まちの政治家は、こんなことしてます |
2005年5月25日(火)のフジノ |
● 市民の方から、頼もしい相談を受けました 今日は吉田議員と一緒に 市民の方からの相談を受けました。 そもそもは僕宛てに受けた相談だったのですが 吉田議員がこの分野にとても詳しいと知っていたので 力になってもらうことにしたのです。 難病を抱える子どもたちを 応援していく活動をしているNPO団体から 活動の展開や企画などについてお話をうかがいました。 それは議員の力を使ってどうこうするとかいうものではなくて、 「どうすればこのまちの1人でも多くの 市民のみなさまにこの問題を知ってもらえるか」 というものでした。 相談とはいうものの すでにそのNPOにはたくさんのアイディアがあって 今後の活動に大いに期待できると思いました。 難病、という言葉からもしかしたらその活動は 「重々しいんじゃないの...」とあなたは思うかもしれません。 でも、違うんですね。 若い人たちの力で おもしろいイベントなどをやりながら もっと自然な形で関心を持ってもらえるようなやり方で アプローチしていかれるのかな、と考えています。 こういう頼もしい相談は うれしい限りです。 改めて「このまちは必ず変わる」と確信しました。 ● 自虐ですか? こちらの文章を読んでいただけますか? 悪い材料ばかり列挙して、 このまちは悪いのだ、悪いのだと 自虐主義的に考えるということについては、 まだこれから大いに活動されることを 期待されている政治家としては、 私は非常に残念に思います。 夢と希望を持って政策を語っていただきたいと、 そのように思います。 これは前回の本会議(平成17年3月議会)で フジノの質問に対して 沢田市長が答弁したものです。 フジノは 「横須賀は変わってなんかいない! 変わったとしたならば、自然が破壊されたことぐらいだ」 という主旨で質問をしました。 「これから大いに活動されることを期待されている政治家」だと 沢田市長に評価していただいたのは 大変ありがたいことですね(笑)。 そこでフジノはこんな風に答えました。 時々元気のなかった市長が、 ここまで懇切丁寧に答えてくださるのは、 市長がおっしゃってくださった未来を担う議員として、 非常にうれしい薫陶として受けとめております。 僕が挙げた根拠に対して、るる反論を挙げてくださいましたが、 それらについて一言述べた後、質問をさせていただきます。 そして再度、 「改革は永久に続けるものであり、 市長が退任することを決心したからといって 『このまちは変わった』と安心するのはおかしいと思う」 という主旨の質問をしました。 フジノは市長の期待に応えるためにも 次の世代のためにも、あえて言い続けたいと思います。 このまちは、必ず変わります。 今のままでは明るい未来が見えない。 そう実感せざるをえない材料がたくさんある。 けれども、必ずこのまちは変わる。 -------------------------------------------------- 今日、実際に聞いたお話です。 在宅で介護をしているある主婦の方がいます。 その方は、本当はキッチンを使いやすくしたくて リフォームをするためにずうっと貯金をしていたそうです。 でも、おじいさんの介護が必要になって トイレやお風呂のバリアフリーの為に全額使ったそうです。 --------------------------------------------------- こんな方が報われるまちに、必ず変えてみせます。 こんな方が決して介護地獄に陥らないように福祉を変えます。 誰もが人生の最期の瞬間まで 少しでも多くの笑顔をもてるように このまちを変えていきます。 僕はこのまちのいろいろな欠点を探しているのではない。 このまちで本当に苦しんでいる人の声に耳を傾けているだけだ。 そして、その声にならない声をすくいあげることができる、 そんなまちになるように政治家として仕事をしていくだけだ。 市長はフジノを『自虐的』だとレッテルを貼りますが このまちを良い方向に変えたいと思う気持ちは自虐的ですか? 市長がおっしゃるように、 これから大いに活動されることを期待されている政治家として、 フジノは夢と希望をもって政策を語っていきたいと思います。 ● 一般質問 国会での障がい者自立支援法案の議論のゆくえを追いかけたり、 毎日たくさんの市民の方々とお会いしまくっていたり、 父の転院先探しに必死になっていて、 一般質問がまとめられなくて、実は今とても困っています。 質問したい項目というのは いつもたくさんあるのですね。 でも、永久に残る議事録に載るものですから 一般質問を行なう前には すさまじくヒアリングをしてから あるいは先進事例を視察して見て回ってから 徹底的に調べきった上で、本会議で質問をするのですね。 けれども今回は、質問したいことは多いのに 調べきることができていないことが多くて困っています。 あー、どうしよう。 3つくらいだけに絞るしか無いのかなあ。 でも、質問しないという選択肢は フジノには基本的にありません。 沢田市長とは最後の質疑になるので、 これまでどおり、ガンガンやらせていただきたいと思っています。 |
2005年5月24日(月)のフジノ |
● 民生委員・児童委員総会へ 今日は『横須賀市民生委員・児童委員総会』に出席しました。 これは、市議会の民生常任委員会のメンバーになると 来賓として招待される年1回の行事なので フジノは3年連続の参加です。 市内の民生委員さんと児童委員さんが一同に会する 本当に貴重な機会です。 日頃から福祉の為に尽力して下さっているみなさんと お会いできる滅多に無い機会なので この行事にだけは毎年必ず参加しています。 (去年の様子はこちら) 民生委員さんは3年が任期ですから 3年前に着任された方とは同期なのですね。 「今年もフジノくんが来てくれて良かった」 と言っていただき、 「こちらこそあなたがいてくださって良かったです」 とお答えしました。 昨年もおととしも総会が15時30分に終わった後、 参加した民生委員の方々と かなり長い時間に渡って意見交換をさせていただくのですが、 フジノは今日、終わったらすぐに次の用事があって 別の場所へと移動しなければなりませんでした。 そこで今日は、会が始まる30分ほど前から 会場の外で議会活動報告チラシを配らせていただきました。 これならば顔見知りの方には声をかけていただけて 最近の現場の福祉事情も聞かせていただけます。 実際にチラシ配布をしたのですが、 やっぱり声をかけていただいて 有意義な意見交換をさせていただくことができました。 民生委員のみなさん、児童委員のみなさん、 本当に激務の毎日をおつかれさまです。 ご尽力にこころから感謝しています。ありがとうございます。 ● 走り回る日々 最近は本当に多くの市民の方々と 語り合う機会がたくさんあります。 目が回るような忙しさなのですが 市長選挙が6月26日に行なわれることもあって みなさまの関心が強くてうれしい限りです。 フジノ自身の態度はすでに記者会見も行ないましたし、 みなさまにすでにお伝えした通りです。 けれども、フジノ自身の選挙の時もそうでしたが フジノは自分の意見を他人に押し付けるつもりは全くありません。 媚びるつもりもお願いするつもりもゼロです。 あなた自身が全ての候補者の政策をしっかりと 自分の耳で聞いて 自分の目で見て 自分の頭で考えて 自分のこころで感じて、そして判断すればいい。 他人に頼まれただとか、組合や会社に頼まれただとか 友達だからとか、親戚だからとか、 そんなくだらない理由で投票をするのは間違っています。 あなたはこのまちをどうしたいのか。 あなたはどうやって暮らしていきたいのか。 それが唯一の判断基準です。 フジノの意見はフジノの意見です。 あなたは自分の考えをしっかりと自分で見つけて下さい。 そうすればこのまちは必ず変わるはずです。 毎日走り回っている日々ですが そんな想いがぶれることはありません。 このまちは、あなたの暮らすまちです。 自分のまちのことは、自分自身で決めていかなければ。 ● 恩師との再会 夜、中学時代の恩師とお会いしました。 先生のかつての教え子(でも僕と同級生ではない人です)と 集まりました。 フジノが中学を卒業してからもう16年経ちますが それでもこうやって時々お会いしたくなる、 とても良い先生で、たくさんのポジティブな影響を受けました。 先生といろいろなお話をしました。 「フジノくんは、中学の時から変わらないよね。 いつも全力で120%で活動してたからね」 そう言っていただき、感謝です。 でも、謙遜はせずに僕自身もそう自覚しています。 いつも全力投球で生きていたいとずっと思ってきましたし、 それは永久に変わらないと思います。 「だけど、フジノくんは自殺しちゃうかと思ったよね。 本当に必死でがんばっているけど、そういう脆さもあったね」 確かにそうかもしれません。 中学時代も高校時代も大学時代も死にたいと思ったし つい最近だって死んでしまいたいと本気で思ったことがありました。 本当にうんざりしてしまうことが日々たくさんあるけれど、 それでも最後に思うのは、 やっぱり僕はフレキシブルなのだと思うのです。 苦しい時には、いつも誰か力になってくれる人がいてくれた。 助けてくれる誰かが必ず僕には現われてくれたのです。 だから、ここまで来れたのだと思います。 そんな僕だからこそ、 逆に、苦しい時の力になってくれる『誰か』に 僕自身がなってあげることができたらと今つくづく思います。 これからも全力でがんばります。 |
2005年5月22日(日)のフジノ | ||
● ローカルマニフェスト推進地方議員連盟へ 今日は 『ローカルマニフェスト推進地方議員連盟』結成大会へ 参加してきました。
3月26日の結成準備大会を経て 運営委員会が設立されて ついに今日の結成大会に至りました。 これからはマニフェストの時代です。 まだまだ市民のみなさまには浸透していませんが、 地方議員から積極的にマニフェストを打ち出していくことで 国レベルもマニフェストによる選挙へと もはや変わっていかざるをえないはずです。 政治家に必要なものが 「ジバン・カンバン・カバン」だと言われていた時代なんか もう終わりです。 そもそもジバン・カンバン・カバンって何だか知らないよ。 フジノにとってはそんなジンクス、意味さえ知らない。バカらしい。 政治は、政策が全てです。 これからは『政策』論議で政治家が選ばれる。 つまり、このまちをどうしたいかを有権者自身が決めていく。 それがこの国を変えていく。 やっと当たり前のことが行なわれるように 正されていくのだと思います。 最後に、全会一致で宣言文を出しました。 こちらをご覧下さい。 |
2005年5月20日(金)のフジノ(その2) |
● 明け方まで政治について語り合いました 今日はハードワークでした。 朝9時に自宅を出発して 伊豆熱川まで行って、父の転院先候補を見学しました。 休憩するまもなく18時に横須賀へ戻ってきて そのまますぐに事務所で 新しい議会活動報告チラシを作ってコピーしました。 そのまま完成したチラシを持って 大急ぎで走水海岸のかねよ食堂のジャズライブへ。 横須賀のアーティストが2組出演して 演奏を聴きました。 かねよ食堂に集まる人々は お客さんもスタッフも 誰もがみんな本当に海を愛していて できれば政治の話は無しにしたい大切な場所だったのですけれど 海を守る為にも、あえてチラシを配らせていただいて お話をさせていただきました。 演奏が終わった後、そのアーティストの方&お客さんたちと 走水海岸周辺の埋め立て計画や公園開発計画について 2時まで語り合いました。 それから大急ぎで汐入へ移動しました。 若手の先生たちを中心とした 月1回の異業種勉強会の会場へ向かったのですが 残念ながらすでに終わってしまっていました。 でも、そこにいた市民の方々と 明け方4時過ぎまで、政治について激論をしました。 今日は、50人近い20〜30代の方々と ずうっと語り合いました。 長い間ずうっとフジノは 「若者は政治に関心が無いなんてウソだ」 と言い続けてきましたが、改めてその想いを強くしました。 政治に関心が無いのではなくて、 話す場所が無いだけ。 そうでなければ、明け方4時半まで 語り合えるはずがありません。 今日はクタクタになりましたが、 それでも充実した1日でした。 ● やっぱり髪型は選べるのが正しかった 昨日、僕は 父の入院先病院では週1回だけ床屋が来ていて けれども丸刈りしか選べないと書きました。 そして、こうも書きました。 >床屋さんが来てくれているだけマシだと思うべきか。 >例え意識障がいがあっても納得いく髪型にしてほしいと思うべきか。 僕の感じたことが正しいと 今日、分かりました。 転院を予定している病院を実際に見るために 伊豆熱川まで訪れたのですが、遠くまで行った価値がありました。 病院に入った瞬間から市民病院とは全く違う、 サービス業としての病院という姿勢が 徹底してつらぬかれている姿を見て、本当に驚きました。 事務の方も看護師さんもPTさんもOTさんもMSWさんも 誰もがニコニコと僕たちに向かって 「こんにちは!」と声をかけてくれるのですね。 入ってすぐにあった掲示板には 「いくつになっても好きな髪形を」 と書かれた美容・理容サービスについて書かれていました。 QOL(人生の質)を人生の最期の瞬間まで 人として求めるのは当然のことだ、と改めて思いました。 |
2005年5月20日(金)のフジノ(その1) | |
● 今回の市長選挙から、このまちの選挙は変わる 5月19日の読売新聞(朝刊)の記事です。 市長選挙について、 『選挙での活動方法』について取りあげています。 選挙は、本来は『政策』こそが最も大切ですが 『選挙での活動方法』も、すごく大切な要素だと思います。 フジノは、今回の市長選挙から このまちの選挙は変わると強く信じています。 いや、「変わらなければならない」と強く信じています。 |
2005年5月19日(木)のフジノ |
● 介護認定の申請 今日は、父の介護認定の申請をしました。 介護保険を利用するためには まず市に申請をして、認定調査を受けなければいけません。 といっても、今日のところは ただ長寿社会課の窓口に行って、 申請書1枚を書くことと 介護保険被保険者証を提出するだけです。 父は病院に入院中なので、 調査を行なう認定調査員は病院までやってきます。 今日申請をしても調査をしてもらえるのは6月3日。 2週間後なんですね。 知識としては介護保険の仕組みを知っているのですが 実際に、申請をしたり、認定に立ち会うのは、初めての体験です。 父さんに勉強をさせてもらっていると強く感じます。 ----------------------------------------------- 父さんは手術の時に丸坊主にされてしまったけど 入院も5ヶ月に及んで、だいぶ髪が伸びました。 市民病院には、 入院している患者さんのために 毎週水曜日は床屋さんが来てくれています。 でも、できる髪形って 『丸刈り』だけなのね。 父の隣のベットの方も丸刈りにされてたし、 看護師さんから電話がきて 「丸刈りですがよろしいですか?」と尋ねられて イヤだったけど他にはムリだというので仕方が無く諦めました。 このままボサボサにしているよりはマシなので...。 丸刈り。1500円。 いつもきちんとした髪にきめていた父さんには とても申し訳なく感じました。本当にごめん。悔しい。 入院患者には、あまり選択の余地は無い。 でも、がっくり来てしまう...。 床屋さんが来てくれているだけマシだと思うべきか。 たとえ意識障がいがあっても納得いく髪型にしてほしいと思うべきか。 市民ニーズに沿うサービスをしてほしい、 なんて大げさなことじゃなくて 病身であっても人として扱ってほしいと切に願う ふつうの家族の心情は間違っていないはずだと僕は信じる。 ● 精神科の病院へ フジノはもともと精神保健福祉が自分の専門分野なのですが 政治家になったせいで とてもめんどくさいことになっています。 つまり、もともとメンタルクリニックでボランティアしてたりしたのに 今ではやりたくても市内でボランティアをすることができない、 とても微妙な立場にいるのです。 例えばある作業所とかあるデイケアでボランティアをしたくても 政治家フジノがそこに存在しているということだけで その作業所なりデイケアが政治家色がついてしまいます。 「政治家がバックについている」とか 「あそこの作業所はフジノとつながってる」とか そういう風に言われることは 本当にイヤです。 あるいは、市が仕事を委託しているところで ボランティアなんてしてしまったら、もう大変です。 市のお金がいっているところに政治家がいれば、 そこにお金を引っ張ってきたとか言われかねないからです。 こういう誤解をされたくないがために、 フジノは自分のスタート地点である精神保健福祉の現場に なかなか足を運ぶことができません。 誤解をされたくないのは フジノ自身を守りたいということではなくて、 ただでさえ立場の弱い精神障がいの分野を守りたいのです。 いろいろな所から ボランティアが必要だという話が来ていて もちろんそのどれにも参加したくてたまらないのですけれど、 毎回、悔しながらにあきらめています(涙)。 だから、ボランティアをするなら 他の市町村なのでしょうね...。 ------------------------------------------------ そんなフジノですが、 今日はある精神科の病院に行ってきました。 夏に実習をさせていただくので そのオリエンテーションだったのです。 わずか1時間の滞在だったのですが 院内をぐるっとまわって、 複数の方々に話しかけてもらえたり 高齢者の方と手をつなぎながら廊下を歩いたり とてもホッとした1時間でした。 ここから始まっている僕なので ここにいると落ち着きます。 実習というのは、 精神保健福祉士という国家資格を取る為のものです。 日本社会事業大学の精神保健福祉士養成課程の 通信教育を受講しているのですが、 今年10月で卒業で 来年1月に国家試験です。 仕事をしながら勉強するのは 本当に大変なのですが、 このまちの精神保健福祉のためにも 全力を尽くしたいと思います。 ● 市長選挙もろもろ たぶんものすごく誤解している人々がいるのですが、 選挙に行くのは『当然のこと』であって、 『お願い』とか、ありえないですよ。 むしろ、20才を超えた大人ならば 投票に行くのは当然の義務ですよ。 だって、自分のまちだもん。 それを恩着せがましく語ってみたり、 シニカルきどってるチキンは情けないです。 そういう大人にだけはつくづくなりたくないと感じます。 自分のまちをどうするかを決める、 そのまちの経営トップ=市長を決める、 それが市長選挙です。 責任を持って投票するのは 大人として当然の義務だと思います。 ------------------------------------------------ 最近ものすごくたくさんの市民の方々とお会いして たくさんお話をして、とてもワクワクしています。 変化が訪れることを恐れない人たち、 それは決して若者だけじゃないですね。 むしろ、高齢の方々にこそ、そんな想いが強くあるのを感じます。 そういう方々こそ、『なりたい大人』だな。 若いのにびびってる人なんて すごくカッコ悪いです。 このまちだけでなく、この国では、 1番逃げてはいけない世代の大人たちが逃げてる気がします。 |
2005年5月17日(火)のフジノ |
● カフェトークを行ないました 今日は、カフェトークでした。 議会活動報告チラシの配布も復活しましたし カフェトークも1ヶ月ぶりに再開しました。 まちかどで想いを伝えることも そろそろ再開しようかな、と考えています。 疲労困憊の忙しい日々の中でも 少しずつ体制を立て直しつつあります。 いい感じで 全てが回り始めているのを感じます。 |