まちの政治家は、こんなことしてます |
2012年2月23日(木)のフジノ |
● 議案へ『反対討論』をしました/3人の方からの評価に感激しました 今日は、市長・副市長・全部局長の出席する 『予算決算常任委員会』が開かれて 2011年度の最終補正予算案(議案2〜10号)の 採決が行なわれました。 フジノは、9本の議案のうち、 第4号『特別会計・公園墓地事業・補正予算』に反対する立場から 反対の理由を演説して 他の議員のみなさんを説得する『反対討論』を行ないました。 (→反対討論の全文はこちらです) 反対討論でフジノは 『土地開発公社の塩漬け土地』と『第5期公園墓地建設事業計画』について 市長が政治決断を先延ばしを続けていることを厳しく批判しました。 討論を終えた後、フジノの後ろから拍手が聴こえました。 フジノの席からは分からないのですが、 誰かが拍手してくれたのです。とても励まされました。 ありがとうございます。 事前の意向では『賛成』であった小林のぶゆき議員(無会派)が 採決において『反対』に回ってくれました。ありがたいです。 さらに、委員会が終わった後すぐに 板橋まもる議員(公明党)が声をかけてきてくださいました。 「フジノくん、討論、とても良かったよ。そのとおりなんだよ」 とおっしゃってくださいました。 議場を出た廊下では矢島まちこ議員(無所属クラブ)が 午後の議会報告会等準備会では田辺あきひと議員(自由民主党)が 討論について評価してくださいました。 この3人の方に評価していただけたことが フジノには何よりもうれしかったです。 何故ならばこの3人こそ、横須賀市議会の中で最も熱心に 外郭団体改革に取り組んできた方々だからです。 未利用のままに10年も20年も塩漬けになっている 土地開発公社の問題について 矢島議員は誰よりも早く改革を訴えてきた方です。 ついに昨年12月議会では総務常任委員会・委員長として 委員長報告をまとめ、改革を市に強く求めたのです。 板橋議員・田辺議員のお2人は 需要も無い上に多額の費用を要して絶対に採算が取れない 『第5期公園墓地建設計画』の実現不可能性を 厳しく追及してきた方です。 外郭団体改革にしても 墓地建設計画にしても とても地味な問題で、政治家として熱心に取り組んだとしても ほとんどの市民の方々は決して関心を持ってはくれません。 しかし、これこそ巨額な税金のムダ遣いであって 市民生活に大きなダメージを与える大きな問題なのですね。 人目につきたがる政治家はやりたがらないテーマなのですが 誰かが絶対にやらなければならないテーマなのです。 そんな問題を改革すべく取り組んできた3人の姿勢を かねてから深く尊敬してきたフジノは 今日の討論をこの方々に評価していただけたことが 何よりもうれしかったです。ありがとうございました! ● 『政治家としての父』に久しぶりに再会しました 委員会を終えて走り回っていたフジノの肩を ぽんと叩いて呼びとめた方がいたので誰かと思ったら ...なんと、木村正孝さん(元市議会議員)でした! 最近になってからフジノのことを知った方々は 木村さんとのカンケーもご存じないと思うのですが 政治家フジノにとって木村さんは 『政治家としての父』として尊敬している人物です。 フジノが初当選した時、 同じ無所属として同じ控え室におられた木村さんに あらゆることを学ばせて頂きました。 木村さんは頑固一徹、信念に生きた政治家です。 自民党に党籍を置きながらも、 自らの意思が会派に拘束されるのを嫌って会派を離脱してからは ずっと一匹オオカミの無所属として政治家を続けました。 「数こそ力」と言われる政治業界において 「数よりも信念」こそが大切だということを身を持って示した方です。 さらに、政治家はふだんの仕事こそが全てである、 仕事ぶりで判断されるべきである、という想いから 木村さんは選挙活動を全くしませんでした。 ポスターを支援者の方々が貼るだけで 木村さんはふだんどおりに働いていて一切選挙活動をせず、 それでも連続して何期も当選し続けてきたのです。 その徹底ぶりは頑固そのものです。 そんな木村さんの政治家として歩んできた道に深く共感するフジノは 今も木村さんの政治スタイルを唯一受け継いでいると信じています。 「政治家には数よりも大切なことがある」 「政治家は選挙よりも毎日の仕事で評価されるべき」 フジノもそう信じています。 (画像:朝からの雨があがり、きれいな夕暮れでした) 2005年の市長選挙(雄人が当選した市長選挙の1つ前)に フジノや雄人は、木村さんを市長候補として担ぎ出しました。 まだ実力も経験も無かった僕たちの代わりに 木村さんが市長選挙に出馬して下さったのです。 フジノたちの力が足りずに 前市長の後継者である対立候補に敗れてしまい 結果的に、木村さんを政治家として引退させてしまいました。 市長選挙敗北の総括の場でフジノは みなさまに対して、こう述べました。 「おやじのカタキは必ず僕がとります。 必ず横須賀は変わります。みなさん、何も諦めることはありません。 必ずこのまちは僕たちの手で変えていくのです」 今もフジノのその想いは全く揺らいでいません。 ------------------------------------------------------ フジノはプライベートでも人づきあいが苦手なので どんなに親しみを感じている相手であっても こちらから連絡をしてお会いするようなことはありません。 だから、木村さんとお会いしたいと願いつつも 数年ぶり(何年だろう?)の再会でした。 とてもお元気そうでうれしかったです。 かつては雄人も木村さんの薫陶を受けたはずですが 今の雄人の仕事ぶりを見るにつけても 彼の中に木村さんの遺伝子は 全く受け継がれていないとフジノは感じます。 木村イズムの唯一の後継者としてフジノは これからもしっかりと働く政治家として生きていきたいです。 Tweet |
2012年2月20日(火)のフジノ | |
● 市長への質疑の『発言通告』を提出しました 2月27日から3月1日まで開かれる本会議で 市長に対して質疑(代表質問・個人質問)が行なわれます。 本会議で質疑を行なう時は質問の内容を『発言通告』にまとめて あらかじめ事前に提出しなければなりません。 今日がしめきりだったのでフジノも 発言通告書を議会事務局に提出しました。 PDFファイル版はこちらをご覧ください。 フジノが行なう質疑は大きく4つに分かれています。 1.新たな自殺対策 2.医療と福祉の連携 3.学校給食の食材の放射性物質の測定 4.美術館の抜本的な改革について 市長と教育長に答弁を求めます。 発言通告の全文は、下の通りです。 ↓
フジノの質疑は2月29日or3月1日のどちらかの予定です。 議会運営委員会でのくじ引きで後日決まります。 Tweet |
2012年2月18日(土)のフジノその3 | |
● 東京電力以外からクリーンな電気を買おう! フジノたち脱原発議連が提案してきた 『東京電力以外から電気を買う』ことが ついに横須賀市の来年度予算案に盛り込まれました。 原子力発電で作った東京電力の電気ではなく クリーンなエネルギーで作られた電気をPPSから買うのです。 (2012年2月15日・神奈川新聞より) 世田谷区でもスタートするこの取り組みですが 多くの市民の方々から質問を頂きました。 そこで、『PPSから電気を買う』ということについて 昨年8月の講演会でフジノが説明した動画がありますので ぜひご覧いただければと思います。 ポイントは下の5つです。 (1)あなたの暮らすまちでも市長が決断すれば 今すぐ実現できる『脱原発』の取り組みです! (2)50kw以上使っている施設は 東京電力以外から電気を買うことができます (残念ながらまだ個人の方はできません) (3)東京電力との随意契約ではなくて、競争入札に切り替えます。 (4)PPSに切り替えれば、電気代を少なくとも10%はカットできます。 (横須賀市は18億円も東京電力に電気代を支払っていますので 少なくとも1.5億円は電気代をカットすることができます。 財政危機の今、とても有効です) (5)ぜひあなたのまちでもPPSへの切り替えを提案して下さいね! (2011年8月・脱原発議連講演会) Tweet |
2012年2月18日(土)のフジノその2 | ||||
● 震災がれき受け入れ現行案を知事が撤回へ/新聞各紙の報道 昨日、大楠連合町内会のみなさんが神奈川県庁と横須賀市役所を訪れて 知事・市長に撤回の決議と要請書を提出した件を 新聞各紙が大きく報じてくれました。 まず地元紙・神奈川新聞。 鈴木達也記者の解説記事はとても鋭いです。 地元の想いを代弁してくれています。 (2012年2月18日・神奈川新聞より) 次に、毎日新聞です。 (2012年2月18日・毎日新聞より) 最後に、2日間にわたって報道してくれた 朝日新聞です。 (2012年2月18日・朝日新聞より) (2012年2月17日・朝日新聞より) マスメディア各社がこの問題を追い続けてくれることは 反対を求める市民のみなさまにとって 大きな励みになっています。ありがとうございます。 Tweet |
2012年2月18日(土)のフジノその1 |
● ラジオ日本「清水勝利の『これでいいのかニッポン!』」に出演しました 昨日の夜、ラジオ日本で放送された 「清水勝利の『これでいいのかニッポン!』に出演しました。 2月2日にラジオ日本の東京スタジオで収録をしました。 フジノの取り組みを2つお話ししました。 ・ずっと取り組んできたこととして『自殺対策』 ・今取り組んでいることとして『がれき広域処理問題』 こちらをクリックしてください。 30分の放送時間のうち、 はじめの20分間が東京都副知事の猪瀬直樹さんで 残り10分間が『地方の反乱』というコーナーでフジノが出ました。 10分間もありませんので、 気が向いたら聴いてみて下さい。 Tweet |
2012年2月17日(金)のフジノその3 |
● がれき撤回の決議と要請書を地元連合町内会が知事に提出! 今日の午前、大楠連合町内会のみなさんが 神奈川県庁を訪れました。 黒岩県知事に対して『撤回』を求めて 決議文と要請書を手渡しました。 震災がれき焼却灰の『かながわ環境整備センター』への 受け入れ案撤回についての決議 (全文はこちらです) 震災がれき焼却灰の「かながわ環境整備センター」への 受け入れ案についての撤回要請 (全文はこちらです) カナロコの動画です。 ↓ さらに、大楠連合町内会のみなさんは横須賀市役所へ移動して 吉田市長にも要請書を手渡しました。 震災がれき焼却灰の受け入れ案についての要請 (全文はこちらです) こうした動きを受けて、ようやく吉田市長も撤回に向けて 黒岩知事と面談する決意をしたようです。 大楠連合町内会のみなさま、 今日は1日、本当におつかれさまでした! 横須賀市民のみなさま、神奈川県の全ての地域のみなさま、 地元連合町内会の想いをしっかりとバックアップしていきましょうね。 Tweet |
2012年2月17日(金)のフジノその2 | |||
● がれき問題で黒岩知事が涙/泣きたいのは市民の方なのに 昨日の神奈川県議会・本会議で 自民党と民主党から 『がれき広域処理問題』について問われた黒岩知事は 言葉を詰まらせ、 「さらに知恵を絞り県民に伝えていく」と答弁したそうです。 安川ゆり県議(横須賀市選出)のブログでは 県知事は涙ぐんだそうです。 黒岩知事の一方的な『がれき受け入れ宣言』によって そして、『対話の広場』での強弁垂れ流しによって 苦しめられたのは、芦名のみなさんをはじめとする市民の側です。 そんな苦しみを背負わせられた市民の方が 本来は泣きたいところ。 黒岩知事は本会議場で涙を見せるなんて 『政治家失格』だとフジノは感じました。 いいかげんにしてほしいです。 (2012年2月17日・神奈川新聞より) そして、県議会の交渉会派5つが全て 『がれき広域処理』に賛成しているとのこと。 全く市民の方を向いていない県議会に 大きな失望を感じました。 (2012年2月17日・神奈川新聞より) (2012年2月17日・毎日新聞より) 涙を流す知事をがんばれと励ます県議たち。 とても気持ち悪いです。 完全に方向性が間違っています。 県議たちが励ますべきは 本来、市民のみなさんであるべきです。 黒岩知事の涙の何千倍もたくさんの涙が こどもたちの未来を心配するおかあさんたちによって流されました。 黒岩県知事も神奈川県議会も もっとそんな市民のみなさまの想いを 真摯に受け止めるべき。 とても県民の代表だと思えません。 Tweet |
2012年2月17日(金)のフジノその1 | |
● 山本太郎さん講演会まであと10日/タウンニュースが記事を掲載! けさのタウンニュース紙が 山本太郎さん講演会を報じてくれました。 ついにラスト10日です! (2012年2月17日・タウンニュース紙より) 当日は、NPO法人アンガージュマンよこすかの運営する 『はるかぜ書店』が山本太郎さんの新著『ひとり舞台』を販売してくれます。 サイン会は時間のつごうで不可能なのですが ぜひこの機会に山本さんの著作も読んでくださいね! それでは27日(月)、 ぜひヨコスカベイサイドポケットでお会いしましょう! Tweet |