まちの政治家は、こんなことしてます


2009年3月28日(土)のフジノその2
● 市長選挙についての報道/神奈川新聞が3人を紹介

 6月28日の横須賀市長選挙まで
 あと3か月となりました。

 それを受けて、神奈川新聞では大きく特集として
 現在まで立候補を表明している3人についてをとりあげました。

 (2009年3月28日(土)神奈川新聞より)



 フジノは自分の過去2回の選挙もそうでしたが
 自分が当選するかどうかだけでなく

 『投票率』が上がること

 を常にテーマにしてきました。

 他にもどんな選挙がある時でも
 「選挙へ行こう!キャンペーン」をしてきました。

 今回の6月の市長選挙も、この横須賀の4年間を決めるだけでなく
 この先の数十年の横須賀を未来を決めるような選挙となります。

 だからこそ、大人には絶対に選挙に行ってほしいと願っています。
 次の世代への責任を大人たちは持っています。

 有権者の全員が選挙に行くのが
 本来の在るべき責任の果たし方のはずです。

 そんな想いを常に持っているフジノにとって
 こうして神奈川新聞が市長選挙についてとりあげて下さることは

 市民のみなさまに関心を持っていただく意味でも
 とても貴重な報道だと感じます。ありがとうございます。

 みなさまも、どうかこうした報道を
 ぜひ参考にしてくださいね。

 横須賀の未来は、あなたが決めるのですから。



2009年3月28日(土)のフジノ
● 呉東正彦弁護士と意見交換をしました/横須賀市長選挙に向けて

 先日お知らせしたとおりですが
 25日をもって予算議会が終わりましたので

 「フジノが6月の市長選挙にどう対応するか」

 を決心する為に、出馬表明をした2人に
 これからそれぞれお会いしていただきます。

 まず今日は、呉東正彦さんにお話をうかがいました。

 1時間、2人きりで
 じっくりと意見交換をさせていただきました。

 これまで呉東さんとフジノは
 仕事を通じてしか接点がありませんでした。

 だから、今日はプライベートな側面(これまでの人生など)も含めて
 様々な側面から呉東さんにお話をうかがいました。

 お話を終えてからすでに12時間以上経っているのですが
 率直なフジノの感想は

 「とてもワクワクした!」

 というものです。

 呉東さんの想いは、フジノの胸をとても打ちました。

 そもそも何故、弁護士を志したのか、
 何故、市民活動に身を投じたのか、
 そうしたお話はとても興味深く、すごく共感しました。

 また、パブリックな側面についての質疑の中で
 最も胸を打ったのは

 「何故このまちでは不登校・ひきこもりが多いとお考えでしょうか?」

 という質問をした時のことです。

 呉東さんは、まず横須賀の歴史を語りはじめたのです!

 歴史の流れの中で横須賀市がどのような位置を占めているのか、
 さらに、このまちに暮らす人々についての分析を語りました。

 そののちに「だから今、不登校・ひきこもりが起こっている」
 という呉東さんの結論を話してくれました。

 こうした深い分析を聴くことができたことに、
 フジノはこころから喜びを感じました。

 こうした分析は、フジノがいつも必死に考えている
 このまちで離婚が多く、DV・児童虐待が多く、
 平均所得が低くとどまっていることの分析にも通じるものがありました。

 問題の解決には、
 『目の前の問題』へ対応することと同時に
 『根本的な原因』を分析して対応していくことが不可欠です。

 フジノもまたこうした根本的な原因を
 いつもずっと考えていますが
 呉東さんの分析はもっともだ、と
 フジノにとっても今後の活動への大きな刺激になりました。

 蒲谷市長が市長でありながらこのまちの歴史に疎いのとは
 まるで正反対だと感じました。

 さらに、呉東さんは
 このまちの現状をいかに変えていくのかというビジョンがとても明確で、
 お話をうかがいながら、明るい希望が見えてくるのを感じました。

 希望。それが今、横須賀に必要なものです。

 だからこそ意見交換をしていくうちに、
 フジノはとてもワクワクしてきたのです。

 マニフェストの骨子も少し見せていただきましたが
 ほとんどの点で、フジノの想いと同じ方向性でした。

 呉東さんとフジノは街頭での活動の中で出会って
 いつも外でお会いすることばかりだったので

 こうして落ち着いてお話をうかがったのも初めてで
 その人間的な魅力にも、改めて惹かれました。

 できることならば今日の1回だけでなく、
 改めて意見交換をさせていただきたいと感じました。

 とても有意義な機会でした。

 呉東さん、お忙しい中、お時間を取って下さって
 本当にありがとうございました。


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 次に、31日に吉田雄人市議に会っていただく予定です。



2009年3月27日(金)のフジノ
● 自死遺族の支えあいの会の開催日が決まりました

 『自死遺族の支えあいの会』
 4月以降の開催日が決まりましたのでご報告いたします。


   第9回・4月13日(月)10:00〜12:00

   第10回・6月1日(月)10:00〜12:00

   第11回・8月3日(月)10:00〜12:00

   第12回・10月5日(月)10:00〜12:00

   第13回・12月7日(月)10:00〜12:00

   第14回・2010年2月8日(月)10:00〜12:00

 場所は全て、逸見駅から徒歩5分ほどのウェルシティの3階、
 横須賀市保健所の会議室となります。



 どうか、ご遺族の方々にぜひご利用していただけたらと
 フジノはこころの底から願っています。

 自殺によって1人の方が亡くなった時には、
 その方のまわりの少なくとも5名以上もの方々が大きなダメージを受けて

 その5名の方々が自殺に対してとても高いリスクを負ってしまい
 次の自殺の犠牲者へなってしまう可能性が高まります。

 フジノはこの方々を『自死遺族』と指しています。
 血縁関係がある・無いはカンケーがありません。

 亡くなった方とのカンケーが、配偶者であれ、家族であれ、
 親戚であれ、友人であれ、会社の同僚であれ、

 ふだんの物理的距離が離れていても(実際にそばにいなくても)
 大きなダメージを受けることが分かっています。

 ですから、どうかこの支えあいの会をご利用ください。

 また、「まだまだ外出するのは難しいです」という方々は
 どうかお電話をご利用してみてはいかがでしょうか。

 われらが保健所精神保健福祉担当では
 毎日、自死遺族の方々のお話をうかがわせていただいています。

 電話番号は、046(822)4336です。

 もしも苦しい時やつらい時は、
 どうかこうした取り組みをぜひご利用していただけないでしょうか。
                        

● 多重債務特別相談会の開催日をお知らせします

 自殺は個人の身勝手な死ではありません。

 現下の経済危機などをはじめとする様々な社会的な要因によって、
 複合的な状況の中で追い込まれてしまった末に起こる死なのです。

 その原因の1つとして挙げられるのが、
 生活苦からの多重債務に追い込まれていることです。

 解雇や体調を崩したことによる失業や倒産によって
 生活をしていく為のおカネを
 消費者金融で借りて何とか暮らしていくなどの
 本当に厳しい状態へと追い込まれている方々がたくさんいます。

 そして、1つの消費者金融では返せなくなり、
 2つめの消費者金融でおカネを借りて、
 その借金で1つ目の借金を返し、
 といった負のスパイラルに追い込まれている方々は
 『多重債務』に追い込まれているのです。

 けれども、多重債務は必ず抜け出すことができます。

 あなた一人きりではどうしたら良いか分からなくて
 死んでしまいたくなることもあるかもしれません。

 でも、弁護士や消費生活センターの相談員と一緒に
 多重債務を解決して、そして生活を立て直していきましょうね。

 絶対に、おカネのことで死んではいけないです。
 おカネなんかで死んではいけません。

 そこで、4月から毎月2回となった
 『多重債務特別相談会』のおしらせです。



 <日時>

  4月14日(火)13:30〜16:30

  4月28日(火)13:30〜16:30


 <場所>

  横須賀市立総合福祉会館(汐入駅から徒歩10分程、ダイエーの隣)

 <相談時間>

  1人30分まで

 <定員>

  1日6人まで

 <相談員>

  横浜弁護士会横須賀支部所属の弁護士

 <申込方法>

  あらかじめお申し込みください(事前申し込み制です)。

  当日は、相談時間が30分と短いので、あらかじめお電話を通じて
  当日に持ってきていただきたい書類などをお話したりします。

  申し込み・お問い合わせ 消費生活センター046(821)1312



 どうかご利用してください!
 お願いします!



2009年3月26日(木)のフジノその1
● 季刊誌『ステージ』最新号にフジノの写真が!

 今日、全日本手をつなぐ育成会から郵便が届きました。

 届いた中身は季刊誌『ステージ』の最新号(09年3月号)でしたが、
 表紙をよーく観てみると...

季刊誌ステージの写真

 なんと、フジノが写っているじゃないですか!

季刊誌ステージの写真にフジノが写っていました

 あの対談の時の写真ですね!

 もちろん事前に編集部から「掲載してもいいですか?」と
 確認のご連絡を頂いていたのですが、すっかり忘れていました(笑)。

 すごくうれしかったです。

 後でまた書きますが、今日は仕事で本当にイヤなことがあって
 だから『ステージ』が届いたのがとてもうれしかったです。

 元気をくれてありがとうございます。

 この季刊誌『ステージ』の次号(2009年6月号)作成の為の
 編集会議にフジノが参加させていただけることになりました。

 今日フジノがもらったような元気を
 みなさまにお届けできるような誌面になりますように
 微力ではありますが、全力を尽くします!がんばるぞ!

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 そういえば、横須賀市議会でも
 フジノは今年度、『議会だより編集委員会』のメンバーになりました。

 7月に発行する『市議会だより』作成にも
 フジノは関わらせていただきます。こっちもがんばりますね。



2009年3月25日(水)のフジノ
● 予算議会が終わりました/反対討論を行ないました

 本日、1ヶ月にわたって続いた予算議会が
 ついに最終日となりました。

 フジノは、蒲谷市長の提案した来年度予算案をはじめとする
 いくつかの予算案と関連議案に反対をしました。

 反対の理由を述べた『討論』はこちらをご覧下さい。

 とにかくこの討論の原稿にはギリギリまで手を入れていて
 14時から本会議が始まるのに
 13時35分になっても
 まだ事務所を出発することができませんでした。

 小雨の中を傘もささずにとにかく走って
 本会議の開始10分前にようやく市議会に到着しました。

 いまだ原稿をプリントアウトしていなかったので
 瀧川議員にパソコンをお借りして、何とか印刷を終えました。

 本会議の開始には遅刻することなく
 ばっちり間に合ったのですが

 着席してからも原稿を推敲し続けてしまいました。

 市議会がスタートして、議長に指名していただいて
 壇上に立ってまさに討論を始めてからも

 「この1ヶ月の予算議会を総括する討論がそれで良いのか?」

 と、たくさんの市民の方々の顔がこころに浮かんで

 自分なりに100%の全力は尽くしたと信じてはいるものの
 もっともっと良い討論ができたのではないかという後悔が残りました。

反対討論をおこなうフジノ

 何故こんなことになったかというと
 『討論』の持ち時間がわずか15分間に限定されているからです。

 今回、フジノの下書きの原稿は
 なんと30分を軽く超えてしまうものとなりました。

 それをとにかく削って削って推敲したのですが
 どうしてもこれ以上は削れないという段階になってしまいました。

 そうなると、もはや『構成』そのものを変えるしか
 解決方法はありません。

 けれども今回の討論では
 構成そのものは絶対に変えたくありませんでした。

 どういう構成だったかというと、

 1.総論として、来年度予算案の根っこに流れている
   蒲谷市長の横須賀に対する想いに対するフジノの考え


 (1)横須賀に暮らす人々への市長の視点に対するフジノの批判

 (2)横須賀の誇りである自然環境への市長の認識へのフジノの批判


 2.各論として、来年度予算案の個別・具体的な事業から見る
   蒲谷市長の横須賀の未来像の不明確さに対するフジノの考え


 (1)美術館の赤字・不祥事を起こしたソレイユの丘などに対する
    税金のムダ遣いを許す市長の姿勢

 (2)市長のマニフェストである『新世紀ビジョン』では
    大切にするとされた『こどもたち』『高齢の方々』が軽視されている
    具体的な状況

 3.総論と各論の両側から見ても、この来年度予算案からは
   『希望』の光が全く見えないという実態から、反対の結論に至った



 何よりも、1つずつの取り組みを挙げていくと
 横須賀市の行政が行なっている総事業数は何千にものぼります。

 もちろんフジノは全ての予算書・説明書類を読みましたし、
 全ての予算審議をインターネット録画中継によって観ました。

 しかし、それらを1つずつに対する判断を述べるのではなくて
 そもそも蒲谷市長がこの予算案を通じて

 ・このまちの未来をどう変えていきたいと考えているのか

 ・このまちに暮らす人々にどのような希望を示すことができるのか

 といった、根本的な視点から全てを捉えなおして
 そもそもの在り方について述べるべきだと考えたのです。

 残念ながら、今回の討論を15分間で実現するには
 1(2)を全てカットするしか方法がありませんでした。

 時間制限がある本会議場での討論では
 フジノの想いはカットせざるをえませんでしたが

 これまでの活動日記を読み続けて下さっているあなたには
 フジノの想いは全て伝わっていると信じています。


● 議案は全て「可決」されて終わりました

 後日、全ての議案について
 賛否の一覧表をこのHPに載せたいと思いますが

 結論から言うと、いつもどおりに「全ての議案が可決」されました。
 「修正」はゼロです。全くありません。

 そんなにも全てがカンペキな予算案だったとは
 とてもではありませんがフジノには考えられませんでした。

 お隣の葉山町議会でも逗子市議会でも神奈川県議会でも
 市長や知事が提案した議案に対して

 議会側が修正案を提案して
 より良いものにしようという活動がすでに日常化しています。

 わが横須賀市議会では、かなり激しい質疑が行なわれても
 結局のところ最後はいつも「全て可決」となります。

 例えば、横須賀市が経営している公園墓地についての予算審議では
 人件費があまりにも高すぎることを理由に
 「否決」でもおかしくない議論の流れになっていました。

 それなのに修正されることも無いままに
 原案のまま、可決されてしまいました。

 (一方のフジノはこの議論を傍聴して、反対を決めました)

 この状況は、おかしいとフジノは考えています。

 いつの日か、横須賀市議会から全ての会派が無くなって
 ただ1つの『横須賀市議会』という知恵の集合体となって

 数千人の職員を部下に持つ『市長』と対峙する存在へと、
 つまり、『行政』をチェックする為の『議会』へと、
 生まれ変わることができないか、とフジノは願っています。

 市長の提案を修正したり反対することは
 市議会にのみ与えられた権利であり、義務です。

 市民のみなさまの代表として
 選挙を通じて与えられた、とても重要な市議会の役割です。

 それが行使されないままになっているのは
 本当にもったいないと思います。

 今回の予算案を市民のみなさまに見ていただいても
 税金の使い道として納得してもらえるものにはなっていない
 とフジノは感じています。

 それを市議会の力で
 もっと市民のみなさまに対して誇れるような予算へと
 変えることが必ずできるのです。

 そんな日が必ず来ることをフジノは信じたいと思います。

夜の、市議会の出口
 (画像:市議会の出口)



2009年3月24日(火)のフジノその2
● 純太さん、ありがとう!

 明日が本会議最終日なのですが
 そこで行なう『反対討論』の為の原稿を書いています。

 すでに昨夜もその前の日も
 この討論を書く為にほとんど寝てなかったりして

 パソコンを打ちながら机でウトウトするだけでなく、

 横浜から電車に乗って座れてふと目を閉じたら
 次の瞬間、すでに金沢文庫を過ぎていたり、

 沸かしたばかりのお風呂に入って
 気づいたらもうお湯は全て完全にお水になっていたとか

 もう訳が分からない日々が続いています。
 寝不足は本当に危険です。

 今もすでに日付は変わって
 25日(本会議当日)の深夜1時20分です。

 疲れたなあ...。

 どうせ討論(反対の意見に説得する為に行なう演説)を行なったとしても
 会派による拘束がしっかりとかけられている以上、

 本会議場で「賛成」にも「反対」にも
 態度が変わる議員なんて現れるはずがない。

 (フジノ自身は、瀧川議員が行なった討論を聞いて
  本会議場で自らの賛否を変えたことがあります)


 どうせムダに終わる討論をあえてフジノが作っているのは
 いつか将来この議事録を読むであろう
 新しい世代の政治家たちの為...。

 フジノは政治家になってから、過去の議事録を
 ヒマを見つけては必死になって読んでいます。

 歴代の先輩たちが何とか守ってきたからこそ
 民主主義は捨て去られずに生き残ってきた訳です。

 だから、フジノも民主主義を守る為には
 今この瞬間はムダだと分かっていても
 それでもあえて正しいと信じることを訴え続けることが
 絶対に必要なのだ、と信じています。

 それを信じて...

 でも、こんな信念も、過労の前にはこころが折れそうになります。

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 ふと休憩して、インターネットを観ていました。

 フジノが大好きな『JUN SKY WALKER(S)』のギタリスト
 森純太さんのHPを観ていたら

 その3月24日のブログの写真に驚きました!

 『ロックの学園』でのひとコマです。

 森純太さんのブログの写真

 これを、よーく観てくださいませ。

 森純太さんの写真にフジノが写っていました

 おおー、フジノが写っているじゃないか!

 (ってもちろん純太さんが撮影する時に
  真後ろに居たから写るのは分かっていたのですけれども、
  ブログに掲載されるなんて思わなかった!うれしい!)

 先日も書いたけど、やっぱりがんばったら神様は見てくれているんだ。

 あきらめたらダメだ。

 いろいろあるけれど、あきらめたくない。

 がんばろう!


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