べたい。 さらに言えば、市長の任期が終わるのは 実際にはまだ1ヶ月先のことです。 例え残り1ヶ月でも このまちの市長の権限・責任の重さに変わりはありません。 まだねぎらうには早すぎます。 退任前の役職者を周りがあまり「おつかれさま」とか言うと レームダックになりがちです。 最後の最後まで、 元気でしっかりと職務をまっとうしていただきたいので フジノ自身は、沢田市長が実際に退任をしてから もしも機会があれば、 じゃっかんの想いを伝えられればと思います。 |
2005年6月1日(水)のフジノ(その1) | ||||
● 初夏の日ざしのJR横須賀駅に、勝手連が大集合! けさは、JR横須賀駅前で 朝6時半から8時まで 『民意が市政に生かされることを願う会』&『勝手連』の みなさんと一緒にチラシ配りをしました。
なんといっても、特筆すべきは勝手連の方々の数が 日を追うごとに増えてくることです。
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