まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年10月9日(木)のフジノ
● 決算特別委員会が終わりました

 2週間にわたって続いた決算特別委員会が
 今日の夕方、終わりました。

 11個の会計について、それぞれ「認定」か「不認定」かを判断します。
 これは「賛成」か「反対」かとほぼ同じイミです。

 本会議の最終日は14日ですが、
 あらかじめフジノの判断を
 市民のみなさまに報告いたします。

2007年度・決算議会(10月14日)本会議でのフジノの判断
議案の番号 件名 フジノ
94 一般会計の決算 不認定
95 国民健康保険の決算(特別会計) 不認定
96 公園墓地事業費の決算(特別会計) 認定
97 老人保健医療費の決算(特別会計) 認定
98 介護保険の決算(特別会計) 不認定
99 母子寡婦福祉資金貸付事業費の決算(特別会計) 認定
100 公債管理費の決算(特別会計) 認定
101 水道の決算(企業会計) 不認定
102 下水道の決算(企業会計) 不認定
103 病院の決算(企業会計) 認定
104 臨海土地造成事業の決算(企業会計) 不認定

 それぞれの会計に対して、
 特に「不認定」と判断したものについては

 14日の本会議で、フジノは「討論」を行なって
 直接にお話したいと考えています。

 まあ、このホームページではいつも
 フジノの考えを書いていますから
 「不認定」の理由も
 ここにはすでに書いているのですけれども...。



2008年10月8日(水)のフジノ
● 美術館1年目、3億5472万円の赤字でした

 昨年の予算議会では
 オープン直前の横須賀美術館の赤字の予算をとりあげましたが

 今日は、オープンから1年が経った横須賀美術館
 赤字の決算を報告します。


 (教育委員会の決算説明書よりフジノが作成)
収入 支出
観覧料          7310万円
駐車場使用料      1329万円
書籍売払代など     1251万円
若林奮展への助成金  350万円
 -------------------------
(合計)       1億0240万円
給与       1億3180万円
運営事業費   1億1517万円
管理事業費   2億1016万円

 -----------------------
(合計)    4億5713万円

 横須賀美術館スタート1年目は
 マイナス3億5473万円でした。

 この赤字3億5473万円は
 市民のみなさまの税金で穴埋めしました。

 また、建設にあたっての借金(市債)残高は
 40億943万8632円です。完済までに25年間かかります。

 また、フジノが特に問題視していた
 非常勤で月わずか4回しか現場に来ない館長ですが
 実際に支払われた報酬は

 1日2万6000円×33回=85万8000円



 1年間でわずか33日間月わずか2.75日です。

 横須賀美術館の館長は
 現場にほとんどいなくて勤まるんですね。

 なんだかなぁ...。


● もしも3億5473万円を別の使い道ができたならば...(その1)

 財政の厳しい横須賀において
 福祉の財源を確保する為には美術館を今つくる必要は絶対に無い、と
 建設反対を訴えてきたフジノにとって

 どんなハコモノもスタートの年は『ご祝儀相場』となって
 たくさん入場者があるにも関わらず、
 こんなに多額の赤字が出ていることが不快でたまりません。

 美術館の管轄は、教育委員会です。

 教育委員会には他にも
 いろいろな事業があります。例えば...

 交通事故によって一家の生計の中心の方を亡くしてしまった
 小・中学生・高校生をサポートする為に、
 横須賀市では、
 奨学金を支給しています。

 その金額は、

 小学生では1ヶ月9000円
 中学生では1ヶ月1万円
 高校生では1ヶ月1万1000円、です。

 小中学校・高校に入学した時には
 新入学時の加算として、約8万円が支給されます。

 今年の『交通遺児対策事業費』は、わずか377万1326円でした。

 そこで、もしも美術館の運営費の赤字3億5473万円を
 別の使い道ができたならば、

 フジノは、この交通遺児支援事業の予算を10倍にします。

 1ヶ月わずか9000円や1万1000円をもらっても
 一家の大黒柱を失ったことによる
 暮らしの厳しさは全く変わりません。

 例え、10倍にして
 小学生9万円、中学生10万円、高校生11万円にしても

 ひとり親の家庭の生活の厳しさは
 やっと少しマシになるだけです。

 今の10倍に増やしても、必要な予算は3771万3260円です。

 3771万円をこの交通遺児支援に使っても
 まだまだ3億1700万円も余ります。

 美術館の運営費の赤字3億5473万円を
 もしも別の使い道ができたならば、

 生活苦や経済苦に追い込まれている家庭を
 どれほど今よりもマシな状況に変えることができるでしょう!

 このまちは、人を育てることの大切さを理解していない。

 こどもたちの未来に投資すれば、
 どれほど希望に満ちた世界へとこどもたちが進んでいかれるか
 分かっていない。

 こどもたちの未来に投資することは
 実は、今の世代を救うことでもあることを
 このまちは理解していない。


● もしも3億5473万円を別の使い道ができたならば...(その2)

 教育委員会の取り組みで
 他にはこんな事業があります。

 家庭の経済的な理由で
 この生徒は高校に進学するのは困難なのではないかと
 中学校の先生が判断した中学3年生について

 中学校の先生の申請に基づいて
 審査の末に、横須賀市は高校生に奨学金を支給しています。

 奨学金といっても、毎月わずか1万円です。

 中学校の先生が申請してくれても
 その申請が全員分がOKになるのではなくて
 かなりの数が、落選します。

 何故なら、1学年50人という枠が付けられているからです。

 そこで、2007年度に奨学金が支払われたのは
 152名(1〜3年50人プラス定時制の第4学年2名も対象の為)へ

 奨学金にかかった費用は、
 1809万円でした。

 さて、くりかえすまでもありませんが
 毎月たった1万円で、どれだけ生活が救われるのでしょうか。

 フジノの高校時代にも大学時代にも
 家庭が経済的に厳しくて、
 新聞配達をしている友達がいました。

 早朝と夕方、毎日新聞配達をして
 ようやく生活費と学費の支払いが何とかなっていました。
 (新聞奨学生というものです)

 そのかわり、部活動にもサークルにも一切入れずに
 残念ながらバイトに明け暮れて過ぎていった学生時代でした。

 それはそれで意味が十分あることです。
 人は誰もがみな、いずれ働くのです。
 他人よりも早く働きはじめることは大きな意味があるでしょう。

 しかし、一方で他のこどもたちのように、
 勉強に部活動に安心して取り組むことはできていませんでした。

 そこで現在に話を戻します。

 もしも政治家フジノの想いが実現していて
 美術館を建設せずに済んでいたら

 そして、今年の美術館の運営費用の赤字である
 3億5473万円を他の使い道ができたならば

 やはりフジノはこの奨学金を10倍にします。

 それでも予算は1億8090万円です。
 美術館の赤字の3分の1にしかなりません。

 交通遺児への奨学金を10倍にしても
 経済困窮の高校生への奨学金を10倍にしても

 それでも美術館の赤字よりも少なくて済むのです。

 あなたはどうお考えになりますか?

 はからずも交通事故で親を亡くしてしまい、
 ひとり親のもとで厳しい生活をしているこどもの為に税金を使ったり

 「家庭の経済状態が悪くても、
  この子は高校へ行かせてあげたい」

 と中学校の先生が判断した生徒の為に税金を使ったり

 それは、未来への投資ではありませんか?

 フジノはこれこそ税金の正しい使い道だと信じています。
 親の経済格差をこどもに押しつけない、格差を打ち破る政策です。

 美術館の運営と、恵まれないこどもたちの未来と、
 あなたはどちらが大切だと考えますか。

 フジノは政治家として、こどもたちの未来を選びます。


● 決算を認定しません

 さらに、2007年度予算議会にて反対討論を行なったものですが

 横須賀市はこの2007年10月から
 精神障がいのある方々の
 通院医療費補助を打ち切ってしまいました。

 これは全国に誇れる本市独自の制度でした。

 精神障がいのある方々は
 働くことがなかなかできない為に生活費さえ苦しくて
 病院に通いたくても
 その通院費用さえ出せない、

 そんな状況を改善する為に、
 通院の費用は市が補助をしてきたのです。

 予算はわずか3000万円でした。

 しかし、蒲谷市長は
 これを廃止、全額カットしたのです。

 2007年10月の廃止から、数ヶ月が経ちました。
 そこでフジノは委員会で質疑を行ないました。

 「この打ち切りによって、
  病院に通うことができなくなった精神障がいのある方々が
  どれだけ存在するのか、追跡調査したのか?」

 「把握していません」

 という答弁でした。

 こんなていたらくです。

 人の命を守るのが政治家の仕事だという信念に基づいて
 フジノは政治家として、この決算は絶対に認めません。

 つまり、不認定です。

 このまちは、優先順位が間違っています。

 100周年を祝うイベントを行なっている暇があれば、
 100人もの方々が毎年自殺に追い込まれている本市の現状を
 変える為にもっと本気になるべきです。

 今の横須賀市は間違っています。

 市民のみなさまは、いや、あなたはどう思いますか。



2008年10月7日(火)のフジノ
● 7年連続の赤字、市民病院の決算

 病院管理部の決算(2007年度)によると
 市民病院の決算はとても厳しい結果となりました。



 2007年度の純損失(赤字)9億2050万4886円
 未処理欠損金(累積赤字)46億7354万8166円

 赤字は7年連続となりました。

-----------------------------------------------

 1日の平均入院患者数は326.5人
 (昨年よりマイナス40.5人)、

 1日の平均外来患者数は923.7人
 (昨年よりマイナス24.3人)。

 こうした原因の1つには、
 ドクターの欠員がとても大きなものです。

 例えば、ドクターが実質的に減ってしまった消化器科と婦人科では
 1年間の収入が

 ・消化器科 昨年よりマイナス4億3724万円
 ・婦人科 昨年よりマイナス7577万円

 と、非常に厳しい経営成績となっています。

 これは、経営面から見れば収入のマイナスですが
 患者さんが適切な治療を受けられていないという側面から見ると
 金額以上の大きなマイナスです。

 また、その他の数値としては

 1年間の救急での患者数は1万1397人
 (昨年よりマイナス1992人)。

 1年間の健康診断等の受診者数は1万5820人
 (昨年よりマイナス733人)。

 となっています。

---------------------------------------------

 こうした市民病院の現状に対して、フジノは
 市民病院みずからが
 生まれ変わろうとする努力を信じて
 『市民病院経営健全化計画』の実行を見守ること
としてきました。

 この計画は3年間のものです。

 フジノはこの3年間だけは、
 赤字であっても決算を認めようと考えています。

 しかし、ますます厳しい経営状況を見るにつけても
 今年度内にも
 蒲谷市長の決断が必要です。



2008年10月3日(金)のフジノその3
● 好きならば、死ぬまでずっと好きでいたい

 今夜0時55分から日本テレビで放送された
 音楽&トーク番組『音楽戦士ミュージックファイター』なのですが、

 僕が中学時代から大好きな
 JunSkyWalker(s)がゲストで出演しました。

 1時間の約半分がスタジオでのトーク、
 という構成なのですが

 下の画像の、スタジオ客席の最前列のど真ん中、
 ジュンスカ2007Tシャツ(渋谷ラママ&名古屋ELL)を来た男、
 実は僕です(笑)。



 ちょびっとだけ自慢の気持ちをこめて
 (行けなかった方々ごめんなさい)
 載せてしまいました。

 1ヶ月半くらい前に
 日テレのスタジオでの収録に参加してきました。

 以前に、タレントの千秋さんが5月22日のブログにて
 ジュンスカメンバーに囲まれて撮ってもらった写真と共に

 「高校生のワタシに言いたい。

  がんばってたらいいことあるからね!

  笑われても邪魔されても夢を追い続ければいいって」

 と、ずっとがんばりつづけていけば
 たくさんうれしいことが待っているよと高校時代の自分に
 伝えてあげたい、っていう感じのことを書いていたのですが

 僕も、おんなじことを感じました。

 (千秋さんの姿は2007年の名古屋ライブでもお見かけしました。
  同世代ですし、本当にジュンスカを好きなんだなあと思いました)

 けっこう今もジュンスカ好きだというと

 「まだそんなこと言ってるの!?」

 と、中学・高校時代からの友達の中には引いてしまう人もいて
 すごくさみしいのですが

 好きならば、死ぬまで好きでいればいいんだなあ、と。
 しかも、ずっと好きでいつづければそれなりに良いこともあるんだなあと

 僕はそんな風に信じています。

 年をとれば、好みも変わり、考え方も変わります。
 少しずつ保守的にもなっていくし、
 守るべきものもたくさん増えるでしょう。

 ただ、それはそれとして

 決して死ぬまで変わらない大切なこともあるはず。

 僕には、10代の頃から変わらない大切なものがたくさんあります。
 それは変えようとして変われるものではありません。

 しかたがないんです。好きなんだから(笑)。

 『ずっと変わらずに何かを好きであること』

 と、

 『年齢に応じて好きなものが変わっていくこと』

 とは

 別にどちらがエライとかそういう優劣の話ではなくて
 どちらもそれでいいんだと思います。

 ただ僕は、かつて大切だと信じたものを
 どれだけ時が経っても変わらずに大切にしたい、という気持ちを

 ずっと持ち続けて生きていきたい。

 そう思っています。



2008年10月3日(金)のフジノ続報!
● アメリカ軍基地からの連絡(その2)です

 横須賀アメリカ海軍基地から
 さらに連絡があったと、議会事務局から連絡を受けました。

-----------------------------------------

 (2008年10月3日17時18分受信)

 平成20年10月3日、企画調整部長から、

 米海軍基地内での不審物について

 「米海軍横須賀基地爆発物処理班が調査した結果、
  不審物の内容には、火薬類などの危険物はなかった」

 との続報がありましたのでお知らせします。

 詳しくは、グループウェア掲示板
 もしくはFAXをご覧ください。


-------------------------------------------

 けれども、技術的なミスなのか

 フジノ事務所にはFAXが届いておらず、
 また、グループウェアの掲示板にも掲載されていないので

 とにかく議会事務局からのメールのみ、
 ここでご報告いたします。 

 以上です。続報が入りしだい、
 またご報告いたします。


 


2008年10月3日(金)のフジノ速報!
● アメリカ軍基地からの連絡です

 横須賀アメリカ海軍基地から
 次のような連絡を受けましたので、市民のみなさまに報告します。

-----------------------------------------

 第1報(12:30頃)

 本日午前、5号バース周辺に
 筒状の不審物を発見した。

 これから処理にとりかかる。


 第2報(13:20頃)

 13:14頃、先ほどの不審物を処理した。

 この処理の際、ある程度の音が発生したが
 爆発した訳では無い。

 今後、不審物について検証する。

-------------------------------------------

 以上です。続報が入りしだい、
 またご報告いたします。


 

→日記過去分の目次へ
→はじめのページに戻る