まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2007年2月7日(水)のフジノ
● 「住民投票は否決されました」と報告とお詫びの街頭演説

 今日、市議会の総務常任委員会で
 『住民投票条例』を行なう議案が否決されました。

 つまり、正式に「住民投票はやらない」と決まったのです。

 横須賀市議会の多数派は、住民投票を拒否しました。
 10名の委員メンバーのうち、
 賛成したのは原島議員(ネットワーク運動よこすか)だけでした。

 フジノは傍聴を終えて、いくつかのヒアリングを終えると
 すぐに事務所にメガフォンを取りに戻って
 Yデッキに向かいました。

 一刻も早く、市民のみなさまに

 「住民投票は否決されてしまいました」

 という報告

 「力が足りなくて、本当に申し訳ございませんでした」

 とお詫びをしなければいけない、と感じたのです。

----------------------------------------------

 このまちのことは
 このまちに暮らす人々が決める。

 それが住民投票です。

 そんな当たり前のことを、市長と市議会は拒否しました。

 「住民投票をやるべきだ」とずうっと訴え続けてきた政治家として
 フジノは市民のみなさまに説明責任があります。

 蒲谷市長に最も足りないのは
 この『説明責任を果たす』という行動です。

 フジノは、蒲谷市長みたいにはなりたくありません。
 市民の代表なのだから、市民のみなさんに全てを説明したいのです。

 これまでの経緯(日米両政府の決定、市長の選挙公約の撤回)、
 寒い1ヶ月間に署名活動を行なってくれた市民のみなさまへの感謝、
 2月5日から特別に臨時議会が開かれたこと、
 市長への質疑がなされたこと、

 今日は、署名活動の代表者が
 本会議場で意見を述べたこと(意見陳述)、
 そして、総務常任委員会で質疑の後で採決があって
 否決が決まってしまったこと。

 この全てをきちんとお話して、
 そして、市民のみなさまにお詫びをしました。

 「住民投票はやれないことに、正式に決まりました。
  力が足りなくて、本当に申し訳ございませんでした」

 繰り返し、お詫びの言葉をお伝えしました。

 いろいろな方々から

 「負けるな!その悔しさを次につなげろ!」

 とか、

 「政治家が公約を果たせなくて謝罪するのを初めて見た。潔くて良い」

 とか、

 励ましのお言葉をいただきました。

 でも、違うんです。

 そんな言葉をかけてほしくて
 フジノはYデッキに向かったのでは無いのです。

 市議会という閉鎖的な空間だけで
 物事が全て決まってしまうのがイヤなのです。

 全てを市民のみなさまと分かち合いたいのです。

 途中、悔しくてたまらなくて何度も涙が出ました。
 寝不足でアタマがフラフラして、声は枯れてガラガラのまま、
 それでも演説を続けました。

 繰り返し、繰り返し、お詫びをお伝えして、頭を下げました。

 きっと今のおれは、テレビに出てくる不祥事を起こした
 企業の社長とか重役たちみたいなのだろうな、
 と自分のことを感じました。

 でも、絶対に生の声で伝えなければならなかったのです。

 きっと明日の朝刊には
 『住民投票、否決』と載ることでしょう。

 でも、それでは絶対にイヤなのです。
 自分の暮らしているまちのことを
 何故、新聞とかテレビのニュースで知らなくちゃいけないんだ!?

 僕は、さっき決定されたことを僕自身の言葉で
 今すぐにきちんと全てを説明して、市民のみなさんに知ってほしいんだ。

 僕を4年間見つめてくれている
 市民のみなさまに僕自身が伝えなければいけないんだ。

 そして、このまちを守っていく覚悟を
 市民のみなさんにも一緒に持ってほしいんだ。

 明日の本会議で、住民投票を賛成する8〜10人の議員だけでは
 このまちを守りきることなんてできないんだ。

 市民のみなさんに実感してほしいのです。
 あなたも一緒になって
 このまちを守らなければいけないんだ、ってことを。

 だから、僕はバカみたいに鼻水と涙をだらだら流しながら
 エンドレステープみたいに

 「住民投票案が否決されました」
 「力が足りなくて本当に申し訳ございません」

 と叫び続けたのです。

------------------------------------------------------

 フジノ個人が掲げる政策はたくさん実現しましたが、
 このまち全体の大きな現実を変えることは、負け続けてきました。

 1年目、『美術館建設みなおし』で負けました。

 2年目、『長井海の手公園(ソレイユの丘)の住民監査請求』で負けました。

 3年目、『32年間続いた官僚市長を変える為の市長選挙』で負けました。

 4年目(今回)、『原子力空母母港化の住民投票』を実現できませんでした。

 毎回、たくさんの市民の方々を巻き込んできました。
 だから、中には絶望感を抱いている人々もいるかもしれません。

 それでも、あえて僕は『希望』を語りたいと思うのです。

 まだ、何も終わってなんかいない。
 まだ、何も終わってなんかいないのだ。

 来年夏に原子力空母が横須賀にやってくる。

 それでも僕はあきらめない。
 僕は死ぬまでこのまちで暮らし続けていく。

 このまちを愛し続けるように
 人生の最期の瞬間まで
 原子力空母を撤回させる為に闘っていくのだ。

 自殺予防も精神保健福祉の向上も市民病院改革も
 原子力空母配備の撤回も、全て
 このまちで生きていく1人の人間として
 向き合い続けなければいけないリアルな僕の現実だから。

 僕と同じように、たくさんの人々がこのまちに暮らし続けるだろう。
 僕と同じように、たくさんの人々がこのまちに変化を望むだろう。

 もっとこのまちは良くなる。もっとこのまちは変われる。

 そう願う人々は確実に増えている。
 敗北するたびに確実に増えている。

 そして、やがて僕たちは、必ず勝つ。

 何故なら、僕たちはこのまちを愛しているからだ。



2007年2月6日(火)のフジノ
● 質疑を終えて

 昨日、ついに質疑を終えました。

 このHPのスケジュール欄を観ていただくと分かるのですが
 2月1日から5日まで、
 布団に入って寝た睡眠時間は
 合計で1.5時間しかありませんでした。。

 連日、合間を見つけては横になったりはしていたのですが
 もうずうっと市長との質疑のことばかり考えていました。

 何十回も原稿を書いては直してを繰り返して
 もちろん、ふだんの現役政治家としての仕事も行ないました。

 相談活動も行ないながら、
 議会活動報告チラシも街頭で配りながら、
 徹底的にいつもどおりに仕事をしました。

 そうしたら、全く眠る時間がとれなかった。

 そして、昨日ついに質疑を終えて
 家族と食事をして、自宅に21時くらいに戻ったら
 そのまま倒れるように寝てしまいました。

 やるべき仕事は山ほど残っていたのですが
 ついさっきまで洗濯物をとりこんでいたような気がしたのに
 もう全く意識が無くなって、
 次の瞬間、けさの4時でした。

 さすがに5連続徹夜は、5年前の会社員時代ぶりです。

 質疑はものすごく必死に行なったのですが
 神奈川新聞以外はとりあげてくれませんでした。

 悔しいので、自分のHPには(いつもどおりですけど)
 質問の全文章を載せますね。

本会議でのフジノ

 今回の質疑は、いつもだとびっちり20分間フルに使うのですが
 どんなにゆっくり原稿を読んでも13分間で読み終えることができるので
 久しぶりにふだんの演説のように
 やることができました。

------------------------------------------------

 5人の議員が市長と質疑を行なったのですが
 内容が重なることがあらかじめ予想できたので
 フジノはあえて全く異なる角度で
 質問をつくりました。

 しばしば市長は「地方自治に半生をかけてきた」と語ります。
 広報よこすかでも繰り返しそう書いてきました。

 でも、本当に地方自治に人生をかけてきたならば
 日米政府に対して「横須賀は原子力空母NOだ!」と言えるはず。

 ただ、政府の言うことを「はいはい」と聞くのが地方自治なら
 それは絶対に間違っている。そんなものは地方自治とは絶対に言わない。

 そこで、蒲谷市長の考える「地方自治とは何か」を
 あえて改めて問うてみました。

 フジノは昭和49年に生まれました。
 市長は昭和42年に自治省に官僚として就職しました。

 だからフジノの人生よりも長く地方自治の仕事をやってきた訳です。
 (自治省だからいろんな県やまちへ出向して課長とか副知事をやるのです)

 蒲谷市長は行政経験がものすごく豊かかもしれない。
 フジノよりも30才年上の蒲谷市長には、
 人生経験では絶対にかなわない。

 だけど、1つだけ、勝てるものがある。

 それは、このまちを愛する『郷土愛』だと思うのです。
 僕はあえて32年間の全ての人生をこのまちで生きてきました。

 蒲谷市長はその人生の大半を
 いろいろな全国の地方で暮らしてきました。

 僕はこのまちの空気を吸って生きてきたし、
 このまちの人々と共に生きてきました。

 だから、僕の方がこのまちの想いをリアルに知っているはず。

 そんな想いの全てを蒲谷市長にぶつけてみました。
 けれども、蒲谷市長からは何も返ってこなくて
 官僚的な答弁が繰り返されるだけでした。

 フジノは久しぶりに本会議の壇上でキレて
 (沢田前市長と初対決した4年前ぶりですね)
 マイクがあるのを無視して蒲谷市長をニラみつけながら質問しました。

 それでも、全ての質問をスルーされた気がします。

 本当に悲しい。本当に情けない。

 政治家フジノは他の政策では
 蒲谷市長と意見が一致することも数多くあります。

 けれども、この原子力空母の横須賀母港化問題だけは
 どうしても蒲谷市長と政策が一致しない。

 そして、その説明責任も全く果たしているとは思えない。

 とても悔しい。この問題については、
 市民を裏切っているとしか思えない。

 市民を向いていない。政府のエラいヤツを向いている。

 僕の言葉は汚いけれど、でも3回も質問を重ねても
 全てスルーしてしまう市長答弁の在り方に
 はっきりとそう実感してしまったんだ。

 蒲谷市長は、市民を向いていない。


● カフェトークでした

 今日はカフェトークでした。
 ものすごく盛況でした。

 けれども、これを書いているのもまたもや深夜3時45分なので
 また明日(っていうか今日か)、改めて書きますね。

-----------------------------------------------

 明日(正確には今日)は、本会議の場で
 住民投票をめざして署名を集めた市民の代表のうち4名の方々が
 意見を陳述する(述べる)のです。

 もっともっと横須賀市議会は参考人を呼んだり
 こうやって市民の方々が意見を述べられる場を増やすべきです。

 明日(正確には今日)は、本当に期待しています。

 みなさんもぜひ本会議を傍聴に来てください。
 あるいは、インターネット生中継を見てくださいね。

 見られない方々は(大半はお仕事ですよね)、
 録画したものを後日、議会HPから見られますからね。

 さて、明日もがんばろう!
 とりあえず3時間ほど寝てきます。



2007年2月5日(月)のフジノ
● 速報です(12:00現在)質疑の順番が決定!

 さあ、議会運営委員会が終わりました。

 ついに14時から、住民投票議会がスタートします。

 市長への質疑の順番が決定しましたので
 お知らせします。

 1.山口道夫議員(新政会)

 2.原島ひろこ議員(ネットワーク運動よこすか)

 3.フジノ(無所属)

 4.吉田雄人議員(無所属)

 5.井坂しんや議員(共産党)

 この5人が質疑を市長と行ないます。



2007年2月4日(日)のフジノ
● 住民投票議会が明日からスタートします!

 ついに明日から、臨時議会がスタートします。
 ふだんならば、この時期に市議会はひらかれません。

 それが特別に開かれるのは、市民のみなさんから

 「議会をひらいて、住民投票をやってくれ!」

 という直接請求をいただいたからなのです。
 本当に市民のみなさま、直接請求をありがとうございます。

 こういう『行動』があってこそ、民主主義です。

 政治家フジノは、臨時議会が行なわれることが
 とてもうれしいです。

 口先ばっかりの大人が多い中で
 このまちでは有権者の9人に1人というものすごい人数の方々が
 直接請求の為に『自筆』『ハンコ』が必要な署名をして下さったのです。

 本当にありがとうございます。

------------------------------------------

 今回は『住民投票 議会』です。

 明日は、市民のみなさんが集めてくれた署名を受けて
 住民投票を行なうべきという議案が出されます。

 けれども、その議案に対して、
 市長は「住民投票は必要ない」という意見書を出す予定です。

 その後、フジノをはじめとする市議会議員が
 住民投票を行なうべきという議案と市長の意見書に対して
 市長に質疑を行います。

 明日は、この質疑までで終わりです。

 午前10時から、議会運営委員会。
 午後14時から、本会議です。

 どちらも傍聴できますから、ぜひお越し下さい。
 インターネット生中継(本会議のみ)も観られますからね。

 あなたの暮らすこのまちの
 未来を決める、大切な議論が行なわれます。


● フジノも市長と質疑をやります

 順番が何番目になるのかは分かりませんが
 (明日10時からの議会運営委員会で決まります)
 もちろんフジノも市長への質疑をします。

 フジノが議会事務局に提出した
 『発言通告書』(=市長へ質問する時に必ず出す書類です)の
 内容は下のとおりです。



 1.市長は住民投票の「対象事項」をどう捉えているか

 (1)これまで全国で行なわれてきた住民投票では、
  対象事項には自治体の決定権限外のものも含まれている。

  しかし、今回の
 「原子力空母の横須賀配備についての住民投票に関する条例」に
 対する市長意見書では、
 対象事項を「自治体の意思によって決定できること」のみに限定した。

 対象事項をどこまでとするかは研究者でも議論が分かれている中、
 市長が今回の住民投票に対しては
 対象事項を限定するに至った最終的な判断理由および根拠は何か。


 (2)市長意見書では、住民投票を
 「市町村合併のように自治体の意思によって決定できること」については
 「1つの有効な手段」としている。

 市町村合併以外には具体的にどのようなことを
 住民投票に適した対象事項(ポジティブ・リスト)
として、
 市長は想定しているのか。


 (3)同様に、
 「地方公共団体の権能の行使としては認められない」とする
 住民投票にふさわしくない対象事項とは、
 本件以外には具体的にどのようなこと(ネガティブ・リスト)

 市長は想定しているのか。


 2.今回の住民投票を行なうことで得られる効果について

 (1)地方自治法第1条の2第1項では
 「住民の福祉の増進を図ることを基本として、
 地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を担うもの」が
 地方公共団体と定義しており、
 国に対して意見表明等を行なうことも
 「地方公共団体固有の権限」として捉えるべきである。

 従って、「外交の処理」は国の権能だが、
 当該地域で安全・安心に暮らす権利を持つ市民が
 住民投票によって「意思を示す」ことそのものには
 何ら問題は無いはずではないか。



 (2)当該自治体の決定権限を越えた事項を
 対象とする住民投票の効果は、
 実質的に「決定権限を有する国に地元住民の意思を強く伝える」
 「地元住民の強い意志を世論に訴える」にとどまっている。

 従って、仮に今回の住民投票を実行した結果、
 住民意思が「原子力空母の横須賀配備に反対多数」となったとしても、
 市長が意見書に記したような
 「国の決定を制限すること」にはならないのではないか。


 3.市長は何故この問題で市民の声を聴く意思が無いのか?

 (1)市内全域でタウンミーティングを行なう等
 これまで市民の声を積極的に聴く姿勢を示してきた市長の姿勢と、
 今回の意見書の内容は明らかに矛盾している。

 原子力空母の横須賀配備問題に限っては
 何故、市長は市民の声を聴こうとしないのか。


 (2)地方自治に半生をかけてきたと自負する市長が考えている
 「地方自治」とは、一体どのようなものなのか。


 「郷土・横須賀を愛するが故に
 原子力空母の横須賀配備に対して住民意思を示したい」

 という率直な市民の想いの発露である直接請求を
 否定することは、市民を裏切ることではないのか。

 それは、市長ご自身の半生をかけた
 「地方自治」を否定することにはならないのか。




 こんな感じです。

 今回ほど原稿つくるのに苦しんだのは
 本当に珍しいです。

 何日徹夜したんだ...。

 せめて本番でうまくいきますように!


● 友達のこと

 俳優をしている友達が、今年からフリーになった。
 改めて「うれしいなあ」と感じる。

 これまでの所属事務所が悪いなんて
 フジノはそんなことは全く思わない。むしろナイス事務所。

 でも、フリーは言葉のとおり、自由。
 厳しさもめちゃくちゃともなうけど、もっと自由に活動できる。

 事務所に守られた世界を飛び出たら
 円の外には手強いヤツがいっぱいいる。でも、そんなもん、ぶち破れ!

 きみには才能がある。
 もっと羽ばたいてほしい。もっと広い世界を見てほしい。
 そして、自分で決めてほしい。

 もっとたくさんの人々のこころに希望やざわめきを喚起してほしい。
 だからフリーを選んでくれたことが、僕はとてもうれしい。

 映画会社時代から、きみの演技にリスペクトしてきた。
 だから、そんな風に感じてる。

 ふぁいと!



2007年2月3日(土)のフジノ
● 衣笠でのチラシ配りは、感動と感謝の連続でした

 またもや徹夜明けでハイな状態で
 今日は、衣笠で『議会活動報告チラシ』を配りました。

 後輩のMさんが手伝いに来てくれました。
 ふだんは平日休みのサービス業のMさんは
 せっかく取れた土曜日休みなのに、本当にありがとう。感謝してます。

 衣笠は、わずか1時間しかいられなかったのですが
 本当にたくさんの暖かい人々に、励ましの声をいただきました。

衣笠駅前でのフジノ  「最近は衣笠で演説やらないの?」

 「フジノくん、久しぶり!」

 「おお、元気にしているかい?」

 フジノに相手の方の顔も名前も
 分からないのですが(ごめんなさい!)
 いろいろな方々が
 声をかけてくれました。

 眠気も寒さも
 本当に吹き飛びました。

 特に、買い物の荷物を両腕に抱えたおこさんづれの親御さんが

 「あの紙(チラシのこと)、もらってきて」

 と、こどもに呼びかけて
 こどもがフジノのところにタターッとかけてきて

 「ください」

 と、フジノに話しかけるのは本当にかわいかったです。
 とりあえず、改めてさらに小さく折ってから、そのこに渡しました。

 なんかこういうとても穏やかな光景が
 何人もの親子づれの方との間で繰り返されました。

----------------------------------------------------

 さらに感動したのは、たまたまフジノの父と同じ職業の
 OBの方々の会合が開かれていた為に

 「あんた!フジノさんの息子さんか!」

 と、何人もの方々が声をかけてくださったこと(涙)。

 2年以上も植物状態で意識不明になっている僕の父のことを
 今日もOB会の集まりの場で、話題にしてくれたとのこと。

 父が倒れた最初の頃は、たくさんの人々がお見舞いに来てくれました。

 でも、今では父を引き受けてくれる病院が
 静岡(伊豆)にしかなかった為に
 お見舞いに行くことはとても難しいので、父はひとりぼっちです。

 父の話題をすることも、僕の家族同士でも
 悲しくてたまらないのであえてなかなか話すことがありません。

 そんな中、父と一緒に働いた方々が
 くちぐちに父のことを心配してくれて話しかけて下さった。

 僕は、とても感動して、涙が出ました。
 警親会のみなさん、本当にありがとうございます。

 衣笠のみなさん、本当にありがとうございました。


● 『国際ユースフォーラム』に行ってきました!

 今日は、13時から17時まで
 市立横須賀総合高校SEAホールで行なわれた

 『国際ユースフォーラム
   〜外国語スピーチ、パネルディスカッション&交流会〜』


 (主催:横須賀市・NPO法人横須賀国際交流協会、
  後援:神奈川県教育委員会・横須賀市教育委員会)

 に行ってきました!

 これは、政治家フジノにとって
 『今年度の注目の新しい事業』の1つです。

 今年度は3月31日で終わりなので
 「年度末ギリギリでついに実現した!やった!」
 という気持ちでいっぱいです。

 スペースのつごうでこのフォーラムの
 メリットを書ききるのはムリですが
 このフォーラムには、いくつもの大きな意味があるのです。

 去年の2月末、予算案を担当部署にヒアリングをしながら
 「これはどんなことがあってもこの先30年は続けるべきものだ」
 と、フジノは考えました。

 そして、実際に行なわれた現場を見に行って
 その想いは確信に変わりました。

 例え、時が経って、横須賀市やNPO国際交流協会の
 担当職員が全て入れ替わったとしても
 「これは続けていかなければならない大切なイベントだ」
 と、フジノは思います。

---------------------------------------------------

 プログラムは、書いてしまえばカンタンです。
 このプログラムからでは、「現場の勢い」は伝わらないんだろうなあ。
 残念。でも、必ずこのフォーラムは30年後に高い成果を生む!

 第1部:スピーチ・ステージ発表

 第2部:パネルディスカッション

 第3部:交流会


 第1部では、高校生のスピーチ・姉妹都市交換留学生の体験報告・
 寸劇みたいな劇・ヒップホップダンス・ショークワイアーが行なわれました。

 湘南学院高校、県立岩戸高校、市立横須賀総合高校定時制、
 横須賀学院高校、県立追浜高校、県立横須賀高校、
 県立横須賀大津高校ダンス部、県立逗子高校のみなさんでした。

ユースフォーラムでのスピーチ  この第1部は、もともと
 国際交流協会が行なってきたもの。

 高校生たちによる
 英語でのスピーチの発表や
 劇や歌などのステージ発表です。

 自分の夢についてや
 世界平和についてや
 アルバイトの事や
 オレゴンへの短期留学の感想や
 環境問題についてなどを
 英語でスピーチがなされました。

 みんなとても素直な想いが
 語られていて、良かったと思います。

 これはフジノ自身の体験なのですが、
 『本当に真剣な想い』を日本語で話すとウソくさく聞こえた時期があります。

 そのかわりに、英語でならば自分の素直な想いを
 きちんと話すことができた時期がありました。

 こういうことを書くとスノッブな変人だと思われるでしょうが、
 大学時代の一時期、僕は日本語では話したくありませんでした。

 本当の率直な想いを話すには
 英語の方が自分の想いにフィットしていた、という時期がありました。

 たぶん、大半の日本人が『本音』で話すのを嫌がるからだと思います。

 これは英語だけじゃなくて、外国語を話せる人なら多くの人々が
 僕と同じ体験をしたことがあると思うんです。

 かつて、作家の村上春樹さんも
 デビュー作である『風の歌を聴け』を書くにあたって、
 最初はまず英語で全てを書いてからそれを翻訳して日本語にした、
 という逸話があります。

 こういう感覚って、たぶん今日の高校生たちも
 きっと分かるのではないかな、と思います。

 みんな、スピーチとても良かったよ。

ユースフォーラムでの大津高校のダンス部  スピーチに加えて

 追浜高校のドラえもんは
 とてもかわいらしく、
 笑いが絶えませんでした。

 大津高校のダンス部は
 とても楽しそうでした。

 観客だけでなく
 演じたり踊っている人々が
 楽しめていることって
 すごく大切だよね。

 さらに、逗子高校のショークワイアーは、
 チケット代を払っても再び観たくなるような素晴らしいものでした。 

県立逗子高校  年2回公演をしている、
 とのことでしたが
 マジでまた観たい。

 素晴らしかったです。

 こうして、第1部が終わりました。


● 第2部は、パネルディスカッションでした

 ここから先は、コーディネーターの方と
 4人のパネリストの方々が会場の参加者を巻き込みながら
 『多文化コミュニケーション〜言葉の壁を乗り越えるには〜』を語り合いました。

パネルディスカッションの様子  英語・日本語・
 インドネシア語が
 会場を飛び交いました。

 ああ、もっと書きたいんだけど体力的に限界になってきた。
 うーん、ごめんなさい。

 このフォーラムはさらに第3部では
 カフェテリアに場所を移して、交流会が行なわれました。

------------------------------------------------

 今日の国際ユースフォーラムをはじめとする
 いくつかの事業・イベントは
 こどもたちの未来を信じておこなう種まきなのです。

 政治家フジノが、アメリカ軍の犯罪を防止する為に
 いくつもの対策を市議会で提案してきましたが
 こういうのは『対症療法』なのです。

 ・対症療法=短期的な対策=今すぐ効果を出す必要がある対策

 ・種まき=長期的な対策=未来への投資としての対策

 こどもたちの未来は、コミュニケーションの壁を越えていく。
 いや、彼ら/彼女らが大人になっても
 まだ実現はできないかもしれない。

 でも、人と人はいつか必ずつながっていくことができる。

 大人として僕たちは、この財政危機の横須賀市だから
 本当にささやかな予算しか使えないけれど
 こどもたちを信じて、未来への投資をしたのだ。

 来年も、再来年も、ずうっと続けていくべきだ。

 うーむ、疲労で文章表現力が低下している。
 でも、理解してくれる人がたくさんいることを僕は知っている。

 行政の担当者の方々の中にも、高校生たちの中にも、
 同じこの想いを信じている人々がいることを僕は知っている。

 みんなで、育てよう。
 必ず人と人とはつながっていかれる。


● 久里浜駅前で議会活動報告チラシを配りました

 16時の第2部が終わったところで
 フジノは総合高校から帰りました。

 手伝いに来てくれた友達のKくんと待ち合わせて
 京急久里浜駅で議会活動報告チラシを配りました。

 用意しておいたチラシをわずか15分で
 全て配り終わってしまって
 (感謝でいっぱいではあるのですが)なんか拍子抜け。

 久里浜のみなさん、ありがとうございました。

------------------------------------------------

 昨日、おととい、3日前、と
 ほとんど寝ていないので
 文章がヘンだったらごめんなさい。

 とにかく臨時議会(5日スタート)のラストまで
 全力で駆け抜けていきます!



2007年2月2日(金)のフジノ
● 障がいのある方々のいろいろな団体との、懇談会でした

 30分しか寝ていないままに
 議会事務局に『発言通告書』を提出しに行きました。

 (詳しくはあさって書きます)



2007年2月1日(木)のフジノ
● カフェトーク夜版(第62回)は深夜まで続きました

 昨日のカフェトークは、かなり大人数となりました。

 毎回とてもいろんな職業の方々が集まります。
 例えば、今回で言うと...。

 ・薬局の経営者の方
 ・薬剤師さん(上の経営者さんとは無関係です)
 ・飲食店の経営者の方
 ・東京のアパレルの店員さん
 ・横浜のアパレルの店員さん
 ・美容院の経営者の方
 ・精神保健福祉士さん
 ・100円ショップの店員さん
 ・税理士さん
 ・行政書士さん
 ・IT企業を起業した経営者の方
 ・新聞記者の方
 ・無職の方
 ・政治家として立候補予定の方
 ・某銀行の銀行員の方

 おおー、なんか昨日は特にいろいろですね。
 特にカフェトーク夜版は、いろいろな方々がやってきますね。

 昼版は、無職の方・休職中の方・フリーターの方・リタイアした方・
 専業主婦の方・障がいのあるおこさんがいらっしゃる方・
 学生さん・社会的ひきこもりの方など
 こちらもまたいろいろな方々がやってきます。

 昼と夜でカラーが違うのですね。
 早く土日祝日バージョンを開催しないといけないなあ。

 さて、昨日は、東京の江戸川区から
 わざわざ参加してくれた方もいました。
 横須賀まで遠いところをすみません!

 実は、その方は4月の選挙で
 民主党から区議会議員選挙に立候補予定の方でした。
 滝沢さん、ぜひ選挙戦はがんばってくださいね。

 前回のカフェトークには、自民党員の方が来てました。

 政治カンケーの人も、選挙のことを話さないでくれたら
 誰でも自由に来てくれてかまいません。

 何故かこれまでも新宿区議さんをはじめとして
 たくさんの現役政治家の方も遊びに来てくれたりしています。
 カフェトーク来ても、何の役にも立たないのになあ(笑)

カフェトーク  カフェトークは、これからも
 どんなことがあっても
 毎月4回は必ず続けていきたいと思います。

 さすがに昨日は、議会がはじまっている真っ只中で
 「スケジュール的にムリかな?」と思ったのですが、大丈夫でした。

 さらに次回は2月6日ということで、
 5日の本会議と7日の委員会にはさまれています。
 これまた議会の真っ只中。

 でも、みんなでまた楽しくお会いできたらと思います。


● このまちの財政を知って下さい(団塊世代の大量退職と退職金)

 こちらのコーナーをぜひご覧になって下さい。
 横須賀市役所にも当然ながら2007年問題が発生します。


---------------------------------------------------

 書きたいことがたくさんあるのですが
 昨日も徹夜、今も深夜2時21分、たぶん今日も徹夜です。

 臨時議会(2月5日)に向けて
 質問原稿づくりに必死です。

 また明日時間が取れたら
 今日の出来事などもしっかり書きますね。

 ではでは。


→日記過去分の目次へ
→はじめのページに戻る