まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2006年5月12日(金)のフジノ
● 5月13日(土)、Yデッキで署名を行ないます!

 昨日にひきつづき、13日(土)の署名活動をお知らせします。

 昨日は夕方さっそく朝日新聞の横浜総局から
 「掲載しますよ!」とお返事をもらいました。

 朝日新聞はいま『自殺対策元年』という連載も行なっていて
 自殺予防に真正面から取り組んでくれてる、という印象があります。
 自殺予防対策をめざす僕たちには、とてもこころづよいです。

 朝、新聞が待ちどおしかったのですが、
 湘南版にバッチリ出ていました!

(朝日新聞06年5月12日朝刊)
朝日新聞06年5月12日朝刊

 朝日新聞さん、ありがとうございます!

 というわけで、改めて告知いたします!



 自殺対策基本法の制定をめざす署名活動!


    日時:明日、5月13日(土)11時〜16時

    場所:京浜急行横須賀中央駅前広場・Yデッキ

     *雨天決行です


    署名活動を一緒に行なってくださる方も
    募集しています。


    連絡先:フジノ 080(6584)0010



 どうか、みなさまのご協力をお願いします。


● たとえ現実がひどく厳しいものであっても

 毎日新聞の記事によると
 まだ正式な統計は発表されてはいないものの、
 8年連続で3万人もの方が自殺に追い込まれている状況になりそうです。

自殺8年連続3万人を超える(毎日新聞記事)

 けれども、たとえ現実がひどいものであっても、
 僕は信じています。

 必ず、この現実は変えていくことができる、と。

 みんなの力で必ずこの国は変えることができます。

 力を貸してください。よろしくお願いします!


● 横浜でNPOの方々に「講演」を行なってきました

 午後から横浜の本郷台へ行きました。

 精神障がいのある方々のグループホームを運営している
 NPO法人「こだちの会」に招かれて
 講演を行ないました。

 本来ならば、グループホームという最前線の『現場』で
 活動をしてくださっている方々に対して
 フジノが講師をするなんて「10年は早い」という気がしています。

 けれども、講演の依頼のために
 メンバーの方が横浜から
 わざわざカフェトークに2回も来てくれたのですね。

 「若輩者の僕が講師なんておこがましい」という想いは強かったのですが
 横須賀まで直々に足を運んでくださったという熱意にうたれました。

 熱意にはとても弱いフジノは、
 恐縮しながらも
 講師を引き受けさせてもらいました。

 (実は『講演の依頼』があると、フジノは全て断っています。
  こうして全て断っていることを誤解されて
  「ゴーマンだ」と批判されることがとても多いのですが
  フジノは講師なんてやる柄では無いのですよ。
  特に『精神保健福祉』を語るのは、とてもフジノには大きすぎます)

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 会場は、本郷台にある栄区社会福祉協議会でした。

講演会場

 NPOとしての理事会・総会が終わった後、
 フジノの講演となりました。

 「内容は、自由に話してください」

 というお言葉に甘えさせていただいて、
 本当に自由にお話しさせてもらいました。


 (1)障害者自立支援法とこれからの福祉

 (2)精神保健福祉とフジノの15年間、自殺予防への決意

 (3)精神保健福祉への想いがある人こそ、政治の世界へ



 みたいなことを、1時間ほどお話ししました。

 聴いて下さっているみなさんとの距離がとても近かったのですが
 涙を流しながら、大きくうなずきながら、
 目を真っ赤にしてハンカチでぬぐいながら、
 僕の講演を聴いてくださる方が何人もいらっしゃいました。

 そんな姿に、こころを強く打たれました。

 正直なところ、僕は
 この3年間の政治家としての毎日に消耗しきってしまって
 「早くこの仕事を辞めてしまいたい」という気持ちにしばしばなります。

 けれども、そんなみなさんの姿を見るにつけても
 たとえ自分の体が崩れ落ちても
 たとえ自分の身を捨てても
 僕は、精神保健福祉と自殺予防のために
 完全に力尽きるその瞬間まで
 ひたすらにがんばり続けなければいけないのだろう、と思いました。


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 講演を終えた後、質疑応答。

 今後の新しいグループホームの在るべき姿や
 障害者自立支援法の完全施行後のゆくえなどをお話しました。

 また、精神保健福祉への想いを持つ政治家が増えてほしい、という
 フジノの想いも改めてくりかえしお伝えしました。

 全てが終了してお開きになった後も
 聴いてくださった方々が残って
 1時間以上にわたって、いろいろなお話をうかがいました。

 フジノは横須賀市議ではありますが、
 ぶっちゃけ、横須賀市という行政区分はどうでも良いのです。

 横浜市栄区の作業所(パンを作っているところがあります)を
 今度、見学させてもらいたい、と強く思いました。

 そして、今日参加されていた方の中から

 「今日の講演にとても感動しました。
  ぜひうちの家族会に来て、講演をして下さい」

 と依頼を受けました。

 とてもありがたいお言葉だったのですが、
 でも、やっぱり講演が苦手なので、

 「半年くらい、お時間をください」

 とお答えをしました。

 こんなフジノを講演に呼んでくださって
 本当にありがとうございました!

 これからもこの国の精神保健福祉が
 少しでも守られるように、そして前進していくように、
 全力を尽くしていきますからね。お互いにがんばっていきましょうね。

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 それにしてもいつも思うのですけれど
 秋田県で講演をしたり、
 東京でパネリストをしたり、
 横浜市で講演をしたり、
 と、フジノは横須賀市外の方が人気があると思います。

 カフェトークも市外や他県からよく来てくれますし。

 別に、横須賀市民に愛してほしくて
 政治家をやっているわけではないのですけれど
 フジノはつくづく
 横須賀市民には愛されていないなあ、と
 ときどき複雑な気持ちになります。

 やれやれ。何だろうね。



2006年5月11日(木)のフジノ
● 5月13日(土)、Yデッキで署名を行ないます!

 昨日、記者クラブにプレスリリースを配ってきました。

 実は、今週の土曜日(13日)に
 『自殺対策基本法の制定』をめざして
 全国7ヶ所で同時に一斉署名活動を行ないます!

 その7ヶ所のうちの1ヶ所が
 なんと横須賀(神奈川拠点として)なのです!

 自殺予防対策をすすめてきた横須賀として
 ものすごく誇らしいことだと感じています。

 さて、この署名活動は
 NPO法人自殺対策支援センターライフリンクをはじめとする
 複数の自殺予防にとりくむ団体とボランティアが
 共同で呼びかけています。

 さらに、多くの有名人の方々が
 賛同してくれています。

 この活動をとおして、
 国の法律として自殺対策が位置づけられることをめざします!




 自殺対策基本法の制定をめざす署名活動!


    日時:5月13日(土)11時〜16時

    場所:京浜急行横須賀中央駅前広場・Yデッキ

     *雨天決行です


    署名活動を一緒に行なってくださる方も
    募集しています。


    連絡先:フジノ 080(6584)0010



 どうか、みなさまのご協力をお願いします。

 たぶん雨が降ると思うのですが
 それでもみんなで呼びかけて行きたいと思います。

 よろしくお願いします!



2006年5月10日(水)のフジノ
● 基地周辺地区安全対策協議会の第2回目

 今日は午後から『基地周辺地区安全対策協議会』でした。

 長ったらしい名前だから
 ちょっと読むと分かりにくいかと思うのですが

 基地=アメリカ海軍基地

 周辺地区=アメリカ海軍基地のまわりの地域(本町や米が浜)

 安全対策=殺人事件や暴力事件が起きているので対策を考えていく

 協議会=集まりです

 の2回目でした。

 フジノは傍聴です。

 しっかし、前回に続いて
 今回もフラストレーションのたまる会議でした。

 アメリカ軍から民事部長というのが出席していて
 せっかくアメリカ軍がテーブルに着いているチャンスなのに
 本当に犯罪を無くせるような取り組みを
 ぜんぜん引き出せる参加者がいないのです...。

 この会の委員メンバーになってくれている人は
 地域の町内会長や商店会長の方々なので
 当然ふつうの市民の方ですから
 バリバリ発言するとかは
 当然ながら難しいとは思うのです。

 けれども、暮らしていて不安に感じることは
 同じ想いをしていると思うのです。

 アメリカ軍側は「対策をしている」と繰り返すのですが
 その対策が効果が無かったから
 ひどい犯罪が起きたわけです。

 「パトロールをしている」

 とアメリカ軍は言うのですが
 巡回をしたからそれで犯罪が無くなるかというと
 フジノはそう思いません。

 徹底的に、新しい兵隊の教育や
 日本に赴任することになった兵隊たちの教育を
 「専門家の視点」を入れて
 「徹底的」に
 「継続的」に
 行なっていかなければいけないはず。

 そういった対策を行なうというような発言を
 アメリカ軍側は全くしていません。

 そして、日本側の委員会メンバーも
 厳しく追及する人がいません。

 傍聴席に座りながらフジノは、

 「もっと厳しく質問して!」

 とか

 「そんなんじゃ答えになっていないよ!」

 とか
 叫びたい気持ちでいっぱいです。

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 今日の会議の資料は
 PDFファイルにして載せておきます。


● 蒲谷市長、「意見を聞く会」は非公開で行なうと述べる

 フジノが尊敬するアサノさんが宮城県知事だった12年前、
 副知事として仕えたのが、実は現在の蒲谷市長です。

 アサノ知事は情報公開をすすめた方として
 ものすごく有名です。アサノ知事が就任してからは
 情報公開の進んでいる自治体として
 宮城県は全国1位とオンブズマンから高く評価されました。

 その情報公開のアサノ知事のもとで
 副知事をしていたはずの蒲谷市長であるにも関わらず、
 何故、情報公開をしないのでしょうか。

 昨日行なわれた記者会見で、
 蒲谷市長は改めて「意見を聞く会」を非公開としました。

 情報公開は、実は自らを守る盾なのだ、ということを
 何故、蒲谷市長は分からないのでしょうか。

 アサノ知事のもとにいながら何故?

 という気持ちがフジノの中には
 どんどん強くなっていきます。

 今日も複数の市民の方から

 「非公開だなんて密室だと思います」

 「隠してやらなければならない何かおかしな理由があるのかも」

 と言われました。

 蒲谷市長、公開でやるべきです。

 このまちに暮らす全ての人に関わる問題を
 閉鎖した場所で非公開でやるなんてまちがっています。


● 精神保健福祉士としての重み

 フジノの発言は全て
 「政治家フジノ」の発言として受け止められます。

 もちろんふだんから語る内容には
 ものすごく気を遣っていますから、

 「フジノさんっておとなしいんですね」

 と、最近知りあったような方からは
 言われるようになったりしました。

 たとえ私服を着ていてプライベートの時間であっても
 市民の方にはそんな違いはカンケーない訳で
 すっかり自分の意見には気を遣って話すようになりました。

 けれども、昨日はっきりと気づいたのですが
 精神保健福祉士の国家資格を持ってからは
 さらに気持ちが違います。

 市議会議員としてよりも
 精神保健福祉士(PSW)としての方が発言が「重い」のです。

 僕に相談をしてくれる市民の方は、
 市議会議員フジノというよりも
 精神保健福祉士フジノという感じなのですね。

 そして僕は自分がPSWであることに
 大きな誇りを持っていて
 大きな責任を感じています。

 日々、本当に1つずつ反省しながら
 自分の言葉を大切にしているのですけれども
 市議として、PSWとして、
 もっともっと1つずつの言葉を
 相手に与える影響も考えながら
 語り続けていきたいなあと考えています。



2006年5月8日(月)のフジノ
● 明日、カフェトークです

 明日はカフェトークです(第37回目です)。

 時間は、お昼12時から
 場所は、BUENO(横須賀中央モアーズ1階)です。

 いつもどおり、のんびりと
 お待ちしています。


● 基地対策課から、回答は出ませんでした

 連休中の平日である2日
 市側に出した質問状への『回答』が出されませんでした。

 そもそも回答が出るかどうかを
 今日答えてもらえるはずだったのですが...。

 横須賀市の誠実な対応を行ってほしいです。
 とても残念です。


● アサノさん、お元気そうでした

 尊敬するアサノさん(前・宮城県知事)の講演会に行ってきました。

 東京・恵比寿にある
 『サッポロ恵比寿麦酒記念館』という場所でした。

 今日は休館日なのですが、このために開けてもらったとのことで
 すてきな場所での集まりとなりました。

 行ってから知ったのですが、
 新著『疾走12年〜アサノ知事の改革白書〜』(岩波書店)の
 出版記念もかねた講演会だったのですね。

 新著が出たのはもちろん知っていて
 買おうとしていたのですが、
 時間が無くて今まで買えずにいました。

 そうしたら、なんと、
 この会の帰りにその新著を頂いてしまいました!ありがとうございます!

浅野史郎さん  ふだん使っていない方の
 ケータイカメラで撮ったら
 なんか微妙な写りぐあい...。

 でも、アサノさん、
 とてもお元気そうでした。 

 今日は観客席を見回すと
 なんか有名人ばかりでした。

 アサノさんのお祝いのためにいろいろな方が来ていたのですね。

渡部恒三さん  民主党の幹事長である
 渡部恒三さんも来ていました。

 テレビなどで有名な『渡部節』を
 目の前で実際に
 聞くことができました。

 社会民主党の党首である
 福島瑞穂さんもいらしてました。

 「お悔やみ欄に経歴が『元知事』としか載らないような
  生き方だけはしてはダメ」

 と、友人から言われたというアサノさん。

 ご自身もそんな気は全く無かったそうです。

 宮城県知事を引退された今は
 慶応大学総合政策学部の教授をなさっています。

 僕にとってアサノさんの存在は
 その肩書きが何であっても
 知事でも、厚生労働省障害福祉課長でも、
 教授でも、社会福祉協議会会長でも、
 何であってもカンケーなく、ずうっと尊敬すべき存在です。

 これからもいつまでも僕にとって
 そしてこの国にとって
 大きな刺激を与え続けてください!


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フジノとアサノ知事
 アサノさんは、知事時代に
 横須賀に講演(04年12月4日)
 来て下さいました。

  (04年7月24日、アサノ知事とフジノ)


2006年5月2日(火)のフジノ
● 「意見を聞く会」について、市長へ強く抗議しました

 昨日夕方、突然にFAXで送られてきた
 原子力空母配備について市民の意見を聞く会の開催通知ですが、
 内容が全く納得できませんでした。

 そこで、けさ、無所属/1人会派の4人で集まって
 内容の問題点を話し合いました。

 それらの問題点について、一柳議員・原島議員とフジノで
 企画調整部長(基地の担当です)と
 基地対策課長に
 すぐにヒアリングに行きました。

 質問状も出しました。

企画調整部長へのヒアリング  左から
 企画調整部長、
 一柳さん、
 フジノ。

 しかし、納得のいく説明はえられませんでした。

 そこで、正式に市長に抗議をすることを決めました。

 抗議文書はフジノが作って
 みんなの了解をえて、
 不在の市長のかわりに秘書課長に手渡してきました。

 分かりやすい文章をこころがけたので
 読んでもらえたら、
 この「意見を聞く会」の問題点が分かってもらえると思います。

 ぜひこちらをご覧下さい。

 たとえ僕は最後の1人きりになろうとも
 正しいと信じることは絶対に曲げずに、伝え続けます。


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