しろうとが挑戦してみることにした |
藤野英明、28歳。ただの会社員。 思うところあって 政治という『手段』に挑戦することになりました。 ネガティブなイメージばかりの 政治という業界に しろうとがどこまで通用するのか? その挑戦の一部始終、 ありのままの姿を ここで伝えていきたいと思います。 (どんな政党とも組織とも関係ない無所属です。) |
2003年3月15日(土)のフジノ |
● 心配ないからね 夕方、横須賀中央駅前Yデッキにて 僕の想いを伝えるためにメガフォンをもちました。 その時の出来事です。 フジノのもとにおもむろに 1人の警察官が近づいてきました。 僕はしばらくメガフォンを置いて、その警察官と話しました。 警察官が去った後、フジノのところへ ずっとメガフォンを聞いていてくれた男性が走ってきました。 「警察官に演説をとめられたのですか? 何があったんですか、大丈夫ですか!?」 心配かけてごめんなさい! さっそくメガフォンを肩にかけて みなさんに事情を説明しました。 「心配かけてごめんなさい。 大丈夫です。なんにも問題はありません。 あの警察官の方は、個人的な知りあいなのです。 僕の父親は元警察官だったのですが、 そのつながりで息子の僕のことも知っていて たまたま見かけて声をかけてきてくれただけなんですよ〜」 とたんに、足をとめて聞いてくれていた方々から 笑い声が聞こえて、心配そうだった顔が笑顔に変わりました。 足をとめてメガフォンを聞いてくれていた方々、 ご心配おかけしてすみませんでした(笑)。 ● 夜道のあぶなさと階段と坂の多さ 今夜は武2丁目でチラシをポスティングしました。 これまでも、武4・5丁目と林1丁目は 1軒ずつフジノ自身が歩いて歩いてチラシを郵便ポストに 入れさせてもらっているのですが いつも思うことがあります。 それは、夜道の暗さと 手すりの無い階段がものすごく多いこと、です。 武・太田和・林・須軽谷あたりは 子ども時代を過ごした地域なので土地カンがあります。 だけど、夜歩いていると 暗くてとても怖いんです。怖い理由は危ないから。 足元はアスファルト道路ばかりではなく 砂利だったり雨でびちゃびちゃになっていたり 昔つくられたセメントの舗装だったりします。 よく知っている道でも 夜に、街灯もない真っ暗な中を歩いていると危ないです。 年度末だからか分かりませんが ダイエーの前やいろいろなところの道路を掘り返してますが その前にこういう暗い道をもう少し明るくすることが 必要に思います。 それから、階段に手すりのない家ばかりです。 若いうちは平気かもしれませんが 誰もが年を重ねていくうちに 毎日つかっている家の階段であっても きっと、のぼりおりすることが大変になるでしょう。 おまけに夜になれば真っ暗。 足をふみはずしたりしてもおかしくありません。 大切なお給料から税金を払っているあなたが 本当にほしいサービスは 年度末にくりかえされる道路工事ですか? それとも、働いて夜遅くに帰ってきた女性のあなたも 安心して歩けるような街灯のある明るい道でしょうか。 また、階段に手すりをつけることを 積極的に奨励してくれるようなサービスのほうが 道路を掘りかえして渋滞をつくるよりもよっぽど必要だと 僕は信じています。 ● チラシ配布して下さってるみなさまへ こういう現状を知るためにも フジノ自身が1軒ずつ自分の足をつかって チラシを配りながら あなたが暮らしている場所がどんなところなのかを 確認していくことがとっても大切なのですね。 この2週間くらいは、 僕がお願いをしたわけでも無いのに いろいろな人たちがご自身の住んでいる地域で チラシを配ってくれています。 林、太田和、佐原、池田町、深田台、上町、 米が浜、安針台...。 フジノは組織ぐるみで動いていくのがイヤなので 誰にもお願いをしていません。 誰もが自分の意思で 自発的にそうしてくださっているのが 僕にはうれしくてたまりません。本当にありがとうございます。 配布をしてくれてるみなさま、感謝してます。 本当にありがとうございます。 ただ、どうか足元にだけは気をつけてくださいね。 フジノ自身も毎晩チラシを配っていて 身をもって理解していますが けっこう夜道は暗くて足元が不安定です。 特に女性の方々は、ご近所であっても暗い夜道を チラシのポスティングをしてくださるのはオススメできません。 くりかえしになりますが まずは危険な目にあわないように気をつけて下さいね。 あなたに何かがあったら僕は悲しくてたまりませんから。 ● 腐った政治家 今日、ある人から こういう信じられない提案をされました。 「票をバーター交換しよう。 県議会選挙で票をまとめてこちらに入れてくれたら あなたの選挙の時には こちらの組織の票を入れてあげますから」 信じられますか? その場で僕は怒って、話をうちきりました。 ふざけんな、バーカ! こういう腐った人々がいるんです。 こういう腐りきった政治家がこのまちにはいるんです。 今回だけは大目に見て、実名は出しません。 だけど、会話を僕は録音してありますから。 なんかあったらいつでも実名を出しますからね。 こういう腐りきった政治活動をしている政治家は いっこくも早く引退しろ。 恥を知れ。 ----------------------------------------------- 僕はくだらない政治組織に魂を売りません。 僕はこういう腐ったヤツらを追い出すためにここにいます。 僕は一切の取引をしません。 僕はあくまでも、自分の考えが一致した人だけに 応援をしてほしいと考えています。 ● 『僕はこうしたい!』少しずつ載せてます 僕が考えていること・こうしたいことを 少しずつ『僕の提案』コーナーに載せています。 どうぞごらんくださいね。 ではでは。 |
2003年3月13日(木)のフジノ |
● お願い ものごとが僕の嫌いな方向に流れています。 お願いがあります。 <僕の実家の近所に住んでいる方々へ> どうかフジノの家族に 「親なんだから応援してあげなね」 とか 「近所の人を集めてあげなきゃ」 とか言うのはやめてください。 本当にお願いです。やめてください。 (理由1) 家族は家族であって、『僕』ではありません 僕は僕個人の意思でこの活動をしています。 家族には家族1人1人の生き方や考え方があります。 肉親だから、というのは 僕の政策とは全く関係がありません。 学校が同じだったからといって 昔からの友達だからといって 僕を応援しないでください、とこれまでくりかえしてきました。 最近になって僕のことを知った方は無理もありませんが 僕は同級生だからとか親戚だからとか そういう理由で応援されるのは 恥ずかしいことだとこころの底から信じています。 僕の考え方に近い人だけが僕を応援すればいい。 別の人の考え方に近い人は別の方を応援してほしい。 いずれにしても、自分の頭で考えない人はお断りです。 自分のこころでしっかりと物事をみつめない人の応援は 僕は必要ありません。 政治だけじゃなくて、人生のすべてについて思います。 自分の頭で考えて、 自分のこころで感じて、そして行動すること。 これが自立した個人として大切なことなのだと僕は思います。 だから、お願いです。 近所に住んでいるからとか、 そういうだけの理由で応援しないで下さい。 政治とは、政策が本当にあなたの生き方にあっている場合に 初めてその政策をとなえている人を支持するべきです。 お願いします。 僕の家族にいろいろ言わないで下さい。 とても困っています。 今回の活動に、僕は家族をまきこむつもりはありません。 家族がいなくても僕には厚い友情でつながっている 仲間たちがいます。 「家族なんだから応援しろ」とかけしかけないで下さい。 それは僕が1番イヤなことです。お願いします。やめてください。 (理由2) 僕の母は体を壊しています こんなところで公言するのはイヤなのですが やめてほしい理由のもう1つはこれです。 母は僕が幼い頃からずっと体が弱くて しかし、とても健康を害しているのに明るくふるまう人でした。 他人想いで自分のことをかえりみない優しさをもつ そういう女性です。 フジノの以前からのHPを読んでくれている 長い読者の方はご存知のとおりですが、 昨年から母はずっと体調が悪くて、僕は切実に心配しています。 しかし、今も母はきっとまわりにはそんな姿を見せないで 笑顔を他人にふりまきながらパートに出ているのでしょう。 まわりの人には体調が悪いとは見えないはず。 でも、僕の母親は切実に体が悪いのです。 どうか「応援しろ」とかけしかけないでください。 母は僕の母親である以前に、1人の人間です。 どうか、彼女の人生をそっとしておいてください。 僕は母親に応援してほしいなんて これっぽっちも思っていません。 そんなことよりも 1秒でも長く元気でいてもらえることの方が大切です。 どうか政治というお祭り騒ぎにのみこまれて 他人のプライバシーを傷つけていることに気づいてください。 僕はもうすぐ三十路になる成人した社会人です。 家族は僕ではなく、僕の意思決定に家族は関係ありません。 僕は家族の一員として 家族を守るのが義務です。 もしそれが果たせなくなったと感じたときには この政治活動もやめます。 何十回も繰り返し書きますけれど 僕の応援は僕の考え方があなたに合うと思う人だけが すればいいことなのです。 クラスが同じだったとか 学校が同じだったとか 地元が一緒だとかそういう理由では 僕は応援されたくありません。どうか理解してください。 そういう理由で応援するというのは 古い政治を、悪い政治を、いつまでも続けることです。 僕の考え方に共鳴した人だけが 僕を応援すればいいのです。 理解してください。お願いします。 ● もう1つ、お願い どうか他の政治活動をしている人々を 「敵だ」とかいうのをやめてください。 敵ではありません。 政治活動というのはあくまでも あなたと僕のこのまちの今後を決めていくための 1つの手段です。 あくまでも、お互いの主義や政策を説明して それに共感する人が自分のかわりとして議会で物事を決める。 それだけのことなんです。 どうか、せまい視野で物事を見ないで下さい。 選挙戦、という言葉が僕は大嫌いです。 戦いでは無いからです。 ある主張があなたにとってマッチするかどうか、 あなたが明日もハッピーでいられるかどうかを決めるための 日ごろサラリーマンだったり子育てで忙しいあなたのかわりに 考え方が近い人間が税金の使い道を決めたりする、 そのための儀式なのです。 僕以外の人々は別に僕にとって敵じゃないし、 どうかそんなふうに他人のことを悪く思うのはやめてください。 僕の後輩に僕の悪口を吹き込むのもやめてください。 それは僕に直接言えば言いだけのことです。 今日はいろいろ書きましたが これが僕の政治姿勢の1つです。 この考え方についていけない方は どうぞ応援をやめてください。ここも読まないで下さい。 ではでは。 |
2003年3月12日(水)のフジノ |
● ついに警察のお世話になるかな 今日の17時頃、かばんに入れてたケイタイが鳴っていました。 僕は今、電話を3本持っているんですね。 1つが政治活動用のPHS、 1つが『ホッとライン』用のPHS、 そして最後が特別な、プライベート用のケイタイです。 このケイタイはわずか数名の人しか知らないし、 きわめて個人的な間柄の人だけの電話番号なので 大急ぎでかばんから取り出そうとしました。 家族に何かがあったのかと思ったのです。 急いでとったのですが、 その時にはもう留守番電話に切り替わりかけていました。 とりあえず「エイ!」と電話を切って、 すぐにかけなおすことに決めました。 小走りに職場のリフレッシュルームに向かいながら ケイタイの画面を見てみると 着信した番号は、046(824)55●●。 横須賀だ...。 やっぱり家族に何かあったのかも。 病院から電話なのかもしれない! 急いでリフレッシュルームにかけこんで その番号にかけなおしました。 ドキドキ...。 電話に出たのはダミ声の男性でした。 「はい、横須賀警察署です」 藤野 「...は? 横須賀警察署なんですか?」 警察 「そうですよ。横須賀警察。何か御用ですか」 藤野 「いや、たったいまそちらからお電話いただいたんですけど とる前に切れちゃって...。 それでかけ直したんですけれども。 あの、僕はフジノです。 用件は何ですか?」 警察 「ああ、わざわざ電話してもらって悪いんだけど この電話はぜんぶの共通の番号なんだよね。 直通じゃないんだよ。 あなたさ、うちの誰から電話か分かる?」 藤野 「いや、話す前に切れちゃったんで」 警察 「なんかこころあたりある?横須賀署に用事がある?」 職場のリフレッシュルームは人がいっぱいで 「僕は政治活動をしてるんで、そのせいですかね〜」とは とても答えられませんでした。 藤野 「いやあ、こころあたりは無いですね〜」 警察 「まあ、用事があればまたこちらからかけますから」 藤野 「そうですね。待ってます」 警察 「では、失礼します」 藤野 「はい、失礼します」 --------------------------------------------- 何故、横須賀警察署が このプライベートなケイタイの番号を知っているのだろう。 そういえば、選挙管理委員会の方にだけは 緊急用に連絡もらえるようにこの番号を教えました。 そこから警察へ流れたのでしょうか...。 いずれにしても、横須賀署の誰かが 僕と話をしたかったということなんですね。 このHPが警察的に問題があると感じたのか、 あるいは僕の活動に問題があると判断したのか、 今の段階では何も分かりませんけれど、ついに警察出動ですね。 明日からが楽しみです。 警告とか受けるのかな(笑)。 このもようもすべてここでお知らせしますね。 新人に対して警察はとても厳しいから気をつけるように といろいろな人からアドバイスを受けてきましたが 本当にそうなのかもしれませんね。 こうご期待! それはそうと、僕のプライバシーはもう無いんだね。 教えてもいない番号が警察にも知られている。 またケイタイを買いかえないといけないなあ。やれやれ。 |
2003年3月10日(月)のフジノ |
● 何も気にしなくていいんだよ フジノのことを応援してくれる人たちが 政治的なことがあるたびに報告をしてくれる。 「フジノは共産党出身というウワサが流れてるよ」 「今日はAという自民党のヤツがうちに電話してきたんだよ」 落ちついて。 だいじょうぶだよ。 あせらなくていいんだ。 フジノのことをデマを流すヤツがいるとしても 他の人が電話をかけまくって支持をうったえているとしても 心配なんてしなくていい。 だいじょうぶだよ。このままでいいんだ。 僕はやり方を変えない。 僕は信念を曲げない。 僕は絶対に逃げない。 そして、僕は信じている正しい道だけを歩く。 胸をはって、自分の在り方に誇りを持ちながら。 ---------------------------------------------- 僕は共産党出身じゃない。 でもそんなデマが流れたってかまいやしない。 言わせたいヤツには言わせておけばいいんだよ。 僕は自民党の誰かさんみたいに ある業界団体の理事だとかいって支持を求める電話なんかしない。 そんな権威をふりかざすのはまっぴらごめんだ。 僕はこのまちに暮らしている人を信じている。 このまちの人はデマに惑わされるような人たちじゃない。 このまちの人は組織や権威におびえる人たちばかりじゃない。 デマを流してる人たちは悲しい小者だ。 権威をかさにきてる人はからっぽのむなしいヤツだ。 そんなヤツらのことに あなたの大切な人生の時間を費やしてはいけない。 たった1度きりの人生を 1秒たりとも無意味なことにつかっちゃいけない。 大切な人生は、あなたとあなたの大切な人をハッピーにする、 そのためだけにつかわなくちゃいけないんだよ。 ● 僕たちの在り方に誇りを持ってるよ みんな、何にも浮き足だつ必要はないんだよ。 政治屋のプロたちはいろいろなことをしているだろう。 だけど何も気にすることなんてない。 僕たちはプロじゃない。 ただのアマチュアだ。 僕たちは政治屋じゃない。 叶えたい想いがあるから政治という手段がほしいだけだ。 だから、怯える必要なんて何もないんだよ。 寒空の下でチラシを配っているあなたの姿はカッコいい。 車椅子の人の声に静かに耳を傾けてるあなたはカッコいい。 一円の得にもならないのに汗を流してるみんな。 サイコーにカッコいいと思う。 最後まで僕たちはカッコいく生きていこうよ。 僕の信念はまったくぐらついていない。 どんなデマにも負けないし、 くだらない権威にもおびえやしない。 他人のウワサや動向なんて、僕は気にならない。 ただつきすすむだけだよ。 だから、僕を信じて。 そしてどこまでも一緒に歩いていこう。 |
2003年3月9日(日)のフジノ |
● 初の汐入 メガフォンを持ってYデッキにいくと 下では僕の大嫌いな(笑) 『開国祭』のイベントが行われていました。 『開国祭』が好きじゃない理由は そんなことにお金を遣わないでほしいからです。 それに『本当の開国』はただのイベントなんかではなくて あなたや僕たち1人1人が 自分の頭で考えて こころで感じて そして行動した時だからです。 とはいえ、すなおにお祭りを楽しんでいる人を 邪魔するつもりもないので フジノと井上さんは汐入へと移動しました。 もちろん歩きです。 巨大なメガフォンを持つフジノ、 物干し竿のようなのぼりを井上さん。 きっとまわりからは物珍しいヤツらだと思われたでしょうね〜。 でも、汐入に移動したおかげで 僕たちはものすごくハッピーな気持ちになれたのでした! ● すがすがしい気持ちになれたとても寒い夕方 どんなふうに僕たちがハッピーな気持ちになれたのか それをとてもよく表現してくださっている 井上さんの文章を フジノ掲示板からここに引用しますね。 > 昨日は初の汐入での演説で > チラシ配りをさせて頂きました。 > 結果、受け取ってくださる方が非常に好意的で、 > 足早に過ぎ去ろうとしてる人もすかぽちの演説を耳にして、 > わざわざ引き返してチラシを受け取りに来てくれたり、 > 若いカップルの彼氏の方が > 「ごくろうさま。がんばってください」と、 > 励ましの言葉をくれたり、 > 本当にすがすがしい気持ちになりました。 > (毎回街頭演説に登場する敵キャラ(?)は > 米人のお子様ぐらいで、 > 目の前をマウンテンバイクで走り去る途中、 > 軽く中指を立てられました。とほほ) > また、今日は > Yデッキではあまり出会わなかった > 身体に障がいのある方も多数おられて、 > ある方はチラシを渡そうとしたら片方の手首が無くて、 > それでも反対側の手で > しっかり受け取って下さって、 > ちょっと目頭が熱くなってしまいました。 > 他にも盲導犬を連れた方(とそのサポートの方)や > 車椅子の方など、皆さん喜んで受け取って下さり、 > 充実感に満ちた、本当に嬉しい一日でした。 まさにこのとおりだったんです! (僕もアメリカ人のこどもに中指たてられました。やれやれ) ● 寒くても暖かく 外はものすごく寒かったんです。 横須賀プリンスホテルのビル風はすさまじくて 天気はいいのにとても寒くて寒くて凍えてしまいそうでした。 冷え切って手が固まってしまって フジノはマイクを握ったままの形で指がひらかず 決して弱音を吐かない井上さんも きっと足元から全身ぜんぶ冷え切っていたと思います。 だけど、僕のこころは暖かかったです。 燃えるとかそういうのじゃなくて、違うんです。 やさしい、暖かい気持ちになれました。 たくさんのこどもたち、 通り過ぎたのにお母さんに言われて走って戻ってきて チラシを受け取ってお母さんに渡す姿を見たり、 やさしい気持ちになる光景が 目の前で何回も起こりました。 いつもは鋭い批判を投げかける僕のメガフォンも こどもたちに語りかけるような やさしい想いでおだやかに響きました。 とおりがかった人たちは 誰もが耳を傾けてくれました。 おばあさんが僕のことを 「あの坊やが政治家をめざしているの? どろどろした世界だし、何をしても変わらないかもしれないけど がんばってね」 と言ってくれたりしました。 80代くらいの方にとってはもうすぐ三十路の僕も ぜんぜん坊やなんでしょうね〜(笑) 若いカップル、ジャージを着た部活帰りの学生たち、 買い物帰りのご夫婦、車椅子の方、つえをついて歩いてる方、 男性も女性も若い人も年齢が上の人も みんなして好意的でした。 ● ふっきれたすがすがしい気持ち いつも誰かしら文句を言ってくる人がいるから フジノのメガフォンは うねりをあげて闘いのような感じが多くて 観ている人たちはそのフジノの雰囲気に圧倒されて 立ち止まってることもよくあるのですね。 だけど、何もかもが違いました。 静かに想いを伝える、 静かに想いを受けとめる、 確かにこの交流ができているという実感がある、 不思議な数時間の出来事でした。 寒い中、聞いてくれていた方、 本当にありがとうございます。 凍える寒さの中、一緒にずっといてくれたマキシヴィ(元23)さん、 本当にありがとうございました。 どうか僕たちの目の前を歩いていった たくさんのこどもたちが ずうっとずっとハッピーでいられますように。 そしてそのために僕は いつも全力を尽くして生きられますように。 |