まちの政治家は、こんなことしてます |
2006年12月19日(火)のフジノ | ||
● 昨日の「自殺対策連絡協議会」が報道されました 昨日行なわれた「横須賀市自殺対策連絡協議会」について 神奈川新聞と毎日新聞がそれぞれ報道してくれました。 (毎日新聞2006年12月19日付け朝刊) (神奈川新聞2006年12月19日) 2つの新聞社ともに 『ベタ記事』(その日にあった行事とかをただ書く記事)としてではなく、 自殺対策連絡協議会については、 数ヶ月以上前から追いかけ続けてくれています。 そういうマスメディアの姿勢は、とても素晴らしいと思います。 時に行政の尻を叩きながら、時に行政の応援団となってくれながら、 結果としてペンの持つ力がこのまちを良くしていく。 メディアと政治・行政との緊張関係はいつも必要ですが 同時に、この世界にあふれる問題を一緒に乗り越えていくパートナーなのだ、と そんな風にフジノはマスメディアの持つ力を信じています。 ● 市民病院改革もストップしません! 昨日、実は自殺対策連絡協議会とほぼ同じ時間帯に 『市立病院運営委員会』も開催されていました。 フジノはまず市民病院改革の会議を途中まで傍聴して、 それを途中で抜けてから自殺対策連絡協議会に向かいました。 市民病院の向かう方向性は かなり見えてきたと思います。 経営健全化計画をつくるのでも大変です。 けれども、もっと大切でもっと大変なのは 計画を実行に移していくことです。 どうか市民病院の改革をみなさま応援してください。 市民病院と病院管理部の 改革への熱意を信頼してください。 より良い病院へと必ず変わっていくはずです。 信頼され、愛されて、選ばれる病院をめざしていくのです。 その為には、市民のみなさまの応援が必要です。 市民病院の院長をはじめ、病院管理部長、経営改革担当課長、看護部長、など 本気でがんばろうとしている人々を市民のみなさまが応援してあげて下さい。 どうかよろしくお願いします! ● カフェトーク(昼バージョン)が今年ラストの回でした 詳しくはまた別にレポートしますが 今日はカフェトークでした。お昼バージョンは今日が今年最後の回でした。 それにしても今日もすごく勉強になる、 とても良い集まりでした。 参加して下さる市民の方に フジノは勉強させてもらっているなあ。 2回前のカフェトークの時に話題になったことを さっそくこのHPに反映させたのですが その画面を見てもらいながら、 どういう情報があればリアルに役立つのか、 どういう見せ方がアクセスしやすいのか、 いろいろなご意見をいただきました。 本当に困っている人の 為になるHPにしていかなければいけないですね。 今日のメインテーマは、『家族』『食育』などなど。 もっと時間が無限にあったら 本当にもっといろいろなことを意見交換できるのになあ。 残念。 今日も参加して下さったみなさま、ありがとうございました。 今後の政策にみなさまとの議論を 必ず反映させていきます。 どうぞ良いお年を...。 --------------------------------------------------- といいつつ、カフェトーク夜バージョンは まだもう1回、年内に行ないます。 お時間があれば、ぜひみなさまお越しくださいね。 |
2006年12月18日(月)のフジノ |
● 第1回「自殺対策連絡協議会」が行なわれました 今日は政治家フジノにとって 3年越しの提案がついに実現した日でした。 あらゆる分野の方々が連携して総合的に自殺予防対策を行なう為の ネットワーク組織がついに立ち上がりました。 『横須賀市 自殺対策連絡協議会』 です! まず何よりも感謝の気持ちを申し上げたいです。 誰よりもまず自殺予防対策の必要性を 行政のトップとして理解して決断をしてくれた蒲谷市長に対してです。 フジノが初めてこの提案をしたのは まだ沢田前市長だった3年前のことでした。 しかし、沢田市長時代には ネットワーク構築には否定的でした。 ところで今年6月の自殺対策基本法成立に伴って 都道府県・政令指定都市に対しては 「この協議会をつくるべし」との通知が出ました。 けれども、県でも政令市でもない横須賀市があえて この協議会を設置することにしたのは 蒲谷市長の『政治的決断』なのです。ありがとうございます。 また、フジノがこころから信頼する保健所・精神保健福祉班の 現場の担当者の方々にも強く感謝しています。 日々の精神保健福祉活動の忙しい中をぬって あらゆる事務作業に尽力して下さって、本当にありがとうございました。 そして、自殺予防対策が社会問題化する以前から 横須賀市の自殺問題をずっと継続して追い続けてくれている 神奈川新聞と毎日新聞の記者の方々には こころから感謝しています。本当にありがとうございます。 最後に、この協議会にメンバーとして就任してくれた 15人の方々にもお礼を申し上げます。 多くの方々のおかげで 政治家フジノの想いがまた1つ実現しました。 このまちの自殺を減らしていくために 限りなく自殺ゼロのまちへと突き進んでいく為にも 『実効性のある対策』『具体的な成果』を生みだす存在へと 協議会が育っていくことを強く願っています。 ● このままでは不十分だ、実効性が低い さて、ねぎらいと感謝の言葉は これで終わり。 ここからは、目的を果たすことだけに忠実に意見を述べます。 協議会という『形』を作ることは ただの『手段』です。 自殺を減らす・ゼロにするという『目的』を実現しなければ 協議会を作っても何の意味もありません。 目的を実現することだけが 本当に必要なことです。 --------------------------------------------------- さて、第1回目の集まりは顔合わせで終わり、で 行政的には「しかたがない」のかもしれません。 けれども、フジノは今回の協議会の内容に 多くの不満が強く残りました。 (1)年2回の会合だけでいったい何が実現できるのか? 今後の開催は、年2回の予定だそうです。 今日の会議はわずか2時間で終わりました。 この先、毎年たった4時間の話し合いで いったい何が具体的に実現できるのでしょうか。 1日に約90人もの方々が この国では自殺に追い込まれています。 それを1年間に4時間の協議会で 本気で自殺を減らす活動をやっていけるというのでしょうか。 少なくとも2〜3ヶ月に1回は集まって 具体的に「やるべきこと」を話し合っていくべきです。 「会議は2時間が人間の集中力の限界」(某委員の発言)だなどとは 言わずに、何時間であっても成すべきことは話し合うべきです! 開催頻度の見直しを行なうべきです! なんと第2回目の開催は 来年の5月だそうです。遅すぎる...。 (2)メンバーの間に熱意の温度差がありすぎる! 15人のメンバー(プラス3名のオブザーバー)の間で あまりにも熱意に差があって驚きました。 自殺は個人の身勝手な死ではなく、 本当ならば防ぐことのできる社会的な問題であること、 その為には従来の精神医学的なアプローチだけではもはやダメで あらゆる分野の方々でネットワークをつくって 総合的に対応していくことが必要なのです。 この基本的な大原則を理解してくれているメンバーと そうではないメンバーとがハッキリと分かれてしまいました。 もちろんメンバーに就任してもらう為に 現場の担当者の方々は大変苦労をされたと思います。 しかし、この熱意の「差」を埋めなければ 今後の総合的な連携を取ることができなくなってしまいます。 フジノが安心して「この人ならば大丈夫!」と感じられる人は 残念ながら今の段階ではまだ半分くらいしか居ません。 だから、フジノ自身もどんどん協議会メンバーの方々に 個人的に情報提供を行なったり、 その方々の役割の重要性について 理解していただけるように説明をしていきたいと思います。 協議会のメンバーそれぞれが自分たちのできることに気づいて それらがネットワークとして機能を発揮した時には 必ずこのまちの自殺は減らすことができるはずです。 だから、何よりもこの熱意の差を 埋めていく努力をしなければいけません。 (3)メンバー構成が完全ではない 15名の協議会メンバーは 今日初めて正式に発表されました。 だから、フジノは誰がメンバーになるのかを 今日まで全く知ることができませんでした。 今回の協議会では、神奈川県警の3署(横須賀・田浦・浦賀)は あくまでもオブザーバーとしての参加となりました。 正式なメンバーでは無いのです。 オブザーバー扱いとなった背景はうかがいましたが 警察の協力なしに自殺予防対策を進めることはムリです。 3署の方々には「ぜひ正式メンバーになってください」と フジノからもお願いをしましたが、 改めてお願いにあがりたいと思います。 また、本市の協議会メンバーの中には 報道機関が入っていません。 下の図は、国が示している 連携のイメージ図です(自殺予防総合対策センターHPより抜粋)。 メディアの持つパワーについては 連鎖自殺を増やすマイナスの破壊力もあれば 自殺を減らすことのできる強いプラスの影響力もあります。 協議会の終了後に記者クラブを訪れて 改めて自殺予防対策におけるメディアの重要性について 複数の方々とお話ししました。 やっぱりメディアは自殺予防対策においても 本当に重要な存在なのです。 10月に本市で起こった少年の自殺に際しても 地元記者クラブのみなさんは、横須賀市の要請に対して きちんと配慮をしてくれました。 (一方、全国的なテレビマスコミは最低な対応でした) こうした記者クラブ(報道機関)にも ぜひともネットワークの輪の中に入ってもらって 連携して活動してもらう必要を強く感じます。 市から正式な要請があればメンバーになることも不可能ではない、 という感触を(非公式ですが)記者クラブからは受けています。 ぜひ要請してほしいと思います。 (4)やはり当事者である自死遺族もメンバーに必要だ 今回の15名のメンバーの中には 自殺による悲しい別れを経験している方々が 数名だけ、実際にいました。 当事者の声が無ければ、対策はできません。 遺族ケアは最重要課題の1つなのに 当事者のリアルな声が無ければ、実効性ある対策はできません。 すでに蒲谷市長も 「遺族をメンバーとすべきだ」というフジノの一般質問に対して 何らかの団体がもし設立されたならば メンバーとしての参加を検討する旨の答弁をしています。 それを受けて、2人の自死遺族の方から 「それならば、団体を作りましょう」という声を頂きました。 その想いには強く感激しましたし、感謝でいっぱいです。 でも、協議会の為に「遺族のわかちあいの会」を 作るなんてことは間違っているのです。 それは、わかちあいの場ではありません。 協議会に参加する為に団体を作る、ということは 政治家としてだけではなく精神保健福祉士でもあるフジノにとっては 絶対に間違った方向性だと思います。 そんな風に遺族の方々を追い込まない為にも 協議会は積極的に自死遺族の方々の声に耳を傾けるべきです。 最も良いのはメンバーを公募することですが、 次善の策としては、参考人としてお話をうかがう機会を作ることも 積極的に行なっていくべきだと思います。 今回、協議会のメンバーは20名が定員です。 現在の15名に以下のメンバーを加えれば、 神奈川県警3署から=3名 報道機関から=1名 遺族から=1名 これでちょうど20名となります。 ぜひメンバーの在り方も柔軟に対応してほしいと 強く願っています。 ● これからもフジノはずっと絶対に見届けていく 第1回目を傍聴し終えて感じたことを 少しだけ書きました。 他の都道府県の協議会での失敗事例を 横須賀市だけは繰り返さない、と意気込んできましたが なかなか最初から全て順調にはいかないものです。 けれども、必ず良い方向に向かいます。 横須賀市は必ず自殺を減らすことができます。 今回、初回ながら早くも協議会の具体的な成果が2つありました。 第1に、あらゆる相談連絡先を分かりやすくリスト化した小冊子を作る。 第2に、遺族のリアルな声を知る為の講演会を来年度開催する。 これらはネットワークとか連携の成果ではなくて あくまでも保健所・精神保健福祉班(事務局ですね)の成果です。 でも、とにかく第1回目から 具体的な成果物を出そうという意気込みが確かにありました。 こうやって、がんばっている人々が 確かにこのまちには居るのです。 市役所の職員にも本気で自殺を減らしたいという人々が たくさん存在しています。 本気の人と本気の人とが連携していけば 必ず良い成果が出るはずです。 フジノはこのまちを信じています。 絶対にこのまちは変わります。 だから、どうか市民のみなさまに しっかりと見守っていただきたいのです。 今回だってこうして協議会について批判を書けば、 「協議会を攻撃するのか」 「職員のやる気をそぐな」という 的外れな誹謗中傷を フジノに対して行なってくる人が必ず存在します。 実際に今までも誤解にもとづく攻撃を 市役所内からもたくさん受けてきました。 「現場の仕事をこれ以上、増やすな」 「フジノさんのやり方だけが正しいのか」 「1期で辞めるかもしれない政治家の提案なんて聞けるか」 こんなことを実際に言われてきました。 けれども、それは大きな誤解なのです。 本当は救うことができる命があるのに それを救わないとすれば、何の為のネットワークですか。 本当はもっと死なないで済む人々を ネットワークによる連携によって救うことができるはずなのに 今この瞬間も待ったなしの状況なのに それがうまく機能しないのは絶対にイヤなのです。 おとといも先週もこのまちで実際に自殺がありました。 決して遠い話ではなく、身近で実際に起こっているのです。 そして、それは救うことができたかもしれない命なのです。 協議会をうまく機能させてこのまちから自殺を減らしていく為に 当然、最後までフジノは全力を尽くします。 けれどもどうか市民のみなさまも こういった活動を あなた自身の問題として強い関心を持って下さい。 自殺対策連絡協議会の活動を 厳しくかつ温かく見守ってください。 どんどん意見を出して下さい。 それがこのまちから自殺を減らすことにつながるのです。 WHOは「自殺は防ぐことができる死」だとずっと前から言っています。 だから、おれをこきつかってください。 自殺を防ぐ為にできることは全てやります。 その為に僕は今この瞬間も生きているのですから。 |
2006年12月17日(日)のフジノ | ||
● 地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会・定例会! 今日は、『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の 第2回定例会を東京・新宿にて行ないました。 地方議会は年4回(3・6・9・12月)行なわれるのですが フジノたち『有志の会』も少なくとも年4回以上集まることにしています。 各市町村の議会が終わるごとに集合して メンバーがそれぞれの議会で『自殺予防対策』について 一般質問や委員会質問でどのような成果が得られたかなどの報告や さまざまな意見交換を行ないます。 今日は16時から19時すぎまで あっという間の3時間でした。時間が足りません! それぞれの地方議員が抱えている 自殺予防対策についての行政側の対応の問題点などは とてもよく似ています。 メンバーのみんなで情報を共有したり、 アドバイスをお互いにしあったり、 意見交換をしたり、 徹底的に議論をしていくことで、 ものすごく大きな発見や今後の展開が見えてくるのですね。
今回も本当に勉強になりました。ちょっとだけ例を挙げると... ・佐藤わか子さん(仙台市議会議員) 市民の方が遺族のわかちあいの会をたちあげるのを 全面バックアップして設立に成功。 月1回の会合には自死遺族の方々が 毎回20〜30名も参加しているとのこと。 (フジノ注:これは全国的に見ても例が無い、大成功例です) ・江口友子さん(平塚市議会議員) 自殺の大きな原因の1つである多重債務問題について 実際に多重債務を抱える方々のサポートを 現場を熟知しているあらゆる機関が ネットワーク化して対応することを一般質問を通じて提案、 前向きな答弁を行政側からゲット。 フジノからは 「ついに明日18日に自殺対策連絡協議会が開かれます!」と 報告することができました。 その他にもたくさんあるのですが、キリが無いので 割愛させていただきます。すみません。 それにしても、これまでは総会も定例会も 会場を東京で開催してきたのですが 関東方面以外のメンバーの方々には参加しづらかったと思います。 それでも熱心なメンバーの方々が遠方から 東京まで来て下さって、とても活発な意見交換ができています。 前回は、京都府・大山崎町議会の山本芳弘議員が来てくれました。 今回は、宮城県・仙台市議会の佐藤わか子議員が来てくれました。 本当にありがとうございます。 これからは必ず東京以外でも 定例会・総会を開催していきたいと思います! 参加してくれたメンバーのみなさん、ありがとうございました。 参加できなかったメンバーのみなさんにも 必ずML(メーリングリスト)を通じて報告しますね。 地域の自殺予防対策を進めていくために これからもみんなでがんばっていきましょう! ------------------------------------------------- ご報告が遅れましたが、 NPO法人自殺対策支援センターライフリンクにお願いしていた 事務委託は10月末をもって解消いたしました。 現在は、メンバーを地方議員に限定して活動を行なっています。 詳しくは今後またお伝えできると思うのですが 「参加したい」という地方議員・元議員の方々をメンバーとして 一緒に活動していかれるように募集をしていきたいと思っています。 参加したいという方はぜひご連絡ください。 よろしくお願いします。 ● このまちをおもしろくしたい同志との語りあい 自殺対策地方議員有志の会の定例会の為に 新宿へ向けて出発する前に 『民意が市政に生かされることを願う会』(略称・願う会)の 代表の野村たかひろさんと久しぶりに電話で話しました。 願う会とは、美術館建設見直し活動を一緒に全力で行なった 気合いの入った熱い方々の集まりです。 フジノはとても信頼しています。 代表の野村さんとは、初めて出会ってから もう3年半以上にわたって このまちの現状と未来について真夜中すぎまで ファミレスや自宅で何度も何度も何度も語り合ってきました。 ここしばらくお互いに忙しくて会話すらできなかったのですが、 久しぶりに電話で話したら、止まらなくなってしまって、 結局、夜に再会することになりました。 新宿から21時に横須賀に戻って すぐに待ち合わせて フジノのとても大切な場所、『かねよ食堂』へ。 密会です(笑)。 このまちをもっとおもしろくする為のいろいろなアイディアを 徹底的にひたすらに語りまくりました。 気づけばあっという間に0時半。 3時間半も過ぎていました。 もっとたくさん話したかったのですが とりあえず明日を考えておひらきに。 美術館建設見直し活動をはじめ、 長井海の手公園問題、 市民が選ぶ新しい市長選挙などをくりひろげてきた 『民意が市政に生かされることを願う会』。 まだまだ闘いは続きます。 おもしろくなるぞ! |
2006年12月16日(土)のフジノ |
● 励ましのメールをたくさんありがとうございました 今日、無事におふくろが退院することができました。 予定よりは何日か遅れたのですが それでも退院できて良かったです。 おふくろの入院していた病院とフジノ事務所が近いということもあって 何があってもすぐに行かれるように 入院期間中の政治家としての仕事は 事務仕事だけに可能な限りはさせてもらいました。 --------------------------------------------------- それにしても、今回のおふくろの入院で 政治家フジノがテーマにしている市民病院改革について 改めて実体験を持って「もっと改革を進めなければ」と実感しました。 最近では『病診連携』というキーワードが 大はやりなんです。 総合病院にすぐにはかからないで もよりのかかりつけ診療所でまず診てもらう。 そして、具合が悪ければ診療所に紹介状を書いてもらってから 総合病院にかかる。 こういう連係プレーで 診療所も総合病院も良い形で回っていく、というのが 『病(院)診(療所)連携』ということなのです。 おふくろもこの『病診連携』のしくみに従っていた訳です。 しかし、おふくろの場合、総合病院に入院後、 明らかに診療所の診断ミスがあったことが分かりました。 救急車で総合病院に運ばれて いくつかの検査の結果、全く違う診断が出ました。 クスリも診療所が出していたものとは違うものが出されました。 厚生労働省は「もよりの診療所をもっと使え」と言いますが 診療所のレベルはそんなに高いでしょうか? 開業医はオールマイティーではありません。 紹介状を書いてもらったりしている間に 総合病院で専門医に診てもらったならば すぐに治療が終わるのに、ということも 実際にはたくさんあるとフジノは感じています。 僕のおやじは意識不明のまま、 寝たきり植物状態が2年間にわたって続いていますが おやじの時にも最初に通っていた診療所の診断が間違っていました。 後からドクターにお詫びを言われましたが 命の問題は謝られてもどうなる問題ではありません。 病診連携、言葉として理念としては 確かに正しいのでしょうが 現実(リアル)面で本当にそれが機能していると言えるのか。 もう1回、見直したいと考えています。 ------------------------------------------------ ともかく、このHPを見てくれている たくさんの方々から励ましのメールを頂きました。 本当にありがとうございます。 そんな励ましのおかげで つらい時でも政治家として活動に力を注ぐことができました。 ありがとうございました。 ● ネコも復活 フジノが高2から飼っている大切なネコがいるのですが、 15才になるこのネコは、おふくろが大好きなのです。 この2年くらい体調を崩しがちなおふくろが 入院してしまって家をあけることがあると ネコも餌を食べれなくなってしまうのですね。 おふくろがいなくなって2日目には もうそのことにハッキリと気がついて 断食状態になってしまいます。 そんなネコもまた、おふくろの退院のおかげで 姿を見るなり元気を取り戻しました。 よかった、よかった。 大好きなネコよ、おまえも長生きしろよ! |
2006年12月13日(水)のフジノ |
● あらら... 今日は、障がいのあるお子さんを持つ 親御さん(約10名ほど)にお話をうかがう機会がありました。 その中の1人に、 「フジノさんはインターネットを見ると 原子力空母反対のことばかりが載っていて 障がいのことについてはあまり熱心じゃないのですね?」 と、言われてしまいました。 どひゃー、大ショックです。 こんなにも障がいのある方々の福祉の向上に 政治家として全力を注いできたのに ぜんぜん伝わっていないのですね...。 竹中ナミねぇ、アサノ知事にこのまちに来てもらって 講演してもらったのをはじめとして 親亡き後も安心できるように 成年後見制度の周知を提案し続けてきたし もう数えられないくらいにあらゆる提案・議論を繰り広げてきました。 障害者自立支援法については まだ名前が『障害者自立支援給付法案』だった段階から 反対をし続けてきましたし いや、グランドデザインを作る前の 厚生労働省の審議会にも傍聴に通い続けてきました。 市の職員さんよりも早く政府の情報をゲットして 常に市議会の中で議論をリードしてきたはずなのになあ。 福祉を扱う民生常任委員会に 3年間も連続で所属しつづけてきたのも 障がいのある方々の福祉の向上をめざしてのことです。 今年、教育経済常任委員会に移ってからも 障がいのあるこどもたちの教育について取り組んできました。 つい12月8日に終わった12月議会でも 軽度発達障がいについて 本会議でも委員会でも 徹底的に議論しまくったばかりでした。 それなのに、なあ...。 立候補以前から、障がいのある方々の福祉にかかわってきた フジノとしてはかなりショックな言葉でした。 うーん...。 --------------------------------------------------- そこで、事務所に戻ってから フジノHPを見てみました。 うーん、確かにそうかもしれません。 この活動日記コーナーでは 毎日のように障がいのことや障害者自立支援法との闘いを ずうっと書いてきています。 でも、特別な独立したコーナーとして 『障がい』について扱ってはいないのですね。 市長への一般質問であれ、 部長への委員会質問であれ、 あるいは厚生労働省や厚生労働大臣やら元副大臣に会って 障害者自立支援法の見直しを求めたことだとか 全てを1つのコーナーで読めるように ちょっとやり方を考えてみますね。 うーん、4年間あっても なかなかフジノの政策って伝わっていないんですね。 反省です。 |