まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2006年3月31日(金)のフジノ
● 精神保健福祉士になります

 今日は、国家試験(精神保健福祉士)
 合格発表でした。

 フジノは合格しました。

 この後、登録という作業を経て
 正式に『精神保健福祉士』をなのることができるようになります。

 新しい名刺には
 『精神保健福祉士・市議会議員』という肩書きで
 印刷できるようになることに
 誇りを感じます。

 2年前に、久留米市議会議員の
 藤林詠子さんのことを
 このコーナーで紹介させてもらいました。

 市議会議員であると同時に精神保健福祉士である、
 ということをすでに実践されている方です。

 フジノはやっと藤林さんの背中が
 少しだけ見えたかなあとそんな気持ちでいます。

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 これまでも相談活動をしてきましたので
 資格を取ったからといって
 フジノの仕事内容が
 基本的に何か変わる訳ではありません。

 けれども、今後は
 精神保健福祉士という国家資格に恥じないように
 これまで以上に全力を尽くしたいと思います。

 また、この国の精神保健福祉の道を
 切り拓いてくださった先人の歩みを汚すことの無いように
 さらにがんばります。

 そして、何よりも大切なこと、

 『すべての人が個人として尊重され、
       共に生きる社会を実現していくこと』


 を、一瞬たりとも忘れないことを
 誇りにかけて誓います。


● 合格できた理由、僕がめざしてきた目的

 受験勉強に必要な知識そのものは
 これまでの精神保健福祉との15年近い関わりの中で
 すでに最低限は持っていたのだと思います。

 けれども、知識だけではムリで
 長期にわたってくじけない
 強いモチベーションが必要だと改めて感じています。

 何といっても、受験資格を得るまでにも
 1年7ヶ月もの厳しい学生生活がありました。

 さらには時間の取れない2足のわらじで
 13科目もの試験勉強に取り組まねばなりませんでした。

 こんな長い日々にわたって
 僕のモチベーションを支えてくれたのは

 何よりも毎日の暮らしの中で出会う
 当事者の方々の存在があったから

 だと思います。

 本当に、ありがとうございました。

 これからも変わらない想いで
 当事者の方々のために
 今まで以上に全力を尽くしたいと思います。

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 くりかえしくりかえし書いてきたことなのですが
 資格を取ることは
 僕の『目的』ではありませんでした。

 市議であるフジノが率先して有資格者になることが
 精神保健福祉担当の市職員の方々に
 専門職としてインパクトを与えることを願ってきました。
 (そして、それはすでに実現しています)

 このHPを通して
 イベントのようにフジノの受験体験記を読んでもらって
 そもそも精神保健福祉士という存在があることを
 多くの人に知ってもらいたいと願ってきました。
 (これも一定の成果がありました)

 また、市議会議員は単なる政治家ではなくて
 専門性を持って仕事をしていくべきものなのだということを
 後に続く人々に
 認識してもらいたいと願ってきました。
 (これは今後の課題です)

 これらの実現が
 資格取得までの僕の『目的』でした。

 資格取得後の『目的』は
 言うまでも無く
 当事者の方々の『社会的復権』『権利擁護』などの実現です。

 今後も倫理要領をいつも忘れることなく
 本当の目的実現のために働いていきたいと思います。

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 僕を育ててくれた日本社会事業大学通信教育科の先生方、
 4期生の同級生のみなさん、
 実習を受け入れてくれた病院で働く方々と
 そこに入院・通院していた当事者のみなさんには
 ものすごくお世話になりました。

 とても感謝しています。ありがとうございました。

 そして、HPを通じて見守ってくれたみなさんにも
 改めてお礼を申し上げたいと思います。

 ありがとうございました。

 これからも全力で働きます。



2006年3月30日(木)のフジノ
● 『横須賀をおもしろくする会』の収支報告書を提出しました

 今日は、神奈川県庁(横浜・関内)の中にある
 神奈川県選挙管理委員会へ行ってきました。

 年に1度の『収支報告書の提出』です。

 政治資金規正法第6条の『その他の政治団体』にあたる
 『藤野英明と横須賀をおもしろくする会』
 毎年、会計をきちんと報告する法律上の義務があるのですね。

 神奈川県庁にはふだんは全く来ません。

 この収支報告書の提出が唯一の機会なので
 ここに来るたびにちょっと感慨深いものがあります。

 2003年2月7日に『横須賀をおもしろくする会』を立ちあげた時、
 2004年3月31日に初めての収支報告書を提出した時。

 そして、昨年は忙しくて収支報告書を出し忘れてしまい、
 今日、2年ぶりに神奈川県庁へやってきました。

神奈川県庁前に立つフジノ  毎年なんとなくいつも
 この角度で写真を撮ってしまいます。

 でも、仲間のSくんと
 初めて訪れた
 3年前の2月7日のことは
 決して忘れません。

 ぶじに収支報告書は
 受理されました。

 その報告は、こちらです。
 (03年度分04年度分05年度分


● 政治家とおカネ

 政治家としての活動には
 おカネがものすごくかかるのですけれども
 フジノは可能な限り、おカネのかからない政治をめざしています。

 他の政治家の事情はどうなのか知りませんが
 フジノが政治家として仕事をしていくと

 (1)すさまじい量の参考文献を買わなければならない

 (2)学会をはじめ、あらゆる研修や講習会に出なければならない

 などの理由で、おカネが必要になります。
 (フジノは政治家として冠婚葬祭には絶対に出ません)

 毎日いつも常に勉強をしていなければ
 最低限の必要な知識と情報を得ることができないからです。

 けれども、毎年、政務調査費として167万円も頂いているので
 できるだけこの中だけでやりくりできるようにしたいと思います。

 そして、政治家とおカネに関する情報
 全て公開したいと思います。

 来月中には、政務調査費のつかいみちも全て公開します。
 今年度は忙しくて毎月公開ができなくて
 本当にすみませんでした。


● 横浜・関内といえば、ここです(喫茶かもめ)

 今日も「関内といえば、ここ」ということで
 喫茶かもめに行ってきました。

喫茶かもめ  カレーセットを
 550円で食べてきました。

 関内に行くと
 いつも必ず
 ここに寄ってしまいます。

 そういえば先日、
 ある方から

 「フジノくんの良い所は
  政治家になっても
  ふだんの行動が
  全く変わらない
  ところだ」

 と言われました。

 確かに、政治家に
 転職してからも
 行動は何も変わりません。

 いつもどおり、大切なことを大切に守って
 納得のいかないことは納得がいかないと言い続けていく、
 ものすごくシンプルな暮らしだと思います。

 それはともかく『喫茶かもめ』、
 関内に寄った時にはぜひ足を運んでみてください。


● 友達がラーメン屋をオープンして1年が経ちました

 平坂上に友達のアンソニーくん(愛称トニー)が
 『佐野ラーメン』をオープンしてから
 丸一年が経ちました。

チャーシューとトニーくん  おいしそうな
 チャーシュー!

 真剣そのものの
 トニーくん。

 日々進化する
 佐野ラーメン。

 このまちで飲食店を行なうのは
 かなり至難のワザです。

 開業してもすぐに潰れてしまう、ということが
 たくさんあるからです。

 そんな中、わずか22才で自分のお店をオープンして
 毎日毎日味の研究を重ねて
 丸一年が経ったということは
 とてもすばらしいと思います。

 景気を回復するのは
 単に政府の政策だけではありません。

 こういう若い人が起業して
 そして、地道な努力が認められていくということが
 大きな意味があると思います。

 この意味でも、僕は彼をリスペクトしています。

 ファイト!



2006年3月29日(水)のフジノ
● アメリカ軍人による犯罪の対策

 今日は『基地周辺地区安全対策協議会』の第1回目の集まりでした。

 詳しいことはまた後で。


● 美術館問題、再び

 平成16年予算議会で
 浜野議員(自由民主党)が最初に質問された問題なのですが、

 『美術館作品研究等専門委員』

 という仕事について

 ・仕事と言いながら何をしているか分からない

 ・それなのに報酬が高すぎる

 ・仕事の実態が分かる報告書も無い

 など、いくつもの問題提起がなされました。

 それを受けて、平成17年決算特別委員会では
 雄人(吉田市議)もフジノも
 この問題をさらに厳しく追及しました。

 フジノの決算特別委員会でのやりとりは
 次のとおりです。


 決算特別委員会(10月14日)



 最後の質問になりますが、
 美術館開設準備事業費について質問します。

 吉田委員と同じで、
 美術作品研究等専門委員について確認したいと思います。

 吉田委員は、研究報告といった形での活動の実績はあるかと、
 担保についての質問をされたと思います。

 私は、平成16年第1回の定例会で
 浜野議員が質問されたことについて確認したいと思います。

 浜野議員は、

 「2名の専門委員が月額22万8700円、
  教育委員長よりも高い値段で設定されている
ことが
  理解できない」と。

 そして、答弁や浜野議員の言葉を見ていくと、

 「この専門委員というのは、
  その場その場でわりと特殊な形式でやっている
、 
  定例的なものではない」と。

 最終的に浜野議員は、

 「できれば報告みたいなものがほしい、
  中へ入って...」

 これは専門委員の方のお宅という意味なのですが

 「中へ入って不透明になってしまうのが
  一番よくないのではないか、
  何を頼みに行ったか等、 
  お宅へ訪問されたときの中身も 
  報告できるようなものがあった方がいいのではないか」と。

 つまり、研究そのものの実績報告ではなくて、
 実際に教育委員会側が専門委員を訪れたりとか、
 どういったやりとりをしたか
 という活動の実績を追う報告が欲しいとおっしゃっています。

 それに対して、当時、答弁としては
 「承知いたしました」と。

 これは検討するという意味に受けとめているのですが、
 先ほどの吉田委員の質疑の中では、
 特に報告書は
 つくっていないということでした。

 これは教育委員会が専門委員のお宅をたずねたりとか、
 それこそ浜野議員が質問されたことに対しての
 報告もつくっていないということですか。












 基本的には、先ほど申したことの繰り返しになるのですが、
 専門委員にお会いしてやっている内容は、
 谷内六郎館、朝井閑右衛門記念室の
 運営にかかわることもございますが、

 作品について話すことがございまして、
 それらの記録をいただくことですとか、

 あるいは、谷内さんの場合は
 横須賀以外でやられる展覧会も結構あるのですが、
 そういうところで、どんな展覧会にしたらいいかとか、
 そういう話も含めた作品についての事柄が多いのですね。

 それは美術館開館後の横須賀の聞き書き資料、
 あるいはそのときに見せていただいた
 直接資料として蓄積していこうと考えております。

 そちらの方を重点的に考えておりまして、
 そのための作業と位置づけたりしております。





 決算特別委員会という場は、
 予算が執行されて、実際に効果が上がったかという側面と、
 その予算が適切に履行されたかを確認する場だと思うのです。

 その意味で、
 教育委員長よりも多く報酬をもらう
 専門委員の活動の結果が数字的に出てこない、


 それは決算として
 許されない話だ
と思うのですね。

 浜野議員の質問は、
 報告書としてまとめなさいという話だったのですが、

 実際には出張報告とか、
 日常的な活動の中で専門委員のお宅をたずねれば、
 そのことについての報告はあると思うのです。

 それを「家に行きました、行った理由はこうです」というのは、
 報告書という形でまとめるのは難しいですか。












 何の目的で専門委員のお宅に出かけ、
 あるいは相談をし、どういう話をしたか
 といった記録はございます。





 記録があるということでしたら
 それこそ委員会での質疑を行政側として軽視していないことを
 実際に行動であらわすべきです。

 予算を話し合う定例会の場で
 報告書をつくったらどうか
 という質問に対し「承知いたしました」と答えている以上、
 決算の場にデータとして持ってこられないのは
 おかしいのではないかと思うのですが、
 どうですか。












 いつ出かけていって、
 何について話したかというデータは、
 簡単なものですが、
 今、持っておりますので、御報告をいたしましょうか。





それでは、報告をお願いしたいと思います。












 お1人の方、朝井閑右衛門さんの関係と申し上げましたが、
 門倉芳枝専門委員と申します。

 門倉専門委員に対しては、

 4月19日、
 これは実施設計が終わった後になりますが、
 その設計内容の説明、
 朝井閑右衛門記念室の運営内容の意見聴取、
 朝井資料の受領ということでお会いしました。

 それから、11月30日及び2月16日になりますが、
 建物建設の準備状況の説明、
 そのことについての
 朝井閑右衛門記念室についての意見聴取をいたしました。

 さらに、寄贈資料があるわけですが、
 それの運搬、搬出の計画を検討いたしました。

 それからもうお一方、谷内六郎さんの関係で、
 谷内広美さんが専門委員になっておられますが、
 谷内さんのお宅にお伺いすることが多うございました。

 4月12日、5月7日、5月24日、6月24日、
 7月29日、10月22日、1月18日、

 これらは先ほどの門倉さんと重なるところがありますが
 設計内容の説明をするとともに
 準備状況の説明などをいたしております。

 さらに、谷内六郎館は独立した館として建てているわけですが
 そこでの運営に関して話し合いをしたり
 先ほど申しました展覧会について話をしたり
 そういうことを繰り返してまいりました。





 初めて専門委員の活動が表に出てきたかと思います。

 まず、教育長に2つお聞きしたい。

 1つは、門倉専門委員については3回
 谷内専門委員については7回、合計10回の訪問です。

 この専門委員が
 教育委員長よりも高い月額報酬をいただいている
ことについて、
 教育長としてどのようにお感じになりますか。





 今、確かに3回と7回ということで言いましたが
 これは実際にお会いした部分で
 通常は電話等で
 かなり連絡をとり合ってやっているのが実態でございます。

 回数というよりは私は、
 やはりオープンするに当たって寄贈していただいた作品を
 いかに有意義に活用するか
 という内容が問題になるのではないかと思います。

 いくらいい作品でも、
 作者の意を生かした展示をいかにやっていくか

 また、それの付随資料も、
 まだ大分寄贈いただいていない部分もございます。

 そういう部分の打ち合わせを
 これからも綿密に続けていかなければいけない
 と思っておりまして、
 この美術館オープンの準備に当たって
 そういう御協力をいただいている部分で、

 実際問題としてこの額が、
 絶対的に安いとは言えないと思いますが、
 私は、高過ぎるとは思っておりません。





 未来をはぐくむ子どもたち全般の
 教育に携わっている教育委員会の委員長の報酬。

 社会教育も行なって、
 障がいのあるお子さんの教育も行って、
 横須賀市の教育全般を司っている教育委員長の報酬よりも、
 美術館の専門委員の報酬の方が
 高い点についての感想
として

 「高過ぎると思わない」というのは、
 横須賀市の教育を司る人として、
 あまりにごけんそんされた発言だなと受けとめました。

 そういうお考えであれば仕方がないとは思うのですが
 私の意見としては、

 専門委員の報酬が高過ぎる、
 教育委員長はむしろ安いのではないか
と思います。

 この点については答弁は結構です。


 教育長にもう一つお伺いします。

 先ほど申し上げた浜野議員の発言は、
 この予算を話し合うための委員会での発言だったわけです。

 その他の点については
 かなり委員会での質疑が生かされている部分があるわけで
 その点については評価しています。

 しかし、なぜこの問題で
 しかもこのように非常に突つかれやすい問題について
 委員会での議論が生かされなかったか。

 わきが甘いと言われても仕方がないと思うのですが、
 どうお考えですか。





 実際問題といたしまして
 先ほど申し上げましたとおり
 成果として何を残せるのかといった部分ですと
 非常にわかりやすく
 「こういう報告書が出ました」と言えるのですが、

 何分にも今、お話ししましたような内容でございますので
 文書として「この報告書」とは
 なかなかなりにくいのかなと。

 そんなことで、ただいま手持ちで拾ってありますが
 やはり指摘された事項ですから
 そういうことは忠実にまとめておきなさいということで、

 今、答えられたということで、
 これも当然と言えば当然なのですが
 何分にも先日の委員会で御指摘いただいた部分で
 そのとおり報告書として残し得なかった事情も
 お酌み取りいただきまして、

 決して委員会で指摘された部分を
 軽視しているわけではないことは
 御斟酌いただきたいと思います。





 余り納得はいかないのですが
 お気持ちはわかりました。

 この点については以上で結構です。




 いくつもの疑問点が残る答弁でした。

 (1)2人あわせて1年間でわずか10回しか
    市職員との面会が無い。

 (2)ふだんの勤務実績は
    専門委員である本人以外は誰も把握できない。

 (3)にもかかわらず毎月『月額報酬』が
    支払われている

 (4)さらにその『報酬額』は
    教育委員長がもらう報酬額よりも高い


 これらのおかしな点を
 読んでいるあなたは「おかしい!」と思いませんか?


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 「おかしい!」

 と怒った方々がいてくれました。

 美術館問題を一緒に闘った
 あの『民意が市政に生かされることを願う会』のみなさんです。

 雄人やフジノが「おかしい」と考えてきたことを
 独自に監査委員に対して

 『住民監査請求』を行なってくれたのでした!

 これは地方自治法242条にもとづく
 『住民監査請求による監査』となります。
 (上のリンクは山形県の監査委員会事務局のものです。
  しくみなどがとても分かりやすいのでぜひこちらをご覧下さい。)

 このもようを神奈川新聞が
 きちんと報道してくれました。




 さあ、監査委員がどのような結論を出すのでしょうか。

 とはいえ、監査委員のメンバーとは
 市OB、多数会派の市議会議員2名、会計士、の4名。

 どちらかといえば、市に近い存在の方々ではないでしょうか。

 それでも監査委員としての良識で
 「住民監査請求による監査を行なう」という結論を
 ぜひ出してほしいと願います。



2006年3月28日(火)のフジノ
● カフェトーク、とてもにぎやかでした

 3月は予算議会があったので
 カフェトークはわずか1回のみ(夜カフェトークを除く)でした。

 そして今日がその日でした。

 約1ヶ月ぶりのカフェトーク、
 とても楽しい時間を過ごすことができました。

 参加者は合計9名(女性3名、男性6名)。

 今日が初参加の方が3名でした。

 このうち、横須賀市の参加者はわずか3名。

 残りの6名の方々は、三鷹、八王子、横浜と
 地域もさまざまでした。遠くからわざわざ本当にありがとうございます。

 参加した方々の職種も
 いろいろさまざまで
 だからこそいろいろな立場のお話がうかがえて
 これが一番楽しい要因ですね。

 今日も本当に様々なことを語り合って
 とても楽しく、かつ、とても勉強になりました。

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 前回、夜カフェトークを行ないましたが
 これは今後も継続して
 しばらくは月1回で行ないます。

 さらに昼のカフェトークの回数を
 もっと増やそうかと考えています。

 現在が第1・3火曜日なので
 例えば、第2・4は木曜日に
 時間を夕方あたりにしてみようかな、なんて考えています。

 毎週1回体制にしようかな、と考えています。

 というのも、今日も9名とたくさんの方に来てもらって
 うれしいんですけれど、なかなか個別にお話ができないのですね。

 回数が増えれば1回あたりに来る人数が減るでしょうし
 ちょっとアイディアを考え中です。

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 それにしても、カフェトークのことを
 いろいろな方から
 とても高く評価していただくことがしばしばあります。

 「よくある市制市政報告会なんて
  けっきょく後援会みたいに同じ人ばかりなんでしょう。
  フジノくんのカフェトークは申し込みなしだし
  誰が来るかなんて全く分からないし
  それはすごいことですよ」

 みたいに。

 ありがとうございます。

 でも、僕自身もいろんな勉強になって
 とても楽しいこともあったり、
 久しぶりにお会いできる方の姿にホッとしたり
 そんなことがモチベーションなんですよ。

 それからもう1つ、これはフジノ自身が気にしていることなのですが
 他都市の方々からの評価がとても高いのに
 このまちの方々にはウケが悪いのですね。何故かなあ。

 カフェという場所がニガテなのか?

 このまちの人々にも
 もっと来てもらえるようにしたいなあと思います。



2006年3月27日(月)のフジノ
● 名前も知らない近所の子どもたちと会話ができること

 フジノ事務所のそばにある階段で、
 よく子どもたちが遊んでいます。

 その子どもたちと僕は仲が良くて
 かれこれ2年間くらい
 見かけるたびにお話をします。

 最初に会った時にはまだ幼稚園で
 この4月からは小学校2年生。

 僕の姿を見かけると

 「おにいちゃん!」

 と声をかけてくれるので
 僕からも子どもたちを見かけると

 「おーい!元気かい!」

 と話しかけます。

 話すことは
 ニンテンドーDSのソフトのこととか
 「横浜は横須賀中央より遠いの?」とか(笑)
 そんなささやかなことばかり。

 まだ彼らの名前も実は知らないのですね。

 でも、彼らとこうやって声をかけあえるカンケーなのが
 とてもうれしく感じています。

 あのね、やっぱり昔から変わらないことだと思うのですが
 近所の子どもたちとまわりの大人たちが
 ふつうに会話できるカンケーって
 ものすごく健全で大切なことだと思うんです。

 そういう大人でいたい、と思っていて
 以前にはYデッキに集まる子どもたち(といっても10代の思春期)と
 ふだんからフツーに語りあえるカンケーだったのですが
 最近は街頭演説もやめてしまったので
 彼ら/彼女らと話す機会が無くなってしまいました。

 事務所で仕事している時間が長いので
 今はこの子どもたちだけしか話せていないのですが
 これからも自然にそういう大人でいられたらいいなあと思います。


● ハッピーで生きのびること

 昨日このタイトルで書いたこのコーナー
 現役の小児科医の先生からメールをいただきました。

 「本当に真っ当な想いですね」

 と評価していただいて
 ものすごくうれしくて感じました。

 現場の最前線で実際に子どもたちと関わりを持つ方から
 評価をしていただいて、改めて自分の言葉に自信を深めました。

 18才の彼がフジノの言葉に自信を得たことと
 ちょうど全く同じような感じです。

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 以前このコーナーで紹介した
 写真家の岡原功祐さんがすすめている
 『居場所プロジェクト』がHPのまもなくの開設に向けて
 活動中との連絡をいただきました。
 (現在はまだ表紙のみです)

 やっぱり岡原さんの活動を聞くにつけても
 今この国での『生きづらさ』はそうとうなものだと
 改めてフジノは感じます。

 だからこそ、まずは『生きのびること』が
 それだけでいいから、できることがとても大切だと思います。

 そして、僕たち上の世代は
 少しでもその為の力になれるといいなあと思います。



2006年3月25日(土)のフジノ
● まず「生きのびること」、そして「ハッピーであること」。

 市民相談で今日新しく出会った
 18才の男のコがとても印象的だったので、
 本人の許可をえて書きます。

 彼は、中学時代からたくさんの人の中にいるのが苦しくて
 とてもまじめで成績も良かったのだけれども、
 高校に進学しませんでした。

 それから3年間、ふらふらと日々を過ごしたりバイトしたり、
 やがて横浜でたくさんの夜遊びをするようになって
 ひと段落して現在に至るそうです。

 本人は「自分は暗い」「自分はつまらなくて自分がキライだ」と言うけれど
 フジノの前にいる彼はとてもさわやかで明るくて楽しくて
 市民相談といいながらも楽しく過ごしました。

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 フジノはこんなことを言いました。

 「僕は死ぬほど臨床心理学を学びたくて
  学ばなければならなかったから大学に行ったけれど
  まわりには勉強も全くしない学生が多くていつもガッカリしていたよ。

  そんな人たちは大学に来るべきじゃないし、
  自分が何者か分かっていないような18才をたくさんつくっている
  高校ばっかりだということなんだろうね。

  この国でいま義務教育だからという法律のしばり以外には
  学校に通わなければいけない必然性なんて
  僕には何も見つけられない。

  友達なんて学校の外で
  いくらでも見つけられるし。

  まずは『生きていること』が大切だよ。
  この国で生きていくことはとても難しいことだから。

  次に『ハッピーであること』がとても大切だよ。

  大企業に勤めていても有名大学に通っていても
  ハッピーじゃないヤツらがあふれているからね。

  生きてても死んでるヤツらが
  うじゃうじゃいるからね。

  そんな風に考えているから
  ●●くんが高校に行かなくてもそんなのどうでもいいよ。

  18才で今とてもハッピーそうで元気に暮らしているんだから。

  『生きていること』、『ハッピーであること』、
  この両方ができていればかなり人間としてすごいと思う。

  そして●●くんはかなりすごい人間だと思う」

 そうしたら、彼はとても大きな笑顔になって

 「偉い人にそんなことを言われたのは初めてです!」

 と、ものすごく喜んでいました。

 政治家は偉くも何とも無いけれど、
 政治家という仕事の持つ『権威』が彼の生き方に対して
 『肯定感』を与えたのであれば
 それはとても良かったと思います。

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 フジノは本気で上の言葉のように信じていて
 まわりの人々にはいつもこう語っています。

 不登校だって全くかまわないです。

 高校〜大学〜就職、なんて決められたレールを走らなくていいです。

 ただ『ハッピーに生きのびること』さえ
 叶えられるのであれば、人としてすごいと思います。

 たいていのことは
 世間のしがらみだとか周りのくだらない視線でしかなくて
 そんなものはバカバカしいどうでも良いことです。

 僕の友達の中には
 高校なんて行ってない人がたくさんいます。

 そんなことはどうでもいいのです。

 人生は短い中で
 たいていの人々は30才を過ぎても
 自分が何のために生きているのかも分からないままに
 上司のぐちや仕事の不満をこぼしながら
 ただ生きている人が多いです。

 そんなむなしい日々を過ごすために
 わざわざ高い学費を払って高校や大学に行くくらいなら
 行かない方がいいと思います。

 くりかえしますが、
 「生きのびること」と「ハッピーであること」。

 これを叶えることはかなり難しいです。

 これらさえ実現できていれば、
 あなたがどんな学歴だろうが職歴だろうが
 そんなことは僕にとってどうでもいいことなんですよ。

 だいじょうぶ。


● 一市民として北朝鮮を考える会への参加

 原子力空母配備への反対からスタートして
 アメリカと日本の現在の姿に強く疑問を感じるようになりました。

 同時にアジアとのカンケーも
 考えるようになりました。

 フジノ自身の人生の中で
 韓国・中国の方々と接する機会は
 わずかにアメリカ留学中に
 同じ寮で語りあったという経験くらいしかありませんでした。

 そんな中で今年1月には
 来日した『韓国政経文化・公共政策使節団』の方々と
 日韓草の根交流という形で対話するチャンスがありました。

 改めて、アジア諸国と日本のカンケーを
 しっかりと考え直すことができました。

 今回、『一市民として北朝鮮を考える会』というプロジェクトがあって
 果たして自分が何をできるかは明確には分かりませんが
 協力したいと思いました。

 北朝鮮とのカンケーをスタートに
 日本と台湾、日本と韓国、日本と中国、というものを
 今のままではない形に向けられるように
 ささやかながら尽力したいと思います。

 今日、第1回目の集まりに行ってきました。
 これから毎月1回は集まって、
 11月までには
 大きなシンポジウムをやれるようにしたいと決まりました。

 フジノスタッフの中には
 この会に参加することを話したら
 どんびきだった人もいるのですが(そりゃそうだ)
 市議としての仕事を全うしながら、できる範囲で活動したいと思います。


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