まちの政治家は、こんなことしてます


2011年3月8日(火)のフジノその2
● 記者クラブに行ってきました/新聞掲載用の写真撮影へ

 「立候補する人も立候補しない人も履歴票を提出してほしい。
  新聞に掲載する写真の撮影をさせてほしい」

 と、記者クラブから全議員宛に依頼があったのは
 去年の11月のことでした。

 記者クラブの報道各社は
 この履歴表をもとに
 全立候補者がどーんと載ったページを作ります。

 (顔写真と経歴が載っているコーナーを
  あなたも観たことありますよね?)

 4年前と全く同じ理由
 フジノは履歴票の提出も写真撮影もお断りしました。

 選挙までまだ半年以上もありますから
 ふつうの市民の感覚で言うと、ずうっと先のお話ですよね?

 フジノは進退について何も決めていない上に
 目の前の12月議会に集中したかったので
 履歴票も出さずに
 撮影場所にも当日行きませんでした。

 担当してくださった議会事務局と
 広報に協力している市職員の方も記者クラブの方々も

 「フジノさんは頑固だからしかたない。
  こころが決まったら連絡ください」

 ということで、見逃してもらいました。

 それから、5ヶ月が経って
 5日の立候補予定者説明会に出席した時に

 「フジノさん、もう撮影に協力して下さいよ」

 と記者クラブの方に頼まれて

 「うーん、もうちょっと待って下さい」

 とフジノは答えました。

 説明会にも出席しただけで
 本音はすごくイヤだったから。

 「じゃあ、どうしたら写真とらせてくれますか?」

 「うーん。美容院いってからにさせてください」

 「いつ美容院いきますか?」

 「分かりました...なるべく早くに」

 某記者さんの熱意におされて
 これはもうカットになるべく早く行かねばと決心しました。

 そこでそれから2日後の昨日7日、
 予算委員会の審議の合間をぬって美容院に行ってきました。

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 <BEFORE>3月3日・本会議場でのフジノ

   ↓
   ↓
 <AFTER>3月7日・カット&カラーリング後のフジノ


 3日の本会議場で質疑をしているフジノは
 髪のカラーは、かなり金髪。しかもロングですよね。ボサボサだし。

 それを、下の写真のとおり、7日に美容院へ行って
 ちょっとカットしてもらって、カラーも濃い目の茶色にしました。

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 そうそう、上の写真でフジノが立っている場所は
 選挙の立候補者のポスターが張り出されるボードですね。

 これは横須賀市内の約650ヶ所にあらわれます。

 フジノは今回、いろんな事情があって
 ポスターを作ることができない可能性が高くなってきました。

 前回・前々回とずっと撮影をお願いしてきたカメラマンさんは
 ご家族の介護をはじめ、様々な状況の変化があって
 もう写真館を開けていないのです。

 撮影した写真をもとに画像に「おれをこきつかえ」などの文字を入れ込む
 デザイナーさんは、会社を倒産させてしまった後、消息不明に...。

 さらに完成したデータを印刷していただいた埼玉の印刷所も
 倒産してしまい、同じく消息不明になってしまいました。

 つまり、前回のメンバーが全滅なのです。

 でも、このメンバーでチームとして
 8年前も4年前も一緒に闘ったからこそ
 2回も政治家になれたのだとフジノは思っているのです。

 思い入れもとても強いこともあって
 このチームでやれないのならば
 「もうフジノはポスターなんか作らなくていい」と思いました。

 新たに知らない会社とか初めての印刷所とムリに作って
 変なものができるくらいならば、
 ポスターなんか作らないほうがいいですし...

 これからどうすべきか必死に考えますが
 もう、いざとなったらその時はその時ですね。

 やれやれ。

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 話がすっかり遠くに行ってしまったので
 もとに戻しますね。

 記者クラブの中で、4年前と同じように
 このようなフダを持たされて、カメラマンの方々が撮影してくれます。

 フジノは『つくり笑顔』をするのが本当にヘタなので
 とてもぎごちない表情になっていますね...。



 そして、履歴票もいろいろ書いてきました。

 それにしても政治家に立候補する人々は
 これまでの学歴だとか職歴だとか書いて

 メディアはそれを報道して、

 市民のみなさまはそれを読んで何の役に立つのでしょうか?

 政治家を選ぶのは『政策』であるべきです。

 候補者がどこに住んでいようがいくつだろうが
 そんなことは全く投票の基準じゃないのに。

 それを記者クラブの方々に尋ねると

 「いやあ、そうは言っても読者の方々が
  学歴・経歴・今の役職・趣味・家族構成とかあらゆることを
  知りたがっているのです。
  判断材料にしているんですよ」

 とのお返事でした。

 何故この記者クラブの調査票に
 横須賀市の大きな争点となっている事柄についての
 質問が1問も載っていないのでしょうか?


 政治家は政策で選ばれるべきだと
 記者クラブのみなさまも信じているならば

 まずは目の前の『調査票』なんかを廃止して
 政策に対する候補者の考えを問うてみるべきなのではないでしょうか。

 あなたはどうお考えになりますか?



2011年3月8日(火)のフジノその1
● 不正経理を行なった社会福祉法人が本当の改善に取り組む為に

 今日は、来年度予算を議論する
 民生常任委員会(2日目)でした。

 悪質な不正経理を行なった社会福祉法人クオレが
 改善に向けて生まれ変わる為に

 『実質的』に取り組まなければならないように
 社会福祉法人を追い込む為の

 1つの厳しい提案を
 今日、フジノは行ないました。

 (2010年12月11日・毎日新聞より)

 社会福祉法人クオレは、精神障がいのある方々の為の
 グループホーム、作業所、就労の訓練の場などの事業をしています。

 こうした精神保健福祉の分野こそ
 政治家フジノの政策のメインの1つです。

 精神保健福祉は他の障がいに対する支援に比べて
 圧倒的に立ち遅れています。

 これから、もっともっと発展していかなければなりません。

 今、こんな不正によって、
 精神保健福祉が立ち止まっている訳にはいかないのです。

 だから、この分野に
 誰よりも力を入れてきたフジノだからこそ

 こんな悲しい誤ちが2度と起こらないように
 徹底的に問題の芽を摘む為の
 誰よりも厳しい提案をしなければならない責任があります。

 (2011年1月19日・神奈川新聞より)


 そこで、次のような質疑を行なって
 『補助金・措置費の分割交付』を提案しました。


 (2011年2月8日・民生常任委員会での質疑より)



 社会福祉法人クオレに対して交付している
 『措置費』『補助金』を

 議会の意見が付いたならば
 例えば、1ヶ月ずつ払っていくとか2ヶ月ずつ払っていくとか

 状況を障害福祉課と指導監査課が見守りながら
 改善の度合いに応じて支給していく

 『分割支給』というのは可能なのでしょうか。







 クオレに対する新年度における補助金につきましては
 その当該補助金の要件がありますので

 要件を満たしているか否かということで
 実質的な面も重視して
 厳正に審査されるべきだと考えております。





 指導監査課長、質問の答えとちょっと違いますので...。
 藤野委員。




 厳正に審査をしていただくのは
 ぜひやっていただきたいのです。

 それは支給に必要な条件が満ちているかという点についての
 お話だと思うのですが、

 その点についてではなくてその後の支給を
 本来であれば前期・後期で2回に分けて支払うというものを

 何らかの条件を満たさなければならないという
 プレッシャーをかける意味でも
 1ヶ月ごと支払っていく
というようなことが

 『補助金要項』や措置費の扶助の支払いの中で
 現実的に可能なのかどうかをうかがっております。







 『補助金要項』では
 補助金については前期・後期、というようになっておりますが

 このような事情を踏まえまして
 状況に応じて分割でやることは可能である


 というふうに考えております。




 資料請求をさせていただきたいのですが

 今回の社会福祉クオレに係わる
 補助金や扶助費の支払いに関する『要綱』を

 議員のみなさまに共有していただく為に
 配布をしていただけないかと思います。





 ただいま藤野議員から資料要求がありました。

 委員会として資料要求するか決めたいと思います。

 (→全委員から賛同を受ける)

 それでは、委員会として資料を請求します。




 ありがとうございます。

 ただいま資料要求にも応じていただけましたので

 この後、民生常任委員会のみなさんで
 先程のご答弁も受けて
 話し合いがなされるものと思います。



 この質疑は、フジノの狙いどおりの
 100点満点のできばえでした。

 1.「補助金・措置費の分割交付は可能」という答弁を
   障害福祉課長から引き出したことと。

 2.『補助金要項』を資料請求して、許可されたこと。



 市議会の決定というのは、フジノ1人だけで動いでいるのではなくて
 委員会メンバー全員の『合意』が必要なのですね。

 障がい福祉をライフワークにしているフジノですから
 補助金も措置費も分割が可能なのは
 もともと知っていますし

 わざわざ資料請求しなくても
 『補助金要項』を手元にフジノは持っています。

 (しかも、穴が開くほどに何十回も読んでいます...)

 でも、フジノだけが問題意識を持っているだけでは
 ダメなのです。

 他の委員会メンバーの全員に
 問題意識を同じように共有してもらって
 改善策をみんなで合意してもらわねばいけない。

 その意味で、今回の質疑は
 委員会のみなさんにその真意を理解していただけたと感じています。


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 社会福祉法人クオレには
 補助金が1270万円、扶助費が3396万円、
 合計で4666万円が横須賀市から交付
されています。

 もしもこの支払いがなされなければ
 確実に社会福祉法人クオレはつぶれます。

 クオレだけでなく、ほとんどの障がい福祉にかかわる事業所は
 補助金と措置費の支払いが滞れば、つぶれてしまう。

 本当に弱い財政基盤の上でなんとか成り立っていることを
 痛いほどフジノは理解しています。

 社会福祉法人がつぶれて苦しむのは、
 経営者たちではなく、精神障がいのある当事者の方々です。
 だから、絶対に潰したくない。

 精神障がいのある方々のグループホームや作業所などの場を
 フジノは絶対につぶしたくないのです。

 だからこそ、100%確実に不正を排除して
 これからも絶対に過ちが起こらないように防止策を実現して
 生まれ変わらなければならないのです。

 福祉関係者のみなさまだけでなく
 市民のみなさまも

 この問題に対する議会の動きを
 どうか注目し続けてくださいね。

 これまでの古い時代の福祉が
 これからの新しい時代の福祉へと生まれ変われるかどうか。

 市議会での取り組みは
 今まさにその為の『産みの苦しみ』なのだと
 フジノは考えています。



2011年3月7日(月)のフジノその1
● 自殺対策街頭キャンペーンが再スタートしました

 今日は、汐入駅前にて
 横須賀市の『自殺対策街頭キャンペーン』が行われました。

 3月は、国の定めた『自殺対策強化月間』です。

 でも、横須賀市は3月だからあえて開催しているだけではなくて
 2010年度は1年間を通して、市内全ての駅をまわっています。
 「全ての月が自殺対策強化月間だ」という想いです。

 すさまじい寒さの中ではありましたが
 この2時間は雨もみぞれも止んでくれました。

 吉田市長を先頭とする
 保健所健康づくり課精神保健福祉担当や
 消費生活センターなどの行政機関、

 湘南病院の大滝副院長(精神科医)ら民間の方々、

 精神保健ボランティアの方々や
 大切な方を自殺によってなくされたご遺族の方々、

 みんなが一丸となって、声を出して
 リーフレットの配布を行ないました。

 (画像:自殺対策の大切な戦友である竹内さんとフジノ)



 神奈川県内では、横浜市や川崎市など
 合計6ヶ所で街頭キャンペーンを行なっていますが

 相模原市長を除いて
 県知事や横浜・川崎をはじめとする市長たちは
 全く参加していません。

 神奈川県の自殺対策の取り組みを話し合っている
 『かながわ自殺対策会議』の場でも

 「今後はいかに首長(行政トップ)の参加を得るか」が
 それぞれのまちの課題になっています。

 横須賀市では、前市長の時代から必ず市長が参加しています。

 自殺対策はトップの意識が重要ですから、
 トップみずからが必ず街頭に立つべきなのです。

 吉田市長に交代してからは、全ての街頭キャンペーンの場に
 市長は参加しています。この姿勢が本当に大切です。


 (画像:本日も参加してくれた吉田市長)


 いのちを守る、自殺を無くす。

 それは決して特別なことを何か新しくすることではありません。

 追い込まれた末に自殺をしてしまう、
 あらゆる困難の末にうつ病になってしまう、その前に

 あなたの悩みや抱えている困難を
 ぜひ横須賀市に相談してほしいのです。

 もともとこのまちには様々な問題に対応できる専門家がいて
 あらゆる相談・サポートをさせていただいています。

 みなさまに寄り添いながら支援をさせていただく
 その相談機関・窓口の存在が、ほとんど知られていませんでした。

 改めてその存在を徹底的に市民のみなさまに
 知っていただこうというのが街頭キャンペーンの目的です。

 行政だけでなく、NPOやボランティアなどの市民団体も
 たくさんこのまちには社会資源として存在しています。

 そうした存在を、市民のみなさまに知っていただいて
 どうか使い倒していただきたいのです。

 (画像:街頭キャンペーンに参加してくれたみなさんと)


 今夜の汐入駅までの街頭キャンペーンでも
 フジノは通りがかった70代の男性の市民の方から

 「今すぐ死にたいんだ。どうしたら今すぐ楽に死ねるか教えてほしい」

 と話しかけられて、それから30分間ずっと
 おはなしを聴かせていただきました。

 僕の父親とまさに同じ世代の方です。
 本当に、切なくてたまりません。

 でも、街頭キャンペーンでは
 こうした今この瞬間に苦しみを抱えている方の声も
 聴かせていただくことができるので
 とても重要な場だといつも実感します。

 今年度の街頭キャンペーンは、あとラスト3カ所となりました。
 最後までしっかり走り抜けたいと思います。

 どうかあなたも力を貸して下さいね。



2011年3月5日(土)のフジノその2
● 自殺対策強化月間がスタート/いのち支えるシンポジウム

 今日は午後から東京・半蔵門へ。
 『いのち支える全国キャラバン』シンポジウムに参加してきました。

 東京都足立区の自殺対策の取り組みに
 ずっと前からフジノは関心があって
 注目して情報収集をしているのですが

 今日は足立区長みずからが
 取り組みを紹介するというので、参加してきました。

 『いのち支える全国キャラバン』というプロジェクトが
 これからスタートするそうです。

 説明によると、

  自殺対策関係者の全国的・地域的なつながりを強化するために
  自殺対策をテーマにしたシンポジウムを
  全47都道府県で開催して回る大規模プロジェクト

 ということです。今日のシンポジウムは
 その『キックオフ』イベントにあたります。

 (画像:会場にて)


 プログラムはこちら。

 <あいさつ>
 蓮舫大臣(自殺対策担当大臣)

 <第1部>遺族体験談

 「大切な家族を自殺で亡くして」

 <第2部>先進地報告

 1.「秋田の自殺率はなぜ下がったか」
     佐藤久男(秋田「蜘蛛の糸」理事長)

 2.「進化する自殺対策都市型(足立区) モデル」
     近藤やよい(足立区長)

 <第3部>パネル討論

 「これからの自殺対策の話をしよう」
    宮台真司(社会学者)
    野田正彰(精神科医)
    町永俊雄(NHKキャスター)
    清水康之(ライフリンク代表)

 <第4部>出発式
 いのち支える全国キャラバン 再び全国へ


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 さて、足立区です。

 NPO自殺対策支援センターライフリンクと
 東京都の全面的な支援を受けて

 区長のリーダーシップのもと、
 予算もしっかりと付けて、専門の担当部署も新たに作られました。
 専任1名と非常勤1名をおいているそうです。

 (足立区HPの『こころの健康・自殺対策』コーナーをご覧ください)

 パンフレットなどもカラー刷りで、すごく豪華な感じ。



 『ゲートキーパー手帳』をはじめ、DVDなどもあります。



 鳴り物入りでたくさんのマスメディアの前で
 NPOと区が協定を結んで、

 この数年間かけて『壮大な社会実験』をしている
 という感じをずっと受けています。

 そのイメージは、今日の区長のお話を聴いても
 くつがえることはありませんでした。

 横須賀市の自殺対策のように、フジノが1人きりで提案をして
 予算もほとんどつかない中で
 1つずつ対策を
 少しずつ積み上げてきたのとは全く異なっています。

 (だから、対極にある足立区に関心を持ちました)

 神奈川県で言うと、大和市と同じパターンです。

 大和市の自殺対策
 神奈川県の主導でスタートしました。

 神奈川県が『自殺対策モデル地区』に大和市を指定して
 平成19年度から3年間、県のバックアップで取り組みが成されました。

 『モデル地区』指定が発表された時、
 「何故、横須賀市じゃないんだ!」と愕然としたのを
 今も覚えています。

 神奈川県は、ずっと独自に取り組んできた横須賀市には
 ほとんど支援をしてくれていないのに、
 大和市には
 集中的にサポートをしています。

 「自殺対策には全国のまちが取り組んでほしい」と願うフジノですが
 この2つのまちの対策には、少し違和感を抱いています。

 『官主導』(?)というイメージだからでしょうか...。

 率直なところ、フジノは目指しているものとは
 かなり違うかなという印象を受けました。

 チラシもリーフレットもDVDも
 とてもしっかりとしたつくりでカラフル。

 「たくさん予算がついてるんだろうな」
 「国や都がバックについていると違うな」

 と、フジノは「やっかみ」を感じてしまいました。

 やっかみの理由は、孤立無援の中で
 横須賀市は本当に自殺対策にがんばってきた、という想いからです。

 予算は少なくとも、横須賀市の自殺対策は
 足立区にも大和市にも全く引けをとっていません。

 しかも、国も県も、横須賀市を
 バックアップをしてくれてはいません。

 横須賀の自殺対策の予算がゼロだったところから
 いかにしてゼロ予算でアイディアだけで勝負できるかが
 フジノが8年間いつも考えてきたことでした。

 こうして1人きりで提案をして
 熱意のある職員さんたちの協力を得ながら
 何年もかけて対策を増やしていって
 8年間でようやく予算は900万円まで増えました。

 こういう苦労が多い道のりだったから
 区長のリーダーシップでどんどん進められている対策に対して
 やっかみを感じているのだと想います。

 でも、こういうフジノの感じ方は
 的外れであることは自分でも分かっています。

 繰り返し書いているとおりで、フジノの『やっかみ』です。

 そんな感情的なものを全て排除して
 本当に自殺対策に必要なことは
 「結果を出すこと」だけしかありません。

 フジノ&横須賀方式のやり方と
 ライフリンク=内閣府&東京都&足立区方式のやり方と
 どっちが良いかなんて
 どうでも良いことで

 「成果を挙げられるか」だけに意味があります。

 足立区も横須賀市もともに成果を出して、
 全国のお手本になれたらいいなあと願っています。

 そんなことを改めて感じた
 今日のシンポジウムでした。

 来週からは横須賀市の
 3月の自殺対策街頭キャンペーンがスタートします。

 自分の持ち場で全力を尽くしていきます!



2011年3月5日(土)のフジノその1
● 立候補予定者説明会へ

 今日は、選挙管理委員会が開いた
 立候補予定者むけの『事前説明会』に参加しました。

 実際に立候補するかしないかを問わず

 現時点で立候補について少しでも考えている人は、
 絶対に参加しなければいけません。

 そんな訳で、フジノはとりあえず参加せざるをえませんでした。
 でも、今日も本当に参加したくありませんでした。

 何故なら、予算議会のまっただなかだからです。

 4年前の時も日程がほぼ同じで
 説明会がひらかれたのは
 来年度予算案を審議している予算議会のまっただなか

 選挙なんかやってるヒマはなくて
 予算案の審議に全身全霊をかけている時期なのです。

 ただでさえ、多くの政治家が真剣に審議に向き合わないのに
 目の前の選挙に気を取られてたら
 ダメな予算案でもあっけなく成立してしまいます。

 民間企業の経営と全く同じで
 地方政府にとっても
 予算と決算は最も大切なことです。

 それなのに『事前説明会』に絶対に出なくちゃいけないのは
 すごく時間がもったいないし、イヤでした。

 フジノは昨夜も明け方まで予算資料を読んでいたし、
 ヘトヘトでヘロヘロになりながら、出席をしました。

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 そんなフジノのことを見かねて
 心配した親友が忙しいのに朝早くにわざわざ横浜から来てくれて
 説明会に同席してくれました。

 「フジノはもっと大人の対応をできるようにならなければダメ。
  義務的なスケジュールはちゃちゃっとこなせばいいんだよ」と。

 そんな親友と一緒に土曜日の朝から過ごせて
 説明会はうんざりでしたが、下の写真でフジノは笑顔です。

 数年前にお台場にフジノが出かけて
 等身大のガンダムを観た時の写真をこのHPに載せたのですが

 「フジノが笑顔すぎる」
 「よほどのガンダム好きだな」

 と2ちゃんねるで書かれていたのですが、それは違います。
 ガンダムは別に好きじゃないです。

 その親友と過ごせた時間が本当にうれしくて笑顔だったのです。

 今日もまさにその時の彼が来てくれました。
 そのことがうれしくて、下の写真では笑顔です。

 フジノHPを観ている人の中にはすぐに曲解して
 「余裕かましてる」とかネットに撒き散らす人がいるので
 いつも残念です。

 (画像:会場の入り口)


 さてさて、すごい数の人々が説明会には参加していました。

 70席が用意されていて
 62〜63組が参加していました。

 41議席に対して62〜63候補が出馬するならば
 市民のみなさまに、政策の選択肢がより多くなる訳です。

 選択肢が1つでも多くなることは
 本当に大事ですので、良かったなあとフジノは感じています。

 市民のみなさまには
 多くの政策の中からぜひじっくりと判断をして下さい。

 本当に自分の暮らしを守ってくれる政策は何か。
 自分の想いと合っている政策を訴えているのは誰か。

 そして、誰もが棄権をせずに責任をもって
 自分のかわりに議会で働く人間を選べば

 必ずこのまちはより良い方向へと向かっていきます。



 親友が同席してくれている安心感もあって
 フジノは途中から説明を聴かずに
 ひたすら予算議会の資料を読み込んでいました。

 でも、説明会が終わった後にマクドナルドで親友と話していると
 あらゆる提出書類(ポスター含む)のしめきりが
 なんと3月31日だと判明!

 予算議会が終わるの25日なのに!

 25日に議会が終わってからポスターをつくってたら
 31日しめきりなんて絶対、間に合わない!

 こういう日程、絶対におかしい。

 僕たちは現役の政治家だから
 選挙なんかよりも大切な来年度予算案を今、審議しているのです。

 雑音に入り込まれたくないのに。


 (画像:説明会の席順で「50番」をひきあてて、選挙ならば落選のフジノ)


 これから、しめきりに間に合わせるために
 最低限の書類作成はやらなくちゃいけないというのは理解していますが

 あくまでも現役の政治家であるフジノは
 予算議会を最後まで全てに優先させます。

 2時間ちょっとの説明会でしたが、
 ユーウツな気分だけが残ってしまいました。

 選挙なんかやってるヒマないのに。
 今は予算。

 やるべきことはそれだけ。


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