まちの政治家は、こんなことしてます


2009年12月6日(日)のフジノその2
● 地方議員年金を廃止する市民と議員の会、活動スタート!

 今夜は、高田馬場へ。
 『地方議員年金を廃止する市民と議員の会』へ参加しました。

 前回11月14日の準備会から
 毎日のようにメンバー間でメールでのやりとりが繰り返され、
 すでに会のブログもオープンし、ついに今日、本格的にスタートしました!



 どこのまちでも12月議会が開催されているまっただなかですが
 あえてこの時期に設定した理由があります。

 総務省の下部機関である『地方議員年金制度検討会』
 今年3月からスタートしていますが
 早くも次回の第6回目が最終回となるのです。

 総務省HPによれば、この検討会の『設立目的』はこんなです。

 > 市町村合併の大規模かつ急速な進展に伴う
 > 会員数(フジノ注:地方議員のことです!)の予想を上回る減少、
 > 年金受給者(フジノ注:地方議員OBのことです!!)の増加、
 > 行政改革に連動した議員定数・議員報酬の削減により、
 > 近年、地方議会議員年金の財政は極めて厳しい状況にあります。
 >
 > このため、地方議会議員年金制度を
 > 将来にわたって安定した制度とするために
 > 講ずべき具体的施策について、
 > 幅広く議論していただくため、
 >
 > 学識経験者、地方議会議員共済会代表等で構成する
 > 検討会を開催します。

 これ、『目的そのもの』がおかしいです。

 「地方議会議員年金の財政は極めて厳しい状況」にあるのに
 「将来にわたって安定した制度とする」には
 どのようなことをすれば良いのかを決める為の場なのです。

 すでに破綻している地方議員年金制度を
 あえてこれからも続けていく為には
 「さらに多くの税金を投入する」こと以外に方法はありえません。

 そんなことをわざわざ検討会をたちあげて話し合うという
 目的自体が間違っています。

 このような間違った目的のもとで作られた検討会で
 出される『延命策』は、簡単に想像ができます。

 けれども、そんな結論をこの『地方議員年金制度検討会』で
 絶対に出させない為にも、少しでも早く動く必要があったのです。


 地方議員年金を廃止する。
 延命はさせない。


 それが『地方議員年金を廃止する市民と議員の会』の
 たった1つだけの『目的』です。

 この目的を実現する為にだけ、この会はスタートしました。
 廃止が実現したあかつきにはすぐに解散します。



 明日も議会があるのに高田馬場まで来てくれた参加者は
 合計13名。

 参加を表明してくれている地方議員は多数にのぼります。

 例えば、我らが横須賀市議会からは
 浜野まさひろ議員も参加を表明してくれています。

 この国はすさまじい財政危機にあり、
 その責任は国会議員だけでなく、地方議員にもあります。

 何故、ふつうに暮らしている市民のみなさまが
 国民年金だけで必死に生活しているのに

 地方議員だけが国民年金に上乗せして
 議員年金という『特権』を受け取れるのか。

 しかも、遺族で受け取る権利があるのは、
 なんと『孫』まで!

 おじいさんが政治家になって議員年金を受け取れば
 そのおじいさんが亡くなっても孫にまで遺族年金が出るのです。

 異常としか言いようがない『特権』です。

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 今夜、正式に会の名前・会則・体制も決まり、
 これからの活動方針もばっちり決まりました。

 まず第1弾は、要望書を関係各所へ出します。

 すでに文章は完成していますので、近日中に公開できるはずです。
 1人でも多くの賛成してくれる地方議員のみなさまを待っています。

 どうか全国の地方議員のみなさま、
 一緒に地方議員年金制度を廃止する為に立ち上がって下さい!

 全国の市民のみなさま、あなたの大切な税金が
 こんな特権を延命させる為に使われることを許さないで下さい!

 一緒に間違った制度を廃止していきましょう。
 特権を無くしていきましょう!



2009年12月6日(日)のフジノその1
● 父親の会、応援しています!/NPO発達障害父親会の講演へ

 今日は、ヴェルクよこすかで開かれた
 『発達障害を考える講演会』に行ってきました!

 主催は、『NPO発達障害者父親会』です!

 カフェトークに参加して下さったメンバーの方が 
 その活動を紹介して下さいました。

 発達障がいの分野でも、横須賀にもついにも父親会の活動が
 活発化してきたんですね〜。うれしいなあ。


 会場には、吉田市長の姿も。

 横粂勝仁代議士も参加してくれましたし、
 とても良かったです。


 今日のプログラムはこちら

 山内さんの資料はこちら

 鹿島さんの資料はこちら

 休憩後の資料はこちら


 (詳細はのちほど)


2009年12月5日(土)のフジノその2
● 人は『希望』を持ってより良い未来へ変えていかれると僕は信じている

 本来ならば朝7時くらいに家を出て
 『日本臨床死生学会』に向うつもりだったのですが、

 朝から行くのはやめることにしました。
 やっぱり、葬儀に行きたかったのです。

 けれどもあまりに昨日憔悴しきってしまって
 もう1度、葬儀へ出席する為に埼玉まで行くだけの
 気力・体力を奮い起こすことはできませんでした。

 だから、葬儀が行なわれている時間帯だけでも
 出席できないかわりに
 せめて大切な後輩のことを想いながら過ごそうと決めました。

 ひととおりの読経や儀式が終わった後、
 やがてついに『彼』の肉体が灰になってしまうとしても
 『彼』に対する僕の想いが消えてしまうことだけは絶対に無い。

 昨日、僕は死ぬまで生き続けようと
 改めて後輩と約束をしたんだ。
 どれだけつらくても、生きていくのだ。

 『彼』のことを思い浮かべるたびに、
 笑顔か汗を流しながらがんばっている姿しか浮かばなくて、

 本当に『彼』は素敵な人だったのだ
 と思いました。

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 大切な喪の時間を終えて、
 11時半くらいに横須賀を出発して本郷三丁目へ向かいました。
 会場は、東京大学・本郷キャンパスです。



 『赤門』っていつ来ても、誰かしら写真を撮っていますね。
 フジノもつられて、撮っている人々とかわりばんこに写真を撮りました。

 さて、第15回日本臨床死生学会のテーマは、
 『臨床現場で生きる/活かす死生学』です。

 自殺予防対策をメインの政策に掲げていれば、
 生きることと死ぬこととの意味については
 日常的に常に向き合ってい考え続けているのですが、

 ふだんは、働きながら学んでいく、
 体を通じて体験が蓄積していく、ということばかりです。

 あるいは、父とのかかわりの中で
 死の在り方と生きていくことの在り方を体験しています。

 そんな風に僕は体感的に死生学と接しているので
 せめて学究的な知識を年1回くらいは
 吸収していかなければいけないと考えています。

 だからこその学会への参加です。

 そうして得た知識や情報を日常の仕事に反映していかれれば
 より良い市民相談や政策に活かすことができると思います。

 そんなフジノの想いはまさに今回の学会テーマ、
 臨床現場で生きる/活かす死生学と合致していますね。



 下の写真は、メイン会場の安田講堂の前で、
 学会パンフレットを持つフジノ。

 中学生時代のフジノにとって、安田講堂という言葉は
 特別な響きを持っていました。

 学生運動の是非はともかく、
 理想とする社会を実現していく為に
 あれだけの活動を多くの学生たちが行なったという事実が
 当時の僕を強く惹きつけました。



 自分の机や生徒会室の壁に、
 日大全共闘の言葉をマジックで書いていたりしました。

 正確かどうか自信が無いのですが、こういう言葉です。

 「生きてる 生きてる 生きている
  バリケードという腹の中で 生きている
  毎日 自主講座という栄養をとり
  友と語る という清涼飲料剤を飲み
  毎日 精力的に生きている

  生きてる 生きてる 生きている
  つい昨日まで 悪魔に支配され 栄養を奪われていたが
  今日飲んだ解放というアンプルで 今はもう 完全に生き変わった
  そして今 バリケードの腹の中で生きている

  生きてる 生きてる 生きている
  今や青春の中に生きている」

 僕は自分のことを『左翼』だとは思いません。

 左翼の中にある要素の1つである、
 「未来は常に良い方向へと必ず変えていかれる」ということを
 僕は信じています。

 それはマルクスの言うような、
 一方向へと進化を続けていくという意味ではなくて

 人には未来に対する『希望』を持つ、という力があることを
 僕は深く信じているのです。

 その『希望』だけは、中学時代も今も、変わることはありません。
 政治家になろうが、中学生の時であろうが、変わりません。

 人間の未来への希望を、僕は強く信じています。

 つらいことがあるたびに、大切な人が亡くなるたびに
 その信念はいつも試練に直面させられます。

 けれども、失われてしまった多くの物事にさみしさを覚えても
 それでも、僕は明日は今日よりも良い世界になっていると信じたいのです。

 そこに根拠は無くて、
 根拠無くただその想いへと立ち返ってしまうのです。

 そこに根拠が感じられるならば僕はきっと
 悩むことが無いままに、生きていかれるんだろうなあと思います。

 でも、そんな風にはなれないので、
 ただひたすら悩みながらも、
 常に『希望』を信じながら転んでも転んでも立ち上がる、
 それしかないのです。



2009年12月5日(土)のフジノその1
● 「マニフェストの達成状況」の説明責任を果たさない市長

 昨日フジノが行なった一般質問(合計14個の質問)のうち、
 『マニフェストの達成状況』についての部分を
 読売新聞が報道しました。

 以下に全文を引用します。

 (2009年12月5日・読売新聞・朝刊より)


 「すぐにやる」9項目実現
 選挙公約横須賀市長、市会に説明


 横須賀市の吉田雄人市長は4日の市議会一般質問で、
 市長選で掲げたマニフェストで「すぐにやる」とした28項目のうち、
 就任後の約5か月間に実現したのは9項目だと説明した。

 しかし、進行状況の詳しい説明がなかったことなどに対し、
 市議からは批判の声が相次いだ。

 吉田市長は藤野英明議員(無所属)の質問に対し、

 「車座会議、目安箱設置、市長・副市長者専用車の廃止、
  交際費見直しなど9項目を実現。間もなく2項目を実施する」と答弁。

 しかし、藤野議員は本会議後、

 「項目別に進行状況と実施が遅れた理由を説明すべきだ。
  納得できない」と批判した。

 3日の一般質問では、矢島真知子議員(研政よこすか市民連合)が

 「マニフェストは市長の個人文書。
  市の政策にするには市民への説明が必要」とし、

 マニフェストの達成度を外部評価する必要性をただしたが、
 市長は「評価体制は検討中。来年6月の市議会までに決めたい」と
 答えるにとどめた。

 矢島議員は市長に
 「やる気があっても実行しないのは、やる気がないのと同じ」と
 外部評価の早期実現を迫っていた

 (引用おわり)
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 横須賀市議会でたった2人だけが所属している
 ローカルマニフェスト推進地方議員連盟の
 もうお1人である矢島議員は
 マニフェストの第三者評価について取り上げてくれました。

 マニフェスト選挙がここまで全国的なものになる前から
 ともに約5年前から議員連盟で活動してきた2人ですから

 選挙で支援した候補者は別々であっても
 マニフェストによる政策実現をめざす姿勢は全く同じです。

 そんな矢島議員の存在を、本当に心強く感じます。

 矢島議員が『第三者評価』について質疑してくれましたが、
 フジノは『自己評価』について取り上げました。

 マニフェストはこの2つの評価(自己評価・外部評価)によって
 実現の度合いや未実現のマニフェストへの説明責任を
 市民のみなさまに行なっていくのです。

 2人がこの点をとりあげるのは『当たり前』なのです。

 マニフェストというものは、選挙だけのものではなく、
 選挙が終わってからこそ重要なものなのです。

 何故なら、市民のみなさまとの契約なのですから。


● 「マニフェストの達成状況」の説明責任を果たさない市長

 フジノは、本会議の数日前に
 吉田市長とエレベーターの中で一緒になった時に

 「おれの今回の一般質問は項目が多いけれど
  (市長の評価が上がる)サービス質問があるよ!」

 と、この質問を指して言ったんです...。

 だって、『すぐにやります』項目は28項目もあって
 すでに就任から約5カ月も経っているんですよ。

 それだけあれば、当然ながら市長から
 返ってくるであろう答弁は

 「28項目全て実現しています!」

 となるはずです。あるいは、

 「28項目のほぼ全て実施するよう指示を出し終えていて
  取り組みが全て動き始めています」

 とか

 「ただし、具体的な金額などの成果が出ているかという点は
  もう少し時間が経たないと『実現した』とは言い切れないです」

 とか、

 いずれにせよ、堂々とその成果に胸を張れるような答弁が
 当然返ってくるとフジノは考えていました。

 しかし、その期待は大きく裏切られました。

 本会議での答弁で吉田市長は
 9項目しか実現していないと答弁した上に、

 具体的にどの項目が
 どのような状況なのかの説明を拒みました。

 フジノは、207項目のマニフェストの中から
 28項目の『すぐにやります』項目を抜き出したリストを作成して

 市議会議員全員と傍聴席と
 市側の職員にプリントで配って

 1つずつの項目についての達成状況を
 具体的に説明すべきだと質しました。

 けれども、吉田市長はそれさえしませんでした。

 何故そんな当たり前のことさえ
 やらないのか、全くフジノには理解できません。

 こんな情報は隠すべきではなく、
 むしろ自らどんどん発信すべきものなのです。

 フジノはマニフェスト至上主義者なので
 『マニフェスト・サイクルの実行』という視点だけで言うならば、
 今の吉田市長は、明らかに失格です。

 残念です。



2009年12月3日(木)のフジノ
● どうか子宮頸がん検診を受けて下さい!

 女性のみなさま、横須賀市からあなたのもとへ
 こんな封筒が届きませんでしたか?

 ぜひ中を開けて見て下さいね。


 実は、この中には、無料クーポン券が入っています。

 乳がんと子宮頸がんの『検診』を
 無料で受けることができるクーポン券なのです。

 多くの女性が子宮頸がんと乳がんによって
 命を落としたり、闘病に苦しんでいる現状を変えていく為には
 検診がとても有効なのですね。

 そこで、1人でも多くの女性に検診を受けていただく為に
 国が無料クーポン券を今年だけ配布するという取り組みを行ないました。

 横須賀市では、10月中旬までに
 対象となっている女性のみなさまに送り終えています。

 あなたには届いていますか??


 (検診無料クーポン券の表)

 特に、欧米の国々ではすでに
 子宮頸がんは『過去の病』と呼ばれています。

 何故ならば、ワクチンの接種と検診によって
 唯一予防することができるのが子宮頸がんなのです。

 多くの国々とは異なって、我が国では
 20〜30代の女性の死亡が増えています。本当に残念です。

 政治家フジノにとって、
 子宮頸がんを無くすことはものすごく大切な政策の1つです。

 何故なら、救うことができるいのちを救うのは
 政治の当たり前の仕事だからです。今はそれが実現できていません。

 本当に残念で悔しいことです。


 (検診無料クーポン券の裏)

 無料クーポン券のほかには
 検診手帳が入っています。

 これは、乳がんと子宮頸がんについて
 とても分かりやすく紹介している小さな冊子です。

 女性だけではなく、ぜひとも男性にも読んで頂きたい内容になっています。

 (検診手帳です)

 何故こうしたものが送られているのか、
 誰に送られているかなど、

 詳しいことを分かりやすく報じてくれた
 神奈川新聞の記事を引用いたします。

 (2009年10月27日・神奈川新聞より)

 乳がん、子宮頸がん、無料検診で安心
 国事業で3市1町、クーポン券発送



 三浦半島の3市1町は26日までに、
 2009年度の国の補正予算に伴う
 乳がんと子宮頸(けい)がん検診の無料クーポン券の発送作業を終えた。

 「女性特有のがん検診推進事業」の一環で、
 一定年齢に達した女性が対象。

 国は、伸び悩むがん検診の受診率の向上につなげたい考え。
 各自治体は「この機会にぜひ受診を」と呼び掛けている。

 対象は08年度(08年4月2日〜09年4月1日)に
 乳がん検診の場合で40、45、50、55、60歳、
 子宮頸がん検診は20、25、30、35、40歳になった女性。

 子宮頸がん検診は子宮頸部の「細胞診」を行うもので、
 各自治体などが実施している「子宮がん検診」は
 一般に子宮頸がん検診を指す。

 無料クーポン券の有効期限は、
 3市1町とも10月1日〜来年3月31日。

 乳がんは40代の女性に最も多く、
 ウイルス感染が主な原因とされる子宮頸がんは
 近年、20代〜30代で急増中という。

 いずれも早期発見・早期治療が有効ながんとされているが、
 検診への抵抗感などから受診率は低迷。

 横須賀市の場合、08年度の受診率は乳がん検診が6%、
 子宮がん検診が8.4%。

 逗子市ではいずれも5%程度で推移している。

 「今回の受診をきっかけに、
  定期的に検診を受けるようになってもらえれば」

 と各自治体の担当者ら。

 一方で、「自分は対象者ではないのか」といった問い合わせも寄せられており、
 担当者の1人は

 「対象年齢が前年度時点でのものなので、分かりづらい」

 と指摘。

 「来年度以降も継続される事業か分からないだけに、
  市民への周知もしにくい」

 と、国に対する不満を漏らしている。

 ▽各自治体の対象者数と通常の検診料は次の通り。

 (1)乳がん(2)子宮頸がん、かっこ内は検診料。

 【横須賀市】(1)1万4446人(1600円)(2)1万2987人(同)

 【逗子市】(1)2350人(個別検診の場合2200円)(2)1915人(同1700円)

 【三浦市】(1)1738人(同2200円)(2)1350人(同2千円)

 【葉山町】(1)1243人(2)1047人、いずれも逗子市と同額。


 (引用終わり)
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 ということですね。

 どうか、封筒が送られてきた女性のみなさま。

 この無料クーポン券は、あなたの大切な権利ですから
 ぜひとも使ってほしいのです。

 1人でも多くの方々に受診していただくことで
 1人でも多くのいのちが救われることを
 フジノはこころから願っています。

 ぜひご利用ください!よろしくお願いします!



2009年12月2日(水)のフジノその1
● 副市長の人事案件が市議会側へ内示されました

 今日10時から行なわれた議会運営員会で
 吉田雄人市長から、副市長の人事案について『内示』がありました。

 (議会運営委員会・議員向けの配布資料より)

 議員向けの資料(現段階では非公開)なので、
 名前・年齢はフジノがあえて空欄にとしました。

 (でも明日の新聞には実名で出ちゃうんだろうなあ...)

 すでに報道されていた通りで、2名です。
 また、個人名も報道されたとおりの方々です。

 横須賀市の代表監査委員を務めている方と、
 企画調整部長を務めている方です。共に現役の方です。

 人事案件については、
 あらかじめ議会運営員会に内示をして

 次の議会運営委員会の場で、
 各会派の意向を確認をした上で

 市長がそれを正式な『議案』として
 市議会に提案します。

 今回の場合、12月14日の議会運営委員会を受けて
 即、同日に日市長から正式な『議案』が提案される予定です。

 さらに、質疑・討論の末に本会議で可決された場合は、
 すぐ翌日15日から2名は副市長に就任することになります。

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 これでようやく一歩前進です。

 過去2回の副市長人事の失敗のように
 水面下で(提案する前の段階で)
 フジノたちは議論に関わることさえできずに

 一部の人々の間だけで
 「この人は良い」「この人はダメ」なんてやるのは
 市民のみなさまが置き去りの密室政治であって
 絶対に間違っています。

 本来ならば、フジノは今回の『内示』という仕組みさえ
 不必要だと考えています。

 本会議なり、委員会なり、何らかの公開の場を作って
 候補になった方を参考人としてお招きして
 その方の政策や政策の実行方法についての考え方などを
 質疑させていただいて、そして判断すれば良いのです。

 また、『人事』と『個人の人格』とを結びつけて考えるのは
 もうやめるべきだとフジノは考えています。

 あくまでもこのまちを良くしていきたいという共通の目的の為に
 政治家として、あるいは行政の一員として
 我々はここに集っているのです。

 副市長に誰がふさわしいか、に対する
 フジノの最大にして唯一の『判断基準』は

 吉田市長のマニフェスト実現に全力を尽くして
 職務を遂行してくれるかどうか


 だけです。

 その人の人格や性格なんて
 一生つきあってみたって分からないのですから
 『人事』と『個人の人格』をからめて考えるのは間違っています。

 次回の議会運営委員会(14日)では、
 市長にはこの内示のまま正式な議案として
 提案されることを願います。

 フジノはこの人事案件について
 ぜひ公開の場で、
 吉田市長と質疑をさせていただきたいと考えています。
                       

● 内内示が廃止されることになりました

 11月21日の活動日記でフジノは
 『内内示』という制度はもはや不要だと記しました。

 > 人事案件は、議案として提案する前に
 > あらかじめ『内内示』という形で
 > 議会側の意向を確認するという長年の『慣習』があります。
 >
 > これは、正式な議案として名前が出た後で
 > 仮に『否決』された場合に、
 > その方々の名誉が傷つくことを防ぐことを目的とした『慣習』だそうです。
 >
 > けれども、フジノからすれば、
 >
 > 「そんな『慣習』はもはや全く不要だ」
 >
 > と断言します。


 この廃止が、実現することになりました。

 本日の議会運営委員会の冒頭で
 市議会議長から、正式に次のような報告がありました。

 11月27日、市長に対して
 議長名で内内示の廃止を申し入れしました。

 この全文は以下の通りです。
 (PDFファイルはこちら

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 申入書

 従来より慣行として行っていた
 人事案件に対する内々示は、
 候補者の人権に配慮して行っていたところでありますが、

 9月議会の前及び11月の2回にわたり、
 内示前に実名での新聞報道がなされ、結果として、
 内々示で挙げられた人物を提案することなく
 今日に至っています。

 しかしながら、報道により
 2名の方の名誉が傷ついたことには変わりがなく、
 議会としても大変遺憾に思うところであります。

 以上の状況を踏まえ、今後においては
 内々示の慣行は廃止されるよう申し入れます。

 (引用おわり)
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 とても良いことだとフジノは考えます。

 これは今後も開かれた政治・行政を進める上でも
 大きな前進となったと思います。

 市長が候補者をどのように選んだかなども含めて
 あらゆる質疑は公開の場で行なうことがふさわしいと
 フジノは考えています。



2009年12月1日(火)のフジノ
● 地方議員年金を廃止しよう!/12月6日の結成総会開催のお知らせ

 地方議員(市区町村の政治家)たちは
 3期12年を終えると、議員年金をもらえるようになっています。

 しかも、国民年金にも地方議員は加入しているので、
 2つの年金から受け取ることができるのです。

 さらにひどいことに、議員年金は掛け金だけでは財政が成り立たないので
 『税金』からほてんしてもらっているのです。本当におかしい!

 極めつけは、破綻寸前になっている議員年金を
 何とかして守る為にもっと税金を多く投入しろというような意見が
 全国の地方議会から出されています。

 そんなことは完全に間違っています!

 一方、こころある多くの政治家の方々は、廃止を目指しています。

 例えば、神奈川ネットワーク運動(ローカルパーティーです)は
 長い間ずっと『議員年金廃止』の活動を繰り広げてきました。

 下の新聞ではそうした様子が紹介されています。

 (2009年11月29日・東京新聞・朝刊より)

 さらに、地方議会の中には廃止の意見書を出したところも出てきました。

 今こそもっともっとウイングを大きく全国に広げて
 市民のみなさまと地方議員とが力を合わせて廃止させる運動を起こそう!

 そんな想いから、地方議員年金を廃止する為に
 政治家たちが自ら『(仮称)地方議員年金を廃止する市民と議員の会』
 結成することで合意しました。

 そして、まもなく12月6日に結成総会を開催します。

 どうか同じ想いを持つ全国の地方議員のみなさま、
 一緒に活動してくださいませ!

 まずは12月6日に結成総会を開催します。
 ぜひ市民のみなさまもいらしてください!

 ●日時 12年6日(日)18時〜20時30分

 ●場所 新宿区戸塚出張所・地下A会議室(下に地図を掲載しました)
        〒169−0075 東京都新宿区高田馬場1−17−20
        交通:JR高田馬場駅から徒歩約5分、または
            地下鉄東西線高田馬場駅7番出口から徒歩約2分


 ●議題 (1)会の名称・目的・規約・人事の確定、
       (2)活動内容、
       (3)申入書(総務省及び、3議会共済会を予定)の作成と確定、
       (4)その他


 現在までのところ、とりあえず次のような体制になっていますが
 結成総会で正式に新しく決めましょう。

 ●世話人:奥山たえこ(杉並区議)、
        藤野英明(横須賀市議)、
        矢野ひろみ(久喜市議)、
        結城しげる(取手市議)

 ●事務局:石岡はるじ(新宿区民) midori110ban[@@]yahoo.co.jp、
        沢村まさひろ(中野区民)、
        なす雅之(新宿区議)、masayuki0511[@@]mx5.ttcn.ne.jp
          *メールする時は、[@@]を、@に変えて下さい。


 活動の趣旨に賛同してくださる方々を大募集しています!

 当日参加できない方であっても、
 「議員年金は廃止だ!」という趣旨に賛同して下さる方を
 募集しております。

 「入会届け」を事務局まで提出して下さいませ。
 どうぞよろしくお願いします!

 それではぜひみなさま、6日に高田馬場でお会いしましょう!


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