まちの政治家は、こんなことしてます |
2009年8月15日(土)のフジノその2 |
● 8月最後のカフェトークでした/公務員の方々の参加を大歓迎です お昼14時から16時すぎまで、カフェトークを開催しました。 今までは選挙期間中でも休まずに 開催してきたカフェトークですが この6月の市長選挙、2年前の市議会議員選挙、 4年前の市長選挙、と3回続いて 対立陣営の人々がふつうの参加者をよそおって カフェトークに参加しては嫌がらせを重ねてやられてきました。 こういうバカげた人々のせいで あえてカフェトークをお休みするのは不本意なのですが 善意の参加者の方々を守る為にはしかたがありません。 8月は2回しか開催できていないのですが 今回で終わりまして、9月に入ってから再開することにいたします。 ----------------------------------------------- 今日も、市内外から7名の方々が参加して下さいました。 誰が参加して下さってもうれしいのですが 初参加の方が3名いらっしゃって そのうち、2名の方が市町村で働く公務員の方でした。 フジノは公務員を『敵』だと考えたことはありません。 小泉元総理が繰り広げたような公務員バッシングで 抵抗勢力みたいに扱って国民に媚びるようなことは間違っています。 かといって、ベタベタとくっついて仲良くする対象でもありません。 フジノにとって、『やる気のある公務員』の方々は このまちを/この国を一緒に変えていく『同志』なのだと受け止めています。 日頃、フジノのような市議会議員は 自分の市役所なのに 課長級以上の職員さんしか会ってもらえません。 それは、『議会対策』という名目で 担当者や平社員にあたる役職の無い方々が 失言や間違った発言をした時に 議会側から責められないようにしているのだと思います。 フジノはそういうのがイヤなので、 若手の市職員さんともふつうにどんどん話せるように 担当部署に電話した時にはいつも (直接に足を運んでしまうと課長に対応されてしまいます) 「課長に替わりますか?」 と尋ねられても 「いえ、あなたが分かればあなたに質問したいのです」 と会話をさせていただいています。 また、市役所のエレベーターの中で 偶然一緒に乗り合わせた職員さんにはどんどん話しかけています。 それでも、管理職(課長以上)の方々とばかり 市議会議員は話す機会が多いので メールを頂いた若手職員の方々とは プライベートでどんどんお会いしていただいて 現場の生の想いを伝えていただくようにしています。 かつては若手の教職員の方々の自主的な毎月の勉強会に フジノも参加させていただいていました。 今後はできれば、定期的に市職員の方々と 非公式でいいのでそんな場をつくりたいなあと思っています。 ともかく、今日のカフェトークには 複数のまちの職員の方が来て下さったおかげで あらためて、いろいろな意見交換をすることができました。 他の参加者のみなさまも、日頃は市役所を訪れた時に 窓口ごしに手続きとしてしか公務員とは接する機会が無いと思うのです。 こういうフラットな場で、民間に勤める方々と公務員の方々が ざっくばらんにお話できることはお互いの為に良いことだと感じます。 という訳で、公務員のみなさま、特にエラい肩書きじゃない方々に ぜひカフェトークにご参加いただきたいと願っています! また、他都市の方々もいつも大歓迎です。 次回のカフェトークは9月2日(水)20:00〜22:00です。 場所は、横須賀市上町のカフェ『RRROOM』です。 ぜひいらしてくださいね。 |
2009年8月14日(金)のフジノその2 |
● 本業は福祉政策です/『福祉のまち、よこすか』の実現を急ぎたい! 夕方から約3時間半にわたって、 知的障がいのある方々の福祉施設で働く方と意見交換をしました。 市長選挙の後の騒ぎがいまだに続いていることや 衆議院選挙スタート直前の時期であることを 「フジノさん、1番忙しい時期に 会っていただいてごめんなさい!」 なんて、その方にはとても心配していただいたのですが 福祉政策がメインの課題である 政治家フジノにとっては、むしろ感謝でいっぱいでした。 「いいえ、こうした時間こそ 僕にとって政治家としての本業です! むしろ、あなたこそお忙しいのに時間を割いてくださって 本当にありがとうございます!」 と、お礼の気持ちでいっぱいでした。 もう昨年から「2009年は丸1年間=『選挙イヤー』なのだ」 と、あらかじめ諦めて腹をくくってきたのですが それでもやっぱり本音では、フジノは選挙なんか大キライです。 自分に残されている時間の短さを考えれば 選挙なんかやってる場合じゃないという想いです。 でも、より良い市長とより良い国会議員を選べば 自分がいなくなってもこのまちが守られていく訳です。 だからこそ、ひたすらガマンして 選挙にも取り組みます。 それでもやっぱり本音では、選挙よりもやりたいことがたくさんあります。 知的障がいのある方々の福祉を、 いや、福祉という言葉さえもウソくさいからイヤなのですが このまちに生まれてきたからには 障がいがあろうが無かろうが 全ての人々がハッピーになれるようにしたいのです。 もちろん、毎日の暮らしには苦しみや悩みがつきものですから いつもハッピーにするなんてめちゃくちゃな意味ではなく 経済的な条件の違いや、 法律や制度による困難や、 社会の整備不足による生きづらさは全て無くしたいのです。 つまり、政治で変えられることは 全て変えてしまいたいのです。 そんな願いがフジノにはあって、 1秒でも早くそれを叶えたいのです。 その為には、『現場の生の声』こそが必要なのです。 だから今日の意見交換は 本当にフジノにとってすさまじく有意義でした。 この6年間の政治家生活をふりかえってみると 施設長さんですとか NPO事務局長さんですとか 経営・運営の側にいる立場の人々のお話は たくさん聴かせていただいてきましたので これから残りの2年間は 障がいのあるご本人や 現場で直接に支援をしている職員さんの声を 聴かせていただきたいと願っています。 どんなに忙しくてもスケジュールさえ合えば フジノは障がいのある方々とぜひお会いしたいと願っています。 ぜひお気軽にメールを送って下さい! ぜひお会いして下さい! |
2009年8月14日(金)のフジノその1 |
● たくさんの取材を受ける日々で感じたこと けさは、岩波書店が発行している月刊誌『世界』から 来月号の記事に向けての取材を受けました。 あなたは、月刊誌『世界』って知っていますか...? 本屋に行くと、もっぱらおじさんたちが読む雑誌のコーナーがありますが その中でもグラビアのある週刊誌などではなくて、 ぶあつい月刊誌のコーナーに置いてあります。 『文藝春秋』や『中央公論』などが 同じコーナーに置かれています。 今では、こうした硬派な雑誌を読む人々は とても少なくなったのだろうなあと思います。 実際、多くの同種類の月刊誌が廃刊に追い込まれています。 けれどもこうした雑誌は 『決して消滅してしまってはいけない種類の雑誌』だと フジノは考えています。 ● フジノはふだんマスメディアの取材を 基本的にお断りしています。 でも、市長選挙の後から衆議院選挙が終わるまでは マスメディアに対するふだんのマイルールをゆるくして フジノが大切にしている『政策』について以外の内容でも マスメディアの取材を受けるようにしています。 何故ならば、きちんと語らなければ 全国ネットのテレビ局を筆頭に あまりにもこのまちの現実を知らないマスメディア業界の人々に 単なるイメージでマスメディアが造りあげた おもしろおかしいストーリーで報道されてしまうからです。 それは、このまちの人間としては許せません。 このまちの長所も短所も含めて、35年間ここで暮らしてきた人間として リアルな想いをきちんと語るべき責任があると感じています。 だから、いつも可能な限り時間を割いて しつこいくらいに説明をして、誠実な対応をこころがけています。 特にこころがけているのは、これです。 「相手が造ってきたストーリーラインには絶対にのらない。 おかしいと感じたことは徹底的にその場で訂正する。 本当のことだけを話す」 そうやってこちらはきちんと対応していても 例えば先日発売された『週刊ポスト』や『週刊朝日』のように フジノが発言していないことも平気で書かれたり 発言したこともねじまげて書かれたり、うんざりさせられることがあります。 ある日の某スポーツ新聞では、フジノが取材に答えた発言なのに それを全て吉田市長が取材に答えた発言として載せていました。 (T記者、いくら吉田市長に取材の時間が取れなかったからって、 それはやってはいけないことですよ。ちゃんと本人に取材して下さい!) 抗議しても謝罪文章を載せる訳でもなく マスメディアの多くは 本当に平気でウソを垂れ流しているんだなあと 今さらながら改めてガッカリさせられました。 おもしろければ何をどう書いてもいいのか? 読者に売れさえすれば、マスメディアとしてのモラルは無いのか? 世論を動かす力がマスメディアにはあるのですから それにふさわしいプライドをしっかりと持って 良い仕事をしてほしいです。 ● そんな訳で、今日の『世界』の取材でも フジノはとにかく取材者の意図したストーリーにはのらないように 徹底的にこころがけました。 だから、約2時間の取材は、 ゴツゴツとぶつかりあうようなやりとりになりました。 相手の質問に対して、 その意図を何度も確認してからフジノは答えて、 フジノが答えたことが正しく伝わったかどうかを 何度も取材者の方に確認をさせていただくのです。 われながらフジノは取材者の方にとって、 イヤな取材相手だったろうなあと思います。 取材が終わった後に お互いが笑顔になるようなことはありませんでしたが、 それでも、こうしたゴツゴツしたやりとりは 結果的にとても良かったのではないかと感じました。 取材者の方も 「私はあらかじめストーリーは作らないようにしています。 読む前から読者が内容を分かるようなものは書きたくないんです」 とおっしゃっていて、善きルポライターとしての意地を感じました。 フジノはこの取材者の方にとても好感を抱きました。 こうした発言をうかがうにつけても やっぱり『世界』のような月刊誌は たとえ売り上げが悪かったとしても、ずっと生き残ってほしいものです。 ● 1つの出来事をたった1つの角度からだけ見るのではなくて 深く深く掘り下げて、 いろいろな角度から切り取るような そういうルポが今こそ必要な時代だとフジノは感じています。 1つの出来事が目の前で起こったとしても それを観る人の数だけ、事実はバラバラです。 置かれた立場、考え方、信念などの違いによって 同じ1つの出来事であっても受け止め方は全く異なるのです。 つまり、「事実は1つでは無い」のです。 現実の世界というのはとても複雑であって、 ワンフレーズで切り取れるような単純なことは無いのです。 そういった、出来事の多面性を読者に気づかせてくれるような しっかりとしたルポルタージュが本当に必要な時代だと思います。 愚直なまでにまっすぐ仕事をするマジメな方が ややもすれば疎んじられてしまうイヤな時代ですが そういう全ての方々に どうか時代の流れに負けないでほしい、とフジノは願っています。 愚直なまでのマジメさ、大切です。 お互いにがんばっていきましょうね! |
2009年8月13日(木)のフジノその1 | |
● 『市長(雄人)とランチ!〜開かれた市長室〜』参加者、大募集! 吉田市長が就任して新たに始まりました『市長とランチ』は これまで2回行なわれたのですが、 (第1回目の様子はこちら、第1回を報じてくれた新聞はこちら、 第2回目の様子はこちらをご覧下さい!) 市民の方々から 「第3回はいつ開催するのですか?」 というお問い合わせを多数いただいてきました。 本来ならば市議であるフジノが主催するのは 不健全な状態なのですが(=本来は市役所主催で開催すべきです) あと数回はフジノが開催することとなりましたので 第3回目と第4回目の日程を発表します。 参加者を大募集いたしますので、 ぜひ市長と一緒にお昼ごはんを食べながら生の市長に接して 開かれた市長室へとみなさまでいらして下さい! 市長室は、権威や権力をふりかざす場所ではありません。 市長室は、一部の人しか入れない場所ではありません。 あなたが選んだ市長が『仕事をする部屋』であり、 あなたが選んだ市長が『市民のみなさまと語り合う部屋』なのです。 だから、 ぜひ市長室を訪れて下さいね。 さっそく大募集です。
なんといっても実質的に35分ほどと時間が短いので 1回にわずか5名しかお招きできません。 また、1人あたりの話せる時間は単純に割り算すると 1人あたり5分程度になってしまいます。 でも、まずはとにかく1人でも多くの市民のみなさまに 市長室へどんどん足を運んでほしいのです。 今回も応募が殺到することが予想されますので お断りする方々の方が多くなると思います。 この点につきましては、あらかじめ、ごめんなさい。 それでも、これはあくまでも4年間ずっと開催していきますし、 どうかご理解くださいませ。 ぜひみなさま、ご応募ください! |
2009年8月12日(水)のフジノ | |
● 吉田市長の就任1ヶ月間は、情報発信力ゼロ/初の定例記者会見 昨日、吉田雄人・市長が記者クラブに対して、定例記者会見を行ないました。 しかし、いくら総選挙が近いとはいえども、 当選直後や初登庁とは全く異なって 初めての定例記者会見をとりあげてくれたマスメディアは、 けさの神奈川新聞1社のみとなりました。 もはや市長選挙のインパクトは終わり、 横須賀市長へのマスメディアの関心は大きく低下しました。 波乱万丈の当選劇という全国が注目するような 情報としての『商品価値』や『消費期限』はもう過ぎたのです。 それは同時に、横須賀市長=市役所が この1ヶ月間にマスメディアに対して 継続的なコミュニケーション戦略を行なってこなかったことを意味しています。 さらに、1社だけとりあげてくれた神奈川新聞さえも その記事の内容は、吉田市長の1ヶ月間の成果の少なさへ 疑問を投げかけたものとなっています。 実際に、市民の方々からフジノが聴いてきた声では 当選直後の期待が高かった分だけ、 落胆の反応も大きく ネガティブな評価がすでに起こってきている現状があります。 これからは、マニフェストで掲げた政策を実行していくことと、 その1つずつの過程を苦しみも含めて公開していくことが必要です。 そうでなければ、市民のみなさまは何も情報が無いのですから 市長に感情移入することさえできる理由が無いのですから このまま何も対応をしていかなければ 今後は、必然的に『批判的な意見』しか出てこなくなります。 実際、神奈川新聞の論調に対しても、 フジノは「全く同感」としか言いようがありません。 吉田市長の就任1ヶ月間の『情報発信力』へのフジノの評価は、0点です。 市議時代より明らかに後退しているのでマイナス点と言えるかもしれません。 以下に、神奈川新聞の記事を引用します。 (2009年8月12日(水)神奈川新聞より) 吉田市長就任1カ月、ヒアリングに時間取られ、目立った動きなし 「チェンジ」を旗印に横須賀市長選で現職を破り、 33歳の吉田雄人氏が市長に就任して1カ月が過ぎた。 いまのところ目立った動きは見られず、 選挙でのマニフェスト(政権公約)と既存事業との擦り合わせを行うヒアリングに 大半の時間を割く毎日。 改革の具体像がなかなか見えない中、吉田市長に対する評価も分かれている。 吉田市長は就任初日の7月10日、 マニフェスト通りに専用の市長公用車を廃止して自家用車を運転して 初登庁した。 しかし、そのほかは目立った動きがない。 就任後初となった11日の定例会見。 吉田市長はかじ取り役となってから約1カ月間の市政運営について、 「部局とのヒアリングで時間の6割を取られ、 残りの時間は就任あいさつの訪問と来訪者への対応だった」 と多忙な現状を報告した。 1回目のヒアリングは今週中に全部局が終了する見込み。 「各部局に出した宿題をもう1度話し合う必要もある」 と今後もヒアリングを継続するとともに、 1回目が終わった段階で進行状況を総括して市民に示す考えを示した。 懸案の1つとなっている 救急医療センターの新港埠頭(ふとう)への移転問題については 「マニフェスト通りに移転せずに改修して 朝まで運営する考えに変わりはない」 と表明。 ただ、同センターが移転しなくても 同埠頭への官公庁移転構想は予定通り進めるとした。 市民の間からは 「吉田市長は何をやっているのか」 と具体的な成果が見えない現状に不満の声や、 「役所内で孤立しているのでは」 と心配する見方も。 一方、市長選では落選した現職市長を応援した財界人は 「偏らずに話を聞くし、しっかりしている。 現実をよく知ればマニフェスト通りにいかないことがあるのも当然だ」 と話している。 (引用おわり) ----------------------------------------------------------------- いくらヒアリングに時間をとられていたからとしても 『情報発信の重要性』は、吉田マニフェストで訴えてきた大切な項目です。 すでに数日前の活動日記にもフジノは書きましたが この1ヶ月間、横須賀市長が何をしているのかという動きが 全く市民のみなさまに見えなかったことは、明らかにダメでした。 吉田市長は、この点について率直に反省し改善すべきです。 来月3日から、9月議会がスタートして 初めての所信表明が成されます。 ぜひ吉田市長にはエンジンを本格始動していただき、 市民のみなさまにいつも関心を持っていただける活動をしていただきたいです。 |
2009年8月11日(火)のフジノ | |||
● 卍LINE、新しいアルバム「VORTEX」出ました! 市民の方から素敵なメールをいただきました。 「藤野さん!! 卍LINEの新アルバム聴きましたかー?? 私は藤野さんの日記みて卍LINEの曲が好きになりました!!」 ありがとうございます。 フジノがリスペクトしている卍LINE=窪塚洋介くんの 新しいCDが発売されたのですね。 18曲入りのCD『VORTEX』は8月5日(水)に発売されました。 当日に買いたかったのですが忙しくてCD屋さんに行かれなくて 市民の方から頂いたメールに背中を押されて ようやく昨日、買うことができました。 発売前からくりかえし聴いてきた『IKIRO』を筆頭に 等身大の歌が胸にそのまま届く、素敵な歌がたくさんありますね。 5年前のあの日だってずっと信じてきたし 絶対に大丈夫だってそう今まで信じ続けてきたことが やっぱり正しかったよね、って感じられる歌です。 |