まちの政治家は、こんなことしてます |
2011年12月5日(月)のフジノ | ||
● デートDVというとても身近な暴力 『脱原発議連』の記者会見を終えてから 大急ぎで横浜へ向かいました。 『デートDV相談のためのシンポジウム〜学校と専門機関をつなぐ〜』 に参加する為です。 『NPO法人エンパワメントかながわ』による 『デートDV110番』は 全国で初めて、デートDVに特化した常設の電話相談として 今年1月にスタートしました。 今日のこのイベントでは 『デートDV110番』の1年間の取り組みの総括的な報告と 事例を挙げて関係機関で連携してどのような対応を成すべきかという 模擬ケースカンファレンスが行なわれました。 フジノは、DV・児童虐待については 毎年必ず市議会(本会議・委員会ともに)で取り上げてきたのですが さらに2009年頃までは 個別の相談にも対応してきました。 最近は、DV関係の相談支援機関が県内に増えてきたので 個別の相談は専門機関をご紹介させていただいて フジノ自身が深く関わることは無くなりました。 そんなフジノが関わってきた中に デートDV(配偶関係にない恋人間で起こるDV)の相談は たまたま今までは1度も無かったのですね。 (冊子『超簡単デートDVの基礎知識』より。現実はもっとヘビーなことも多いです) それが、この秋に初めてデートDVの相談を受けました。 しかも県外に暮らしている方だったので フジノは直接にお会いする時間を作ることができずに 電話で対応策をアドバイスしたのですが まさにその2日後に警察沙汰になる、ということがありました。 この相談ではまさにフジノのアドバイスがうまくいったのですが 一方で、「いつもこんなふうにうまくいくもんじゃない」 とも強く感じました。 被害を受けているご本人、ご家族、学校、警察、行政、加害者のご家族など 何もかもがうまく機能するなんてことはそうあるもんじゃないと 全てが終わった後になってから 冷や汗が出る想いをしました。 そして、もっと研修を受けておかなければいけない、と強く感じました。 だから、まだまだ12月議会の最中なのですが 良い研修の機会でしたので、今日、参加することにしました。 今日は3時間のプログラムのうち2時間を使って 事例を検討する模擬カンファレンスがなされました。 NPO、学校の先生、県警、市の担当者、 それぞれの立場から問題点を指摘しあい、 自分たちの取るべき対応と お互いに連携しあって成すべきことを議論しました。 政治家は目立つので相談はとても多く来るのですが ふだんフジノは1人で仕事をしていますので 地域にいろいろな支援の輪があっても 自らどんどん連携を求めなければ ネットワークにつながることはできません。 市民のみなさまの相談により良く対応できるようになる為にも 今回はとても良い学びの機会でした。 これからも研修の機会をつくって 連携の輪をしっかり広げていきたいと感じました。 -------------------------------------------------- 様々な相談機関がありますので 「もしかしたらデートDVかも」と感じておられる方がいたら どうか試しに相談してみて下さいませんか。 Tweet |
2011年12月4日(日)のフジノ | |
● 脱原発議連の市民公開研修を広報しました 今日は、お昼から横須賀中央Yデッキへ。 『脱原発社会を考える地方議員連盟(通称・脱原発議連)』が 12月12日(月)に開催する市民公開研修(講演会)の 広報を行ないました。 今回の講座のタイトルは です。 講座の中身は、明日の記者会見の後に 改めてホームページでお知らせいたしますね。 (画像:脱原発議連の代表、一柳ひろし議員) 脱原発を進める為には、短期・中期・長期的に あらゆる手段を同時多発的に行なわなければなりませんが 東日本大震災の後、4月の選挙が終わってから フジノ自身がまず取り組んできたのが 『原子力発電所で作った電気を売っている東京電力』以外から 横須賀市が電気を買うように切りかえることです。 実は、随意契約によって東京電力1社から 随意契約で今まで電気を買ってきたのですが それを競争入札に切り替えれば良いだけのことなのです。 とても簡単なことなのです。 6月議会、9月議会、そして現在進行中の12月議会でも このことを市長・教育長に対して提案してきました。 これは、全国どこの自治体でも今すぐにできます。 最もカンタンに実現できる、脱原発への短期的な取り組みです。 こんな大事な取り組みは、 市長が決断して今すぐやらなければいけないのに 横須賀市は立ち遅れています。 すでに、お隣の三浦市も横浜市も 東京電力以外から電気を買う仕組みをスタートしています。 先日、黒岩知事に確認したとおりで 神奈川県もそうです。 東京電力以外から電気を買えば、 電気料金を2割以上カットすることができます。 脱原発のクリーンなエネルギーで作られた電気を、 今よりも安く買えるようになるのです。 フジノは横須賀市も来年度のスタート(4月)から 導入するように働きかけています。 それにしても、ワイデッキで出会う市民のみなさまは あまりにも温かくフジノを迎えて下さるので 今日、フジノはとても幸せな気持ちになりました。 みなさまに深く感謝しています。 ありがとうございます。 かなり前から気力的にも体力的にも限界があって、 本当に必要な時以外はもう一切フジノは 街頭演説には立たないことにしています。 だから、かなり久しぶりにフジノは こうして今日ワイデッキに立ったのですが 出会う人、出会う人がみんな、まるで旧友との再会を喜ぶかのように 優しく温かくフジノに声をかけてくださいました。 こんな風に親しげに応援の言葉をかけていただくことは 選挙期間中にもありえません。 きっと、市民のみなさまの脱原発を求める想いが強いのでしょうね。 きっと、寒さが厳しい日が続いた合間の暖かな昼下がりの訪れに ほっこり優しい気持ちに市民のみなさまもなったのかもしれません。 だから、とてもみなさんが応援して下さったのかな、と思います。 そんな市民のみなさまの温かさに しっかりと恩返しできるように働きたいと感じました。 このまちから全国に向けて 脱原発の動きを確かなものにしていきたいです。 今日は、ありがとうございました! Tweet |
2011年11月30日(水)のフジノ |
● 市長へのフジノの質疑をご覧ください! 市議会のHPでも観られるように後日なるのですが 今日の時点では全員分がまとまってしまっていて 1人1人の質疑が観れません。 そこで、昨日のフジノの一般質問の質疑だけ取り出して ustreamでご覧いただけるようにしました。 ぜひご覧ください。 (*横須賀市議会HPの議会中継のコーナーからフジノの質疑を抜粋したものです) Tweet |
2011年11月29日(月)のフジノ |
● 市長に対して一般質問を行ないました 本日から12月議会がスタートしました! そして、フジノは市長への一般質問を行ないました。 その全文をこちらに掲載しましたので、ぜひご覧ください。 質疑全てのやりとりについては 明日以降にまなく市議会のHPで インターネット録画中継がご覧になれるはずです。 取り急ぎ、ご報告でした。 Tweet |
2011年11月26日(土)のフジノその3 |
● 酉の市へ 夜になって仕事がひと段落したので、横須賀中央の諏訪神社へ行きました。 11月と言えば『酉の市』ですが、今日は『三の酉』です。 夜9時を過ぎても、たくさんの人出でした。 諏訪神社は、三浦半島で唯一、『酉の市』が行なわれる神社です。 横須賀中央駅前にあるというアクセスの良さもあって 高校時代くらいからしばしば訪れる、大好きな場所です。 フジノ事務所から徒歩1分の近さということもあって 今もフジノは散歩がてら訪れては階段に座って、ぼおっとしています。 さて、『酉の市』ですが、 去年よりも繰り出している人が多かった気がします。 少しでも景気が上向くことを願う人々が たくさん訪れたのかもしれません。 フジノは今年も同じ場所でいつもと同じ一番小さい熊手を買って 「よよよい!よよよい!よよよい、よい!」 と、きっぷのいいかけ声と火打石の切り火に大満足でした。 政治家としてフジノは、かつての高度経済成長期のような意味での 『景気回復』はもはやありえない、と考えています。 素朴な意味での、今年よりも来年の方が所得が増える、という 『成長』はもう日本にはありえない、というのがフジノの考えです。 だから、『酉の市』を訪れる人々の想いとは ややズレがあるのです。 でも、どんな新しい局面や厳しい経済社会状況が訪れて 失業率がどれほど高くなったとしても 人々が絶望へと追い込まれない 生きることへの希望を失わない そんな社会へと切り替えていくのが 政治家としてのフジノの目標です。 とはいえ、個人としての僕はみんなと同じように 静かにささやかな暮らしが来年も続くように 諏訪神社の神様へ 願いを叶えてくれることを祈ったのでした。 Tweet |