まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年3月7日(金)のフジノ(その1)
● LGBTIメディア『デルタG』にとりあげられました!

 いわゆる性的マイノリティとされる方々は
 世界的に見ると、すでにしっかりとしたネットワークを持って
 積極的な活動を繰り広げています。

 けれども、わが国では残念ながら、
 諸外国ほど活発では無いようです。

 新聞・雑誌などの紙メディアにしてもインターネットにしても
 正確な情報や知識をきちんと発信しているメディアが
 ほとんどありません。

 そんな中で、LGBTIに関する情報源として
 フジノが信頼を置いてよく読んでいるのが

 ・『デルタG』

 ・『ゲイジャパンニュース』

 他にもたくさん存在するのかもしれませんが
 充実した記事や最新の情報をすばやく発信しているという視点では
 フジノが信頼して読んでいるのは、現時点ではこの2つです。

 (ぜひみなさまも読んでみて下さい)

 実は、その『デルタG』に
 先日の本会議でフジノが行なった市長・教育長への一般質問が
 なんと報道されました!記事になったのです!すごい!

 ぜひ、こちらをご覧下さい!
 『横須賀市議会初のセクマイ質疑』という記事です。

 自分がふだん勉強の為に読ませてもらっているサイトに
 自分の記事が出るというのは、本当に不思議な感覚ですね〜。

 そして、この記事を読んだ方々から
 お礼のメールをたくさんいただきました。
 ありがとうございました。

 でも、お礼の言葉なんて、とんでもないです。

 今回、市長・教育長から答弁をいただいただけで、
 それらを実効性のある動きにしていくことこそが必要な訳です。
 勝負はこれからです。

 どうか、これからも
 たくさんの生の声を聞かせて下さい。

 よろしくお願いします!



2008年3月6日(木)のフジノその2
● ギャラリーTOMからの手紙

 幼い頃からずっとフジノには、
 『視覚障がい』に対して、強い思い入れがあります。

 そこで、このHPでも、市議会の本会議や委員会でも、
 視覚障がいについて何度も取り上げてきました。

 先日3日の市長への一般質問でもフジノは

 『視覚障がいのある方々のミュージアム(美術館・博物館)への
  アクセス保障の必要性』


 についてとりあげました。
 とてもとても大切な問題です。

 (下に質問した文章を載せておきますから読んでみてくださいね)


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 今日、事務所に戻ると
 東京・渋谷の美術館『ギャラリーTOM』からお手紙が来てました。



 美術館『ギャラリーTOM』は、
 まさに今回の市長への質問の内容である
 『視覚障がいのある方々のミュージアムへのアクセスの保障』を

 日本でどこよりも早く、そして、先頭に立って積極的に進めてきた
 素晴らしい私立美術館です。

 昨年8月には、たまたま帰国していた村山館長と
 フジノは1時間にわたってお話することができました。

 それ以来、素敵な企画展のお知らせを
 わざわざ事務所に送ってくださるのですね。

 5年前、美術館建設反対の活動をはじめた時、
 建設賛成派の人々は
 「フジノは芸術を否定している」と、口汚くののしりました。

 財政赤字の激しい横須賀ですから
 優先順位の低いハコモノに
 財政の観点から反対してきたのであって
 芸術そのものを否定したことは1度もありません。

 フジノは福祉を守る為に
 税金のムダづかいに反対してきました。
 そして、これからも永遠に反対しつづけていくのです。

 そんなフジノの立場を
 館長もとても理解して下さっていて、
 僕は強く感謝しています。

 建設賛成派のひどい個人攻撃にもこころが折れなかったのは
 横須賀のたくさんの芸術家をはじめとする
 こういう本物の方々の理解があったからだと思います。

 さて、日本のミュージアムの中でも
 本当に素晴らしい存在である『ギャラリーTOM』が
 また素敵な企画展示を行なうそうです。

 3月20日(木)から5月11日(日)まで
 『手で見るユーモア 渡辺豊重展』

 お知らせのチラシをpdfファイルで掲載します。
 フジノも必ず行こうと思います。

 みなさまも渋谷に行く機会があれば
 ぜひ足を運んでみてくださいね。


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 <2008年3月3日・市長と教育長への一般質問>
 
 

 5.視覚障がいのある方々のミュージアム(美術館・博物館)への
  アクセスを保障する取り組みの必要性について

 ここでの「アクセス」という言葉は交通面のことではなく、
 ミュージアムにおいて
 展示物などの「モノ」とワークショップなどの「機会」を
 障がいの無い方々と同じように
 鑑賞・体験できることを指しています。

 それは、彫刻やレリーフに直接触れることや、
 立体コピーを用いた絵画に触れたり、
 言葉による描写ガイドや
 点字での作品ガイドなどを通じて行なわれます。

 視覚に障がいのある方々が
 ミュージアムにアクセスできることは
 非常に重要です。

 失明して間もない方や
 視力の退化に適応しようとしている人にとって、
 言葉による作品描写を聞くことは、
 まだ鮮明な視覚の記憶を思い起こし
 記憶に基づく視覚の地図を心に作る訓練となります。

 また、触覚による読解力が乏しい方も
 立体コピーや彫刻に触ることを通して、
 触覚によって体系的に世界を理解できるようになります。

 こうしたミュージアムでのアクセス保障の活動は
 全国で進みつつあります。

 エイブルアートジャパンが、
 2004年度に実施した全国310館への
 視覚障がいのある方々のミュージアム利用についての
 アンケート調査結果によると

 視覚障がいのある方向けのプログラムや対応を
 すでに行った経験があるのは35%、
 また、作品解説が実施可能なのは、約81%にも上りました。

 触れることで作品に損傷が起こることをはじめ
 配慮すべき事柄は確かに多くあります。

 しかし、障がいの無い方々にとっても
 ミュージアムとの関わりを豊かにすると共に
 ミュージアム活動そのものの意義を高める
 大切な取り組みです。

 そこで、本市の姿勢をうかがいます。




 (1)横須賀美術館での、
   視覚障がいのある方々のアクセスを保障する
   取り組みの現状について

 点字ブロック、音声案内、触れられる館内の立体地図がある、
 点字による作品解説、などのハード面をはじめとして

 触ることができる展示品がある、
 視覚障がいのある方々向けガイドレシーバーの貸出、
 作品解説の要請を受けたときの対応、
 視覚障がいのある方々も参加できるワークショップ開催など
 ソフト面について

 <質問>
 視覚障がいのある方々のアクセスを保障する
 横須賀美術館の取組みの現状はどのようなものでしょうか。

 お答え下さい。


 

 (2)同美術館での視覚障がいのある方々の
    アクセスを保障する今後の取り組みについて

 アクセス保障の実現には
 音声ガイドをはじめ、
 彫刻や立体コピーなどを用いたタッチ展の実施を
 年1回程度の特別展やワークショップから始めて回数を増やしていき、
 最終的には常設展示をめざすべきです。

 また、東京の市民団体
 『ミュージアム・アクセス・グループMAR(マー)』などは

 視覚障がいがあっても作品鑑賞できるサポート体制を
 美術館側に理解と協力を求める積極的な活動を長年行なっています。

 こうしたすでにノウハウを持つ団体と協働することで
 アクセスを保障する今後の取組みを
 活発化させていってはいかがでしょうか。

 <質問>
 横須賀美術館として今後どのような取組みを行なっていくのか
 教育長のお考えをお聞かせ下さい。


 

 (3)博物館諸施設の取り組みの現状について

 本市には自然・人文博物館をはじめ、
 ヴェルニー記念館など博物館施設が複数存在していますが

 <質問>
 視覚障がいのある方々のアクセスを保障する
 取り組みの現状はどのようなものでしょうか。

 お答え下さい。


 
 

 (4)同博物館諸施設の今後の取組みについて

 <質問>
 視覚障がいのある方々のアクセスを保障する為に
 博物館諸施設では今後どのような取り組みを行なっていくのでしょうか。

 教育長の考えをお聞かせ下さい。


 



2008年3月6日(木)のフジノその1
● うつ病の相談を受けて/こころの健康づくり教室

 今日は、逸見の保健所へ。

 市が主催している『こころの健康づくり教室』で
 うつ病についての講演会が行なわれました。

 講師は、武津美樹さんです!

 武津さんは、神奈川県精神保健福祉士協会の会長であり、
 精神障がいのある方々の生活訓練施設『萌木』の施設長であり、
 横須賀の精神保健ボランティア養成講座の講師であり、

 そして、フジノにとっては、大切な恩師です。

 フジノは精神保健福祉士(国家資格)なのですが
 この国家試験を受けるには
 まず受験資格が必要で、
 その為に専門的な教育を受けなくてはなりません。

 そこで、日本社会事業大学の通信教育過程で勉強したのですが
 素晴らしい先生方とめぐりあうことができました。

 そんな恩師の中の1人が、武津さんなのです。

 いろいろな先生方がいらっしゃいましたが
 武津さんから教えていただいたことは
 特に強く印象に残っています。一生忘れないと思います。

 今日の講演会には、うつ病の知識を再確認すると共に
 恩師のお顔を久しぶりに拝見したくて、うかがいました。



 会場には50人以上の参加者の方々がいらっしゃいました。

 うつ病は、自殺予防対策にも不可欠ですが、
 国民の15人に1人がかかる病気でとても身近なので
 1人でも多くの市民のみなさまに講演会に参加してほしいなと思いました。

 うつ病は、脳の病気です。

 骨折や出血みたいに目で見て分かる症状は外側にはありませんが
 脳の中、つまり体の内側では変化が起こっています。

 外から見えない為に、本人も病気になった自覚が持ちにくく、
 まわりの人々もなまけだとか甘えだとか誤解してしまうことが多くあります。
 けれども、れっきとした病気です。

 その症状は、精神的な症状と身体的な症状とがあります。

 精神的な症状として、例えば、
 意欲や興味が無くなってしまったり
 仕事の能率が低下してしまったり、
 抑うつ気分が続いたり、不安・取り越し苦労が続いたり、
 ゆううつでイライラしたり、いつも疲労感がとれなかったりします。

 一方で、体の症状としてもうつ病は出てきます。
 例えば、眠れない、疲労感・倦怠感が続く、
 首・肩のこり・腰痛、頭が重い、偏頭痛、
 食欲不振・体重減少、便秘・下痢、
 胃のもたれ・不快感、などです。

 こうした症状から「もしかしたら、うつかな?」と思ったら
 ぜひこちらのHPをご覧下さい。
 『UTU−NET』です。
 うつチェックシートみたいなのもありますからね。



 「うつかな?」と思ったら、ぜひ休養をとってください。
 どんどんメンタルクリニックや専門家に行ってみて下さい。

 早期発見・早期治療ができれば、
 かなり早く治ります。

 いきなり精神科病院やメンタルクリニックはニガテ、という方は
 まずは保健所に相談してみてください。
 (保健所健康づくり課精神保健担当:046(822)4336)



 こうして、2時間の講演と質疑応答が終わりました。

 参加者の方々が武津さんに話しかけにいってましたので
 みなさんが終わるのを待って、ごあいさつにうかがいました。

 そして、久しぶりに少しだけ会話をすることができました。

 特に、昨年度から横須賀市も取り組み始めた
 社会的入院の状態にある方々の
 退院促進支援事業(いわゆるタイソクです)について
 意見交換をさせていただきました。ありがとうございます。



 別れ際に、武津さんから急に
 「フジノさん、最近ますますご活躍ですね」と言われて、思わず
 「そんなことないですよ」としか答えられませんでした。

 でも、僕が本当に言いたかったことは、こんなことでした。

 「あなたみたいなすごい方がいらっしゃるから
  だから今の僕があるんです。

  もしも、僕が活躍できているとするならば
  武津さんのおかげです。本当にありがとうございます」

 武津さんは、精神保健福祉士としてのお手本です。

 指導をしていただいた生徒としてフジノは
 決して先生の名前を汚さないように
 これからも全力を尽くして活動していきます。

 今日は、予算議会のまっただ中でしたけれども
 恩師にお会いすることができて、うれしかったです。
 またがんばっていこう!

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 今日フジノが参加した『こころの健康づくり教室』は
 横須賀市の主催しているもので、年4回ひらかれています。

 とても分かりやすく、今回のようにうつ病についてですとか、
 こころの健康についてのお話を講演会として行なっています。

 来年度以降も開催されますので、ぜひおこしくださいませ。



2008年3月4日(火)のフジノ
● 今日も徹夜だ〜!

 4日付けの活動日記なのですが、
 すでに5日(水)の早朝5時にこれを書いています。

 3日に市長への本会議での質問が終わった後、
 休むまもなくすぐに頭を切り替えて、

 5日から始まる予算委員会に向けて
 ひたすら資料の読み込みと
 質問を作成しています。

 毎日毎日、徹夜ばかりで、
 いいかげん疲れがたまってきました。

 42万人の横須賀市民のみなさまの暮らしを
 リアルに守ることができる政治家という立場ですから

 予算案を議論できる立場にいることを
 誇りに感じています。

 だから、体がつらいことは
 決して苦ではありません。

 それよりもむしろ、徹夜のせいで
 肝心の委員会本番に
 脳みそがクリアに回ってくれるかどうかが心配です。

 がんばらなければ。

 これから事務所を出て、家に帰って、
 風呂に入って、ごみを出して、サブロクにお弁当を注文して
 そしたらすぐに委員会だ!

 健康福祉部の予算案は
 本当に量が多いので

 本来は2日か3日に分けて予算審議をやるべきです。

 まあ、今日も明日もいつもどおり
 がんばります。


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