まちの政治家は、こんなことしてます |
2006年2月18日(土)のフジノ |
● このまちの財政状況と現実をしっかり見つめてください 市議会議員選挙の1年前ということで いろいろな方々が「支援する」というメールをくれるのですが 申し訳ありませんが 今のフジノには全く関心ありません。 あらゆる誹謗中傷は覚悟の上で、 誰にも遠慮することなく 「正しい」と信じることを 「正しい」と主張し続けられる立場でいるために、 無所属のフジノは 最後まで無所属として 全ての申し出はお断りさせていただきます。 僕は絶対に誰にも媚びないし、 残りの任期を信念だけに忠実に 最後まで活動しつづていきます。 ● 新中央図書館計画はハコモノであり、 今のこのまちの財政の現状をしっかりと考えれば 延期は当然である。 このコーナーで先日そう書いたところ、 「新中央図書館をつくってほしい」という活動をしているグループの 市民の方から反論のメールをもらいました。 公務員を退職して 2年前から福祉関係の仕事をしているというその方は 「図書館は『福祉文化』だ」 「美術館には反対したが、図書館はハコモノではない」 という主旨のメールを送ってきました。 同じ福祉に携わる者として フジノは非常に悲しい気持ちになりました。 福祉の現場を知っていたら そういう意見は出てこないはずです。 さらに、美術館建設も図書館建設も ともに50億円以上もの税金が遣われるのです。 片方が良くて片方がダメ、なんていうのは ただその個人の『趣味』や『好き嫌い』の世界でしかありません。 財政問題にしっかりと目を向けようとしない その方の姿勢には失望と強い疑問を感じました。 「図書館が福祉文化だ」というのは 福祉業界のなんかエライ人が主張しているそうです。 けれども、まちがっています。 命が失われるかもしれない状況で 文化が優先されるのでしょうか。 また、文化はハコモノがあるから生まれるのではなく、 まちかどの何も無いところからでも生まれてくるのが文化です。 お役所がハコモノを作られなければ守られないような『文化』なら いずれにしても消えていくような『文化』だと思います。 お役所がつくるハコモノに頼るようなことは 文化に対する認識が弱く、文化の本質を見ていないと思います。 --------------------------------------------- 財政の話をします。 『福祉』という言葉から古い人々がすぐイメージするのが 生活保護だと思います。 例えば、この『生活保護』という福祉のたった1分野でさえ、 このまちでは現在62億6657万円もかかっています。 (平成17年度の生活保護費支給事業費) 福祉の世界では常識なのですが 『社会保障論』という科目の中で必ず教わることが 生活保護とは最後の最後のセーフティネットである、ということです。 本市はかなり厳しく生活保護の指導を行っています。 それでも『最後の命綱』として 63億円が必要なのです。 命を守るのが政治だと 当選以来ずうっと書き続けてきました。 3200億円も借金をしているのがこのまちです。 そこでさらに50億円もかけて 図書館を今あえて作る必然性がどこにありますか。 これ以上、借金を増やせないこのまちで 優先順位を考えれば、 同じ50億円ならばギリギリの暮らしを送っている方々を 守るためにこそ遣われるべきが税金の在り方です。 今日の暮らしをも無事に送れない人々が 図書館は福祉文化だから、と欲しがりますか? ギリギリのラインでなんとか生活をしている人々が どれほどたくさんいるか。 それを福祉関係の仕事をしていながら どうして理解できないのでしょうか。 そして、毎年さらに福祉関係の予算が増えないようにと 政府が厳しく厳しく締め付けているという事実に どうして目を向けないのでしょうか。 例えば、この4月から障がいのある方々は 応益負担といって、1割負担を強いられていきます。 そのせいで所得の少ない障がいのある方々は これまでは行くことができた病院に通うのをやめてしまったり、 これまでは受けられた福祉サービスを受けられなくなったりします。 (これを利用抑制といいます) 利用抑制によって、自殺する方も出るかもしれません。 (国会でも何度もこの点がとりあげられました) そんな悪法(障害者自立支援法)ができたのも 財政問題がスタートなのです。 そんな現状を何故見つめないのですか。 何故、美術館はダメで図書館なら良いのですか。 それは『甘え』です。 フジノを批判する前に あなたたちの世代がつくったこの財政赤字を反省して下さい。 人々はすぐに政治家の責任にしますが そんな政治家を生み出してきた上の世代に怒りを感じます。 団塊の世代とその上の世代には まともな政治家をきちんと選んでこなかった責任と バブル経済を生み出し 崩壊させた責任があります。 経営感覚も無い、将来をしっかり考える力も無い、 そんな政治家を選んできた、上の世代の方々。 あなたたちには、次世代に対して大きな責任があります。 そんな人々のツケを背負わされている僕たちの世代は、 巨額の借金を前にして、厳しい財政の中で、 必死に活動しているのですよ。 そういう自覚が無いままに 「図書館は文化だから作るべき」とか フジノを批判するどころか むしろこんな財政状況にしてしまったことを 上の世代として謝ってほしいくらいです。 こんな国にしておいて、 自分たちの欲しいものだけはハコモノではない、なんて 理不尽にもほどがあります。 目を覚ましてください。 どんな方々が何と言おうと ハコモノはハコモノであることに変わりはありません。 今回の蒲谷市長の 『新中央図書館建設の延期』の判断は完全に正しいです。 政治家としてフジノが この持論を曲げることは絶対にありません。 ● まもなく来年度予算を審議する予算議会がスタートします 今日も気づいたら1食しかメシを食べる時間が無かった。 議会が始まる前はいつものことなのですが ぶあつい議案書を読んでいると あっという間に時間が経って おなかが減って血糖値がさがってフラフラして 初めて12時間くらい過ぎていたことに気がつくのです。 今夜は、転職する前の会社員時代の 元アルバイトたちとの集まりがあったのですが 議案書の読み込みと本会議と委員会での質問作成のために 欠席をしました。 今では元バイトたちも就職したりして数年が経って 本当に立派になっています。 今夜集まった理由は、 アメリカにずうっと留学していた元バイトが帰国したことと、 ドイツで働いている元バイトが帰国したことと、 元バイト同士が遠距離恋愛の末に結婚することになったことの、 3つあわせたお祝い。 会えなくて、とても残念。 この4人のうち特に男子2名は 本当にすさまじく一緒に働いたから、会いたかった。 僕が転職したことすら直接に報告できていなくて 会えていたら5年ぶりくらい。 電話でお祝いの言葉だけ伝えました。 そうしたら、 「会えるのはまた会えるんですから 今は横須賀のためにがんばって下さい!」 と言われました。 ありがとう。 こういう素敵なバイトたちに囲まれて 約1年半、かなりハードな仕事をした日々だったけれども 本当に充実した日々でした。 彼ら/彼女らが世界を舞台にして活躍していることを こころから喜びを感じます。 古い壁をぶちやぶってくれ! おれもがんばるから。 |
2006年2月17日(金)のフジノ | ||||
● 来年度予算案の大反対するもの(その1) 来年度予算案の中から、良い施策と納得がいかない施策を 毎日少しずつ紹介していっています。 今日は、かねてから反対の施策を紹介します。
これについてはもう説明はいらないですね。 選挙に立候補した時の 選挙公報にもフジノはハッキリといらないと書きました。 千葉県まで横須賀市から東京湾をまたいで 橋をかけるのか、トンネルにするのか、 いずれにしても道路をつくる、というのです。 こんなバブル期の幻想をひきずっているのは いいかげんに終わりにしてほしいです。 ● 来年度予算案の注目したい動き(その2) 逆に、大賛成な施策。 環境を世界レベルで守っていく為には つまり個人レベルで努力をしていくしかありません。 小さな歩みに見えることでも 着実に進んでいかなければいけません。
少しずつ台数が増えて、これで合計30台。 良いことですね。 さて、次は2つの意味で有効な施策です。
1.廃自動車やゴミの不法投棄を防止する為(本来の目的) 2.昨今増えている子どもへの凶悪な犯罪を防止する為 この2つの意味で この施策はとても有効だと思います。 防犯カメラはプライバシーの問題をしばしば言われますが しかしその実効性は高いのですね。 ともかく、 (1)不法投棄は絶対に許されない (2)犯罪の抑止力になる (3)不幸にも犯罪がなされた場合の証拠になる この3つの機能があります。 固定式4台のカメラと移動式のカメラ1台の計5台を 市内で不法投棄が行なわれる場所、 街なかの暗がりや里山に設置しています。 これは同時に、犯罪が起こりやすい地域ともクロスします。 したがって、単に自動車などの不法投棄の防止のためだけでなく、 悲惨な事件を抑止するための『抑止力』としての 機能も果たすことになります。 有効な税金の使い道だと確信しています。 ● 来年度予算案で実現するフジノの提案(その4) 来年度予算案でフジノが最も誇りに感じていることは この施策がついに実現することです。 障がいのある方の『暮らしの場』を確保するために 手段の1つとして『公的保証人制度』の導入をしたくて 当選直後から実現の道を探ってきました。 2004年5月には、 全国に先がけて公的保証人制度を導入している 世田谷区と川崎市を視察して じっくりとお話をうかがいました。 (世田谷区・川崎市ともに職員さんの熱意にかなり感動しました)。 そして2004年6月議会で沢田市長に提案したのですが、 沢田前市長もかなり前向きな答弁をしてくれました。 今後、まずは高齢の方々からスタートして ノウハウを蓄積した上で 障がいのある方に対して導入をしていきたい、との方針でした。 住宅政策課(都市部)が積極的に動いてくれて 長寿社会課(健康福祉部)との検討を進めてくれました。 けれども、長い道のりでした。 途中で長寿社会課の担当者だった方々が なんと全員異動になってしまったこともありました。 「これでゼロからやりなおしなのか...」 と、フジノはすっかり愕然としてしまったことを覚えています。 そんな時でも住宅政策課の方々が 決してあきらめることなく 前へと歩みを進めてくれました。 フジノも市議会を通じて 実現可能性を確認する為に質問を繰り返しました。 住宅政策課のみなさんは 地道に神奈川県や宅建協会など あらゆるところとの交渉を行なってくれました。 そして、ついにその成果が2年越しでついに実現するのです。
この文章のそっけなさでは どんな事業なのかは伝わらないと思います。 けれども、フジノがかつて行なった一般質問を読んでもらえたら、 具体的な事業内容が分かってもらえると思います。 ------------------------------------------------- この『高齢者(60才以上)』という言葉が 実はとてもミソです。 認知症の方も当然OKです。 60才以上であれば、誰もがこの事業の対象になります。 もしかしたら「この事業があって良かった」と思ってくれる方は 存在しないのかもしれません。 何故なら、どんな立場の人々であれ、 そもそも住まいが確保できるのは(本来は)当然なのですから。 しかし、今の現実はその「当然」が無い状況なのです。 けれどもハッキリと断言できるのは この事業が始まる前と後では とても大きな変化が確実に起こるということです! 生きていく根っこである『暮らしの場』、家。 その家が確保できにくいたくさんの人々が この事業によって 救われる可能性が高くなります。 だからこそ、2年間にわたって 困難があってもあきらめることなく 事業の実現に向かって進んでくれた住宅政策課の方々を フジノは誇りに感じます。 『公的保証人制度』という フジノが理想とする形での実現には至りませんでしたが、 それでもこの事業の大きな可能性を信じています。 そして、この事業でノウハウを蓄積していって 障がいのある方々のための事業へと展開していくことが フジノの願いです。 事業が実現することは決してゴールではなく むしろこれから事業を育てて行くスタート地点でしかありません。 今後は実践課程を見守っていきたいと思います。 住宅政策課のみなさん、本当におつかれさまでした。 そして、今後とも施策の推進をよろしくお願いします。 1人でも多くの高齢者の方々が 地域で暮らしの場を得られるように。 人として当たり前の暮らしを実現できるように。 |
2006年2月16日(木)のフジノ | ||
● 来年度予算案の注目したい動き(その1)交通バリアフリー 来年度予算案の中から、良い施策と納得がいかない施策を 毎日少しずつ紹介していっています。 今日は、かねてから要望をくりかえしている 『交通バリアフリー社会の実現』に向けての施策です。
このまちの公共交通(バス・電車)における 車いすを使用している方々の不便さはひどいものがあります。 バスの時刻表を見ても 他都市のように どの時間のバスがノンステップバスなのか 印がついていません。 だから、毎回バスに乗るたびに バス会社に電話をかけて 「ノンステップバスは何時に来ますか?」 と、確認しなければならないのです。 この問題について フジノは民生常任委員会でとりあげてきましたが、 ノンステップバスの台数が少ないために 市内全域を順番に走らせていることから 印をつけることはできない、との答弁でした。 したがって、1台でも多くのノンステップバスを 市が助成をして作らせるようにしなければなりません。 他国を旅行した車イスを利用されている方にお話をうかがうと、 車イスを利用している方々も もっともっと外出している方が多いとのこと。 このまちも、当然のこととして もっともっとノンステップバスを増やしていかねばなりません。 それが少しでもマシになるといいなあと つくづく毎年思います。
これも毎年要望しているものですが、 早く全ての駅にエレベーターが実現してほしいと思います。 特に、フジノとしては 京浜急行の浦賀駅と逸見駅に 早くエレベーターを付けるべきだと提案をしています。 特に逸見駅は、保健所や健康福祉センターがあるので 小さな赤ちゃんをベビーカーでつれたお母さんや 高齢の方々がたくさん乗り降りします。 昨年も3つの駅に整備助成をしましたが、 1年でも早く全ての駅に設置が実現するように 活動を続けていきたいです。 ● 明日が全員協議会です ふだんは誰でも傍聴OKな横須賀市議会ですが 明日行なわれる『全員協議会』はダメ。 これは慣例(*)らしいのですが、 政治家が『市民』の代表ならば 代表しているおおもとの存在である市民の方々が入れない、 ということは異常な集まりだと思います。 毎年思うのですが、予算の説明なんて ケーブルテレビとインターネット中継で 全世帯が観られるようにしなければいけないはずです。 ともかく、明日、やっと来年度予算案が 公式な形で説明をされることになります。 ● そんなわけで、ここ数日間は、 予算議会に向けての準備で毎日が精一杯です。 この予算議会では、市民の方から相談を受けてから 半年間にわたって考えてきた提案もしたいと思っています。 その方のためにも、全力を尽くします。 ● 来年の市議会議員選挙に向けて 早くもいろいろな政治活動みたいなのが 活発化してきているそうです。 でも、逆にフジノは徹底して、 ひたすら地味に仕事をしたいと思います。 毎日受けるたくさんの「死にたい」メールに とにかく1通ずつ、誠実に応えていくこと。 半年以上前に受けた相談の解決方法についても かたときもその人の痛みを忘れることなく いつもいつも考えに考えること。 国の動きを見つめながら 何百ページもの資料を読み込んで 他都市のとりくみや在り方もいつも注目しながら、 このまちで実現できるかどうかをひたすら考えていきます。 フジノの任期は来年4月までなので あと1年2ヶ月のあいだに とにかく政策実現の『道筋』だけでも付けること。 道筋さえ付ければ後は誰かが必ずそれを『道』にしてくれるはず。 今はとにかく1つでも多くの結果を出すこと。 それだけをめざします。 僕は次のことは全く考えていません。 今、できる全てを実行していきたいと思います。 (*)2月17日記入の後日談。 ごめんなさい、ちょっと誤ったことを書いてしまいました。 今回の全員協議会は確かにクローズドなのですが、 『全ての全員協議会』をクローズドにして 市民の方々を締め出しているのでは全くありませんでした。 議事課に確認をしたのですが、 むしろ全員協議会はオープンな場だそうです。 予算の説明を行なう全員協議会は 名前を変えて『予算説明会』とでもしたいそうなのですね。 全員協議会の場はオープンであるべきだし、 ただひたすら市長・副市長が 説明をするだけの場は 本当の全員協議会とはむしろ言えない、というのが 実態なのですね。 だから、クローズドというよりは この場は全員協議会という名前が合っていなくて 『議員向け説明会』だから、傍聴を受けていない、というのが 正確なところでした。来年には名前が変わるかもしれません。 |
2006年2月15日(水)のフジノ | |
● 来年度予算案で実現するフジノの提案(その3) 来年度予算案の中から、良い施策と納得がいかない施策を 毎日少しずつ紹介していきたいと思います。 今日は、フジノの提案がまた一歩実現に近づいた施策を紹介します。 『小児医療費を6才まで無料に!』です。
現在の医療費助成のしくみは こちらです。 小学校に入学する前のこどもたちの医療費は 負担をゼロで受けられるようにしてあげたいのです。 この提案はもちろんフジノだけのものではなく、 公明党のみなさん・共産党のみなさんとも共通の政策です。 また、蒲谷市長ご自身も 市長選挙の立候補時の公約として挙げていました。 さらに、昨年の市議会に 市民のみなさまから陳情をいただいて、 民生常任委員会では委員メンバー全員の一致で採択しています。 たくさんの方々の熱意が このような結果に結びついているのです。 いまだ6才児までの拡大や、 親の所得によって制限されてしまう枠の撤廃が必要です。 これからも提案を続けていきたいと思います。 ● カフェトーク(夜版)を行ないます 来年度予算案が出されたこともあり、 市民のみなさまにも予算案を見ていただきたいと思いました。 そこで急きょ、カフェトーク(夜版)を 2月24日(金)夜8時から1時間ほどの予定で行ないます。 場所はいつもどおり横須賀中央モアーズ1階の カフェ『BUENO』さんです。 金曜夜、という週末前のひとときに あえて予算案を見てみたいという方がどの程度いるのか、 はっきり言って分かりません。 けれども、やはり「やってみたい」のです。 いつも市議会が始まる前には スタッフのみんなと激しく議論をしているのですが これを見ず知らずの市民の方々とやれないだろうかというのが フジノの願いです。 効率だけを考えれば、 スタッフとだけやる方がラクです。 市の仕組みについてもだいぶスタッフは理解していますし、 企業会計ではない自治体会計にも慣れてきています。 でも、ラクよりも僕は 市民の方々に「政治は自分のものだ」と感じてほしいのです。 事前に地方自治に必要な知識が全く無いフツーの市民の方々と 市議会が始まる前に 議案や予算案が提案された時点で もっとお話をできないだろうかと かねてから考えてきました。 今回、全く初めての状態で行なうので フジノ自身の本会議での質問にマイナスの影響を起こさないために あえて時間は短く1時間だけとすることにしました。 こんな状況ではありますが、 関心のある方がいらしたら ぜひ来てみて下さい。 政治はあなたのものですから。 |
2006年2月14日(火)のフジノ | |||
● 市民集会での決議を、小泉首相・アメリカ大使館・市長に提出 今日、12日市民集会の決議を 小泉首相をはじめとする方々に送りました。 アメリカ大使館には英訳した決議を送りました。
原子力空母配備反対の立場である蒲谷市長には、 市民のみんなが応援をしているのだということを感じてほしいです。 市民集会について神奈川新聞が報道してくれました。 ● 「やってみるもんだね」の真意 吉田議員のHP(2月13日)で 記されているフジノが発言した言葉、 「やってみるもんだね」 は、その時にフジノ自身が会話した内容とは 違うニュアンスで書かれています。 (吉田議員はポジティブな意味に受けとめていますが、 フジノが発した言葉の真意は全く違うのです) そこで改めて その発言の真意を書きます。 ---------------------------------------------- これまでフジノは、アメリカ軍基地に 『抗議のために訪れたこと』はありませんでした。 しかし、市民集会の後で 決議文を届けにアメリカ軍基地を訪れたフジノたちに対して アメリカ軍属やアメリカ兵のとった対応は フジノには かなり不愉快でした。 「Step back」(下がれ) という警告をくりかえし、 アメリカ軍基地の門のそばから歩道まで下がるようにと 言われました。 日本人としてこの地に生まれて 日本人としてこの地で生きてきて 何故、外国人に「下がれ」と命令されなければならないのか? 「Please」のひとことがあるわけでもなく、 何故、自分の国で外国人に命令されなければならないのか。 ものすごく不愉快でした。 昼間のアメリカ軍人を ここまで直接に不愉快に感じたのは初めてで (夜に酔っ払って騒いでいるアメリカ軍人はいつも不快の極みです) こういう現実があることを知ることができて フジノは良かったと思いました。 アメリカ軍が占領しているこの僕たちの土地を 絶対に取り返さなければならないと改めて決意しました。 その意味で、ふだん生活しているだけでは分からない、 フレンドシップデーに行って見せかけの友好カンケーなんかで へらへらしている時には知ることもない、 アメリカ軍基地の不快さを 初めて知ることができました。 だから、アメリカ軍基地を訪れて 当直将校に手渡すようなことも 「(こんな不快な現実を知るためにも) やってみるもんだね」 と吉田議員に伝えたのです。 その場でもそういう文脈で話したんだけどなあ...。 フジノは市民集会そのものについて やってみるもんだね、と感想を言った訳では無いのです。 そんなポジティブな発言では無かったのです。 たくさんの横須賀市民のみなさまに アメリカ軍基地とアメリカ軍兵士の実態を体験してほしいと思います。 いくらボランティアでアメリカ軍兵士が まちのゴミ清掃をやっても そんなものは何の解決にもなりません。 政治家としてフジノが望むものは、 アメリカ軍基地が、この国から無くなることだけです。 ● 来年度予算案で実現するフジノの提案(その2) 来年度予算案の中から、良い施策と納得がいかない施策を 毎日少しずつ紹介していきたいと思います。 今日は、フジノの提案がまた一歩実現に近づいた施策を紹介します。 『学童保育を全ての小学校区へ!』です。
全小学校区への配置まで もうひといきですね。 もちろんこの提案はフジノだけのものではなく、 学童保育に関心のある議員に共通の願いです。 それらの超党派の議員と、 市連協(学童保育の横須賀の集まりです)と、 子ども育成部の職員のみなさんとの 熱意の結集がこのような結果に結びついているのです。 全学区実現に向けて これからもみんなで力を合わせていきましょう! |
2006年2月12日(日)のフジノ | |||||
● 市民集会に参加しました 今日2月12日とは、34年前に市民集会が行なわれた日です。 残念なことに34年後の今日もまた アメリカ軍に対して、 横須賀市民は怒りの集会を行なわざるをえませんでした。 市民が主催のこの市民集会に フジノも一市民として参加しました。
本来ならば、前回の本会議でフジノが市長に提案したとおり、 市民集会は市長が主催して行なうべきだ、と 考えています。
こういう公の場所に出るのは 約1ヶ月ぶりでした。 ------------------------------------------------ 活動日記を更新できないでいることを たくさんの方々に心配されましたが 少しずつ快方に向かうべく、がんばっています。 どんな状態の時であっても フジノ自身が果たすべき仕事については いつも全力でやり続けていますので そっと見守っていてください。 ● 来年度予算案で実現するフジノの提案(その1) 明日、蒲谷市長が記者会見を行ないますが 『来年度予算案の概要』が市議会議員に配布されました。 そんな予算案の中から 良い施策と納得がいかない施策を 毎日少しずつ紹介していきたいと思います。 まず今日は、フジノの提案が実現した施策を紹介します。 防犯スプレーの全学校・幼稚園への配置です。
これはフジノが英会話学校の先生との会話から アイディアをもらい、提案するに至りました。 本当はこんなものを使わなければいいのですが、 自分たちの身を守るための 必要最低限としてしかたがありません。 これからもずっと スプレーもブザーも使わなくて済むような そんな横須賀にみんなの力でしていきたいと願います。 |