まちの政治家は、こんなことしてます


2009年9月17日(木)のフジノその1
● 核兵器の持ち込みについての日米間の密約問題について

 民主党政権に移行してすぐに
 岡田外務大臣が外務省に対して『密約』問題の調査を命じました。

 『非核3原則』を国是としている日本政府が
 アメリカ政府との間で『密約』を交わしており

 アメリカ軍が核兵器を日本に持ち込んでいた可能性が
 極めて高い問題について、明らかにすることを岡田大臣は命令したのです。

 この問題について毎日新聞が
 核兵器が持ち込まれた可能性が極めて高い横須賀市について
 その反応を報道してくれました。

 その記事の中で、

 フジノが9月9日に市長に対して行なった質疑についても
 とりあげてくれました。


 (2009年9月17日(木)付・毎日新聞・朝刊より)

 核持ち込み密約:しっかり調査を/横須賀市


 鳩山首相が「アメリカを含めた調査が必要」
 と明言する核持ち込みに関する日米間の密約。

 米海軍横須賀基地を抱える横須賀市では
 市議会で既に論戦になり、
 吉田雄人市長も「市にとって重要な問題」と答弁している。

 9日の代表質問。

 「真実が隠されたまま市へ核兵器が持ち込まれ、
  市民の安全が脅かされてきた可能性が極めて高い」。

 無会派の議員(注:フジノです)が
 非核三原則の堅持を政府に改めて申し入れるよう迫った。

 共産議員(注:井坂議員のことです)も
 鳩山首相の発言を引き

 「横須賀にも核兵器が持ち込まれたということもはっきりする」

 と市の対応を問うた。

 吉田市長は

 「新政権がしっかり調査されることを期待しており、
  事態の推移を見守っていきたい」

 と述べた。

 国内有数の在日米軍基地を抱える神奈川。

 松沢成文知事は記者団の質問に答えて16日、
 日米地位協定の見直しなど
 在日米軍基地問題を挙げ

 「来年は(現行の安保条約)締結50周年でもあり、
  大きな議論になる。きちんと対応してもらいたい」

 と新政権への期待を語った。

 持論の環境特別協定構想に触れ

 「両国とも政権交代し、基地の環境問題を打ち出しやすい環境になった」

 と述べた。

 【吉田勝、木村健二】

 (引用終わり)
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 岡田外務大臣には、強く期待しています。

 『密約』の存在は、すでに複数の証言が日米双方から出ており
 このまちに核兵器が持ち込まれていたことは、ほぼ間違いありません。

 このまちの安心・安全を守る為にも
 自民党政府による過去の国民をだましていた事実をハッキリさせて

 政府が国民をだまして危険に陥らせることが
 2度と無いようにしていかねばなりません。

 新・政府には、真相究明をぜひ徹底していただきたいです。

 そして、吉田市長には、政府に対して
 市民のいのちを守る為に強く迫っていただきたいです。


 


2009年9月16日(水)のフジノその2
● 知的障がいのある方を来年度も雇用します/一般質問の成果

 さて、今日フジノが行なった市長への一般質問で
 明るいニュースとなる答弁もありました。

 これまでずっと、障がいのある方々を
 市役所でしっかりと雇用するように訴えてきました。

 法定雇用率はクリアしているものの、
 横須賀市では身体障がいのある方々しか雇用しておらず

 知的障がいのある方々、精神障がいのある方々、
 発達障がいのある方々など、

 障がいの種別によらない雇用が必要だと
 フジノは訴えてきました。

 横須賀市は今年4ヶ月間だけですが
 臨時職員として初めて知的障がいのある方を雇用しました。

 そして4ヶ月間が無事に終了したのですが
 この雇用の成功をフジノは確信しました。

 そこで改めて市長に対して

 1.来年度も必ず知的障がいのある方々を雇用すべき

 2.そもそも障がいの種別で分けることなく雇用すべき


 という2点を提案しました。

 この主張に対して、吉田市長は

 1.来年度も知的障がいのある方の雇用をしたい

 2.障がいの枠にとらわれずに採用したい

 と明言しました。

 ナイス、吉田市長。

 ようやく横須賀市役所での障がいのある方々の雇用が
 一歩前進することになりました。良かった!
                        

● 特別養護老人ホームの待機者数は悪化していました

 特別養護老人ホームの入所を希望しながらも叶わない方々、
 いわゆる『待機者』の方々の問題について

 これまでフジノは取り組んできたのですが、
 今回の一般質問でもマニフェストに関連してとりあげました。

 その結果、昨年9月議会で判明した待機者数よりも
 かなり増えていることが分かりました。


 H21年4月1日現在の待機者数は、2072名。

 このうち、重度の方々は1402名。



 とても多くの高齢の方々とご家族が
 自宅での介護に限界を感じている様子が伝わってくるデータです。



 この現実を、フジノたち政治家は
 変えなければいけません。

 本市の高齢化率が24%を超えてしまったことは
 7月のこの活動日記ですでに記しました。

 ますますこのまちの高齢化率は高くなっていきますから
 これを『当たり前の前提』として今後は政策を進めるべきです。

 このまちで人生の最期の瞬間まで暮らせて良かった、
 そう感じられるまちへと必ず変えていきます。



2009年9月16日(水)のフジノその1
● 市長へ一般質問しました/現実の重みに負けてはいけない!

 本会議(4日目)の今日、フジノは市長へ一般質問をしました。
 朝いちばんのトップバッターです。

 (質問の全文はこちらです)

 さて、肝心の質疑応答ですが...。

 下の画像のフジノの表情を見ていただければ
 お分かりいただけるのではないでしょうか。

 先日の教育経済常任委員会に続いて
 フジノは『マジ切れモード』の顔になってしまっています。
          ↓


 吉田市長の任期であるこの先4年間で
 『ハコモノ3兄弟』の運営費用は約60億円もかかります。

 このまちの財政再建を果たす為には
 絶対に『ハコモノ3兄弟』の赤字を減らさねばいけない。

 それなのに、吉田市長の答弁では
 全く満足できませんでした。

 具体的な削減額どころか、そもそも抜本的な見直しが
 実現できるという感触が伝わってきませんでした。

 市民のみなさまに60億円もの損失を与えてしまうことを
 もしも止められないというのであれば、
 吉田市長は経営者失格ではないのでしょうか。

 ハコモノとの闘いこそ、改革の同志としての
 吉田市長とフジノの『闘いのスタート地点』だったはずです。

 また、特別養護老人ホームの待機者を減らす問題についても
 答弁を聞いている限りでは、不可能なのではないかと感じました。

 「それは本当に吉田雄人の生の言葉なのか?」

 と、首をかしげたくなることが
 今日は多かったです。

 これらの問題は、これからもずっとチェックしつづけていきます。


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 それにしても...。

 けさの神奈川新聞の社説は『横須賀の進路は見えず』のタイトル
 吉田市長の就任2ヶ月間に対して
 非常に厳しく批判的な内容が書かれていました。

 (2009年9月16日・神奈川新聞・社説より)


 しかし、この社説に、フジノも全く同感です。

 いったいどうしてしまったんだ、雄人。

 フジノの全身全霊をかけて応援した
 あの日々の吉田雄人とは変わってしまったのか。

 現実の重みに負けてなんかいけない。

 僕たちは、市民のみなさまに希望を感じていただけるまちへと
 このまちを生まれ変わらせるはずだったじゃないか。

 肩書きが変わったとしても、想いは変わっていないはず。
 雄人、もう1度、改革の原点に戻ってくれ。

 必ず、やればできる。

 改革をあきらめないで、現実を変えていこう。
 希望が感じられるまちへと変えていこう。

 マニフェストを1つずつ実現していくことで
 このまちから絶望を1つずつ無くしていこう。

 必ず、やればできる。



2009年9月15日(水)のフジノその3
● 自殺予防対策の街頭キャンペーン最終日@雨の京急久里浜駅前

 昨日に引き続きまして、本日も横須賀市の主催による
 自殺予防の街頭キャンペーンが行なわれました!

 キャンペーン最終日は、京急久里浜駅です。

 市議会で開催された『議会IT化運営協議会』への出席を終えて
 フジノも京急久里浜へと大急ぎで向かいました。

 今日も、たくさんの段ボール箱で運び込まれたリーフレット1000部を
 市民のみなさまが受け取りやすい形にする為に
 事前の準備作業で大忙しです。

 冊子『こころのホットライン』、自死遺族の支えあいの会のチラシ、
 みなさまのこころの元気度を自らチェックできる『こころのスケール』のチラシ、
 そして、神奈川県全体で配布している自殺対策のティッシュを
 クリアファイルの中にまとめます。



 さらに、ボランティアのみなさまが配りやすいように
 手提げ袋の中に移していきます。

 それにしてもボランティアさんの多いことに感激です。
 今日もたくさんのボランティアのみなさまが集まってくれました。

 フジノはまさに、感無量です。

 わずか3年前までは、フジノたった1人きりで
 自殺予防の街頭キャンペーンを続けてきました。

 昨年から横須賀市がキャンペーンを主催するようになって
 昨年もたくさんのボランティアさんが集まって下さって
 フジノは胸がいっぱいでした。

 政治家フジノの仕事はきっと、
 導火線を用意して火をつけるまでなのかなあと思ったりします。

 かつて1人きりだったのが、今では20人もコンスタントに集まるようになって
 もう、フジノはいなくなってもいいんだろうなあ、と
 少しさみしく、でも、うれしく感じました。



 さて、ついにスタートです!

 まず、われらが保健所健康づくり課長のTさんから
 はじめのあいさつです。



 続いて、健康づくり課・精神保健福祉班のリーダーMさんから
 キャンペーンの意義、配布にあたっての諸注意などが語られました。



 昨年の久里浜でのキャンペーンは、
 400部を20分で配り終えるというすさまじい速さでした。

 それというのも、吉田市長(当時は市議)とフジノという
 横須賀の2大チラシ配りチャンピオンのタッグでしたから(笑)。

 きっと、吉田市長もこの場に参加したかったはずなんです。
 だから、吉田市長の想いも背負いながら、
 フジノは2倍の気合いで臨みました。



 今日は雨。

 通行する市民のみなさまは、かばんや荷物だけでなくて傘も持っています。
 両手にお荷物がある状態ではなかなか受け取っていただけません。

 でも、ボランティアのみなさまの想いの強さが
 雨のわずらわしさを吹き飛ばしました。

 なんと、リーフレットは開始からわずか55分で
 全て配り終えてしまったのです!



 フジノが担当しているラスト1部を配り終えた瞬間です。



 配布物が無くなってしまった後も
 予定の終了時間が来るまで、
 T課長が自殺予防対策について熱く語り続けます。



 今年も街頭キャンペーンは大成功でした。

 昨年の3倍ものリーフレットを
 全ての駅で予定時間の中で配り終えてしまうというすごさ。

 それは何よりも、ネガティブな理由です。

 この国では11年も連続で
 自殺へ追い込まれる方々が3万人を超えてしまった。

 さらに今年は、発表されている速報値を見る限り、
 過去最悪の死亡者となりそうな状況です。

 この最悪の状況が、市民のみなさまの関心をより高めたのだと感じます。

 けれども3000部ものリーフレットが
 3つの駅で全て配り終えることができた理由は、
 ネガティブな理由だけではありません。

 何よりも、本当に熱心なボランティアのみなさまの想いが
 市民のみなさまに伝わったからこそ、受け取っていただけたのです。

 ボランティアの中には昨年と同じく、
 大切な方を自殺によって喪った自死遺族の方々も参加していました。

 自死遺族であることを発表したりは一切ありませんが
 『本気の想い』というのは、自然と伝わるものです。

 だからこそ、3000部というリーフレットが
 わずか3時間の中で全て配り終えるという偉業になったのだと信じています。

 ご協力いただいたボランティアのみなさま、
 保健所健康づくり課精神保健福祉班をはじめとする市職員のみなさま、
 そして、リーフレットを受け取って下さった市民のみなさま、
 全ての方々に感謝しています。

 ありがとうございました!

 街頭キャンペーンが終わったからといっても
 自殺がすぐ減るなんてことはありません。

 明日からも、いや、街頭キャンペーンが終わった今この瞬間からも
 僕たちにとっては自殺予防週間は終わりません。

 毎日が自殺予防デーであると受け止めて
 活動を続けていきます!



2009年9月15日(火)のフジノその2
● 明日、フジノは市長へ質問します!/9月議会・本会議

 明日の本会議(2日目)において
 フジノは市長へ一般質問を行ないます。

 順番はトップバッター。朝10時からすぐにフジノの出番です。

 本会議で市長へ質問する為には
 あらかじめ議会に対して
 『発言通告書』を提出しなければいけないのですが

 こちらが、フジノが質問する内容を記した発言通告書です。



 1.本市は来年度以降も知的障がいのある人を雇用すべきではないか

 (1)本市では今年5月から9月まで知的障がいのある方を雇用して、
  職場体験実習を行なったが、その成果をどのように総括しているか?

 (2)本市は来年度以降も知的障がいのある方々を
  雇用すべきではないか?

 (3)障がいの種別にとらわれず、
  精神障がい・発達障がい・高次脳機能障がいのある方々をはじめとする、
  障がいのある方々を積極的に雇用していくべきではないか?


 2.特別養護老人ホームの待機者の解消について

 (1)特別養護老人ホームに待機している方々の現状について

  ア.特別養護老人ホームへの入所を待機している方々の実数は、
    最新のデータでは何名か?

  イ.この待機者数のうち、重度の方々は何名か?

  ウ.最新のデータでの、平均待機期間は何年何カ月か?

  エ.質問ア〜ウへの回答は、昨年第3回定例会で質疑をした際より
    増加しているか?

 (2)マニフェストで市民と契約した「待機者の減少」の実現可能性について

   マニフェストや選挙公報を読んだ多くの市民の方々は、
   その記述の在り方から、当然のこととして
   「特別養護老人ホームの増設や床数の増加」を期待したが、

  さきの本会議での答弁を聴く限り、
  市長にその意向は無いことが分かった。

  ア.マニフェストで市民と契約した
   「特別養護老人ホームの待機者を減らします」とは
   @いつまでに、Aどのように、B何名を減らすのか?

 イ.前市長の計画をただ踏襲するだけで本当に待機者を減少できるのか?

   蒲谷前市長が策定した第4期高齢者保健福祉計画では、
   3年後までに特別養護老人ホームを300床増設する目標を立てたが、

   9月9日の吉田市長の答弁によれば、
   これを踏襲するのみで新たに床数を増加させる見直しはしない、
   とのことだが、これで待機者を
   本当に減少させられると考えているのか?

 ウ.仮に第5期計画で増床が決まっても、
   市長任期内に実現しなければ、マニフェストに反するのではないか?

   今後新たに特別養護老人ホームを増床すべきか否かは、
   平成24年度にスタートする次期計画
   (=第5期計画)を策定する過程で判断するとのことである。

   しかし第5期計画が策定されるのは
   すでに吉田市長の任期3年目であり、

   特別養護老人ホームの建設には複数年を要することからも
   市長の任期中に増床が実現しない可能性が高いが、
   これではマニフェストに反するのではないか? 

 エ.市長の任期中ずっと待機させられた方々への
   説明責任をいかに果たすのか?

   マニフェストと選挙公報では「待機者を減少」をうたい、
   多くの市民の方々はそれを信じて投票したにも関わらず、

   吉田市長の任期中もずっと待機させられたままとなる
   可能性のあるご高齢の方々とそのご家族に対して、
   市長はどのような説明責任を果たすのか?


 3.芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の運営形態の見直しについて

   選挙前にはマスメディアの取材に対して
   「3施設とも売り払って身軽になるべきだ」
   (09年6月18日・毎日新聞・朝刊)と答えていた吉田候補だが、

   さきの本会議や教育経済常任委員会での答弁を聴く限り、
   市長就任後に明らかに方向転換し、
   「見直しはやめた」としか受け止められない。

 (1)4年間の任期の中で、
  吉田市長は本気で見直しを行なう意思はあるのか

  ア.芸術劇場とソレイユの丘の運営形態の見直しを
    部局へ「正式」に「指示」したのか?

    芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の「ハコモノ3兄弟」に対する
    先日の本会議での答弁で
    市長は見直しを「検討していきたいと思っている」と述べたが、

    教育経済常任委員会での質疑を通じて、
    美術館については部局に対して
    あくまでも「意向を述べた」に過ぎず、
    見直しの「正式」な「指示」を教育委員会に出していないことが
    判明した。

    しかも、3〜5ヵ年のデータを収集した後で
    経営形態の見直しプロジェクトチームの設置を行なう、
    とのことだが、その時にはすでに市長の任期は終わっている。

    任期後の話をされても現実味はゼロであり、
    これでは市民への裏切りとしか受け止められず、
    大きく失望させられた。

    ハコモノ3兄弟の残り2つ、
    芸術劇場・ソレイユの丘については運営形態の見直しを
    部局へ「正式」に「指示」したのか?

    それとも美術館と同じく、ヒアリングの中で
    ただ部局に対して何の拘束力も無い「意向」を
    ただ述べただけなのか?

  イ.ソレイユの丘の「契約形態の見直し」を
   市長は本当に実現する気があるのか?

    ソレイユの丘の指定管理者である
    (株)横須賀ファームとの契約期間は平成27年まで続くが、
    市長の任期は平成25年までしかない。

    先日の本会議での答弁で市長は、
    「契約期間終了後の契約形態の見直しを検討したいと思う」と
    述べたが、任期終了後の契約まで見直しできるのか?

  ウ.契約形態の見直しを行なうのならば、
   @いつから開始するのか?、また、
   A見直した契約形態は社会情勢の変化の有無にかかわらず
   平成27年以降も有効なのか?

  エ.芸術劇場の「指定管理者の公募」を市長は本当に実現できるのか?

    芸術劇場の運営形態の見直し方法は
    「指定管理者を指名では無く公募すること」と市長は述べたが、

    今年の第1回定例会で指定管理者を指定する議案が
    可決されたばかりであり、
    平成26年まではこの指定管理者による
    管理が続いていく。

    一方、市長の任期は平成25年までだが、
    任期終了後も市長の意向が反映されるように
    条例改正などの手続きを任期中に行なうのか?

  オ.さきの定例会では、この問題に対して市長に
   「明確な今後の方針」の答弁を求めたにも関わらず、
   実際には部局に対して正式な指示さえ出していない
   「ただの意向」を答弁として発言したのは問題ではないか? 

  カ.さきの本会議での答弁を訂正して、
   見直しの「意向」ではなく
   早急に抜本的な見直しを「指示」すべきではないか?

   「ハコモノ3兄弟」は維持運営に毎年約15億円もコストを要するが、
   吉田市長が今すぐ運営形態の「抜本的な見直しを行わない」
   ということは

   「=4年間で市民に約60億円の損失を与えること」であり、
   ハコモノを建設した過去の市長と何ら変わらないのではないか。

   したがって、財政危機を改革すると誓った市長として、
   これらハコモノの運営形態の見直しを
   早急に実施すべきではないか?




 本会議と教育経済常任委員会とで市長が異なる答弁を行なうから、
 貴重な本会議での質問のチャンスに
 あえてこんなことを質問せねばならず、残念でなりません。

 フジノは、もっと別のことをたくさん提案したいのです。

 それなのに、今の時点で
 早くもマニフェストが実現されない可能性が出てきているので
 こんなところで議論が足踏みをしているのです。

 吉田市長には、もっとしっかりと踏ん張ってほしいです。
 マニフェストとは、市民のみなさまとの契約です。

 守れないならば自ら潔く身を引くほどの
 大切な存在が『マニフェスト』です。

 もしもその覚悟が無いままに立候補をしてしまったのならば
 それは絶対に許されないことです。

 明日、その真意をうかがいたいと思います。

 フジノは朝10時から市長へトップバッターとして
 質問を行ないます。



2009年9月14日(月)のフジノその1
● 自殺予防の街頭キャンペーン@追浜駅前/次回は明日15日(火)

 11日(金)に引き続きまして、本日も横須賀市の主催による
 自殺予防の街頭キャンペーンが行なわれました!

 今日は、追浜駅です。

 昨年の3回のキャンペーンでは、
 400部用意したリーフレット(けっこう厚い)を
 予定していた2時間どころか最短で20分で配り終えてしまうほど

 参加したみなさまに気合いが入っていましたし、
 受け取って下さる市民のみなさまも関心が高かったです。

 そこで、今年のキャンペーンではリーフレットを1000部も用意しました!



 会場となる駅前にリーフレットを持ってくるだけでも
 1000部となると段ボールが何箱にもなってしまい、準備が大変です。

 それを、みんなで手分けして段ボールをあけて、
 さらにリーフレットに加えて
 神奈川県から届いたティッシュをはさみこんで

 僕たちみんなが配りやすいように手下げできる紙袋にいれ直します。
 これだけで20分くらいかかりました。



 追浜といえば、フジノの生まれ故郷な訳ですが
 さらにいえば、追浜駅のすぐ裏にある湘南病院で生まれました。

 その湘南病院の副院長先生であり、
 精神科のドクターであり、かつ
 我らが横須賀市の『自殺対策連絡協議会』のリーダーである
 大滝先生が今年もキャンペーンに先頭を切って参加してくださいました。



 大滝先生がこのまちに居て下さるおかげで
 横須賀市の自殺予防対策が前進していっているのですね〜。

 この2ショットは
 1年ぶりになってしまったのかな?

 大滝先生は本当にとてもお忙しい方なのですが
 それでもお会いするたびに

 「フジノくん、今度こそ2人で飲みにいこう!」

 と声をかけてくださいます(ありがとうございます)。

 この「飲みにいこう」というのはあくまでも口上であって
 僕はお酒をほとんど飲みませんし、
 それを大滝先生もご存じですから、

 「自殺予防対策についてもっと一緒に意見交換しようよ」
 というのが、この言葉の本当の意味だと受け止めています。

 フジノも、本当に、このまちの自殺対策をさらに前進させていく為に
 大滝先生とマンツーマンでお話ができる機会が切実にほしいです。

 いつも残念なことに、こうしてお会いできたわずかな時間だけ
 例えば、市役所のエレベーターの前での10分間とか
 ウェルシティのホールで30分くらいとかしか
 意見交換する機会がとれなくて

 でも、確実に大滝先生が
 このまちの自殺対策の『キーパーソン』なので
 なんとかもっとお話をしたいなあとフジノは強く願っています。

 もっと時間がほしい!
 自殺対策の政策立案をする為の時間がほしい!

 政治家になってフジノが成すべきことは自殺予防対策なのに
 他のことばかりであっという間に時間が過ぎていくのが
 本当につらいです...。

 (例えば、今のフジノの頭の中は、新型インフルエンザへの対応と
  16日に市長へ行なう一般質問のことでいっぱいになっています。
  本当は自殺予防対策がもっとやりたいのになあ...)

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 ともかく、17時になってキャンペーンがスタートしました。

 保健所健康づくり課の精神保健福祉班のリーダーである
 Mさんがみなさまにはじめのごあいさつ。



 そして、始まりました!

 3日前に横須賀中央Yデッキでキャンペーンをした時には
 吉田新市長も参加したのですが
 1000部の配布を50分で終えたとのことでした。

 むう、これは負けられません。

 何といっても追浜はフジノの生まれ故郷ですから
 市長が横須賀中央を50分で終えたならば
 同じく50分で配り終わらせてみせます!

 という訳で、追浜駅前の歩道橋の上では
 Mさんがマイクを使って

 自殺とはそもそも何か、という正確な知識をはじめ、
 自殺とは防ぐことができるものなのだ、という啓発、
 自殺予防週間の意義、などを話しながら

 たくさんのボランティアさんが
 市民のみなさまにリーフレットの配布を行なってくれました。

 フジノは、歩道橋の下に降りて、交番の前で
 ノーマイクでもマイクなみの大声で
 自殺対策の必要性を訴えて、リーフレットを配布いたしました。

 その結果、55分で1000部を配り終わりました。
 素晴らしいですね。

 本当に、参加して下さったボランティアのみなさま、
 こころから感謝しています。ありがとうございました。

 また、受け取って下さった市民のみなさま、
 どうかリーフレットをご活用くださいませ。

 必ず救うことができるいのちがたくさんあります。
 失われても構わない命なんて1つもありません。

 このまちをもっと生きやすい暮らしやすいまちへと変えていく為に
 新しい市長のもとで、政治家としてフジノも全力を尽くします。

 だから、どうか市民のみなさまは、
 もしもまわりで悩んでいたりつらい想いをしている方がいらしたら

 「どうしたの?」「もし良ければ話してくれないかな?」

 と、声をかけていただきたいのです。

 誰か1人で良いから、サポートして下さる方が居てくれるだけで
 自殺に追い込まれることを防ぐことができるのです。

 どうか、みなさまの力を貸して下さい。
 このまちから自殺を無くす為に、どうかあなたの力を貸して下さい。

 ●

 そして、最後はもう1度みんなで集合をして
 大滝先生のおわりのご挨拶をうけて、終了しました。



 明日は、京急久里浜駅で17時から
 キャンペーンが行なわれる予定です。

 フジノも16日の市長への質問の原稿が完成していたら
 必ずリーフレット配布に参加します。

 ぜひみなさまもお手伝いにいらしてくださいね。


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