まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2006年1月21日(土)のフジノ
● 雪のまち

 今日は雪でしたね。

 フジノはけさの新聞報道が気になって
 朝4時過ぎの新聞配達を待っていたのですけれども
 その時はまだ完全に雨だったんです。

 でも、天気予報どおりに雪が積もりました。

 下は、お昼11時の写真なので
 7時間経っただけなのに、このまちは雪化粧をしてしまいました。

雪の横須賀

 思わず、昨年1月に講演に呼んでいただいた
 秋田県の合川町(現・北秋田市)のみなさんのことを想いました。
 みなさん、お元気でいらっしゃいますか。

 秋田のように
 日頃から雪に接する暮らしの中にあれば
 今日、関東地方に降った雪なんてささやかなことでしかないのですが
 (だって、わずか5cmくらいの積雪です。向こうは3mくらいです)
 ときどきしか降らない横須賀では
 なかなか歩き方などが難しい方も多いようですね。

 ニュースでは関東地方で多くのケガ人が出たようですが、
 あなたは滑ったり転んだりケガなどしませんでしたか?

雪遊びをするこどもたち

 元気に遊んでいるこどもの姿が
 このまちのいろいろなところで見られました。

 雪だるまを親子でつくっている姿はとてもほほえましかったです。

 それにしても、
 金子トンネルの手前と
 金子トンネルを抜けた後では雪の量も違いますね〜。

 武山側(金子トンネルの手前)は、雪国のように
 山にきれいに雪がのっていました。

 衣笠をこえて横須賀中央方面に近づくと
 すでに同じお昼の段階でも
 道路は車によってすっかり雪は姿を消していましたし、
 車も走りやすそうでした。

 いずれにしても、横須賀は坂の多いまちです。

 明日朝、雪が凍ってしまい、すべりやすくなると思います。
 どうかみなさん、足元には気をつけて下さいね。

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 雪が降った時の、太田和の田んぼの景色が大好きでした。
 稲刈りが終わった田んぼが一面銀色で
 本当に美しかったです。

 だから小さな頃からいつも
 雪が降ると太田和に犬と散歩に行きました。

 そうそう、犬と言えば...。

 友達ご夫婦が、かわいい仔犬を飼いはじめました。

友達の家で飼っている仔犬  まだ生後2ヶ月の、かわいい柴犬です。

 名前は、日本犬にふさわしい
 『さくら』ちゃんです。

 この国の、最も美しい象徴の1つである桜。
 僕の誕生月である4月に満開になる桜。
 また1つ、桜を好きになる要素ができました。

 元気に育つんだよ。さくらちゃん。

 友達ご夫婦との数ヶ月ぶりの再会も
 早々に切りあげて、フジノは大切な仕事のために
 東京・世田谷の成城学園へと向かいました。


● 佐藤初女さん講演会

 さて、雪ではありましたが、
 お知らせしたとおり『佐藤初女さん講演会』を行ないました。

 会場である東京・世田谷の砧区民会館も
 すっかり雪景色ですね。降っている雪がしたの写真で分かりますか?

世田谷区砧区民会館

 友達から

 「こんな雪の日に世田谷までなんて大変だね」

 と言われましたが、
 フジノは全然イヤではありませんでした。

 荒天になるといつも出勤してた警官だった父を見て育った僕は、
 こんな天気だからこそ、働くのは当然な感じの気持ちがしました。

 「この雪だから、お客さんなんて来ない」

 とは、これっぽっちも思いませんでした。

 政治家に転職する前に映画会社にいたおかげで

 「こんな天気にもかかわらず、わざわざ来ていただくお客様には
  絶対にいつも以上に良い接客をこころがけよう!」

 と気持ちが引き締まりました。

講演会の看板  今日のプログラムは
 3部構成です。

 第1部は映画上映。
 佐藤初女さんの
 日々の暮らしを描いた
 『地球交響曲』の上映です。

 第2部は講演。
 佐藤初女さんに
 講演をしていただきます。

 第3部はわかちあい。
 会場から寄せられた
 質問に対して
 初女さんが答えて下さいます。

 すでに前売り券は完売です。500枚!
 座席券どころか、立ち見券も売り切れです。

 それでも問い合わせの電話は鳴り止まず、
 最終的に100名もの方々に、お断りせざるをえない盛況ぶりでした。

 たとえ雪が降ったとしても
 それくらいでは入場者が減るとは思えない状況です。

 開場の2時間以上前から
 スタッフは準備に励みました。

 そして、開演。

会場の様子

 やっぱり完全に満席の状態でした。

 映画、講演、わかちあい。

 いのちについて。

 開場1時間前の17時過ぎから並んで下さったお客様もいらしたので
 終了した21時30分まで、合計4時間近いイベントでした。

 固いテーマと長い時間、
 ふつうならば敬遠されるのかもしれません。

 けれども、僕たちのめざしているものは間違いでは無いことを
 満席のお客様が最後まで帰らずにいたことが
 証明して下さいました。

 もちろん何よりも、佐藤初女さんという
 奇跡のような素晴らしい実践者の存在という
 大きなコンテンツがあったのは事実です。

 けれども、この企画を3年前のライフリンクたちあげ直後から
 一生懸命、実現に向けて活動してきたスタッフの仲間たちの力も
 本当に大きかったと思います。

 いつもいつも自画自賛になってしまいますが、
 フジノは『NPO自殺対策支援センターライフリンク』の仲間たちを
 こころから誇りに思います。

 フジノは、開場後は場内担当、
 休憩中も質問票やアンケートの回収で場内をまわって、
 終演後は出口でのお見送り担当でした。

 来てくださったお客様の反応を
 最も間近で見ることができる役割をさせてもらいました。

 その表情を間近で見てきたからこそ、
 僕は上のように自信をもって書くことができます。

 今日の講演会は、大成功でした。

 来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 この世界から、自死を無くす為に、
 苦しい想いをする方がいる時にそっと力になれる存在になれるように、
 どうか一緒に力を合わせていきましょうね。

 どうか、よろしくお願いします。

 本当にありがとうございました。


● 僕は自殺予防と精神保健福祉から離れるべきではないのかも

 信じられない偶然で、終わってみるまで気が付きませんでした。

 フジノは大学時代に2つのメンタルクリニックに、
 無給研修生としてお世話になっていました。

 大学のカリキュラムとは無関係に、
 独りきりで、2つのメンタルクリニックにお願いをして、
 毎週、デイケア・ナイトケアに参加させてもらっていたのでした。

 昨晩の懇親会場である池袋、
 そのクリニックのうちの1つのすぐそばでした。

 そのクリニックの前を歩いたのは8年ぶりでした。

 そして今夜の講演会の会場である成城学園。
 もう1つのクリニックのすぐそばでした。

 こちらに来たのも、やはり8年ぶりでした。

 まさか2日続けて、大学時代の全てをかけたような場所に
 来ることになるとは思いもしませんでした。

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 今夜、講演会が終わった後、
 うちあげには参加しないで
 そのメンタルクリニックのそばを歩いてみました。

 何も分からなかった大学時代、必死に勉強した日々でした。

 心理学はブームだったけれど
 占いの延長みたいに
 誰もがハシカみたいに何となく心理学が好きなくせに、
 それなのに肝心な精神保健福祉ということには
 関心は持たれていませんでした。

 デイケア・ナイトケアで出会うたくさんの
 精神障がいのある方々との接し方、
 毎日の暮らしの中での精神障がいとの向き合い方。

 いろいろなことに迷い、葛藤していた日々でした。

 サークルに明け暮れているような同級生は
 そんなことには全く関心が無い人ばかりでした。

 だから、毎週放課後にクリニックに行く日が来ると
 期待と憂鬱とがいつも半分ずつ押し寄せてきて
 僕はクリニックに行く前に、
 いつも考え事をするために教会に行っていました。

 座れるベンチがあってそこに1時間くらい腰をおろしながら
 秋には木々が美しくてずっと見つめていたことが
 とてもはっきりと記憶に残っています。

成城学園にある教会

 かつてと変わらない姿で
 僕が数年間を過ごした教会がそこにありました。

 すでに信仰は捨てていたので
 中で祈ったことなんかは全くないのですけれど
 それでも『いつもそこにある存在』は僕のこころを励ましてくれました。

 僕はこの偶然を大切にしようと想いました。

 2日続けて、僕は自分の大切な場所に戻ってきた。

 しかも当時と全く変わらない気持ちで生きていて
 今も当時の悲しみと怒りを抱えたままに
 現実を変えたいと願って活動している中で、この場所に来た。

 それは決して偶然では無いのかもしれません。

 もうしばらく、全力で、そして必死で、がんばろうと思いました。



2006年1月20日(金)のフジノ
● アメリカ軍による犯罪を、現実的に無くすために

 『民意が市政に生かされることを願う会(通称、願う会)』
 ふたたび動き始めました。

 生活に密着した今そこにある問題に対して
 自分自身の問題としていつも積極的に動いている『願う会』を
 フジノはとても誇りに感じます。

 今日は、多発しているアメリカ軍兵士による事件について
 蒲谷市長に対して、具体的な対策の要請をしました。

 もちろん要請だけではなく、
 『願う会』自身も動きます。


 (市長への要請書をフジノが一部変更して抜粋)


  アメリカ兵による殺人事件などに対する安全対策要望事項


 <要望事項>

 *防犯カメラの設置
  (市の防犯カメラ設置状況や管理体制の開示、
   新設設置箇所やその管理体制)

 *行政・警察・アメリカ軍・市民の恒久的警備巡回
  (エリアの設定や回数、時間、人数の明確化)

 *防犯看板(英語)の設置
  (アメリカ軍従事者立ち入り禁止・防犯カメラ設置あり等)

 *アメリカ軍従事者の教育
  (教育の内容、回数、時期の明確化)

 *行政・警察・アメリカ軍・市民による安全協議会の常設設置
  (恒久的、定期的なチェック及び安全管理の計画、
   実行機関)

 *要望事項に対する広報


 <.要望、請願先>

 *神奈川県・横須賀市・県議会・市議会・米軍・警察。


 <署名について>

 *2月上旬より署名を行い、
   民意を受け議会等に請願を提出する予定




 蒲谷市長と『願う会』との会談は、約20分ほどでしたが
 これらの要請については
 市長も前向きだったとのことです。

 会談後、新聞各紙も取材に来てくれたとのこと、
 やはりこの問題に対する関心の高さを感じます。

 9年前にもこのまちでは
 アメリカ兵と疑わしき相手によってひどい事件が起こりました。

 おおやけにならない事件も多発していますし、
 フジノ自身も被害者の方からお話を複数うかがっています。

 こんなことは絶対にもう起こさせない。

 その為には、徹底した対策が必要です。

 何よりも、何度も何度もくりかえし事件を起こすアメリカ兵は、
 『罪の意識』を感じているとは思えません。

 このまちは彼ら/彼女らにとっては
 しょせんは他国であって
 重い犯罪をおかしても(殺人事件を起こした直後にもかかわらず)
 他の兵士が別の事件を続けて起こすということは
 その『意識レベルの低さ』の証明です。

 アメリカ軍の意識を変えなければいけません。

 日米地位協定の問題とか在日アメリカ軍基地の撤廃とか
 政治的に何年もかかることは
 継続して国政の政治家が取り組めばいい。

 このまちの政治家は、
 このまちを守る為に今すぐできることを全てやるべきです。

 党派を超えて、このまちの為に1つになりましょう!

 そして、市民のみなさまも
 2月上旬からの『願う会』の署名活動にぜひご協力ください!


● 佐藤初女さんという奇跡

 明日の講演会を前に、
 今夜は佐藤初女さんを囲んでの懇親会が行なわれました。

 映画『地球交響曲第2番』で日本中に紹介された
 佐藤初女さんの生きざま・在り方にうたれて
 本当にたくさんの方々がそれまでの生き方を変えています。

 そんな方々の中から、特に初女さんとの
 関わりが深い方々(10年以上ものおつきあいの方々)が
 約30名ほど集まりました。

 フジノは「本来、この場に僕はふさわしいのだろうか」と
 率直に懇親会への招待を受けてよいのか、迷いました。

 でも、受けさせていただきました。

 とても苦しくて、迷っていて、
 他人を助ける立場にありながらも僕は今どうしたらよいか、
 自分の歩むべき道が分からなくて
 消えてしまいたい、そんな状況だから。

 僕は今、仕事を絞っています。

 本当に命にかかわる緊急な相談を受けることと、
 障害者自立支援法に関する相談と、
 自殺予防に関する相談と、
 精神保健福祉に関する相談と、
 僕以外にはできない相談と仕事以外は受けていません。

 (例えば、昨日のような
  『突撃で地元の願いを国会に届けること』
  良い意味でも悪い意味でも
  フジノ以外にできることでは無いでしょう?)

 これだけだって、ものすごく大変な量です。

 市民のみなさまには申し訳ないけれども、
 今のフジノは、内容によっては相談を断らせてもらっています。

 そうしないと、僕自身の生活が成り立たないからです。

 だから今日は、あえて言葉にして書いてしまえば
 とてもあっけないのだけれど

 『これまでその温かさで
  どれほどたくさんの人が救われたかわからない、
  そんな素晴らしい佐藤初女さんという存在』

 に、お会いしたかったのです。

 今日の懇親会への参加は、半分は

 「人と人とのつながりをつくって
  それをこのまちのために活かしていくため」

 で、これはいつもどおり政治家としての大切な仕事ですが
 残りの半分は、自分自身の今後のために
 参加させていただきました。

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 さて、懇親会を終えました。

 どんなだったかという報告をすることは
 「とても難しい」というのが本音です。

 もちろん、いつもどおり、いろいろな方とお話をして
 たくさんの名刺交換をしました。
 きっとこれからのために
 必ず生きてくるつながりができました。

 十分に仕事をしてきたと思います。
 これはいつもどおり完璧だと思います。

 さて、もう1つの「自分のため」という目的は
 表現のしようがない気持ちにとらわれていて
 記すことができません。

 フジノはこれまでいろんな人々に出会ってきました。
 権力のあるエライ人にも
 ビビらずにどんどん会ってきました。

 昨夏は現役の厚生労働大臣に直接会ったし、
 昨日は現役の外務副大臣に直接に会ってきました。

 政治家になる前の映画会社時代には、
 仕事で毎週のように
 国内外の俳優にもお会いしました。
 (ブルース・ウイリスさんや菅野美穂さんなどたくさんの方々です)

 しかし、初女さんのようなやわらかなオーラを出す人は
 今までに出会ったことがありません。

 おれはニセモノだ、おれはニセモノだ、という
 自分がちっぽけに感じられる気持ち。

 本物を前に近づくのが怖くなるような感じ。

 かといって、決して威圧的ではない、
 むしろ、暖かさと共に包んでくれるようなオーラ。

 そんな方でした。

 お話を聞いて、他の方と話しているのをお聞きして、
 そして僕も2人でお話しするチャンスがありました。

 参加された方がフジノと初女さんのツーショットを
 写真に撮ってくれました。

 でも、明らかに僕は泣き顔になっています。
 僕は涙をこらえるのに必死な感じ(人前では泣きたくないです)。


佐藤初女さんとフジノ  初女さんの
 その手で握られた
 おむすびは
 なかば
 伝説のようになっています。

 初女さんはその両手で
 僕の両手をくるんでくれました。

 そして、祈ってくれました。

 僕は、素直な今の想いを
 消えてしまいたいという
 想いの中に生きていることを
 率直に伝えました。

 再び、祈ってくださいました。

 かつて書いたとおりで、高校2年生の時に
 僕は信仰を捨てています。

 「牧師になるべきだ」と牧師さまから言われたことがあるほど
 かつては信仰に篤かった僕は、
 目の前の現実の救いの無さに信仰は捨てて
 むしろ現実とリアルに向きあう政治という手段を選びました。

 だから今は、何も信じません。

 信じるのは、結果を出すことだけです。
 目の前の現実を変えることだけです。

 けれども、それは事実だけれども
 そんな僕の認識の限界を超える1つの存在があった、
 というのが言葉にできる今日の感想です。

 それは決して霊的なものとかそういうことではなく、
 絶え間ない実践活動を長年にわたって続けてきた方々が持つ
 優しさの雰囲気、とか、暖かさの雰囲気、というものかもしれません。

 ともかく、僕は初女さんの祈りに
 ものすごく癒されるのを感じました。

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 この文章は、懇親会が終了してから6時間以上も過ぎてから
 何度も推敲しながら書きました。
 その場の高揚した気持ちのノリではありません。

 明日行なわれる講演会に集まってくださる方々が
 (すでにチケットは満席、立ち見もすでに埋まっています)
 フジノが感じたような想いを分かち合えることを祈ります。

 今回の講演会を『ライフリンク』が行なう理由は
 自殺予防対策を実践に移すためです。

 昨年までは必死になって
 ライフリンクは国に対して、フジノはこのまちに対して、
 自殺予防総合対策の『枠組み』を作るように訴えてきました。

 そして、それは成功したと思います。

 だから、今年からは『枠組み』が『実践』されるのを
 確実なものにしていくことが必要です。

 同時に、国や地方自治体だけではなく、
 僕たち自身も率先して『実践』を行なっていきます。

 その第1弾が『佐藤初女さん講演会』です。

 彼女の存在・生きざま・言葉が
 たくさんの方々に届くことを確信しています。

 何よりも、まず僕自身がそのことを身を持って確信したのだから。

 明日の講演会、がんばります。


● おまけ

 国会議員会館の中の食堂で食べた、お弁当です。

国会議員会館の食堂で食べたお弁当  けっこう
 ふつうでした。



2006年1月19日(木)のフジノ
● このまちのアメリカ軍基地を無くす為に

 政治家としてフジノは、いつも仕事をする上で
 目標を実現する為に成すべきことを
 期限ごとに3〜4つに分けて考えています。

 (1)今この瞬間の達成をめざして、今すぐ行なう

 (2)数ヶ月から1年間後の実現をめざして、ずっと継続して行なう

 (3)数年間から10年間後の実現をめざして、ずっと継続して行なう

 当たり前のことですね。

 さて、今、政治家フジノにとって大きな2つの目標があります。

 『原子力空母配備の撤回』

 『在日アメリカ軍基地の全廃』です。

 今日、フジノはこの実現に向けて
 (3)の立場から国会議員の方々への働きかけを行ないました。


● 新世代リーダーとの対話

 今日は、何人もの国会議員の方々とお会いしました。
 自由民主党から3名、民主党から3名、
 新世代のリーダーと評価されている方々です。

 そんな中、フジノが特にお会いしたかった3名が
 次の方々です。

 まず、民主党の長島昭久・衆議院議員です。

民主党・長島議員  外交・安全保障に強い
 長島議員なので
 信頼して
 原子力空母配備問題を
 お話させてもらいました。

 そうしたら、なんと...。

 「代表質問で
  原子力空母問題やるよ」


 と即答で
 お返事をもらいました。

 小泉総理VS長島さん!

 原子力空母問題への
 関心も高いだけでなく、
 横須賀の状況もよく
 知っていらっしゃいました。

 「原子力空母配備に反対を公約にした市長が当選したんだろう?
  だけど、原子力空母推進の小泉総理が
  この市長を応援したんだろう?
  矛盾しているよね」

 外交問題に強い長島さんには
 改めてお願いするまでもなく、
 フジノの(=横須賀のふつうの市民のみんなの)想いは
 伝わったと思います。

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 次にお会いしたかったのが、
 自由民主党の塩崎恭久・衆議院議員です。

 いや、外務副大臣である塩崎さんと書いた方が正確かな。

外務副大臣の塩崎さん  外務副大臣になってから
 わずか2ヶ月ですが
 すでに訪れた国の数は
 すさまじい数です。

 そんな塩崎・副大臣に
 原子力空母の
 横須賀への配備問題を
 そっちょくにお話しました。

 外務省の官僚の方が

 「お時間が無いので...」

 と塩崎さんを
 連れて行こうとするのを

 「まあ、待ってよ」

 と話を聞いてくれました。

 「非常に難しい問題だから、
  残念ですが、今すぐにどうするということはできません。
  しかし、この問題は大切なので、勉強させてください」

 と、お返事をいただきました。

 かつてフジノは障害者自立支援法案にどうしても納得ができず
 その想いを尾辻・厚生労働大臣(当時)に
 直接に伝えるために神戸まで追いかけていきました。

 その時は大臣とまだ1分くらいしか話していないところで
 ムリヤリ引きはがされてしまったので
 塩崎副大臣とも1分話せれば「いい方だ」と考えていました。

 しかし、官僚の方を制して
 改めてお話を聞いてくださるナイスな方でした。

 日本の副大臣はコロコロ変えられてしまうし、
 小泉内閣が9月までなので、
 塩崎副大臣も9月には外交ではない担当になってしまうかも。

 それでも現役の副大臣に
 じかに横須賀の想いを伝えることができて
 本当に良かったと思います。

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 そして、最もお会いしたかったのが
 自由民主党の山本一太・衆議院議員です。

 もうしわけないのですが、フジノは
 テレビで山本さんを観たことがあまりありません。

 だから、これを読んでいるあなたのイメージ(テレビの山本さん像)とは
 フジノの評価は全く違うかもしれません。

 フジノは山本さんのことを
 『次代の外交を担うリーダーの1人』(しかも最重要人物)として
 見ています。根拠は彼のこれまでの政治家としての活動からです。

外交の次世代リーダー、山本一太さん  山本さんがかつて
 参議院の
 外交防衛委員会の
 委員長に就任していた時、
 彼は「日本の外交」を
 権威あるものにすべく
 あらゆる活動を
 行なっていたことを
 フジノは高く評価しています。

 アメリカの
 大学院を卒業していたり
 ニューヨーク勤務が
 長かったことから
 アメリカ一辺倒という
 イメージがあるかも。

 でも、すさまじく
 アジア通です。

 山本議員は、とにかく長い時間にわたって
 原子力空母配備の問題についてお話を聞いてくださいました。

 フジノからお伝えしたことは2つです。

 (1)原子力空母配備に対する情報公開をすすめてほしい

 (2)中長期的にアメリカ軍基地が日本から無くせる
   新しい同盟関係をつくってほしい(その為にはアジアとの関係も大切)

 フジノは自由民主党が大嫌いですが
 山本さんという政治家個人の外交についての活動を信じています。


● アメリカ軍人による中学校への侵入事件!

 不入斗中学校へアメリカ軍兵士が侵入するという事件がありました。
 アメリカ軍の、風紀の乱れ・規律の乱れはひどいですね。

 軍隊という最も合理性が求められる組織で
 これだけ犯罪を起こす兵士がいる、という事実を見ると
 アメリカ軍はきちんとした教育訓練が成されていないのではないかと
 強く感じます。

 蒲谷市長は抗議をしていますが、
 アメリカ軍は今すぐに

 (1)アメリカ軍の責任で、今すぐ軍の教育訓練を厳しくすべき

 (2)部下が犯罪を犯した場合は上長が責任を取るシステムにすべき

 (3)風紀・規律の低下を防ぐあらゆる手段をとり、情報公開すべき

 これらを行なうべきです。

 今すぐにアメリカ軍の犯罪から
 このまちを守らなければいけません。

 アメリカ軍は、具体的に、実現可能な対策を、
 今すぐに行なうべき!それを横須賀市に正式に情報公開すべき!


● おまけ

 国会議事堂の建物に生まれて初めて入りましたが、
 『建築』として、とても美しかったです。

国会の中庭

 上が中庭(?)です。

国会のロビー  約250万人もの人が
 約20年かけて
 完成させたそうです。

 これだけ美しい建物なのに
 その建物の中では
 日本で最も醜い
 争いごとが行なわれている、
 皮肉なもんですよね。

 国会議員の方々との懇談のあいまに、
 1時間も『国会議事堂を見学』という時間があって

 「国会なんか見てもなんの意味があるんだ!
  1秒でも長く国会議員と話がしたい!」

 と思っていたのですが、1度は行ってみると違いますね。

国会本会議場

 いつも障害者自立支援法や改正介護保険法の採決など
 嫌な印象しかない本会議場なのですけれど、
 国会が行なわれていない時には
 本当に美しい建築物だったのでした。

 忙しい1日の、ふと気持ちが安らいだ瞬間でした。


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