まちの政治家は、こんなことしてます


2011年5月14日(土)のフジノその1
● アメリカ兵による犯罪が起こりました

 今日13時頃に、横須賀市の政策推進部長から
 全議員宛ての緊急の連絡がありました。

 横須賀市学童保育連絡協議会の総会が
 まさにたった今、始まるところでしたが

 フジノは会場からいったん出て、
 内容を確認しました。

 3月11日以来、緊急の連絡が横須賀市からあると
 どうしても震災に関係することを想起してしまうのですが

 「アメリカ兵による犯罪が起こった」

 との連絡でした。

 その内容は、下に記した通りです。

 すでにけさ(夜中)2時の段階で
 被疑者は『現行犯』として逮捕されていることや

 緊急連絡の30分ほど前には
 市の基地対策課によって
 アメリカ軍に申し入れも行なわれたとのことでした。

 アメリカ兵による犯罪に対して
 これまでフジノは厳しい対応を求めてきました。

 そのフジノの立場からしても、

 この申し入れの方法が
 『基地対策課長』による『口頭』での申し入れだったことは

 よりスピーディーな対応が必要だったことを考えれば
 今の時点ではやむをえないと考えます。

 しかし、本来であれば、『市長』による『文書』での正式な抗議
 事後の対応として必要だとフジノは強く訴えたいです。

 ただ、現時点では
 すでに「成すべき対応は成されている」と判断して
 フジノも総会へ参加しました。

 フジノの目の前で今まさに開催されはじめた
 学童保育連絡協議会の総会には
 吉田市長も
 来賓として通常通りに出席していました。

 改めて、月曜日に市役所が開庁してから
 その後の対応について確認します。

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  米軍人による器物損壊被疑事件について


  平成23年5月14日(土)、横須賀市大滝町において、
  米軍人による器物損壊被疑事件が発生しましたので
  その概要について下記のとおり報告します。


  1.発生日時
  5月14日(土)午前2時10分頃

  2.発生場所
  横須賀市大滝町

  3.被疑者
  米海軍横須賀基地2等兵曹(21才)

  4.概要
  被疑者は、上記日時・場所において
  非常口扉の窓ガラス1枚を手拳で殴打し割った。

  横須賀警察は被疑者を器物損壊容疑で現行犯逮捕。
  人的被害はなし。

  被疑者は、酒に酔っていた。


  5.経過
  5月14日(土)午前4時23分
  南関東防衛局より基地対策課に第一報。

  その後、関係機関(米海軍、横須賀警察等)より情報収集。

  14日(土)午後0時30分
  横須賀基地司令部に対し、基地対策課長より
  @飲酒を伴う事件の再発防止
  A教育の徹底
  について、口頭にて申し入れを行った

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 以上です。



2011年5月10日(火)のフジノその1
● 再び(ほぼ)『教育福祉常任委員会』に決まりました

 今日は、『各会派代表者会議』が開かれました。
 5月2日に決めたことを、再びゼロからやり直しです。

 フジノは議員傍聴席に座りながら
 ゼロから同じことが繰り返されているのを見届けました。



 会議のあいまの休憩時間に
 無会派の他の議員の方々と政策的なことを意見交換をしたり
 市職員の方々のもとへヒアリングに向かいました。

 「フジノさん、委員会のこと、せっかく決まったのに残念ですね...」

 「ポストなんか関係ない主義のフジノさんでも
  どの委員会に所属するかは重要ですものね」

 「私たちはいつも議長が誰になったとか委員会が誰になったとか
  決まったことを後でただ知らされるだけですけれど
  内情はこんなになってるんですね...」

 「私なんかも選挙が終わってから議会が始まるまで
  けっこう間が空くなあと思ったりするものですよ」

 ヒアリング先の市職員の方から
 こんなふうに口々に話しかけられて

 きっと多くの市民の方々も同じように
 議会のことを冷めた目で眺めているのだろうなあ
 と感じました。

 (いや、眺めるだけでも見てもらえていればまだマシかも。
  ほとんどの方々にとって議会なんて関心もわかないだろう...)

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 『各会派代表者会議』が終わった後、
 無会派の4人で集まって
 所属する委員会をどうするかなどを話し合いました。

 その結果、フジノは改めて
 『教育福祉常任委員会』に(ほぼ)決まりました。

 岩崎議員、小林議員、山城議員のご配慮のおかげです。
 無会派の3名の方々には深く感謝しております。

 ご心配いただいた多くの市民の方々にも
 この委員会で働けることを改めて報告できて良かったです。

 しっかり働きます。

 また、『議会報告会等準備会』委員にも
 無会派を代表して就任することも(ほぼ)決まりました。

 そして、政治家9年目にして初めて
 議会内の役職にも立候補することにしました。

 『神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員』
 立候補する為の届け出をしました。これは、選挙が行なわれます。


 全く知られていないことですが

 神奈川県内の20人の市町村議会議員で
 『後期高齢者医療』の運営をおこなう議会がつくられています。

 この制度がスタートしてから
 ずっとフジノは
 広域連合と広域連合議会の動きを追いかけてきました。

 高齢の方々の保健医療福祉は
 政治家としてフジノの専門分野でもあります。

 こうした議会内役職は
 多数会派が順番に就任してきましたが
 フジノは、あえて立候補します。

 この結果は、12日に行なわれる臨時議会で決まります。

 そうだ、書き忘れてた。

 本会議場の議席も白紙に戻ってしまったのですが
 話しあいの結果、改めて4番になりました。
 一応、ご報告まで。

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 昨日から 体調不良とあいまって
 かなりモチベーションが下がってしまいましたが

 もう1度、気合いを入れ直します。

 まわりがどんな風に動いていようとも
 それは僕にはカンケーないし
 自分は自分の正しいと信じることを貫くだけですよね。

 僕は、とにかく働きます。



2011年5月9日(月)のフジノ
● 決算分析をより活かした予算審議へ、新たなスタート!

 今日は、全ての議員を対象にした『説明会』が行なわれました。

 今年度から新しくスタートすることになった
 『予算・決算常任委員会』の仕組みと

 いくつかルールが変わった『政務調査費』の取り扱いについて

 議会事務局から
 レクチャーがなされました。

 特に、『予算・決算常任委員会』のスタート
 民間企業と同じように『より決算を重視した財政運営』に向けての
 改革の1つです。

 今までの横須賀市議会の仕組みでは
 『予算』は『予算』だけで
 『決算』は『決算』だけで審議が行なわれてきました。

 審議するメンバーも、バラバラでしたから
 決算審議を意識した予算審議、
 予算審議を元にした決算審議にはなりづらかった。

 これを改めて、『予算』と『決算』を一体化して審議できるように
 委員会の仕組みそのものを変えたのですね。

 説明会では、現職の同僚議員の方からも

 「しっかり議論していくぞ」
 「この仕組みを活かせばかなり良くなる」

 といった声が聴こえてきました。全く同感です!

 これからも財政危機は続いていく中で
 予算編成も今までのようにはいきません。

 決算を議論する場で
 投資した予算にみあった成果が得られているかを議論して

 さらに削らねばならない予算や
 廃止しなければならない事業を洗い出さねばならない。

 そして、こうした議論をもとにして
 新年度の予算案を審議していくのです。

 フジノも新しいこの仕組みをフル活用していきます!

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 説明会が終わった後、フジノは控え室の引越しに備えて
 荷造り・段ボール詰め作業をしました。



 控え室は、まだ前の任期のままなのですが
 まもなく13日に控え室の引っ越しをします。

 12日に臨時議会が行なわれて
 (1日のみの人事議会です)

 委員会の所属や議長・副議長などの議会人事が
 正式に決定します。

 ようやく選挙後のルーティーン(『議員総会』や『説明会』など)も
 今日で全て終わりました。

 先日も『各会派代表者会議』で提案したように
 一刻も早く正式な議会を開くべきです。
                  

● 各会派代表者会議で決めたことを再びゼロからやりなおし

 一刻も早くスタートしたいというそんなフジノの想いをよそに
 夕方17時近くになって、議会事務局から電話がありました。

 「ついさっき、新たに会派に加わった議員が2名いて
  先日お決めいただいたことを全てやりなおすことになりました」

 3名でスタートした市長系会派
 ついさっき、無会派だった2名の議員が新たに加わったとのこと。

 ええ!?

 会派結成の届けのしめきりは、4月28日。
 もうとっくに過ぎてるのに。

 何故、今頃になって「会派に加わる」なんて言い出すんだ...。


 (4月25日に配布された資料)


 フジノは正直なところ、本当にガッカリしました。

 せっかく『教育福祉常任委員会』に(ほぼ)決まったと
 先日みなさまに報告しましたが、白紙に戻ってしまいました。

 全てがゼロに戻って、
 明日ひらかれる各会派代表者会議でやりなおしです。

 一刻も早く本会議をスタートさせるべきだと訴えているのに
 本格的な議会のスタートどころか、またゼロからやりなおしなんて!

 徒労感がどっと押し寄せてきました。
 本当に虚しい。

 この知らせを夕方に聴いてからフジノは
 3時間くらい、心身ともにぐったりしてしまいました。

 でも、何とか気力を振り絞って
 徹夜で仕事をしました。

 明け方になって、新聞配達の方が事務所にやってきました。
 そして、神奈川新聞を開くと、こんな記事が出ていました。

 (2011年5月10日付・神奈川新聞より)

 記事の中のコメントを読んで
 また虚しさと疲労感がどっと押し寄せてきました。

 どこかの会派が届け出期限を守らなかったことと
 議会改革と会派に入ることとの間に

 どんな合理的なつながりがあるのか

 ずいぶん長い時間をかけて考えたのですが
 フジノには理解できませんでした。

 物を言うことは、無所属のフジノにもいくらでもできるし、
 改革なんて声高に叫ぶよりも
 1人からやるべきことをやればいい。

 夕方からずっと虚しさばかりがつのって
 僕は内臓に力が入らないけれど、

 でも、目の前にやるべきことが
 たくさんあるから改めて気力を振り絞って、働いていこう。

 明日はまた各会派代表者会議で
 それが終わった後は、無会派の議員で集まって
 所属する委員会をどうするかを話し合わなければ。

 がんばろう...。



2011年5月8日(日)のフジノ
● フジノとしては今日が『こどもの日』でした

 今日は、朝いちばんで諏訪小学校へ。
 『動物村のお祭り』へ行きました。



 フジノは応援の想いをこめて毎年必ず遊びにいくのですが
 かつては会場の場所が平坂上にある『障がい者福祉センター』でした。

 2008年4月に『はぐくみかん』がオープンして
 その機能は全て移転して、センターは廃止されました。

 その為、これからも動物村を継続できるのか
 危ぶまれたことがありました。

 予算も約50万円と小規模で
 みんなに愛されている大切な場ですから
 無くすことは絶対にできませんよね。

 それからこうして諏訪小学校に会場を移しての開催となって
 無事に今年も開催することができました。

 ここ数年は、カレーフェスティバルと同じ日に開催するなど
 他のイベントとの連動もなされていて
 さらに参加してくれる方々の数も増えているようで
 とてもうれしいです。

 晴天に恵まれたこともあって、今年もすごい人出でした!



 さて、今日は『しらかば子どもの家』から
 こどもたちが遊びに来てくれました。

 いや、遊びに来てくれた、というと
 正確な表現じゃないなあ...。

 午前中いっぱい、フジノと遊んでもらいました。

 こどもたちが来てくれたことにかこつけて
 フジノ自身がめいっぱい楽しませてもらいました。

 こどもたちと一緒にたくさん遊んでいるところを
 撮ってもらった写真を後で見てみたら、
 フジノが一番楽しそうでした(汗)



 一緒に牛やヤギや羊たちを触って、ひよこやモルモットを抱っこしたり、
 竹とんぼを飛ばしたり、わたあめを食べたり、ヨーヨーを釣ったり

 毎年ひとりで来ると、動物たちを触ったり
 なかなかできないのですよね〜。



 こどもたちよ、『動物村のお祭り』に
 来年もおじさんと一緒に行っておくれ〜!

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 お昼ごはんの時間になって、みんなとお別れした後、
 フジノは三春町コミュニティセンターへ。

 『よこすかひとり親サポーターズひまわり』が主催する
 『ひまわりミニ運動会』に参加してきました。



 コミュニティセンターの体育室で
 約30人の参加者でいろいろなスポーツを楽しみました。

 フジノも『おとなのつなひき』に参加したのですが
 あっけなく我がチームは2連敗してしまいました。

 『なわとびせんしゅけん』では、
 誰がいちばん長く飛べるかを競い合ったのですが
 みんな、縄跳びうまいのに驚きました!



 それにしても、『ひまわり』のイベントに行くと
 フジノはいつもプログラムそっちのけでこどもたちと遊んでいます。



 いつもフジノのアイフォンはこどもたちに奪われてしまうのですが
 今日もいつのまにかこどもたちが撮ってくれた写真(数十枚も!)のフジノは
 異常に楽しそうでした...。



 東日本大震災に際して『ひまわり』では
 被災されたひとり親の方々に呼びかけるチラシを作ってくれました。

 こうした取り組みは、本当にありがたいです。
 素晴らしいことだと思います。

 さらに、5月21日(土)にも
 『知って得する自立への道』というタイトルで
 ひとり親・プレひとり親の為の勉強会を行ないます!

 以下は『ひまわり』のHPからの引用です。
       ↓

 児童扶養手当など各種手当や貸付について
 また、職業訓練メニューや給付金など各種制度を学びます。

 横須賀市の母子自立支援員と
 実際に制度利用して看護師になった先輩等がさまざまな疑問に答えます。
 また、軽食をはさんで参加者で交流します。

 【日時】5月21日(土)10:00〜14:00
 【会場】ウエルシティ市民プラザ5階第1学習室
      (京浜急行逸見駅歩5分・JR横須賀駅歩5分)
 【参加費】100円
 【定員】50名(先着順)
 【保育】あり
 【申込み】5月17日(火)までにお問合せ・ご相談・メールwからお願いします。

 昨年も評判の勉強会。
 先着順ですのでお早めにお申込みください。 

 (お申し込みは『ひまわり』HPからお願いします)




 まだ離婚していない/離婚できていないプレひとり親のみなさまも
 参加していただいていますので、安心して来て下さいね。

 とても役に立つ知識ばかりですから
 ぜひいらしてくださいね!

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 さらに、フジノは東京・葛飾区へ向かいました。

 『震災孤児を支える
  ネットワークのあり方を考える市民会議』
に参加しました。

 4月9日に開催された『東日本大震災現地調査報告会』に続く
 いわゆる『震災孤児』とされるこどもたちへの
 支援ネットワークを立ちあげる為の集まりの第2弾です。



 第2回目の現地調査(4月22日〜25日)が行なわれたのですが
 その報告会をかねて、緊急の意見交換会として開催されました。

 日程的にも直前になって決まったのですが
 今回も会場は満員で、
 こどもたちの支援に対する
 多くの方々の熱意の高さを感じました。



 前回の報告会の時点では
 いわゆる『震災孤児』とされるこどもたちの数は
 68名(4月4日現在)でした。

 けれども、5月6日(金)現在では
 140名に増えてしまいました。
 (岩手県57人、宮城県65人、福島県18人)

 今も行方不明となっている方々の数はとても多く、
 さらに『震災孤児』とされるこどもたちの数は増える見込みです...。

 前回の報告会から1ヶ月の間に、
 フジノもいろいろなことを学びました。

 全国里親会のみなさんは、
 ある意味でまだまだ政治力が弱いことも知りました。

 例えば、フジノにとって日常的になじみのある
 障がいのある方々の当事者会・家族会などの存在というのは

 長い歴史を通して様々な活動に取り組んできたことで
 国会議員や政府に対して
 ある程度の影響力を持つ存在です。

 けれども、この国の『こども家庭福祉』分野はまだまだ弱く、
 その中でも最も弱い立場である『里親』の存在は
 政治を動かす大きな力、というほどにはなりえていません。

 これは、フジノが繰り返し記してきたとおり
 やはりこの国のこどもたちは放置されてきたからなのですね。

 政治家たちは自分たちの票になることしか取り組まない。
 こどもたちの声は、いくら悲痛な叫びであっても
 全く政治家たちは聴こうとしてこなかった。

 でも、今日も前回に続いて
 これだけ多くの方々が全国から集まった訳です。

 地方の里親会も、全国里親会も、
 これを機会に任意団体から正式に組織化していって

 さらに、他のあらゆる分野・あらゆる団体と
 より大きな枠組みでネットワークを実現していくべきです。

 4月24日に盛岡市で全国里親会が開いた集会で
 『大震災子ども救援ネットワークジャパン(仮称)』構想が
 提案されましたが

 みんなでちからを合わせてぜひ実現して、
 10〜20年も継続していく取り組みにしていきましょう!

 大人たちができることを全てやろう!

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 ふりかえってみると今日は、朝から夜まで
 フジノはこどもたちへの取り組みに参加した1日でした。

 5月5日よりも今日の方が『こどもの日』だなあと
 改めてそんなことを感じました。

 どんな取り組みに参加してもいつもフジノが感じることは
 大人たちの想いで走りまくってはいけない、ということ。

 大人たちの熱意や善意がとても強いのは
 決してまちがっていないし、すごく素晴らしいことですよね。

 でも、それでもいつも、こどもたちの声に
 改めてじっくりと耳を傾けたいのです。

 こどもたちが求めていることは何なのか。
 何を伝えたいのか。何を伝えられないのか。

 児童養護施設、ひとり親家庭、震災孤児...。

 どんな立場であろうと
 どんな状況であろうと

 こどもたちの想いをまず大切にすることを
 僕は絶対に忘れないようにしたい、そう思います。


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